※この作品はR-18です。

チートコマンドを使う少年の物語   作:長之助

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名前でわかると思いますが、精神チェンジ!な回です


元魔王が元会長で元会長が元魔王で

悪魔の世界には面白い病気がある。なんと精神が入れ替わる病気だ。しかももっと特異なのがその病気にかかる条件だ。

魔力が似通っていて血の通っているものとの性行為……らしい。つまり近親相姦をしなければならないということである。

しかしただ近親相姦をすればいい、というものでは無いらしい。例えば母と子、男女どちらでも構わず。父と子、男女どちらでも構わず。つまり両親と子供で性行為をした場合には性別関係なくその病気を発症することは無い。

次に姉妹と兄弟、こちらは同性姦でなければならないらしい。そういう条件の元で性行為をすることで初めて前提が整う、という事だ。

故にグレイフィアとユーグリットはその病気を発症しない、ということになる。

それに、例え条件をクリアしても病気にかかる確率は5%。それにかかった後薬を飲むなり行為を控えるなりしなくても勝手に治る、とのこと。病気と言うには少し弱すぎる気もするが、しかし立派な病気として扱われる模様。

で、なぜこんなことを話したのかというと。実は目の前にセラフォルーと元会長が俺の目の前にいるからだ。

但し、少しだけいつもと事情が違っていたりするのだが。

 

「わー……私の顔を鏡越し以外で見たのは初めてだなぁ……」

 

「や、止めてください……!」

 

ぷにぷにと、凄い興味を持った眼差しでセラフォルーの頬を触る元会長。そして触られて涙目になっているセラフォルー……まるでセラフォルーが元会長の様で、元会長がセラフォルーの様になっている。

早い話が、入れ替わっているのだ。二人の精神が。なぜこの二人が入れ替わったのかを実は俺は知っている。

 

「……AV撮影する時に、レズセの仕事が来ててその内容が二人がひたすらイキまくって二人共腰が動かなくなるくらいにまでするハードな仕事……それやり終えてから、少しだけ休むために寝て……起きたら入れ替わっていた、と。」

 

「お、概ねそんなところです……面目ありません……」

 

「今日仕事だろうしなぁ……いやでも、案外二人が入れ替わってお互いの演技すれば、そのぎこちなさが逆に受ける可能性がある……?」

 

「何をごちゃごちゃ言ってるんですか……ったく…… 」

 

いやだって面白すぎるだろ。レズセしたら入れ替わってるとかどんなギャグだよ。せめて雷に打たれるとか頭をぶつけるとか、そういうありがちなシチュエーションじゃないとネタにしかなんないぞ。

 

「……まぁとりあえず、今日はそのまま行ってこいよ。別に支障はないだろ?お前ら二人ならお互いのことよく把握しているだろうしよ。」

 

「うーん……確かに私なら、ソーナちゃんのモノマネくらいできるだろうけど……」

 

「文句言うな、ほら言った言った。手を抜いたりしたら暫く公衆便所に設置するからな。俺がそう思ったのなら、お前らが手を抜いていないつもりでもその罰は使わせて貰うからな。」

 

そう言って俺は二人を仕事へと送り出す。しかし、ああは言ったものの流石にぼろを絶対出さないようにする、というのは難しいだろう。

というわけで、俺もついて行ってあの二人が何かやらかしそうなら仕方ないし手伝ってやろうと思いました。

んじゃ、透明化使って早速行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?なんか今日二人様子おかしくない?」

 

「な、何のことですか?」

 

「そ、そうだよー」

 

ぎこちねぇな……にしても、一応演技自体はできているからよほど注視してない限り、仕草の微妙な違いとか気づかないと思うんだけどな……人を見ているスタッフがいるのか。

こりゃあバレる可能性高そうだな。まぁどうにかなるだろうけどな。

 

「え、えっと……それで今日はどんなシーンを撮るんですかー?」

 

セラフォルーの中にいる元会長が尋ねに行く。しかしそこでも違和感を感じたのか、スタッフの一人は首を軽く傾げていた。何だこいつら、どこからでも違和感を感じに行くのか。

