夏、ぶっちゃけ家で冷房つけながらゴロゴロしてたい季節、そして昼飯作るのが面倒になって西瓜と素麺のオンパレードになる季節でもあり、服の日焼け跡が非常にわかりやすくなる季節である。
大体こういう季節の楽しみは海やら山やら色々あるが、俺はその二つはどれもあまり好きじゃない。海は行ってもアトラクション何もねぇからプールの方がマシだし、山は山で虫が湧くから非常に過ごしづらい季節である。
プール行ってスイカ食って家出アイス食ってゴロゴロするのが最適解なこの季節、うちの学園の大学部はそのどれも許してもらえないのだ。
「おー、ようきたねー」
「お邪魔しまーす!」
正確には、三日程旅行に出かけないといけないのだ。個人レベル(基本的には部活動単位で行うものだが)で農業体験をしなくてはならなくなった。なんでも、農業者の跡取りとか湧きづらいから都市部に住んでいるやつをこっちにもってこい的なあれ。
んでもって農業に興味を持ってもらおうという算段なのだ。因みにこれが終わればレポート提出をしなければならない。
そして俺は大学部であるリアス・グレモリー、姫島 朱乃、ソーナ・シトリー、神羅椿姫の四人について行っていた。何故かって?野菜食いたかったからに決まってんだろ。採れたて野菜でカレー作りたくなったんだよ察しろ。
「……にしてもわざわざついてこなくても良かったのに。」
「うるせぇ、野菜カレーの作りたさ舐めるな。」
招かれた家は爺さん一人で住んでいる家だった。というか、わざわざ学園どころか家から離れて九州の田舎までくる必要なかったんじゃないか?俺は時折魔方陣で帰らせてもらうからいいが、こいつらはここに泊まり確定なのにな。
「そっちの可愛いおなごさんらは向こうの離れを使ってほしいでな。
そっちの男の子はどうするんべ?」
「あーいや、俺は付き添いっす。それに部屋使わせるのも悪いんでホテル(並にでかい自宅)を使うんで。」
「ほー、んじゃあな。また明日頼むけぇのぉ。」
随分人当たりのいいじいさんだこと……ま、その方がやりやすくていいけどな。さて、帰ってアイス食うとしますか。
sideリアス
「収穫するのにちょっとコツいるでーよー」
「分かりました、やってみますわ。」
野菜の収穫をしたり、畑を耕したり……やることは色々あるけれどレポート云々の前に私は普通に楽しんでいた。勿論、真剣にやってこその楽しみなのでちゃんと収穫していっている。
「これはどう収穫するんですのー?」
「おー、今説明するべー」
朱乃も朱乃で楽しんでるみたいね。ソーナ達はまた別の畑に行っているみたいだけれど、そこは耕すだけらしいからすぐに終わると聞いてるわね。
『リアス、聞こえていますかリアス。』
と、野菜を収穫していると私の耳元にソーナの声が聞こえてくる。恐らくは魔法陣による簡易通信だろう。
「どうしたのよソーナ。あなたがこうやって連絡するのは珍しいじゃない。何か問題でもあった?」
『問題……というか、ふと疑問に思ったことです。
歩いていると子供や若い女性は随分と見かけるのに、何故か男性はみんな老人しか見当たらないのが少し疑問で……学園側から提示された場所だから何も無いとは思いますが……』
「考えすぎよ、単純にみんな出払ってるんでしょう?それに老婆が見当たらないのも家にいるからかもしれないじゃない。ここかなり広いのに家の数が極端に少ないからそう感じるだけなのよ、きっと。」
『そうだといいんですけどね……一旦切りますね。』
そう言ってソーナの声は聞こえなくなった。恐らく仕事に戻ったのだろう。私も、ソーナの言ったことが気にならなかった訳では無い。けれど、別段おかしいとも思わなかったわけで……だから私はこうやって平然としてられるのだ。
「おーい、どんだけ引き抜けたかー?」
「かなりの数抜きましたが……足りますか?」
「オー、バッチリもバッチリだ。んじゃま、これ使って昼飯にでもすっべ。自分で取った野菜使って作ったうめぇ飯食うのは格別だからな。」
