※この作品はR-18です。

チートコマンドを使う少年の物語   作:長之助

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エリア2,3の話です。長いですねほんと。


長すぎるのは良くない。

人は同じ習慣をしばらく繰り返しているとそれに慣れてくるものである。しかし、それには毎日の少しだけの変化が必要なのだ。例えば見ているテレビの内容や、道路を走っている車の種類などがその類である。

だがしかし、完全に同じことを繰り返していたらどうなるのか?基本的に人間はその状態を耐えることは出来ない。真っ白な部屋にベッドだけ置いてあって『好きなだけ寝ろ』と言われたところで数日持つか持たないかの生活になるだろう。

しかし、それは快楽だけは例外である。そもそも何時間も絶頂させ続けられると精神が壊れるからだ。

故に、俺は快楽による精神の破壊が起こらずなおかつ少しの変化だけをつけたこのエロトラップタワーを推奨する。結構楽しいと思うぞ、見ている分にはな。

でだ、今ベンニーアはレベル2……つまりは6~10階の所にいる。なんとかかんとかあのスライムから逃げ出してギリギリ休憩所に入り込んでぐっすり寝ていた。

そして先ほど扉を潜って六階に入ったのだった。

 

「さっきはスライム…モンスターでしたが、一応トラップタワーって事を考慮すると……絶対他の何かもあると見ていやすが……」

 

そう言いながら進んでいくベンニーア。右手を壁につけて壁に沿って歩いてるわけか。所謂右手戦法だな。時間こそかかるが、普通の迷路なら確実にゴールにたどり着けてしまう迷路の常套手段だ。

しかしここはトラップタワーだ。あんまり壁とか注意してないと━━━

 

「わっ……?!」

 

凹んじまうぜ!タイル仕様じゃない上にスイッチと床と壁の色を同じに!そして隙間が見えないように上から被せている鬼畜仕様だ!ベンニーアはそれに見事引っかかった!エリア2!ここのトラップは!

 

「い゙っ……!?さ、三角木馬……!?」

 

そう、三角木馬である。しかも御丁寧に瞬間的に体を拘束して腕を縄で上に持ち上げられて縛られているような感じ。このトラップは10分ほど時間を取られる代わりにスライムよりかは数を少なくしてある。

そして、もう一つ言わせてもらえば三角木馬だけではない!

 

「……えっと、何やらあっしの目の前に謎のアームと鞭やら蝋燭やら……なぜか色々見える気がしやすぜ。」

 

そう、エリア2には三角木馬に引っかかるとムチと蝋燭が取り出されるのだ。

予想しているやつも多いだろうが、エリア2はSMプレイが主なプレイ内容となっている。と言っても三角木馬に鞭打ち蝋燭な訳だが。

 

「ちょ、ま……服掴むのは…!」

 

とりあえず最初に邪魔な衣類を感知してアームが全て剥ぎ取る。勿論縄を付けた後に脱がすので破くのが前提になっているが問題は無いだろう。

 

「ひゃ……!?」

 

服を大雑把に剥いだ後に、とりあえず縄の下になってる布を取り除いて再度縄をきつく締め直す。そして、三角木馬の上で上半身を倒して三角木馬にもたれ掛かるような体制にさせる。

ここまで来たら後は本番だ。

 

「ひぎぃ!?む、鞭は本当に……!あづっ……!」

 

蝋を垂らされ、垂らされたところに容赦なく当ててくる鞭打ち。そして更に三角木馬に固定されているせいで更なる痛みも追加させていく。だが、ちゃんとSM用のものを使っているし、そもそもSMプレイの全てを叩き込んだようなアームだ。どれだけ元がSであってもドMに開花させてしまうくらい酷い出来になっている。

 

「いだっ……こ、ここまでハードだとは……!んぎぃ!」

 

的確にパシンパシン叩かれていくベンニーア。彼女が解放されたのは制限時間を過ぎての事だった。

とまぁ、一旦こんな目にあって怯えからの警戒が強くなったせいでここから回避率が上がり始めた。とは言っても作動させてしまったら回避不可能なトラップだから単純に引っかかることがなくなったわけだが。

そしてなんやかんやで10階に到達していた。

 

「はぁはぁ……もう、身体中が痣だらけで……訳わかんなくなってきやした……そんでもって今度は……ロボット、ですかい……」

 

そして第2のフロアボスはドM調教用ロボット!通称サドランダ君だ!今までのロボットとは違い的確に性感帯を狙ってそこを開発していき、わずか一時間でマゾ奴隷を完成させてしまう究極至高のロボットだ!

