sideアーシア
私とディオドラさんが付き合い始めて数ヶ月の時間が経ちました。最初こそ私が恥ずかしがってたものの、手を繋ぐことから始めて次に抱きつくこと、そしてキスができるようにまでなりました。
そのくらいの時間が経つと、私もレーティングゲームに参加することが可能になっていました。
そして、ディオドラさんが偶に私に軽いお使いなどを頼むようにもなってきました。私は、ディオドラさんの為ならと一生懸命一生懸命していました。
そして、そんな生活を続けていたある日のこと。私の運命を確定づける決定的なことが起こったのです。
「えーっと、確か次に買うのは……」
『人間界の物が食べたい』とディオドラさんに頼まれて私は久しぶりにお買い物をしていました。何でもいいと言われていたので、私は作り方さえ見れば簡単に出来る様になるパスタを作ることにしたのです。
日本語は、ディオドラさんの屋敷に住んでいる間にいくらか習って、漢字もある程度は読めるようになっていました。
「ふぅ……それではそろそろ帰りましょう……ディオドラさんが待っていますから!」
やる気を出して、ディオドラさんに美味しい料理を振舞おうと私は意気揚々と歩いていきました。
すると、目の前に3人ほどの人影が私の前に立ちはだかりました。
「見つけたぞ!魔女アーシア・アルジェント!!」
「っ!!」
その3人は、教会が使わせたエクソシストだったらしく、私はそれに気づくと思いっきり走って逃げました。
本来なら私の体力はかなり低く、走ったりすればすぐに息が切れてしまいます。しかし、悪魔となった私は悪魔の中で低いと言っても一般人と比べればかなり高い身体能力を持っていました。
「くっ……いつの間にここまで体を鍛えていたんだ!?アーシア・アルジェントはエクソシストとしての体づくりをしていないと聞いていたぞ!?」
「回復の能力以外にも何かあるのかもしれない!気をつけろ!!」
しかし、エクソシストとして体を鍛えている人達は悪魔や堕天使と渡り歩くために人間の中でも超人じみた能力を持っています。私ではすぐに追いつかれているのはわかっていました。
「追い詰めたぞ……魔女め!」
よく見てみればエクソシストの方は1人が青髪で緑色のメッシュが入った方、そしてもう1人はオレンジ色のような髪色の女性でした。
最後の1人はどうやら男の方らしくかなりガタイがいいのが印象に残ってました。
「最早迷う必要は無い……今ここで!」
「人の女性に手を出そうとは……随分と思い切ったことをしてくれますね、エクソシストと言うのは。」
「誰だ!!」
追い詰められた先、魔法陣を展開して私の目の前に現れたのはディオドラさんでした。私は彼が助けに来てくれたことが嬉しくて、つい抱きついてしまいました。
「……アーシアさん。僕はアーシアさんの為に……この方達を無傷で返すことにするよ。僕の力……見ててくれ! 」
side?
「ぐ、ぐぁ………」
「くっ……悪魔が……」
アーシアを襲おうとしたエクソシスト達は地面に倒れてた。ディオドラはエクソシスト達と戦ったあと、こう言った。『彼女のために戦うのなら、この拳や振るう力は彼女その物だ。ならば僕はこの拳を汚すわけにはいかない』と。
その言葉にアーシアは感激しそうな涙を浮かべていた。
「アーシアさん、その魔法陣で先に帰っててください。私はこの方達とお話しますから……」
「はい!」
アーシアは元気よく返事して魔法陣の中に入っていく。魔法陣が消えるのを確認すると、ディオドラは立ち上がって魔力で出来たナイフでエクソシストの一人の男の首を突然はねた。
「まったく……女で固めろと言っておいたのにこれか。
まぁ残り2人がその分いい体つきしてるからこれでチャラにしておいてやろう……」
「な、何を━━━」
ディオドラは青髪の少女、ゼノヴィアを眠らせると次にオレンジの髪の少女、紫藤イリナを眠らせた。
ディオドラは基本的に大人しい教会関係者しか狙わない。だが、それが今の今までディオドラ一人で出来た訳では無いのだ。
教会の上層部、そこに彼の協力者がいたのだ。そして、今回は大人しい少女だけでなく、強気な少女を食らおうとこの二人が寄越されてきた。
