※この作品はR-18です。

チートコマンドを使う少年の物語   作:長之助

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中編ですー


心の底から調教を

side?

 

二日目、リアスは再びベッドに横たわっていた。自分から行ったのだが、抵抗できないと理解してのそれなので、自分の意思で横たわるしかなかったのだ。

 

「……今日も、するのね。」

 

「当たり前だろ?しないわけが無い。逆になんでしないと思ってたんだ?お前を心から屈服させるのが今回の目的だってのに。」

 

「分かってるわよ……ただ、自分に言い聞かせていただけなのだから返事しないでほしいわ。」

 

「難しい事を言うんだな。どっちかなんて俺にァ判別できないわ。」

 

嫌そうな感情と、諦めたような感情が入り交じったかのような顔をするリアス。抵抗できない、という事実が彼女自身が理解している、彼女の身に今から起こることを諦めさせていた。

抵抗は無意味、しかしそれと嫌という感情は同時に成り立つものなのだ。それを嫌じゃないようにする……男の、金男の目的はただそれだけだった。

 

「まずは昨日と同じように……その体をいじってやるからな……ほーれ、胸が揉まれてるぞ〜?」

 

「ん、んん……」

 

わざとらしく声を上げながら、金男はリアスの胸を揉む。優しく、まるで張り詰めた水風船を扱うかのような……そんな扱いの仕方を、である。

乳首はつままず、指で軽く押したり弾いたり……撫でたかと思えば優しく揉みしだく。

その小さな刺激がリアスにもどかしさを覚えさせていた。

 

「ま、またこんな……ん……!」

 

「また?俺は偶には優しくしてやろうと思ってるだけなのにな。そんなに優しくされずに、激しくされる方がお好みか?」

 

「そんな、こと……1度も言ってないわ……!」

 

「まぁ、お前の口から正直な言葉が出るまではこうやって、優しくしておくさ……一応な。」

 

そう耳元で呟きながら、リアスの胸を優しく揉みしだく。蕩けるような感覚の時に、脳に刷り込まれるように耳元で囁かれる甘い言葉。

正直に言ってしまえば、楽になれる……そうリアスも理解していたが、頭で否定する。

無意識下も身体も逆らえないように堕ちきっていたとしても、彼女は思考で、意識で否定をしなければならなかった。

 

「強情な女は嫌いじゃないぜ……けどな、その強情さを堕とすのも俺の趣味なんだよ。」

 

「ふん……」

 

「そうだなぁ……じゃあ、次はこっちをいじってみようか。指で触った時に……お前はどんな反応してくれるのか、見せてもらうぜ。」

 

「っ!?待って、そこは━━━」

 

金男は、リアスの秘部に手を伸ばす。揉まれて、軽く濡れてしまっているそこは、すんなりと金男の指を受け入れて淫靡な水音を鳴らしていた。

リアスの声に負けないくらいに、その水音はよく聞こえるものだった。

 

「ん、んん……や、だめぇ……!」

 

「何がダメなんだ?俺は正直に言ってもらわないと分からないなぁ……」

 

「さ、触るのをやめ、んひぃ!?」

 

「ん?今なにか言おうとしたか?すまんすまん、偶然にもお前の弱点を触ってしまったよ。」

 

一般的にGスポットなどと言われているそこに、金男は偶然手が伸びたといった。しかし、止めて欲しいと言おうとした瞬間にそこに触るなんてことは、偶然では片付けられないだろうと感じながらもリアスは憎たらしく内心そう思っていた。

 

「ほーれ、ぐりぐりぐりぐりー」

 

「ひぎっ!?は、んひぃ!!」

 

金男が優しく、しかし的確に弱点だけを触っていく。ただ指を出し入れされるだけならともかく、Gスポットなどを念入りに責められればいくら優しく触られていても、絶頂まで簡単に上り詰めてしまう。

 

「はへ、はひぃ……!」

 

「……こんなもんか。」

 

「ふぇ……?」

 

「いやぁ、優しく触るってのは存外きつくてなぁ。加減しながらじゃないとダメなもんでずっと意識しておかないといけないわけだ。」

 

