今話は準備の話ということで少し短めで
「という訳でミスコンやるぞミスコン。因みに先行予選は始まってて見事にオカ研と生徒会ばっかり集まるという事態になってしまっている。だけどあんまり気にするな、案外いつも通りだから。」
「……えっと、どういうことでしょうか。」
この場に集められたメンバーは以下の通りである。
オカ研から、アーシア・アルジェント、ゼノヴィア・クァルタ、紫藤イリナ、レイヴェル・フェニックス、塔城小猫、ロスヴァイセ、ベンニーアの7人。わかっていると思うが新生オカ研の方である。え?ゼノヴィアがいる?いいんだよそこは別に。
生徒会から、由良翼紗、巡巴柄、花戒桃、草下憐耶、仁村留流子の5人。え?花戒は生徒会止めただろって?いいんだよ人数合わせだよ人数合わせ。こちらは新生徒会である。ベンニーアは呼んでもないのに来たので用があるのは11人だが……こらそこ、11人は微妙な数じゃないかとか止めろ。
「いきなり呼ばれて確かに困惑するやつはいるだろう……まぁ、そこら辺は今から説明する。」
「こちとら隙あらば命を狙っているというのに随分と余裕……いだだだだ!!」
「ちょっと黙ってろベンニーア、縄の締め付けもうちょい強くするぞ。ただでさえお前のありそうでない胸が強調されてるってのにこれ以上強調しちゃうと縄でイク体質になっちゃうぞ。」
そう言って亀甲縛りにしたベンニーアの縄をさらにきつく締め上げる。こいつそろそろ諦めてくれないかな、対処するのしんどい。
「……先行予選、と言っていましたがそれがこの11人だったってことですか?普通10人やもっと少ない数まで絞るものかと思っていましたが。」
話を戻すために小猫が会話のルートを戻してくれた。ありがたい事だ。つーわけで話を戻すとしよう。
「いやな、朱乃とリアス……まぁ所謂前3年生が卒業する前までは生徒会長、生徒会副会長、オカ研の誇る二大お姉様の四人で首位が競われていたもんだ。
だがその4人が卒業してからミスコンが行われていないことに憤りを感じている。」
そもそも男子生徒が恐ろしく少ない駒王学園においてミスコンをするというのも変な話ではあるのだが。忘れがちだけどつい最近まで女子校だったしねここ。
「……それで、何故11人に?どう考えても一人多いような気がしますけど。普通は5で刻むか偶数になるようにしませんか?」
「まぁそこ気になるよな。
まぁ単純な話、花戒と仁村が同率だったんだよ。同率10位。だから11人になってる。」
「なるほど……それで、ミスコンの審査の仕方は?」
「まぁ別に審査とかしないさ。とりあえずお前達がやることは何も無い。せいぜい結果発表の時に舞台に立ってもらう程度だ。」
「ん?ならそのミスコンのルールはなんなんだ?私もミスコンがどういうものかくらいは分かるが……あまりにも本来のものと違う気がするぞ?」
ゼノヴィアが首をかしげながら俺に質問してくるが……お前なんでミスコン調べてんだよ。そんな機会あったのか?いやまぁ、今は関係ないから気にしないでおくか。
「まぁ落ち着け、ルール説明してやるからよ。」
ルール説明、駒王学園のホームページに設置されたミスコンというバナーを押すことで移動ができる。
このイベントは1週間行われ、一つのアドレスにつき5回まで投票が可能なのだ。尚、途中でアドレス変更が行われた場合以前に入れていた票はすべて無効化される。
まぁそれでいちばん多く票を集めたヤツが優勝という訳だ。因みに、一つのアドレスと言ったが、つまりそれは駒王学園の生徒または教師以外の人物であっても投票が可能なのだ。
なおミスコンの先行予選で選ばれた人物も投票が不可能となっている。代わりに自分が何票投票されたかを確認することが出来る。
「というルールだ。これで理解しろ。」
「……まぁ、大体のルールは理解出来た。しかし一人5票とはまた随分と多いな、何故そうしたんだ?」
「同率少なくなるかなーって思ってな。それでも同率になったのならその時はその時で何とかするさ。
まぁ今回呼んだのはそういうことがありますよーってだけだからな。いつも通りにしてたらいいさ。別に優勝したって賞品しょぼいし。」
「そのしょぼい優勝賞品は何なんだ?」
「文房具一式。筆箱もちゃんとついてる、割と収納スペースがあって持ち運びしやすいタイプ。」
昔から思うんだけど学生相手に文房具のプレゼントって嵩張るよなって話だ。あれ何基準にして考えてんだろうな、よく分からねぇや。学生と言っても子供なんだからプレゼントは玩具やゲームだっつうの。
「プレゼントは変えられないのか?」
「出来れば変えたいところではあるが……ぶっちゃけ特別賞的なのが欲しい!って言ったところで日本円換算で金がえげつないことになってるだろ?特にグレモリー眷属は。」
この前通帳見せてもらったけどすごいなあれほんと。おっぱいドラゴンが9割で凄い金の多さだよ。