なお体には蝋燭と鞭以外の調教用道具が仕舞ってあって、別名108道具のサドンデスって呼ばれてる設定だよ。因みにこいつを回避するためには体育座りか何か、とりあえず体を畳んで移動するのが正解だ。人の形を認識すれば即調教しにいくからな。

 

「こっそーりこっそーり………はぎゅっ!?」

 

抜き足差し足で移動しても無駄、と言いたいのだが画面の向こうなので声は届かずベンニーアは捕獲されてしまった。こいつに捕まったら最後調教が完成するまで止まらなくなる。要するに一時間は拘束されるわけだ。

だが、調教用が完成してもベンニーアに上る意志があればいいんだ。単にドMになるだけで。とりあえず調教が始まるからじっとしておこう━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁはぁ………風呂に入って休んだのに蝋燭がまだこびりついていやすし……鞭とか縄の後もあるし……股はズキズキするしで………けど……何故か思い出すと興奮してきやすね……」

 

上る意志そのものは無くなってはいないものの、完璧なドMにされてしまったベンニーア。本人が気づくのは一体どのタイミングなのかは分からないが、楽しみではある。

 

「さて……大体の要領は掴めやした。次はさしずめエリア3と言ったところでしょうかね。ボスキャラは一体どうなるのやら……」

 

どうやら大体どんな感じなのかは理解した様子だ。まぁ合計12種類のボスキャラがいる訳で残り9種類。頑張ってくれたまえベンニーア。

 

「さて……というわけで次のフロアに入ったわけで……モンスター系か、ガチのトラップ系かで不安になりやすね……まだ3層しかクリア出来てないわけで……何が来るやら……」

 

とりあえず進み始めるベンニーア。制限時間は一応あるからな、時間はまぁまぁあるが一応ちゃきちゃき進んでくれ。

とまぁ、しばらく進み始めたところで翼の羽ばたく音が聞こえてくる。咄嗟に姿を隠すベンニーア。そして、羽ばたいている者はそのままベンニーアの隠れているところを通り過ぎるのだった。

 

「あれは……女悪魔……転生か純粋かはともかく、今回のトラップはさしずめ『レズトラップ』なのが理解できやしたぜ。」

 

正解だ、ベンニーア。ここのトラップは女悪魔に襲われるレズトラップだ。掴まれたら感度を上げられて一方的に犯される快感を味わえるからな。これはドMになりますわ。

 

「とりあえずバレないように進むとしやすか……あっしにはあっちの気はないんでね。」

 

そう言って静かに、かつ恐ろしく警戒しながら進み続けるベンニーア。まぁここまでフロア数踏んでおいて間抜けに引っかかったりしたらそれこそ笑い者確定だがな。

だがそんな俺の期待に沿うことなくベンニーアは着実に進んで言ってそしてボスキャラが居るところまでたどり着いていた。

 

「……何で、リアス・グレモリーがいるんですかい……どう考えても今のこのタイミング、あのいかにも男を惑わしそうな服、いつも隠しているはずなのに今日はバッサリ広げてる翼……ボスキャラとしか思えやせんぜ…」

 

そう、今回のボスキャラはリアスである。だって女悪魔だしね。因みにリアスもルールに従っている、というかコントローラーで『見た目で男か女か認識出来なくなる』ってコマンドを打ち込んであるのだ。

そんな今回の気づかれないポイントは、最初に話し掛けられるのでその質問で男か女かはっきりさせてから襲うというものだった。つまり、質問をクリアすればレズレズ出来ないのだ。だがそんな簡単には行かせない。質問でやられるといいさ!

 

「あら、よくここまでたどり着けたわね。早速だけれどいくつか質問してあげるわ。ちゃんと答えてね。」

 

「……質問攻め、ですかい……」

 

「貴方はここまで来たわけだけれど……エリア2の調教を経て、その感想を聞かせて欲しいわ。ちゃんと感じたこと、全部言ってほしいわ。」

 

「……蝋燭の蝋は中々落ちないし、ムチと縄の跡はきっちり残ってるし、股はがっつり刺さってて痛かったしで最悪なもんでしたぜ………ただ変に胸がドキドキしてることくらいですぜ。感じたことはそれくらいですぜ。」

 