そう言って抜いた野菜の数々を使った料理が作られるのを待つ私と朱乃。何故かは知らないが一人で作るから代わりに外の様子を見ていてほしいと頼まれたのだ。まるで作るところを見られたくないようにも見えたが……恐らく気のせいだろう。
しばらくすると、料理が運ばれてきた。なんとわざわざ私達の為にカレーを作ってくれていたようだった。
「おー、じゃんじゃん食えよー」
「じゃあ━━━」
「「頂きます。」」
そう言って私達はカレーを食べ始める。少し辛めのカレーだったが、野菜も多かったからか、どこかふんわりと甘い匂いを感じていた。
そして、その一瞬の違和感に気づかなかった時点で手遅れだったのだ。私と朱乃は、突然極端な眠気に襲われてそのまま倒れるように眠り始めてしまった。
私が最後に見た光景は、私たちを泊めてくれたお爺さんの顔が酷い笑みで歪んでいた表情だった。
「う、うぅ……?」
ぼやけた思考で目覚める私。ここはどこなのかと辺りを見渡していてそこがどこなのかすぐに気づいた。
私達を泊めてくれたお爺さんの家の奥の大きな部屋だった。荷物も何も置いてなかったので何の意味があるのかずっと考えていたが、どうやら拉致した人をここに監禁する部屋らしい。杭と手枷足枷で私の手足が拘束されているのを見るに、そういう事なのだろう。
「おー、目ぇ覚めたか。」
「……何のつもりですか?こんな事をして……ただで済むと思ってるんですか?」
「ただで済むからしてんだぁよ。なんで女子大生を男の家に泊まらせてるか気づかなかった時点であんさんもこの村の一員になるのが決められてぇだ。」
ここまで話していて、私はふと気づいた。朱乃が居ないことに。何とか首は回るので急いであたりを再確認するが、やはりいない。朱乃もあの時私と同じカレーを食べて同じように眠ったはずなのである。そこまで私はちゃんと確認したことを覚えている。
「んぁー?あの黒髪の娘っ子探してんのかえ?」
「朱乃はどこ!?場合によってはタダでは……!」
「まぁまぁ落ち着け。あの娘っ子ならちいと漬けてるところでな。」
「……つ、漬けてる?」
『一体何に』と聞けばわかることなのに私は聞くことが出来なかった。私の体は剥かれている、そして漬ける……答えは出ているからなのか、聞くのも億劫になりそうだった。
「まぁもうすぐ出来上がるじゃろうてな……そしたらおまんさんらをわしの嫁にしてやるっちゅー事や。
あんさんも漬けられるんやで、出来上がったらもうヤることしか考えられんようなる。」
そう言いながらお爺さんはビニール手袋のようなものを嵌めてから、その手袋の手のひら部分にまんべんなく何かを塗りたくっていく。そして、ある程度広がったそれを私の体に満遍なく塗り広げていく。
「ひ、ぁ……な、こ、これは……!?」
「所謂ハッカとトロロを混ぜたもんじゃ。スースーする上に塗られたところはとんでもなく痒なってしまう恐ろしい代物でな。手に塗るだけでもやべぇ事なっちまうんじゃよ。
これをまず身体中に揉みほぐすように塗りつけていくんじゃ、乳首とか性器を重点的にのう……どうじゃ、揉みこまれれば揉みこまれるほど気持ちよくなってくるやろう。」
確かに、トロロのせいで痒くなったところがすぐさま解消されるせいで気持ちよくなってくるのは真実である。しかも、ハッカのせいで更に痒いところが敏感になってしまって私の体は痒みとかで悶えていた。
「おーおー、いい塩梅になってきおった。」
「くひっ……はへぇ……も、もう触るのは……はひゅっ!」
乳首やおま〇こやクリなどを重点的に塗りこまれていく。塗られるたびに痒みが取れる快楽が全身にいくため、一体なにが性快楽なのかが分からなくなるくらいには私の頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。
「んー、こんなもんじゃなぁ……よし、そろそろこっちの黒髪の嬢ちゃん出してやっか。」
