「……まさか、レイヴェルまでいなくなってしまうとは。余り物に触らない方が懸命なんだろうか?」
「いいえこれは……一時も目を離さない事が重要なのだと思うわ。ただのお化け屋敷と高を括っていたけれど、この仕掛けの数々はそう突破出来るものじゃなさそうだし。」
俺の作ったセクハラ遊園地にやって来ていたゼノヴィアとイリナ。その中でも最高傑作のレベルであるお化け屋敷にやって来ていたのだが、途中で小猫とはぐれ、そして探索していた部屋でレイヴェルが忽然と姿を消すということが起こった。
まぁ実際は回転式の壁に巻き込まれて、ボッシュート食らっただけなんだけどな。んで、小猫諸共首輪つけられて絶賛地下でズッコンバッコンの性奴隷ライフの生活を始めてしまっている。
「……とりあえず、ゴールを目指すとするか。どっちにしろゴールするとしたら合流出来るだろう。
流石にここまでの施設を用意しておいて、その辺の配慮が無いということもないだろうしな。」
「……それもそうね。とりあえずはぐれた二人の為に何とかゴールをしないとね。」
とりあえず二人は一旦ゴールを目指して行くことにしたのだった。選択は間違えてないぜ。ちゃんと他のメンバーがゴールしたら、迷子になっていようがスタッフが迎えに行って、ゴールまで導いてくれるというサービスもあるからな。
「……にしても本当に迷うな。外から見た時以上の広さを感じるよ。」
「分単位で道が変わっていくんだから、同じところ歩いてる気がしないのよね。
それもあって余計に広く感じてるのもありそうだわ。本来ならこういうのは楽しめるんでしょうけどね……」
「不用意にものに触るのも危なっかしい……となるとまともな探索はできそうにないな。やはりコツコツ地味に足で探すしかないのか。
……そう言えば、お化け屋敷という割にはお化けには出会わないな……広すぎるからか?」
「あら、ゼノヴィアパンフレット見てなかったの?ここはリアル型ゾンビパニックタイプのお化け屋敷よ。」
イリナの言ったことに、ゼノヴィアは顔をしかめる。言葉それぞれの意味はわかるが、繋げられると意味不明な言葉になっていたからだ。
「ゾンビ……なんだって?」
「リアル型ゾンビパニックタイプ……簡単に言えばあれよ、ここは普通のお化け屋敷みたいに通りざまに驚かすって物じゃなくて、ゾンビパニック映画みたいにゾンビがあちこち歩いているお化け屋敷なのよ。」
「なるほど、それなら理解ができる。お前の造語で説明されていても、わけがわからなくなるだけだからな。」
「え、それ酷くない?」
軽く言葉を交わしていきながら二人は進んでいく。しかし、途中でゼノヴィアが突然立ち止まる。イリナもそれに続いて止まる。なぜ止まったのかわからなかったが。
「どうしたのよゼノヴィア?何か気になるものでも見つけた?」
「いや、ものというか……誰かの声が聞こえる。」
「……そりゃあ、ここ遊園地の一アトラクションよ?私達だけが入ってるわけじゃないのだから、そりゃあ声も聞こえるんじゃないかしら……って確かここ今私達以外だとお客さんいなかったのよね。」
「あぁ……だから少し気になったんだ。一応向かってみよう、もしかしたら小猫かレイヴェルがいるかもしれない。」
ゼノヴィアが聞いたという声、イマイチ判断がつかないが多分それは犯されてる二人の声だろう。
でも防音完璧だと思っていたが……どっかに穴があったか?まぁ、こういうのも面白そうだから残しておくとするか。
「……階段を、降りるのか。」
