俺は今とある温泉宿にいる。俺が作ったとかじゃなくて、普通に元々あった場所。
実を言うとこの温泉宿は混浴付きなのだ。え?だからどうしたって?いや、これをもっと面白いことに使おうと思いまして。混浴は混浴でも、
言ってることがわからないだろうから、段階的に説明しよう。まず、混浴風呂には一種の認識阻害をかける結界が貼られている。その結界の中では『男を認識出来ない』という事になる。しかし、認識出来ないのはあくまでも姿だけである。
ならば次は湯船だ、湯船にも認識阻害の結界がある。湯船に入った瞬間に『男に何をされても気づけない』というものである。
因みに、温泉宿にも張っておりその内容は『混浴に自然と足が運んでいく』というものである。
つまりこの温泉宿は3重の結界によって作られている。混浴に足をし向け、混浴に入っただけでは姿だけを認識出来なくなり、湯船では完全に男のやることがわからなくなる……というものである。
そして、今回混浴には大量のおっさんが配備されてある。セクハラOKとなれば当然喜んで行うだろう。
さて、今回招いた客は……3人だ。少ないと思うか?ならば背景で犯されていることにすら気づけないモブ達でも思い浮かべているといい。
「それでねー……あら、広いわね本当。」
「そうだな、私達3人の貸切……という訳でもないが、これは結構な人数は入れる湯船じゃないか?」
「前に見たアニメだと人がまるで塔のように立って湯船に入ってましたよ。それで、主人公らしき人達がその塔に登って銭湯から脱出してました。」
「アーシア、それはきっと君の良識に悪影響を及ぼすものだから、あまり真剣にとらえないほうがいい。」
入ってきたのは教会3人組ことゼノヴィア、イリナ、アーシアの3人組。ていうかアーシア、それはギャグアニメだ。
と、どうでもいい話題をするよりも今はこの3人である。
「にしても本当に広いな……なにやら、変な違和感がある気がするが……いや、気にしてはいけないかな。
温泉というのは神聖なものという話もある……あれ、それだと私たちは入れない?」
「ゼノヴィア、例え本当だとしても多分私達は問題ないと思うわ。信ずるものは救われる!だもの!」
「そうだな!!」
イリナが絡むと、話の偏差値が下がる気がする。こいつ頭いいのに何でこんな語彙力足らなさそうな会話が出来るんだ?
と、まずは三人はシャワーの前に座る。勿論タオルは巻いていない。何せこの三人からしてみれば風呂場には自分の体を隠さないといけないような人物はいないのだから。
「シャンプーやリンスは元々置いてあるわね……けど、私はこの馬油シャンプーやリンスって少し苦手なのよね。
髪がバサバサになるのよ……」
「そんなに髪が長いから気になるんだ。私みたいに短くしてみたらどうだ?」
「私のアイデンティティのツインテールが消えちゃうわ。それに、ゼノヴィアの髪型と一緒にしたら被るじゃない。」
「部長とアーシアは長髪、小猫と私は短髪という点で被っているぞ?」
「あ、ほんとね。」
そんな他愛ない話をしていく二人。その後からおっさんが3人ほど……ちょうど一人一人に向かっていっていた。
しかし、三人は気づかない。姿は見えないのだから当たり前だが。
そして、おっさんのひとりが……イリナの胸に手を伸ばし、その豊満な乳房を揉みしだく。
「ひゃうぅ!?だ、誰?!今私の胸を触ったの誰!?」
「何だ急に……お前の後には誰にもいないし、前にも誰にもいない。私たちは頭を洗っているから、手を離せないぞ?」
「で、でも今確かに私の胸が触られて……」
「大方肘か膝がぶつかったのだろう。慣れてないところでなれない道具を使っていると、そういうことになりやすいらしいぞ?」
「う、うーん……?けど、本当に誰もいないから……いないのよね……」
何か腑に落ちないと言った顔をしながら、イリナは頭を洗うのに戻る。後ろでは姿が見えないおっさん達がほくそ笑んでいた。どこまでやったらバレないかのチキンレースでもしているのだろうか?
