大体のものは気絶したらアウトだったりするゲームなのだが、今回それをなんとかして再現してみようと思った。まぁ気絶と言ってもほかの要因で気絶されても困るので、HPメーターが切れたら1アウトというルールでやっていこう。
「というわけで用意はいいな?グレイフィア。」
「やらないといけないのでしょう……はじめから準備は整っているわよ。」
今回の参加者はグレイフィア1人。そして今回、特別ルールを設けている。それがグレイフィアがどうしてもこれをクリアしなければならない理由である。
「俺がスタートと合図する。それから制限時間6時間までにゴールを目指すというもの。
そして、お前が6時間を超えてからが本番……10分毎にオカ研から順に一人ずつ適当な場所に飛ばして色々犯されちゃうという寸法である。
オカ研が居なくなったら生徒会に移行するので、そこも踏まえて考えてくれよ。」
「6時間でクリア出来る高さなのかしら?」
「モチのロン……と言いたいが、それに関してはお前の運次第さ。きちんとトラップを見抜ければ、歩いていたとしても一時間もかかりはしない。だから……如何に犯されないようにするかがキモなわけだ。」
大体ビルの高さに換算すると5階建てくらいである。え?低くないかって?時間が足りなかったんだよ。今回は五階で我慢しとけ。
「……お嬢様達を、解放してもらいますからね……!」
前に似たようなのを作った記憶がある。まぁ今回のメインはグレイフィアじゃなくて飛ばされるリアス達の方だからね。
グレイフィアはおまけ程度に見ておくとしよう。
「ここ、なんで……さっき通って……通ってない……?」
一階は幻惑ルートである。如何に幻術を振り切って進むのか、それが試される階層である。エロじゃないよ、って思うだろ?見せる幻術は俺がいじってるんだよ。だから『そういうの』も見せられる。
右手壁について歩いておけばいずれ辿り着く、ゴールが見えなくてもそれは絶対なのである。
ちなみに、既に3時間ほど経過しているのだが、時折ぼーっとしたりして多分意識が飛んでしまっているせいでグレイフィアはそのことを認識していない。
「ぁ……また……いや、来ないで……」
そして、グレイフィアは何かを押しのける動作をした後に、床に倒れてま○こをいじり始める。
「いやぁ……!」
因みに、今現在グレイフィアは傍から見たらオナっているようにしか見えないのだが、グレイフィア自身は見知らぬ男に犯されている幻覚を見ている。というか実は何回かこのパターンはあった。
そのせいでさっきから体力メーターだけが減ってきている。MAXは100で今は残り40を切ったところである。
「だ、めぇ……!」
そしてグレイフィアは絶頂に達してまた体力メーターだけが減っていく。何度目だ、お前幻覚とか素では耐えられないんだな……まぁそれくらい強力なの使ってるの俺なんだけど。
「はぁはぁ……は、んん……!あ、あら……?ここは……」
何とかクリアしたグレイフィア。ほとんど偶然のゴールだったが、まぁよしとしよう。体力はこのままでGO!
「うぁ……はひっ!」
2階、1面の肉壁となっているこのフロアは触手地獄である。生物の体の中のような景色になっているといえば分かりやすいだろうか?一度歩けばぶにぶにと柔らかい感触があり、そして、どこからともなく触手が生えてくる。
グレイフィアはその壁の一つに縛られてしまって犯されていた。魔力を吸うように出来ているので脱力感がずっと続きながらも、快感だけは続いていく。
「ひ、はぁ……」
体力メーターは既に一桁にまで落ちている。0になってもゲームオーバーにこそならないものの、ゲームオーバーになったフロアの入口からスタートとなる。
「はへ、ひあぁ……」
さて、0になりそうだしグレイフィアは2階は初めからということになるだろう。既にこの階層でも一時間が経過している。二穴を犯され、クリと乳首を吸われ……しかも触手自体に催淫効果が存在するからいくら絶頂しても発情は止まらないという状態である。
あ、再スタートしたら流石に体の状態はリセットされるぞ。いくら経ってもゴールできないようになってしまう。
「う……体、が……」
そして、グレイフィアの体は消える。スタートに戻ったということだ。前よりはるかにぬるい仕様だが……これはこれでありだろう。
やりやすくはなっているのだから。
「ここは……確か、私はあの触手にやられて……くっ、あんなものに負けるなんて……!」
いつもの戦闘力ならばいけるのだろうが、グレイフィアクラスとなると余裕でクリアできる気がしたので戦闘能力を1/10まで落としてもらった。その下げた分を、塔のモンスターやら施設の強化に使っているので、あの触手自体も実は並の下級悪魔なら苦戦するくらいの強さはある。
「このフロア自体が、モンスターのようなものらしいですし、頑張るしかありませんね……お嬢様達のためにも……そう言えば、1度やられてしまったら終わりと聞いていたのですが……終わる気配がありませんね……」
あくまでも1アウトである。このアウト数を重ねていけば行くほどお前の首を後々締めることになるわけだよ。
「……ともかく、進むしかありませんね。どれだけ進めるかは分かりませんが……」
そしてまた進み始めるグレイフィア……本人は時間がかなり経っている自覚が無いというのが、そのことを知った時の反応が知れるというものだ。
「……時間だ。こういうのはまずは1番役割が下の奴から……なんだがポーンは一人、そんでもって男な訳でして。
つーわけで、1番個人の戦闘能力が低いアーシア嬢、まずはお前からだ。」
「……そう、ですか。」