「……もしかして地下にも広がってるの?とんでもない広さね。」
「アトラクションにしては金をかけすぎだろうな……万が一、客が入ってこなかったら維持費だけで破産してそうだ。
面白いから客は入ってきそうだしな。」
そう言ってゼノヴィア達は階段を降りていく。その先が(色んな意味で)地獄だと言うことをこの二人は未だ知らなかった。
「はぁはぁ……そ、そろそろ休ませて……欲しいですわ……」
「ん、ぁ……レイ、ヴェル……大丈夫……?」
「さ、流石にそろそろ……んん……!つ……疲れてきましたわ……」
「私、もぉ……何度も、イかされて……頭が、どうにかなりそう、で……」
そしてここは、お化け屋敷の地下。小猫とレイヴェルが囚われている場所である。
小猫とレイヴェルはそれぞれ別の牢屋に入れられて、係員に犯されている。それもかなり長い時間犯されていた。
無論、係員がそんな長い間犯せるわけでもないので交代はしているが。何せ無駄に広いから無駄に係員がいる。
「ず、ずっと犯されてて……なんか、おかしくなりそう、で……ひぅ……!」
「小猫さんも、でしたか……んん!」
持ち上げられて犯され続けていたり、アナルを犯されていたり、四つん這いのバック攻め等々……色んな係員がいるからいろんな犯され方をされてしまっている。
「ぜ、ゼノヴィアさんや……んぁ!……イ、イリナさんは……大丈夫でしょうか……」
「先輩達は、大丈夫だと……思、う……ひゃう!」
……既にま〇こやアナルからは大量の精液が溢れてきている。程よく何人にも犯されてきたんだろう、レイヴェルの体と小猫の体は既に疲労の限界が来ていた。
「で、できれば早めにゴールするか……ひぐっ!」
「助けに来て……んひっ!……欲しい、ものですわね…」
犯され、喘ぎながら二人は未だ無事であろう二人のことを考えていたのであった。
その噂の二人は実は近づいて来ているのだが……それに気づける術は捕まっている二人にはなかったのであった。
「……こう、変な音も聞こえ始めてきたな。まるで何かと何か……そう、例えるなら、柔らかい肉同士がぶつかるような音が……」
「私にも聞こえてきたわ……それに、時折聞こえてくるこの声は、小猫さんとレイヴェルさんのものじゃない?」
「そうだな、私もここまで近寄ってようやく確信がいったよ。恐らく小猫は捕まって地下に連れてこられ、レイヴェルが消えたと思っていたのは床か壁に仕掛けがあって、ここまで無理やり運び込まれてきていたんだろう。」
着実に階段を降りながら、ゼノヴィア達は小猫達を助けに向かわんと降りていった。その途中、これ見よがしに置いてある宝箱が二人の前に現れる。当然、危機感を持たない二人は普通に開ける。
「……拳銃、にしてはやけに重いな。あれは簡単に持ち運び出来るものかと思っていたが、こんなに重いものだったのか?」
「ゼノヴィア、これ多分本物じゃなくて機械の銃よ?赤外線みたいなのが出て、出てくるモンスターを撃って撃退する、みたいな感じなんじゃ無いかしら?」
「……あぁなるほどな。確かに言われてみれば、銃口の下に変なランプのようなものがあると思っていたけれど……なるほど、赤外線を照射するためのものだった訳か。
……しかし、こんなものがあるといよいよここがお化け屋敷じゃなくて、別の何かのアトラクションのように思えてきてしまうな。」
言ってはならない事を言ってしまったゼノヴィア。俺も気づいたよ、ノリノリで設備とか、そう言うのやったあとに『あれ?これお化け屋敷か?』ってな!
