「さてさて…………まだ俺に逆らおうとする悪い子にはお仕置きをしよう」
「くっ…………その大豆も驚く様な小ささのものに声を出すほど小さい穴はねぇーですぜ」
全裸で縛られてるのによく口が回るな…………最初はそのうるさい口を黙らせてやろうか、なんて言いたいところだったが今回はコントローラー無しでいこうと思う。なんでかって? 追いかけ回された挙句殺されかけたんだからその皺寄せ? を全部こいつに背負わせてやろうかと思ったからだ。
コントローラーを使わないでも俺に逆らえないという事を植え付けてやろう。だが暴力には訴えない、だが俺には完璧に服従してもらう…………つまり今回は本気で俺の開発力が試される時なのである。
体の性感帯やそうでない部分を感じる様にし、自分から欲しがる様になるまでひたすら掛けたり飲ませたりして俺の精を外にも中にも染み付けていく。小猫の時と違って痛いのを快感に感じさせる訳じゃ無いから入れるとすると文字通り痛いので欲しがるまでそれだけを与えていこう。
「んひゃう!? い、いきなりどこ触ってるんですぜ!?」
「何って…………君のこれからの成長性を感じる慎ましい胸」
まぁぶっちゃけ言えばペチャパイ、ド貧乳、ロリパイなども言う。
さてさて…………まずはどうやってこいつを征服してやろうか―――
sideベンニーア
くっ……アザゼルの旦那も、ルガールの旦那もこの男の策略にハマってしまって遂に残っているのはあっしただ1人…………けれどまだあっしにはチャンスが残っているはず。
あっしの手元には愛用の鎌がありやせんが…………こうなる前にアザゼルの旦那から教えてもらった情報だとこの男は『コントローラー型の神器』を使ってグレモリー眷属、シトリー眷属の皆さんを自分の性奴隷という名の手駒にしていったという話を。そういう時は大概体に何か異変が起きていたり自分の意識がおかしいと思わされなくなるって聞いてたけれど…………こういう思考ができる時点で恐らくは思考の制御はされていないと見て間違い無いはずですぜ。なら体の異変かと言われれば…………そういう事でも無さそうというのがあっしの判断。つまりこの男はあっしを自分のテクニックだけで堕とそうとしているという事になりやすが……そこに小さくとも付け入る隙があるはずですぜ、機を見て待つとしましょうか。
「ひゃうっ…………!?」
「お、やっぱりこうやって撫でる様に触ったら気持ちいいのか? こんな体型だけど感度いいのかね? それともこんなに若いのに感じちゃう様な根っからの淫乱体質?」
「…………なんとでも言うといいですぜ」
ただくすぐったかっただけ、いきなり胸を撫でられて驚いただけなのに随分と自信過剰な男もいたもんですぜ。別段あっしは感度が高いなんて思った事なんて一度も無い、こんな軽い刺激で感じていたんじゃおちおちまともに戦えもしないだろう。そう考えてあっしはこの男を喜ばせる様な声は絶対に出さないと誓った。
「ふむ…………あーん」
「っ……!!」
胸を触っていた手を止めなにか思案顔をする男、何をする気なのかと思っていれば急に乳首を咥え始める。しかしあくまで優しく、丁寧に舐めていく。もっと乱暴にされるのかと思っていたせいで調子が狂うというかなんというか。
「れろれろ……結構ビンビンだね、これでも感じて無いって言える?」
わざとらしく声を出しながら乳首や乳輪を舐めたり、わざわざ説明を入れてくるのはそれで私が羞恥の顔になるとでも考えたんでしょうがそんなので簡単に表情に出すようなあっしじゃないですぜ。
「全然、こんなもんで女性を堕とそうとしているなんて正直がっかりですぜ。やっぱり女性を自分の考えに染め上げないとろくに手を出せない臆病者のテクニックなんてたかが知れてやすね」
こうやって挑発していけばいつか挑発に乗って決定的なミスを犯すはず…………その時こそこいつを逆に仕留めるチャンス…………だからこそ、今は耐えるしか…………
しかし男はひたすらなまでに胸をいじっていく。乳首や乳輪…………そして私のまだ未発達の乳房を舌で舐めあげ、手で優しく触り…………時には指で乳首を弾く様に手法を変えていくのに胸をいじる事だけに特化していく。
「っ……は…………な、なんでそこばっかり…………!」
流石にこんなにもいじられていたら少しは敏感にならざるを得ない、舐められ過ぎて流石のあっしも感じてきた時に―――
「……こんなもんか」
彼はそこで行為をやめてしまった、それに関しては何ら何も思わないが今の自分を見てなにか余計な事を思われるのは癪と言わざるを得ない。
「はぁ…………はぁ…………」
「なんか息が荒いし顔も赤いけど大丈夫? そんなにハードにはしてないつもりだけど感じ過ぎて辛いならもっと優しくするけど?」
ここで『もっと優しくして欲しい』なんて言おうものならそれこそ『あっしは屈服しました』と言っている様なものである。ならばキングの為にもあっしは屈服せずにあの人たちを助ける術を探すだけですぜ。
「な、何をされていたのか分からなくてつい眠っちまいそうですぜ……こんなにも下手くそなテクニックだとやっぱり女は退屈してしまうしこんな事はとっととやめてた方がいいですぜ」
「うんうん、まぁそれくらい強気でいてくれないとこっちもやりがいが無いからな…………けど、あんまり人を挑発するのはやめておいた方がいいぞ」
少し声にドスをきかせているのか分からないが声を低めに……というか少し怒ったかの様な口調で喋るけれど
「…………」
そういう脅しが効かないと分かったのか一旦あっしの体から離れて……あっしの秘裂に手を伸ばし始める、胸が感じさせても反応が鈍いと思わせれた? と思っていた…………これが間違いだとすぐに気が付きやした。
「ほら……何されてたか分からないくらい感じてなかったのなら……こんなに濡れるはず無いよな?」
「ぐっ…………た、ただの生理現象で漏れているだけなのにそれを見せて感じさせていると勘違いさせるつもりでしょうがそんな手には引っかかりやせんぜ」
確かに、彼の親指と人差し指の間を粘着質の液体がへばりついている……実に不愉快な話けれども確かにあっしはこの男が胸をいじった事によって股を濡らしてしまったのは事実……しかし弱気にはなれやせん、我慢しないと…………!!