ベンニーアの答えを聞いて黙り込むリアス。そして、一つの答えを出したのかベンニーアの肩に掴みかかる。

 

「貴方、女みたいだから………頂いてあげるわ。」

 

因みに、今回のレズトラップ……もとい、淫魔トラップはボスキャラだと2時間、雑魚だと30分時間を奪われる仕様になっている。

 

「んなぁ!?ちょっと待ってくだせえ!あっしにはそっちの気は全くんむっ!?」

 

有無を言わさずベンニーアの唇を奪うリアス。最初は唇をつけて離してを繰り返しつつ、体を絡めていきながらゆっくりと押し倒していく。そしてしばらくキスをしたところで体を離し、剥かれて全裸になっているベンニーアの体に指を這わせる。胸から横腹へ、そのまま太ももを軽く撫でてから秘裂を触る。

 

「ひぅ……!」

 

「あら可愛い声……もっと鳴かせたくなってきちゃいそうよ……!」

 

「ひぁ!ひぅ!んぁ……!」

 

秘裂の中へと指を伸ばしクチュクチュと音を鳴らしていくリアス。対するベンニーアはリアスの攻めに腰を跳ねさせていた。

 

「ふふ……同じ女同士なんだから気持ちいいところなんてすぐに分かるわよ?隠してもバレバレなんだから━━━」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁー………はぁー……!」

 

あれから一時間近く股を擦り合わせ続けているリアスとベンニーア。最早ベンニーアは何が何だかわかってないだろう。

 

「ふふ、さっきまであんなに抵抗していたのにもうこんなに蕩けちゃって……そんなに気持ちいいのかしら?」

 

既にお互い何度も達しているはずなのにそんなことは無いと言わんばかりにひたすらに腰を動かして行くリアス。ベンニーアはただただ受けに回ってるだけだが。

 

「また、そろそろ……!」

 

「んぁ………ぁ……んひぃ……」

 

ヤられ過ぎてもう喘ぎ声なんてもんじゃないものが出てきてるな。まぁスライムに堕とされ、ドMに調教され、今度は女に襲われる。三連続でここまで続くともう自分でも諦めたくなるんだろうな。

 

「イ……ク……!」

 

そして二人はまとめて絶頂に達する。その絶頂で体力のそこが尽きたのかベンニーアは気絶してしまった。おいおい、気絶してしまうなんて情けないな。まぁ精神的に疲れたんだろうししょうがないか。

 

「はぁはぁ……もう、まったくしょうがないんだから。」

 

少し苦笑した後にリアスがベンニーアを担いで部屋の扉を開けて中へとスローイングする。設定上ボスキャラと雑魚は扉を開けるまでしかできないからな。まぁここは見逃してやろう。ここで24時間経ってゲームオーバーなんてつまらんからな。しばらく休ませてやることにしてやろう。

 

「う………ベッド……」

 

そう言いながらベンニーアは休憩室のベッドに横になって眠りにつき始める。まぁベンニーアはもうしばらく放置でいいだろう。とりあえず他のエリアの様子も見ておこう。三つ攻略されたから残りは九つだな。

こうやって偶には様子みておかないとモンスターとかもいるから暴走したり他のやつ食い始めたりするしな。

 

「……特に問題なしっと……」

 

こうやって調べている間に俺の後ろに現れる魔法陣。リアスか、何でこいつ勝手にこっちにまで来てんだか。

 

「そう言えばリアス、お前あの質問でなんであいつが女だってわかった?俺にはあの質問で女だと認識するような答えが分からないんだが?」

 

「簡単な話よ、あの子は三角木馬に対して『股がガッツリ刺さってる』って言ってたもの。男性なら玉への痛みを思い出してつい股を庇っちゃいそうだもの。」

 

なるほど、納得できる理由はあったわけだ。なら問題ないな。と画面に向き直って点検をしていると不意にリアスが声をかけてくる。

 

「ねぇ、いくら何でも12は多すぎないかしら?すごく時間がかかるわよこんなの。」

 

「しょうがないだろ、作りたいのいっぱいあったんだからよ。後九つだが……まぁ何とかなるだろ。」

 

俺がそう言うとリアスはため息をついて持ち場に戻った。何だったんだほんと……さて次はエリア4か……ここもなかなかいい出来になったからな……ちゃんと引っかかってくれよ?ベンニーア。お前じゃなくて俺が楽しむためのタワーなんだからよ。




服の換えとかはないんで途中から全部真っ裸ですよベンニーアは。
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