「言ったらダメよゼノヴィア。これを考えた人は一生懸命考えたのかもしれないじゃない。例えここがお化け屋敷でなくなっていたとしても、それは些細な問題よ。」
俺はそのイリナの言葉を聞いて決めて行ったたことがある。『大量発生プランを実行せよ』とすぐに係員達に連絡を飛ばす。
大量発生プラン……つまり、その銃では対処出来ないほどの数の係員を呼んでやればいい。え?逆恨みだろうって?うるさい。
「……ともかく向かうとしよう。小猫達がこの先にいるのは、ほぼ確定のようなものだろう。 」
「そうね、待っててね二人とも……!」
そして二人はついに地下にたどり着く。その扉にたどり着いたふたりは、ゆっくりとほんの少しだけドアを開ける。
俺の指示通り、そこには大量のゾンビが待ち構えていた。小猫達が見えないほどに。
「……い、いやいやいや。いくらなんでも多すぎないか。」
「そ、そうね……この数は予想外よ。いくらここが広いからって従業員集めすぎたんじゃないのかしら。
それくらい、多いわよここ……どうするのゼノヴィア。いくらリロードが要らない銃とは言っても所詮おもちゃよ?連続で撃てるような仕様になってないだろうし、そもそも入るだけで助けられるならともかく、ならはじめからここに大量に人を置くことはしないだろうし……これ完全に二人を確実に助けに行かないとダメなタイプよ本当に。」
因みに、この時二人は小声で話していたのだが……ちゃっかりドアを開けたことが係員達にバレていたりするので、係員達の方がバレないようにドアの前に固まってきていたりする。
「……1度、逃げた方がいいのだろうか。」
「そうね……二人には悪いけれど、これはゴールした方が早そうな気が━━━」
その時、イリナとゼノヴィアの肩を叩く者がいた。しかし二人は軽くその手を払って会話を続けようとする。
「……ゼノヴィア、今私の肩を叩いたのは誰?」
「奇遇だなイリナ、私も自分の肩を後ろから叩いた人物が気になっていたりする。」
恐る恐る、二人は後ろを見る。そこに居たのは━━━
「……やぁ。」
「「ゾンビが喋っていいの!?」か!?」
と、ツッコミを自分達の後ろにいたゾンビに入れてしまったがために、二人はドアの方にいるゾンビ達が自分たちを捕まえる直前だということを、知ることは無かった。
「ん、んぁ!む、胸を激しくもまないでぇ……」
「お、お尻はもう、やめてく、れえぇぇ……! 」
「ひ、は………」
「んへ、ぁ……」
犯されすぎて疲弊してきている小猫とレイヴェル。そして、新たに犯され始めているゼノヴィアとイリナ。
殴る蹴るという行為に及べない以上、当然全力で犯しに来る係員の方が強いに決まっている。というわけで捕まってしまったのであった。
「ぜ、ゼノヴィアぁ…ひぅっ…こ、これ……いつまで続くのかしらァ……?」
「さ、さぁ……な……少なくとも……全員を満足させ、ないと……だめ、だろう、な……んん!」
イリナを犯しているゾンビが、イリナの顔を持ち上げて、壁に書かれているポスターを見せる。そこには『捕まったら仲間が助けに来るまで、もし全員捕まったら係員は、最後に捕まった人から1時間の間犯し続けること』と書かれていた。
「つま、り……んひっ!あ、あと……い、1時間……も……んん!!」
「……くぁっ……!ほ、他の人たちは…大丈夫、なのだろうか……!少なくとも、ここがそういう遊園地なんだということは、理解出来た……んん!」
そして、犯される中で他のメンバーの安否を気にするゼノヴィアとイリナなのであった。
「あらあら……観覧車……ですわねぇ、少し乗ってみましょうか。」
んで持って遊園地の目玉と言ったら観覧車である。こういうのって一番上のところで告白なりキスなりするって話があるよね。
あ、ちなみにこの観覧車はどれだけ暴れても揺れない設計になってるので安心して暴れても構わないぜ。ちなみに中は合計6人が余裕で座れる長椅子がガッツリ入ってる為広々とした空間になっている。
「にしても私一人ですわね……何故か妙に寂しい気持ちになってきましたわ……」
んで、ここには朱乃が来ていた。ドSぼっち乙ってか?まぁそれはそれとしてここにもちゃんとしたエロが配備されている。
まぁ、面白そうなのが思いつかなかったから簡単なのにしたがな。
「……一人でこんな大きなのに乗るのね……」
「はーい学生1名様ご案内しマース。ここは高さが500メートルもある巨大な観覧車ですので存分に空の旅をしてくださいましー」
店員の無慈悲な一言が朱乃の胸に刺さる。朱乃は少し俯きながら観覧車へと入っていくのだった。
予定だと三話構成のつもりなんですけど……この調子だと多くなりそう……ですね