金男はリアスの秘部から指を抜く。リアスの愛液で濡れているそれを、金男はリアスに見せつけるように目の前に持ってくる。

 

「これ、お前の愛液。凄いよなぁ、あんだけ嫌そうな顔をしておいて、いざ触られればあんあん喘いでふやけるくらいに愛液を出すんだからさ。」

 

「っ……」

 

リアスは顔を背ける。しかし、何も言わないことに何かしらいい結果を得たのか、金男は満足そうにニヤける。

それにリアスは気づかない。目をそらしているのもそうだが、イキかけている時に抜かれてしまったので、体が火照っているのだ。そのせいで自分の事にしか意識が向いていなかった。

 

「さ……入れて欲しいか?」

 

金男は肉棒をリアスの秘部に擦りつけながら、ニヤつく。わざと入れていなかったのだ。リアスが火照っていることをわかっていて、それでいて更にそこから焦らしている。

 

「……好きに、すればいいじゃない……」

 

今まで抵抗しなかったリアス。同じようなことを調教前にも言っていた。しかし、調教前と今ではその言葉の意味が自身の中で変わってしまっていることに彼女は気づいていなかった。

火照らされ、その上から焦らされる……その行為の後に言った彼女の言葉は、彼女の中の何かをあらわにさせた。

 

「じゃあ遠慮なく。」

 

「ん……!」

 

押し込まれていく肉棒。その存在をリアスは膣全体で感じ取っていた。入れられると出てくる、少しの嫌悪感と幸福感。幸福になんて感じるわけがないと、リアスは必死に頭の中で否定しようとするが……否定すればするほどにその思いは強くなっていく一方だった。

 

「ん、んん……!」

 

「どうした?全然嫌そうな顔には見えないが?」

 

「うる、さいぃ……!」

 

必死に言葉を募って否定しようとするが、紡ぎ出されるのは喘ぎ声とともになるだけ。

リアスはその言葉のあとは必死に口を噤んで喋らないようにしていた。

 

「んー?いくら口を閉じようとも何も変わらんぞー?」

 

「っ……!っっ……!!」

 

金男が押し込んでいく肉棒は、リアスの膣を刺激して、出し入れするたびに頭を官能に染めていこうとする。

必死に、理性を総動員させてリアスは耐える。堕ちるわけにはいかないと、必死に。

 

「よーし……じゃあそろそろ出すぞ?」

 

「っ……!」

 

忌み嫌う男の精液、本来ならば出そうとする前に何とかして止めようとする。行動で示すことが不可能であっても、声を出すなりは普段のリアスならしたであろう。

しかし、リアスは覚悟を決めて目も瞑るだけだった。

出すことを止めようとしない。声で静止しようとしない。どれだけ抵抗しても、出されるのはわかりきっていると彼女は頭の中で反復し続けていたが━━━

 

「ん、んん……!」

 

「……ふぅ。」

 

「はぁ、はぁ……っ……!」

 

出された時に再び感じた満足感と幸福感。それは確実にリアスの理性を貪っていた。

快楽に屈する、というのは今でもありえないとリアスは確信している。しかし、それとはまた別の感情……幸福感や満足感というのに恐怖していた。

 

「……リアス、嫌なくせに笑顔なんだな?」

 

「え……!?じょ、冗談言わないでちょうだい!!」

 

金男に指摘され、リアスは顔を隠す。『笑顔になんてなっていない』なんて口だけならばいくらでも言えることだが、本心はまた別である。

笑顔になっていることを認めるということは、犯されることに嫌悪感どころか本当に幸福感や満足感を覚えていることを認めてしまう。

それだけは避けたかった。

 

「冗談なんて言うと思うか?俺はお前のことを率直に言っただけさ。なぁ、素直になったらどうだ?気持ちよかったんだろ?満足しちゃってるんだろ?幸せな気持ちになってるんだろ?」

 

「黙りなさい!!口だけならなんとでも言えるわ!!」

 

自分のことである。それをリアスも自覚していた。自覚しているからこそ、金男にだけは言いたくなかった。

 

