「さて、お前らにひとつ質問させてもらおう。『俺のことをどう思っているか』だ。」
目の前には、俺が今まで調教してきた女達全員がいる。広い部屋なので問題なく入っており、各々がゆったりと座っていたりしている。
因みに、今回こいつらにかけた催眠はあらかた取ってある。特にグレイフィアとかな?
「……そうだな、簡単に二択にしよう。俺を殺したいほど憎いか、それ以外か、だ。」
全員に視線を向ける……が、唐突にその座っている集団から3人が飛び出す。ミッテルト、カラワーナ、レイナーレである。
「逆に殺されないと思っているのかしら!ここであんたを殺してその力を奪ってやる!!」
「殺せるか殺せないかは置いておくとして、俺を消せばお前らも消えるぞ?」
「なっ……!?」
三人が飛ばしてきた光の槍を、蚊を払うように消し飛ばしてから俺はそう伝える。
いや、そもそもコントローラー奪われたら俺がコントローラー関連で今までしてきたことが全部無駄になるぜ?まぁ肉体面は分からないが……少なくとも、コントローラーの力で蘇らせたようなもんだからこいつらは存在そのものがまた消える。
「さて……レイナーレたちが言いたいことはわかった。なら他の奴らに聞こうか……オカ研メンバーと、グレイフィアに聞こう。」
「……」
リアス、朱乃、アーシアの3人は服を脱ぐ。下着こそ脱がなかったが…脱いだ後に腹をさすっていた。
そういやこの3人は俺が孕ましていたな、さて……どうくる?
「私は、貴方のことが嫌いよ……心底嫌い。はっきり言ってしまえばとんでもなく嫌い。
けど……同様に愛してしまってもいる。殺したいほど憎いけど、それくらい愛も深い……だから、私に貴方は殺せない。」
リアスが複雑そうな表情で俺を見つめる。ま、心の底から堕としてしまったんだから当たり前か。
「私も同じですわ……攻めることこそが快感だったのに……貴方のせいですわ。攻められることにしか、快感が見いだせなくなったんですもの。」
「朱乃も同じか……アーシア、お前は?お前は1番兵藤が好きだったはずだ。」
「……来ない人と、私を気持ちよくしてくれる人……頭で理解してても、頭はその内体に引っ張られてしまいます。
本能あってこその理性です、人格です、心です……イッセーさんより、貴方の事を好きにさせられたんですよ?」
つまり、アーシアも俺の事を憎い以外の感情で見ている、という事だ。じゃあ他いってみるか。
「小猫、イリナ、ゼノヴィア、レイヴェル、ロスヴァイセ……お前らは?」
「私はご主人様の奴隷ですよ!?」
何故か一人だけ全裸だったイリナ。まぁこいつは、殆ど意識の改ざんとかせずにこうなったから分かりきっていた。
ゼノヴィアは初めて調教した相手だったけど……どうかな。
「……私も、他と同じだ。憎い、という感情で見るべきなのに、私にはもう『牝』としての自分しか目に見えてないんだ……」
「……私も、です。牝猫としての自覚を嫌という程植え付けられました……」
ゼノヴィア、並びに小猫も同じようだ。さて、じゃあロスヴァイセとレイヴェルだが……
「こんな、こんないやらしい体にされて……憎め、だなんて……無理ですわ……」
「同じだぁ……私も、レイヴェルさんと同じだァ……」
訛ってるぞロスヴァイセ……まぁいい。ていうかイリナはともかくとしてなんで全員下着残して服脱ぎ始めるんだ。
あれか、リアス達のせいでやらないといけない空気になったか。
「……あんなふうに、性格を変えられるのは癪に障りますが……私も、もうあなたのことを忘れろと言うのが……無理です。」
「私も同じよ……グレイフィア……」
ヴェネラナ、グレイフィアはどこか悲しそうな顔をしている。しかし下着姿なのが妙にシュールだ。
「えーっと……グレモリー関係はこれで終わりか?無いのなら、生徒会にも聞こうか。」
「私達には聞かないかにゃあ?」
そういや黒歌達もいたな……いや、どっちにしろ聞くタイミングじゃなかったろうし……そもそも、殺すほど憎いならそれを実行するのがお前じゃねぇか。
だったら答えなんざハナから一つに決まってるだろうに……
「……あー、まぁ一応聞いてやるよ。」
「ま、殺す気はないにゃあ……殺意が湧くことを良くするとはいえ。」
「わ、私も別に……」
どうやらこの二人も……いや、分かりきっていたことではあるがな。ルフェイ、とりあえず恥ずかしいなら脱がなくていいんだぞ。
「あぁ……猫といえば、ライザーの眷属達はどうだ?俺の事はよ。」
そう言えば双子の猫がいたことを思い出す俺。視線を向けて聞くと、ユーベルーナが一歩前に出る。どうやら、総意を聞かせてくれるらしい。
「……それ、聞くの?」
「何でそんな呆れ顔してるのか全くわからん。いや、殺す気ならレイナーレ達と同じく、向かってくるもんだと思ってたし。」
「……力の差がわからない程、私達は馬鹿ではないのよ。」
めっちゃ砕けた感じに喋ってくれてるユーベルーナ。けど目も顔も笑ってなかった。
いや、怖くは無いんだけどね。とりあえずこいつらもOKらしい……視線向けたら目を逸らすくらいには、好かれていないのも分かったがな。
「生徒会、改めて聞くけどお前らはどうなの?」
「……こんな体にしておいて、今更逃れるつもりですか?」