そう言って、お爺さんは大きな漬物壺の蓋を開ける。するとそこには見知った黒色の髪が見えた。なんと、お爺さんは朱乃を何かの汁で漬けていたのだ。それが何なのか、私はすぐにわかった。甘い香りのお香のような匂い……恐らく、媚薬である。
「んじゃあ次はおまんさんだ。」
お爺さんは朱乃を引っ張り出して床に寝かせたあと、ハッカとトロロの感覚でほとんど動けなくなっている私を、今度は同じ大きさの壺に押し込んだ。
「お、お願い……今ならまだ引き返せる……ひゃっ!?」
「よーつかれよー……」
なんと、私のいる壺に朱乃が漬かっていた壺と同じものが私のにも流されてきたのだ。しかも私は身動きの取れない状態なので漬かっていくしかなかった。
それと、何故か匂いを嗅げば嗅ぐほどに頭が麻痺してくるかのような眠気が襲いかかってくる。
「ぅ……あ、朱乃……」
恐らく、睡眠薬……クロロホルム辺りが混ぜられていたのだろうが、私はそのことには気づかずに眠り始めるのだった。
「━━━ほーれおきろー!」
「っがぼっ!?げほ、げほっ!!」
唐突に私は何かの液体をかけられた。水にしてはやけに粘着質のある感じだったので水ではないと判断はできた。
だが、その判断もすぐさま襲ってくる感覚に塗りつぶされてしまった。
「から、だが……!?」
「コロッケ作るみたいなもんじゃ。卵塗って小麦粉つけてパン粉をつける……そんな感じの過程を今踏んでいるんじゃよ。
トロロとハッカ混ぜ合わせたもんを体に塗る、その後は媚薬に漬ける、最後には止めの微量の辛子が入った液体を全体にかけるようにぶちまける。
そっだら辛子の成分で体がピリピリするけんど、そのピリピリでトロロの痒みが解消されていぐから勝手に気持ちよくなっていくんじゃ。」
「ひ、ぁ……」
弱いローターが全身を愛撫しているかのような感覚、そんな感覚が一番近いと思えてくる。確実に気持ちがいいのに焦らされているようなそんな感覚。
「そんまましばらく置かせてもらうぞぉ……お前もあの嬢ちゃんみたいに儂の嫁にしてやっからなぁ。」
「ま、まさか朱乃……が……?!」
そう言えば、と思い出した。朱乃はどこに行ったのかと。私達二人を並べるでなく、一人一人をこんな目に遭わせているのだ。わざわざ朱乃を放置するはずがない。
私はそう思いながら必死に辺りを見回す。と、ここでとあることに気づいた。先程からお爺さんは何かに座っていたのだ。あまりの事に気にしていなかったが、その『何か』には
「ふー……!ふー……!」
「ほれもっとしゃんとせんかい!」
「んぶぅ!!」
何か、というのは朱乃だった。しかしその口には猿轡が仕込まれており喋れずにくぐもった声を上げることしか出来なくなっていた。
しかもよく見れば、朱乃のま○こにはきゅうりが突き刺さっていて朱乃はそれで悶えているようだった。
「ふぅむ……この嬢ちゃん堕ちる時はコロッと堕ちたからのう……徹底的に堕とすために色々準備しとったのに拍子抜けでな。お前さんは簡単に堕ちないように気をつけてくれや?」
「こんな、こんな事で……堕ちる訳には……!」
強気を保っていれてても私の体はかなり限界に近くなっていた。全然絶頂出来ないのに、確実に快楽が蓄積していくような感覚。そんな感覚がずっと続きすぎてもう既にかなり頭がフワフワしていた。
「簡単に堕ちちまうような女は嫁にはなれんからなぁ……この嬢ちゃんの事をさっきは嫁って言ったが、場合によっちゃ性処理の道具にまで堕ちるのが関の山じゃて。」
「くっ……下衆め……!」
「田舎と農業の存続の為でな。必要な犠牲というものがこの世界には存在しておるのじゃよ。
この村の伝統行事じゃ……女が男と一緒に来なかったら嫁にしろ……というな。」
「そんなの、許されてなるもの、ですか……!」
「決めるのは儂らでもあんさんらでもない、儂達は伝統行事に則って……アンさんらをわしのものにする、問題ない問題ない……」
そう言いながら近づくお爺さん……老人の股間には、おおよそ老人のものとは思えない肉棒がそそり立っていたのだった。
それは私の陵辱はまだまだこれからだという証拠なのであった。