アーシアを完全に堕とすまで、しかしその間が我慢出来なかった彼は2人のエクソシストの少女で気を紛らわせることにしたのだった。
sideアーシア
「っ!?」
私がエクソシストに襲われてから数週間後、私はディオドラさんに久し振りに呼ばれました。
久し振り、と言うのは私がエクソシストに襲われてからずっとディオドラさんは仕事が忙しくなっていたらしく、姿を見ることはあっても話したり話しかけられたりということがありませんでした。
そして、私が呼ばれてその廊下の道中に私を襲った張本人であるエクソシストの2人の女の人がいました。
最初こそ私は驚きましたが、恐る恐る近寄っても私に気づくことなくそのまま素通りすることができました。
何故か二人共顔を赤らめて肩で息をしていたのが不思議でしたが。
「……ディ、ディオドラさん!」
私はあの2人が通ったのが私だと気づかれる前にディオドラさんの部屋に入ることに成功しました。
部屋の中ではディオドラさんはニッコリと前のように微笑みながら私を迎えてくれました。
「急にごめんね?アーシアさん。でも何だか久し振りにアーシアさんと喋りたくなったんだ。」
「それで、あの……ディオドラさん……あのお2人は……」
私が質問するとディオドラさんは『あぁ』と思い出したかのように語ってくれました。
あの2人は、私をディオドラさんが来たことで取り逃がしたせいで教会から追い出されたそうです。顔が赤かったのをなんとなく聞いてみると、この屋敷に迎え入れたのはついさっきで、それまでずっと泣いていたと答えてくれました。
なるほど、確かに先程までずっと泣いていたのなら息も荒いだろうし顔も赤くなっていると私は納得しました。
「そんな事より……アーシアさん……!」
ディオドラさんは私をぎゅっと抱きしめてくれました。あまりにも突然の事だったので私も驚いてしまいましたが、私も彼に合わせるように彼の背中に私の手を回して抱きつきました。
「ディオドラ、さん…!」
引かれ合う私たちの唇。あぁ遂にキスしてしまうんだと思いながら……私とディオドラさんの唇は重なりました。
そして、暫くするとディオドラさんはゆっくりと私の口の中に舌を入れてきました。
私はそれを拒まず、そのままディオドラさんにされるがままにされていきます。
「ぷはっ……」
「あっ……」
ゆっくりと私はベッドに押し倒されました。そして、ゆっくりと服のボタンを一つずつ外されていって私の肌が見え始めました。
ブラジャーのホックも外され、お腹も胸も全て丸裸にされてしまいました。
「ふふ……綺麗だよ、アーシアさん……」
そう言って彼の手は私を優しく撫でるかのように色々な場所を触っていきます。私はもどかしい様な、それでいて心地よい感覚に支配されてました。
お腹を擦り、横腹を撫で、乳房を撫でるようにして乳首を弾く。そんなまるで女性をもどかしい思いをさせるかのような手付きでした。
何故こんなにも上手いのか、もどかしい思いをさせてくるのか。色々聞きたいことがスグに思いついたはずなのに、熱と背筋に走る電流のような感覚に私の頭は蕩けていってました。
「もう顔そんなに気持ちよさそうにしちゃって……もっと、激しくした方がいいかな?」
そう言いながらディオドラさんは下着の上から私の秘裂を軽く撫でるように触りました。既に上半身を弄られていた私にとっては、例え下着の上からでも刺激的に感じているらしく、体が勝手に反応していました。
「ディオドラさんが、したいのなら……わらひはぁ……」
それで彼のスイッチが入ったのか、下着の上ではなく、下に手を入れて一気に脱がせに来ました。
少しだけひんやりとした空気を味わって、私の体が反応してしまいましたが間髪入れずにディオドラさんは私のを吸い始めました。わざとらしく音を立てながら。
「んんん!ぁ、はひぃ……!」
そして、しばらくすすった後にそのままもう1度私にキスをしました。そして、口の中に何かを流し込まれます。恐らくすすった時に口に入った私の愛液なんでしょう。
私はそれを拒否せずにゆっくりと飲み込んでいきます。恐らく彼の唾液も流されていたんでしょうが、もはや気にすることもなく私は飲み込んでいきました。
「これだけ濡れていたら……入るかな。」