「んなわけないじゃん。ていうか渡すことはあっても手放すことは絶対にないと思え。」
元会長が睨みつけてきたけど、どこ吹く風で完全に反応してやらない。実際殺意というよりは、寂しさ紛らわすための睨みだろうしな。俺がそう伝えるだけで顔を逸らしてしまった。
「……椿姫、お前の反応を聞いてやるよ。」
「私も会長……いえ、ソーナ様と同じです。そしてそれはほかの眷属達も同様です。」
生徒会メンバーがそれぞれ頷いたり、顔を背けたりそもそも無反応だったりと様々な反応をしている中、ベンニーアだけが鎌を構えていた。
「あっしの心と体の気持ちを弄んだ罪は━━━」
「心と気持ちで言葉重複してね?」
と言った瞬間に鎌が頭に突き刺さった。うわ何これ新体験。なんて言ってる場合じゃねぇな。脳に刺さってるから何か目が見えなくなってる。痛くないのになんも見えなくなるのすっごい怖い。
「………」
喋ってるけど耳に音が入ってこない。あ、これ脳に刺さってるから影響出まくってるのか。
「あ、聞こえるようになったし見えるようになった。」
「ちっ……今ここで死んでおけば……」
ベンニーアが鎌を抜いてくれたようだ。そして俺には死神の鎌は通用しないらしい。意外なタイミングで発揮した真実ってやつだな。
「再生は……まぁちゃんと済んでるかこれは。てわけで今ので死んだ扱いということになるので、ベンニーアはレイナーレ達と同じだな。」
「は!?何でそんな自己中堕天使と一緒の扱いなんてはぐぅ!」
レイナーレは俺の尻置き、カラワーナは右手でミッテルトは左手を置く。で、ベンニーアは俺の足置きになった。次の係は足舐めかな。
「生徒会、オカ研………大まかにその二つは聞いたし、居候の二人とグレモリーの二人も聞いた。
残ってんのは八坂親子に、セラフォルーか。」
「あれ?ヴァルブルガさんは……」
「あっ……」
すっかり忘れてた。まあ、誰も困らないしいいかな。というわけで残ってるのは3人だ。
「ふふ、私は別に構いやせんよ〜」
「母上と同じじゃ!!」
八坂はおとしやかにいい、九重はぴょんぴょんと跳ねながら俺にしがみついていた。暇な子供かよお前。
「私はソーナちゃんが行くところはどこにでも行くよー!」
俺は特に関係ないのかセラフォルーよ。まぁ、それでも別にいいんだけどよ。目の前で言われるとちょっとな。
「……」
「……」
「………ぜひ自分達も質問してください、と言っているようにしか見えないぞオーフィス、リリス。」
じーっとこちらを見る二人。親子と言っていいのか悩んだが、まぁ深く考えるのは無しとしよう。
「……我、金男といたい。約束、してくれた。」
「おかし、くれるから。」
オーフィスの理由はともかくとして、リリスは色気より食い気って言葉良く似合うなほんと。
「つまり、二人とも俺とともに来てくれるってことだな? 」
俺の質問に、二人は軽く頷く。やはり同じオーフィスだからなのか分からないが、同じ反応の仕方を見ていると鏡合わせになったようにしか見えない。
「……四人を除いて、後は全員俺を殺す以外の感情を持ってるってことだな。
じゃあそいつらは今まで通りと行こうか。」
「へ?あ、あっしらはどうなるっすか……」
「ん?いや、殺されるくらいなら先に堕としておかないと怖いじゃん?」
可愛らしく、目をウルウルさせて俺はそう告げる。え?気持ち悪い?悪かったな。
「だ、だから何を……」
「とっても楽しくて、気持ちよくて、自我が吹っ飛ぶくらいの事をな。」
「へ、へ……?」
結局、いつまでもこうしているのだろう。好きな時に女を犯し、好きな時に女に命令をし、好きな時に好きな命令を女に与える。
女を犯す同性愛者に変えることも、ドSな奴を雌豚に変えることも可能であり、言葉一つでイキ狂わせる事も可能なのだ。
「だから、触手に繋いで永久に狂わせることだって出来る。」
「ん゛お゛お゛お゛!!」
口にも、ま〇こにも、アナルにも触手を突っ込まれている四人。コントローラー無し……せいぜい妊娠しないようにしているだけで、その他は一切考えていない。
「なぁ、どんな気分だ?聞こえてるのかどうかわからんが、聞いてやるよ。気持ちいいか?痛いか?辛いか?悲しいか怒りたいか恨みたいか……いや、どんなことを考えても結局意味なんてないんだよ。」
全部俺が、言葉1つで指1つで変えられることなんだから。
さながらゲームのように、女を使って女を操って運命も記憶も全てを変える。
「ま、これからも良さそうな女がいれば犯して……いなかったらそれまでさ。
別次元とやらに行くのはそのあとでも充分さ、俺は死なないんだから。」
よくよく考えてみたら……今まで能力をつかっていろんな実験とかしてきたけど……『死なない人間は何千年何万年以上生きて、耐えられるのか』って実験を俺の体でしていることになるな。
「俺自身が一番のモルモット……か。」
やべ、変な事考えちゃってた。ま、けど偶にはシリアスでもいいかもしんないな。
まだまだいくらでもこの先の時間はあるんだから……な。
これまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
多分、またすぐに別のネタでエロ小説書いてそうですが……この作品の感想なども書いてくれて嬉しかったです。
ありがとうございました。