「……ひぅ!?」
「どうしたアーシア!?」
「い、今誰かに触られて…… 」
「アーシアさんも!?や、やっぱり何かいるんじゃないのこの温泉!!」
「ふむ……何かがいるなら、風呂に入った方がいいんじゃないか?出ようとして脱衣場の中にいるかもしれない。」
「そうね!それに温泉の中に入ろうとしたら、例え透明人間であっても湯船に入ればその形自体は見える筈よ!」
要するにあれだな、誰か入ってたらその形が湯船に現れるってわけだな。発想は間違ってないな、そもそもそういうのすらも見えないんだけどな!俺は特別な目を持ってるから見えてるよ、うん。
「よし……兎も角、逃げ切ることは出来たな……」
「……入ってる様子は……ありませんね……?」
「そうね……大丈夫そうかしら。」
そう言っている3人とも全員が、壁に持たれている。面白いのが全員おっさんの上に座ってる事だな。
しかし、湯船の中では触られていることにすら気づかないんだが……
「それにしても……妙に体がポカポカしてくるというか、やけに体が熱くなってきているような……そんな感じがしてくるな。」
「そう、ね……んっ……!」
「ひゃ、い……!」
実は3人ともおっさん達に持ち上げられては落とされ、持ち上げられては落とされの繰り返しで入れられて動かされていた。当然、触られていることなんて気づいてない三人は、普通に浴槽に浸かりながら会話をしているようにしか認識していない。
「はぁ……効能、なのだろうか……んぐっ……!」
「さ、さぁ……そこまでは分からな、んひぃ!」
「で、でも気持ちいい……です、よね……ぁ、ん……!」
おそらく今の三人の視点からは、本当に普通に話している感覚なのだろう。しかし、俺の目から見たら浴槽の壁にもたれさせられて立ちバックで激しく犯されているところしか見えていない。
「ひ、はぁ……し、しかしいささか熱くなりすぎ、てぇ……!」
「そう、ね……逆上せそう……だ、わ……!」
「い、一旦上がりましょう…んん!…か…?」
感じながら平然と話し続ける三人。シュールな図だが、これはこれでありなのかもしれない。
「頭、ふわふわ、してき、てぇ……!」
「はぁはぁ……ん、んん!」
もはや会話できていないイリナだが、しかし犯されていることは誰も気づいていなかった。
しかし、犯されていてなおかつ感じているのならば、絶頂も来る。三人は自分の気が付かないままに、絶頂までのカウントダウンを刻んでいた。
「は、ぁあん……!上がろう、と思ってる、のにぃ……!」
「体、動かないくらい心地、いいの……かし、らぁ……!」
自分達の体が動かないのはおっさんに体を固定されているから……なんだけど、それすらも気づけない。
散々喘がされていても、彼女達の耳には全く喘ぎ声など聞こえていなかった。
「は、ぁひ……ん、ひい……!」
「ひ、ぎぃ……!」
「ぁ、あぁ……!」
そして、おっさん達に中出しされるとともに三人は絶頂に達していた。しかし、中出しされても全く気づくことは無かった。
「はぁはぁ……のぼせ、てるなこれは……」
「そう、ね……とりあえず……でま、しょうか……立てる……わよね?」
「わらひ、は……ちょっと……」
湯船の中では軽く泳いで歩くよりも体力を使わずに床まで移動、そこからは何とか立ち上がって三人は浴槽から出るのであった。
さて、三人が上がってしまったために客がいなくなってしまった。他に来そうなやつは誘っていなかったしどうするべきか……と、俺が悩んでいると誰かが脱衣場の扉を開けて入ってくる。
「あら、誰もいないのね。」
「そうですね……それにしても、姫島さん達も来たらよかったのに残念ですね、用事があってここに来られないなんて。」
「仕方ないわよ、家庭の事情やら何やらを無視させるわけにはいかないもの。」
なんと、今入ってきたのはロスヴァイセとリアスの組み合わせだった。どうやら、朱乃も誘っていたみたいだが来れなかった様子。
しかしいいタイミングだ。少しだけ結界をいじろうと思っていたところだ。丁度いいし今のタイミングで時止めて……
よし、結界いじり終わり!男が見えなくなる、というものから触られても気づかないだけにしたぜ!
つまり男が見える。なお混浴に入ってきているのはこいつらなので、男がいることは当たり前だということは、彼女達も承知の上なのである。あ、あくまでも湯船の結界だけだから入ろうとしたら『なんか男がいたけど気づかなかった』みたいな認識になるぞ。
「さて……まずは体を洗ってから入りましょうか。」
「そうですね……そう言えば、こういう銭湯もそうですけど━━━」
体や髪を洗いながら、リアス達は談笑していく。動いてこそいないものの、男達はきっちりとリアス達の体を狙っていたのだった。
「へぇ、ということは……かなり遠出、なんですね……んっ…!」
「えぇ、まぁはい。」
リアス達は洗い終わってから湯船に浸かっていた。おっさん共と楽しく談笑している『つもり』だった。
事実としてはリアスとロスヴァイセはおっさん達に犯されている、が正解なのだが。
「は、ひぃ……そ、それで……皆さんは何の集まり、でぇ……!」
「いえいえ、ちょっとした旅行ですよ。ただの老人会みたいなものですな。」
「そう、ですかぁ……ひぐっ!」
犯されて、乱暴に胸などを触られて、オマケに二穴などもされているのだが、それでも二人は気づいていない。
サンドイッチみたいに犯されてるのになおも気づかない。
「いやはや、こんな美人さん達と一緒にいられるとは幸運だ。」
「そうですなぁ……まぁまだこちらも若いつもりだが。」
おっさん達のトークを聞きながら、愛想笑いなのかそれとも本当に微笑んでいるのか。それはまだ分からないが、とりあえず笑みを浮かべているつもりなのか、リアスが変な顔をしていた。
多分、笑顔になってるつもりなのと感じているために出る蕩け顔が混ざっちゃってるんだと思われる。面白い。
「あひ、はひっ……」
「ここの温泉はいいですなぁ、サービスも行き届いていて……」
「確かに、それは本当にそう思えますな。」
サービスという名のセックスを味わうのは勝手だが、次からここに来る時はちゃんと金払えよ。今回は試験料としてただにしてやったけど。
「は、んあぁ!」
「ひは、はへぇ!」
激しくなる動きに、リアス達の声も大きくなる。おっさん達のラストスパートも早くなってきているし、リアス達もそろそろ限界に近づいてきていた。
「そろそろ、上がった方がいいです、ね……!」
「ほう、れふへぇ……!」
「ひょろ、ひょお……!」
呂律も舌も何もかも回っていないが、それもラストスパートに達していた。
「……っ!!」
「ひ、はぁ……!」
おっさん達に中出しされたリアスとロスヴァイセは、当然絶頂に達する。しかし、おっさん達の性欲はまだ終わらない。
満足するまで犯すのは、ある意味当然といえる事なのであった……
今も尚、リアス達は犯されている。ゼノヴィアやイリナ達も混ざってる上に一般人女性客も犯されていて、大乱交大会になっていた。
しかし、女達にはそれは分からない。犯されていても、それを認識することができない。
女を犯せる温泉宿……これで金取れたらすごい金額になりそうな予感がする。ある意味普通に犯すのとは違って、シチュエーションが違うのだから。
となると、もっと客を呼んでも良さそうだ……俺はそう思い、新しい計画を練るのであった。