 

「珍しいね、セラフォルーちゃんが尋ねに来るなんて。いつもならソーナちゃんがプレイの内容尋ねに来るのにね。」

 

「え、えっと!私も一応聞きたいなー、なんて!」

 

……これ本当に大丈夫か?セラフォルーに地雷を避けて進むことなんてできる気がしないぞ。

あいつは地雷踏まないために魔法で地雷吹き飛ばしていくような脳筋女だったということを今思い出したわ。

ん?いやでも今のセラフォルーは元会長だから……もしかして、元会長は元来の真面目さで、セラフォルーは元来の天然さでそれぞれやばい地雷誘発装置になってる?

 

「そっかそっか、まぁまた後で台本渡すしその時にまたあとで説明するね。」

 

「は、はーい!あ、危なかった……」

 

「……あれ?ソーナちゃんどうしたの……?」

 

小声で話しかける元会長……ではなくセラフォルー。一応演技に関してはセラフォルーの方が上手かったりする。元会長より元会長過ぎて違和感持たれる可能性もあるけど、まぁそんなことで違和感を持つ人間なんてもはやただのエスパーだからな。

 

「あ、後でまた台本を渡してから今回の説明をされるみたいです。」

 

「なるほど、分かったよ。

にしても……中身が違うというのはよくわかっているけど、自分自身とするみたいになっちゃうんだよねこれ……」

 

「あぁ……確かにこれは自分自身とする感じなんですよね……そう考えると正気保てるかちょっと不安ですよ、頭がおかしくなりそうな予感がします。」

 

二人はこう予想しているけど……実際はどうなる事か……じつは少しだけ楽しみにしてるけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideセラフォルー

 

入れ替わった私達。ソーナちゃんの体に入った私と私の体に入ったソーナちゃん。

そのまま入れ替わった状態で行為を行うことになってしまった。しかし、絡み合っている中で私達はとあることに気づいた。

 

「んふぁ……んひ、ぁ……」

 

基本、いつもの私は受けなんだけど……今回、中身の都合上受けになっているのはソーナちゃん。つまり私達の行為の時では受けになることが基本的にないソーナちゃんが受けになっているのだ。多分、ソーナちゃん自身もかなり新鮮な感じになっているだろうけど……

 

「ぷはっ……ふふ、やはり私の思った通りね。貴方は受けよ、ドMよ……えぇ、私の直感に間違いはなかったわ。」

 

本来はソーナちゃんが言うはずだった台詞。しかし私はそれをノリノリでこなしていた。

だって……受けになっている私の姿がとってもゾクゾク来てしまうんだもの……まぁ簡単に言えば、今に限って私攻め側になってるということ。

 

「ふぇ……」

 

「このまま私好みに調教してあげる……私の思った通りにイって、私の思った通りのことしか行動出来ないレズ奴隷に変えてあげる。」

 

セリフと本音が被る。そう思ってしまったんだからしょうがないんだけど、これがいじめる側の気持ちなんだと思うと余計にゾクゾク来ていた。

 

「ぁ……おっぱい、さわら、ないでぇ……」

 

私の体の胸を軽く撫でるように触ってから、揉んでいく。自分の体なのに、全く別の他人の体を触っているかのような感覚。

自分の声なのに全く別の他人の声に聞こえてしまう感覚、自分なのに自分以外の誰かを喘がせている楽しみ。

 

「ひ、ぐぅ……」

 

「ふふ、ほらまたイった……貴方はもう絶頂から降りれなくなっているわよ。

どれだけ達するつもりなのかしら?この雌奴隷……お尻も開発したいところだけど……それはまた今度かしら。今は……主従関係を叩き込んであげないといけないみたいだもの。」

 

「う、うぅ……!」

 

「あぁ、いいわよその表情……とっても、とってもいいわ……えぇ、私好みのいい表情……虐めて苛めていじめ抜いて……私がいないと生きていけない体にしてあげるのがいいわね……」