「ていうわけで行ってらっしゃい。聖女とまで言われたアーシア・アルジェントの行き先は……娼館だ。」
アーシアが飛んだ頃合を見計らって、グレイフィアの目の前にモニターが出現する。
出てきたモニターには、強制衣装チェンジによって衣装が娼婦のそれになったアーシアが、二人の男に娼館のとある一室で体を触られている映像だった。
「な……!?ま、まだ6時間経ってないはず……!?」
「そりゃあお前ずっと動き回ってた上に、一階の時はずーっとぼーっとしてたじゃんか。むしろそこまでされて、時間がはっきりと分かったらちょっと恐ろしいぞ。」
通信を少し開いて、俺はグレイフィアにそう伝える。黙っている方が面白いんだが、これで俺の方が約束を破ったなんて言われるわけにはいかないからな。
「くっ…!?は、早く行かないと……」
そう言っても、グレイフィアは落ち着いてゆっくりと進んでいく。焦っていても、冷静さは失わないというのは素晴らしいものだ。
とても魅力的なスキルである。
「はぎっ!」
━━━本当に少しでも冷静さを欠いていなければ、の話ではあるが。冷静な風に装って、実際は内心かなりグレイフィアは焦っている。
何せ、完全にオカ研などを巻き込んでいる形なのだから。自分のせい……と、少しでも感じてしまっているのだろう。だから、たった今触手に足を絡め取られていた。
「ま、待ってくださいまだそっちは……」
「お、何ー?まさか初めてなのー?こんなエロいカッコが似合ってるのに処女なの?やっべ、ちょっと興奮してきたわ。」
「の割には濡れてるよねー?え、何?処女なのに、犯されること考えてこんな濡らしてんの?うわ、清楚に見せかけたビッチと来たよ。どストライクだわ。」
「どストライクなのかよ。」
男達は、下品な笑い声を上げながらもアーシアを組み敷いていく。ま○この方はともかくとして、アナルの方はまだ早いと感じたのかそれとも単純に興味が無いのかは分からないが、1人はま○こにもう1人は口に入れるという串刺し状態になっている。
「んぶぅ!!」
「お、すっげー締まるー」
アーシアの苦悶混じりの喘ぎ声と、男達の声を聞いてグレイフィアはさらに焦っていく。
しかし、焦っている一方で考える頭だけは冴え渡っているようでゴールまでの道を的確に把握していく。
……もしかしてこういう自分以外のピンチを感じると逆に頭回るタイプだろうか?まぁ、どうでもいいか。
「っ!あった次の階までの階段……!」
そして、グレイフィアは階段を上って3階へと向かっていく。3階は一階や二階とはまた違ったフロアでもある……気をつけていくことだな。
「……っ!!」
3階、ゴブリンやオークがこの階には存在している。因みに、体力回復アイテムをゴブリン達は持っているので、奪いたかったらはいどうぞ……という仕組みである。
ま、今のグレイフィアにはそんなことしている余裕は全くないがな。
「……さて、10分が経過したな。次はイリナ、お前にしよう。」
「……」
そっぽを向くイリナ。今更だが、オカ研達からは俺が調教した日々の記憶を奪っている。だからやたら俺に冷たい反応をしてくる。
「そうだなぁ……天使だから悪魔のところに、じゃあ味気ないから……畜生にしてみよう。」
そう言って俺はイリナを転移させる。それと同時にグレイフィアの目の前にモニターが開く。このモニターはグレイフィアにしか見えてないので、ゴブリン達にはバレたりしない。
「ん、んん……?な、何よここ……」
全裸のままのイリナ。その両手は檻に拘束されており、膝立ちを強制されるような姿勢になっていた。
「……え、ちょ…お尻に何か当たって……ひぐぅ!?」
イリナに乗っかかると同時に、イリナに乗っかったモノが自身のち○ぽを押し込んでいく。
まぁ、隠す必要も無いから言うが……豚である。
「わ、私こんなのに犯され、てぇ!?」
イリナの悲痛な声がグレイフィアにも届く。悔しそうに拳を握りしめるグレイフィアだが、すぐさま立ち上がって静かに…しかし素早く移動をしていく。
だが、ゴブリンやオークは動き回る生物だ……そう簡単に行くとは思わないことだな。
「早く、早く行かないといけないのに……!」
アーシアの声とイリナの声。両方を聞いて焦っているのに、中々移動できないもどかしさがグレイフィアを更に焦らせる。
時間も経過していくのが、もう一押しでグレイフィアを焦らせていく。
「次の、次の階段……!」
「……オイ!ナニシテル!」
「っ!!」
そして、焦りすぎて周りの視野が完全に狭くなっていたグレイフィア。数体のゴブリンの群れに見つかってしまい、つい逃げ出してしまう。戦うよりも、階段を素早く見つけることの方が重要だと感じたのだろう。
「ゲッゲッゲッ……!」
しかし、走り出せばそれだけほかのオークやゴブリンに見つかる可能性の方が高くなる。
それを分かってまで、グレイフィアは走り続けた……続けたのだが。
「つーかーまーえた!」
「しまっ!!」
あっさりとオークに捕まってしまうグレイフィア。オークやゴブリンの性欲ってのは、常になんとか繁殖しようとするあいつらの生体を表してるからな。
犯されたらかなり長いだろうなぁ……間に逃げだせればまた話は別かもしれんがな。
「わ、私は……早くゴールを目指さないと……!」
「おー、人生のゴールには連れてってやるぞ。俺達の性奴隷っていうゴールにな!!」
大きく笑うオークにつられて、ゴブリンも笑い始める。オークに担がれて抵抗も出来ないまま、グレイフィアは姿を消したのだった……
「……さて、犯されて開放されるまで何分かかるだろうなぁ?その間にはオカ研は全滅してそうだなぁ……なぁ?リアス。」
「うる、さい……!」
さて、本当に何分かかるのやら……