あんだけあったら破産することなんて全くないだろうな、しても次の事業で立て直せるくらい金あるし。と話がそれた。
「まぁそうなったら私達が欲しいもの、では通らなくなるかもしれないんだな。『〇〇一年分』といった数の暴力プレゼントも揃えるのに時間がかかるだろうし……何より配送が面倒だ。」
「そゆこと、だから変えたところでメリットなんもないんだよな。」
男食い漁ってるこいつらからしてみればエロ道具なりち〇ぽなりはプレゼントにはならないからな。
だから特にそれっぽいプレゼントがそのまま思いつかなかったんでそのままにしておいた、って訳だ。
「じゃあ……今日は本当に呼び出されただけってことですかー?」
「おうその通りだ、俺の性欲は異常なレベルってのは自分でも理解してるがいつも発情してる訳じゃないしな。
ま、そういう事だ。じゃあ解散。」
俺の声によりみんな渋々部屋から出ていく。まぁ、俺も今からやることあるしな。ミスコンは俺の提案だし他の奴らに好きにやらせてもいいが……俺にしかできないこともあるわけだ。
さて、じゃあその準備とまいろうか。
「あら、それって例のミスコンのサイトかしら?」
「おう……で?何の用だリアス。」
数時間くらいずっとパソコン触っていたらいつの間にかリアスが傍にいた。いや、別にいるのはいいんだが今忙しい。
「部屋から出てきてないって聞いたから気になっただけよ……って、その文章何よ。『投票した女子が貴方の家に送られます』って……流石にこれはちょっと無理があるんじゃないかしら?」
「ん?いや、別に本人は送らねぇよ……そうだな、クローンを大量生産してそれに性格とかなんやらをインプットしてそれを送るって感じだ。
こうした方が男共が他の女を味わおうとするから均等に票が行きやすくなるんだよ。」
「まぁ確かにそれは理には適っているけれど……具体的に1人何体までクローンを作る気なのよ。少なくとも10体あっても……下手したら100体でも足りなくなるわよ?」
「……」
具体的な数全く考えてなかったな……ま、まぁ例え何かあっても数さえ揃えておけばいいし、例のクローン作る神器も大量に作り出してから行えばいいから大丈夫……かな。
久々に例の部屋使わないといけないなこりゃあ。
「……まぁ6桁7桁くらい用意しておけば問題ないだろ。出力と仕様変えて票が投票された瞬間該当する女子が送られるようなシステムでも全然いいわけだ。」
「そっちの方が効率は良さそうね。まぁどっちにしろ私達は出れないようだから気にしていてもしょうがないのだけれど。」
「大学院含めたらお前らの圧勝で決まりに決まってんじゃねぇか。二大お姉様と前生徒会役員の2人で4トップに躍り出てしまうのが関の山だな。」
「ま、あなたが問題ないというのだったら問題ないのでしょうね。それじゃ、ここに来たのは飲み物持ってきただけよ。
ここにお水置いておくから……それじゃ。」
そう言ってリアスは部屋から出ていった。何で2Lを8本持ってきてんだあいつ……いや、悪魔の力なら指と指の間で1本持つことなんて余裕だろうけどよ。つかコップがねぇ……まぁいい、直飲みしていくことになるか。
俺は少し休憩するために水を飲んでから再び作業に没頭する。
「……とりあえずさっきの仕様にしねぇとな、クローン製造機。」
実際何票入るかが問題なんだよな。分身は結果が出てから消える仕様にして……あぁそうそう、本体との感覚をリンク……特に快楽限定でリンクさせるようにしないといけないな。
そうだな……投票中はメンバー全員この家に固定しておくか。それで今期限定でカメラを作ろう、それに映した女が今何されてるのか映る仕様の。
「……めんどくせぇけど、まぁ意味がわからず絶頂し続けるあいつらを見るのも悪くなさそうだ。」
俺が楽しめるからやるだけだ、それ以外この総選挙をする理由がねぇ!!
誰が1位になるのかねぇこれ……一位になった奴は肉便器ルートでもいいかもな。本来の性格に戻して……よしよし、面白そうだ。
「……投票当日が楽しみだ。」
てかここまで旨味しかない総選挙もそうはねぇだろうな。まぁ旨味あるのは男どもだが……そういやこれ、女子も投票できるシステムになるけど……レズられるのかね?ぶっちゃけそこら辺少し気になるが……まぁ当日に分かることだな。
あ、そうだ……同じやつに投票しても現れる分身は1体だけにしておかないとな。それも注意書きに書いて……同じやつばっか呼んでも不気味な絵面になるだけだろうしな。
「……もう寝よ。作業殆ど終わったし何より眠い。」
それだけ言って俺はベッドに横になって眠始める。投票が楽しみで心待ちにしながら、俺は眠りにつくのであった。
さて……投票週間……何が起こるのやら。
訂正
小猫の名前書き忘れて人数おかしなことになってました。