 

恐らく私はうっとりとした顔でそう言っているのだろう。そう確信できるほどの高揚感が今の私にはあったからだ。

 

「ふふ、そんなに、喘いじゃって……!」

 

ペニバンで私は(ソーナちゃん)を犯していた。そして喘いでいる。思わず私は舌なめずりをしてしまっていた。

誰かを自分の好きに出来る、たったそれだけのことで胸の高鳴りが押さえられなくなってきていたからだ。

 

「気持ちいいでしょう?私のところに来れば、雌奴隷という立ち位置になってしまうでしょうけど……ずっと気持ちいいことだけをして生きていけるわよ?

どう?私のところに来ないかしら?」

 

「私、私、はぁ……もっろ、もっろ気持ちいいことしたいれすぅ……!」

 

蕩けた顔で懇願してくる(ソーナちゃん)に言葉ではなく、行為で示していた。それが撮影だということはすっかり忘れて、もっと喘がせたいという欲求の元に腰を振り続けたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side金男

 

中身の方を指すとして……セラフォルーが元会長を虐めている。逆なら割といつもの光景とも言えなくもないが、今は逆という状況なのでやはり珍しい光景である。

しかし、それだけで終わることがないのが現実。実は━━━

 

「はいカットでーす……じゃあ次は、攻めと受けを逆にしましょうか。いつもと違うギャップを求めて……ソーナさんが受けでセラフォルーさんが攻めね。」

 

「……え?」

 

という事なのだ。因みに元会長は知っていたようで、セラフォルーの姿と声で違和感なく頷いていた。

そう、知らなかったのはセラフォルーだけである。恐らくこのまま元会長を自分の攻めで手篭めにして、関係性を逆転させようって思い始めていたのかもしれないが……ま、現実はそう甘くない。結局セラフォルーは攻められる運命にあるのだ。

 

「それじゃあ……喘がせてあげるね、ソーナちゃん。」

 

「は、はい……」

 

そうして撮影が始まる。演技でなく、元会長はセラフォルー……いや、自分の体のどこが感じやすくて、どこが弱いのかというのを完全に熟知していたようで、セラフォルーがただただイカされるハメになってしまっていた。

 

「ひ、ぁ!」

 

「ふふ、私にやってくれたみたいに貴方にも私の気持ちよさをあげますよ。後ろから獣みたいにして……それで、おま〇こをいっぱい弄られて私の様に無様にいっぱい潮吹きしましょうね〜」

 

「ひぐ、は、ん、ひぃ!!」

 

……いやはや、犯されてるのが元会長というのは俺としている時以外では見ない光景だから結構新鮮なんだけどな。

これ実際はセラフォルーって考えると『まぁセラフォルーだし』って感じなのがな……まぁエロい事はエロいよ、元会長の体だし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなの何やかんやで撮影は終わった。気づけば二人共集中して気づいていなかったのか戻っていてもそのままセラフォルーが元会長を犯していた。

だが、撮影が終わってからは元会長が直々にセラフォルーにお仕置きをしていた。最早セラフォルーが主導権を握る事は二度とないのだろう……悲しいな。そんなに悲しくないけど。

 

「お疲れ様元会長。セラフォルーどうしてんの?」

 

「公園の男子トイレに放置してきました。まぁ、動けなくはしていますけどね。」

 

「お仕置ききつくね……まぁどうでもいいけどさ。

で、元の体に戻ったけど大丈夫なの?そんな病気未来永劫かからないからよく分からんが。」

 

「何も問題はありませんよ。体は動きますしお腹は減ります。ちゃんと私の体です。」

 

「ふーん、ならいいけど。」

 

そう言って俺はセラフォルーの様子を見に元会長から離れる。ちらっと見るとセラフォルーは既に犯されていた。即堕ち二コマレベルの早さだなおい。

 

「……ま、戻ったんならいいか。」

 

にしても精神の入れ替えか……これ何かに使えないかなぁ。

なんて、なんとかプレイに昇華させようと四苦八苦し始める俺なのであった。

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