「おいおい、顔がひきつっているぞ?なんだ?図星だったか?」

 

「そんな、そんなこと………ないわよ……」

 

息を荒らげるリアスだったが、必死に否定したかった。自分の好きな男性は兵藤一誠その人であると大きく口に出して言いたかった。

だが、口に出せなかった。

 

「だったら……今日は好きな男の顔でも思い出して寝ることだな………思い出せるもんなら、の話だが。」

 

「……そうさせてもらうわよ……絶対に、堕ちない……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、休憩を挟みつつ何度も行為を行った。しかしどれも激しいものではなかった。

絶頂に達することは出来ているし、満足感も得ている。だが、何かが物足りないとリアスは心に引っかかっていた。

 

「……寝ましょう。」

 

『好きな男の顔でも思い出して寝ることだな』という金男の言葉を思い出しながら、リアスは兵藤一誠の顔を思い出して寝ようとする。

しかし、ここで気づいた。

 

「イッセー……イッセー……?()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

()()()()()()()()()()()()()()()。兵藤一誠という人物の顔は理解していた。しかし、その笑顔がよく思い出せずにいた。表情は思い出せる、しかしその笑顔がどんな時に出るものだったか、それに対しての記憶が曖昧だった。

 

「……なんで、なんで……」

 

好きな人の顔が思い出せない。本来ならば、そんな状態になったものは焦り、恐怖することだろう。

しかし、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。兵藤一誠という人物が今まで何をしてきたか、見てきた分に語ることはできるが、リアスはその光景を第三者視点で見ていた。『何かをしてあげたい』『褒めてあげたい』という物が、ほとんど湧いていなかった。

それは、出来ても眷属としての……木場などの、他のオカ研メンバーに関してのそれと何ら変わらない態度をとるだろうと、リアスはすぐに理解していた。

 

「私は……あの子のことが好きで、愛しているはずなのに……」

 

涙を流すリアス。その涙も、顔が思い出せない相手の事を思っての涙なのか、それとも得体の知れない恐怖に対しての涙なのか、それすらも判断することが出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side金男

 

「うんうん……ちょーっとばかしえぐい手になってきてるのが、すっごい心にくるけどー、うまい事いっているみたいだなぁ。」

 

え?心に来てるなんて嘘だろうって?嫌だなぁ、一応は本心だよ?めっちゃシリアスな空気になってるから嫌になっちゃう。

ギャグにしろってのも無理な話だけどな。

 

「……リアスは兵藤の事を愛していない。恋愛対象としてではなく、眷属愛の深いグレモリーとしての愛ならあるけどな。

だからこそ、好きな人に対してのフィルターがかからなくなっている。そりゃあ、抱かれていない相手より抱いている相手の方が生物的に好意的に見ちまうだろうさ。」

 

悪魔だから生物的なあれがあるのか、って話になるけど……まぁ、あんまり気にしたらダメだろうな。

結局のところ、リアスは兵藤を愛せなくなったことに変わりはないんだからな。

 

「後は……堕とせばいいだけになったな。」

 

第一段階として、リアスを抱いた。優しく相手を愛すように。無意識下で俺に屈服しているリアスは、優しく触られたことで俺に対する満足感を得る。それを持続的に続ける。目安としては、好きだったやつが好きにならなくなるまで。

第二段階として、これからが本番になる。好きなやつの空きができたようなもんだからな、その空きに慣れる前に俺が行為によってさらに幸福感と満足感を与えていく。その内、俺に対する嫌悪感も引いていくだろう。

 

「というわけで……第二段階が完了し次第……お前は、今のお前じゃあなくなるんだぜ?リアス……」

 

カメラから見える映像。困惑しきって息を荒らげているリアスの映像が目の前に流れていた。

俺は、その映像を見て舌なめずりを行う……何せ、ここまでねっとりとすることも無いから……楽しめるのだ。こういう長い手を使うのも、嫌いじゃないからな……俺のことを、心の底から受け入れるようになるまで……期限はあと二日。

頑張ってくれよ?リアス……

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