そう言って、ディオドラさんはズボンのファスナーを下ろして中にある性器を取り出しました。知識だけでなら知っていましたが、現物を見るのは初めてなので私はつい恥ずかしさで目を手で覆ってしまいました。
「大丈夫……最初は痛いかもしれないけど……!」
そう言って私の秘裂に、膣にディオドラさんのが入っていく感覚。初めてのその感覚に、私は痛みを覚悟して目を思いっきり瞑って歯を食いしばっていました。
しかし、予想に反して来るのは痛みではなく性の気持ちよさでした。最初、私の処女膜を破られる痛みで気持ちよさなど絶対にないと思っていましたが、そんな予想は覆されてそれ以上に性の気持ちよさが私の身体中を巡っていました。
「アーシアさん……気持ちいいんだね……それじゃあ、犯してあげる……!」
何かを喋りながらディオドラさんは動き始めました。しかし、動いた瞬間に来る快楽の電流により耳に届いていませんでした。
動くディオドラさん、それに合わせてつい喘いでしまう私。破瓜の痛みを予想していて、痛みの方を耐えるために我慢しようとしていたところを全く別の方面から快楽が来たので余計に快楽に流されていました。
「ん、ぁ、ん、んん……!」
「突き始めてこんなに蕩けた顔をするなんて……初めてだと思ってたけど意外と経験者なのかな?それとも……単純にアーシアさんが淫乱なだけかな?」
耳元で囁かれた言葉に対して、私の意志とは全く関係なく体が反応してしまいました。『私が淫乱』という言葉に、何故かとてもドキドキしてしまい、今中に入っているディオドラさんのものをより締め付けていました。
「ふふ……淫乱って言われて感じるなんて……アーシアさんはマゾスティックな性癖を持ってるようだ……聖職者が全員そうなのか、それとも……アーシアさんだけが特別溜め込んでてて、そういう性癖に知らず知らずの内に目覚めちゃったとか……?」
囁かれる続ける甘言。彼の声、言葉、それら一つ一つが全て私の理性を甘く溶かしていく熱のような感覚でした。
全てを彼に任していきたくなるような感覚、最早、彼の暖かさがないと駄目になるような感覚。
そうやって熱に浸っていると、彼の腰の動かす速度が段々と早くなってきました。
「アーシアさん……外と、中……どっちに出して欲しい……?」
「中、中ぁ……」
強調された『中』という単語を私は朧気に呟き続けました。それが何を意味するのかは分かっていませんでしたが、それが彼の喜ぶことならば……と思い、答えていました。
「出すよ……!」
そして、既に快楽の熱さにやられていた私は、子宮に出される精子に精神を快楽の熱に焦がされていくような感覚を覚えながらその日はそのまま熱を覚ます為なのか、意識が勝手にブラックアウトしました。
side?
「ふ、ふふふ……やった、遂にやったぞ………」
ディオドラ・アスタロトは魔力によって眠らせたアーシア・アルジェントを見ながら静かに笑っていた。
念願の彼女との交わりを果たすことが出来たディオドラ。しかし、それだけでは彼は全く足りていなかった。これから彼女に行うことは今まで手にしてきた女達とまったく同じ。
出来うる限りの全ての手を尽くしてアーシアをディオドラ・アスタロトという男に心から依存させることだ。
何をされても、ディオドラなら許せるような女に仕立て上げる。既に体の関係は持ったので、残りは体中を何らかの理由でディオドラの色に染め上げていく。
「どうしてやろうか……エクソシストに襲わせる手はだめだな。既に彼女には外を出歩かないように伝えてしまっている。
ならばゲームに出すのもいいだろう……回復という彼女の特技だけをそのゲームで一切使わせることのない事態にすればいい……後は主とやらの信仰を断ち切らないといけないな……そんなもの、既に死んでいるからどうとでも言える。
神は助けないが、彼女を助けるのは僕だけと思わせておけばいい……後は彼女が勝手に堕ちていくだけだ。」
ディオドラは一人笑う。順調に進む計画で笑いがこみ上げてきてしまう。イリナとゼノヴィアの様に魔力による精神支配なんて絶対にせずに、彼自身の手で進めてきたこの計画が成功していく事に耐えられずに。
次話は陥落編です。