「ふーん…………なら、感じたと言うまでちょっと弄ってみようか。これ知ってるよね?」
そう言うとおもむろにポケットからピンクローターを取り出す、性知識はむしろ人並みにあると思いやす。しかし今回は逆にそれがアダになったかのような気分ですぜ……しかもローターは無線タイプ、男が買うものでもないと思いますがね。
「知りやせんね、臆病者で道具に頼らないと女を手篭めに出来ない様な軟弱者の持っているものなんて」
「んじゃま入れるから」
そう言うと彼はおもむろにあっしの膣の中へと1つ滑り込ませる、そしてスイッチを入れた後ローターのコントローラーをあっしの側に置く…………が、無論縛られているため手に取る事が不可能でありローターの振動自体はとても微弱なものではあるがそれが妙にむず痒い様な感覚を持たせる為コントローラーを取るどころではなく無くなっていた。
「んん……あっ…………!」
「もう感じてるなんてエロい子だなぁ、そんなエロいならすぐにこの仕事も終わりそうだ」
「そんな、訳…………んっ!」
しかし一度感じてしまえば後は転がり落ちるだけで…………あっしの体の中の官能は徐々に高まっていくのが分かってくるのが皮肉なもんで……
「んぁ…………も、もう…………!!」
徐々に溜まっていた感度が積もり積もって絶頂に達してしまうと悟った瞬間―――
「―――で、ここまでやって感じないなんてすごいなぁー」
「え…………」
彼はローターの電源を止めてしまった、おかげで絶頂に達する事は無く悶々とした状態になってしまった。いじりたいのにいじれないもどかしさも相まって呼吸が無意識に荒くなっていく。
「な、なんで…………後ちょっとで…………」
「後ちょっとで………………何?」
「っ!? な、何でもないですぜ…………」
危うく口走るところだった…………どうにかして感じてイきたいのにそれが出来ないのが原因であっしはいつの間にか頭の中でどうやってイクかを考えてしまっていて…………それを考えてはいけないのに悶々とした感情が更にそこに意識を集中させてしまってもどかしい事この上無い。
「…………もういっちょ」
「っんふぅ……!!」
突然彼が再度ローターの電源を入れ直したのでさっきまで落ち着きの一歩を辿っていた溜まっていた快感が急激にぶり返してくる。ギリギリ声を出さない事に成功したがしかし声を出さない様にする事でなぜだか余計に高ぶってくる様な感じがしてしょうがない。
「んん……! んぅあ……!!」
自分でも分かるくらいに体を震わせて快感に酔いしれていて、喘いでいるその姿を彼はマジマジとニヤニヤしながら見ているはずなのに―――
「いやぁ…………これでも感じないなんてベンニーアちゃんは本当は不感症じゃないの? そうじゃないとここまでしているのに感じないなんておかしいもんね?」
こうやって自分がさもあっしが感じている事に気付いていないフリをしてまであっしを堕とそうとしている事が丸分かりなのである。
「ぐっ…………随分と好き放題言ってくれるもんですぜ…………自分が下手なのをいい事に他人を不感症扱いするなんてどういう思考回路してんですかね…………」
違う、あっしは不覚にも感じてしまっている。しかももっとあっし自身ですら嫌気が刺す話だがあえて言うなら彼のテクニックは決して下手というものでは無い。本当に下手なら今頃もうちょっとあっしの愛液の量は少ない筈と確信しているから。そしてまたあっしがイキかけてるのを察して電源を止める。
「っ…………!」
イきたいのにイケない、そんな悶々とした感情が精神を侵食していく。
秘裂が疼いてくるのを見計らかった様に彼は自身の足であっしの秘裂を踏み付ける。
「下手? じゃあいじられたら感じるんだよね?」
感じているのを理解しながら彼はあっしの秘裂に足の指を入れる、ローターと同じくらいの大きさである足の親指を中に入れてぐにぐにと動かしていく。
しかし入口付近で動かしても水音を立てるばかり…………気持ちいいのにもっと刺激が欲しいと心のどこかで望むあっし自身が嫌になってしやいやすぜ…………これをずっと続けられるのは…………流石にきついけれど耐え抜くしか……無い―――
あれから……一体どのくらいの時間が経ったのか…………1日? 2日? もしかしたらそれよりももっと経っているかもしれないけれど、最早疲弊しきったあっしには考えるのも億劫ですぜ。
「ほら…………出すぞ……!」
「う……あ…………!」
そうして何回目か分からないが彼に精液を浴びせられる。ここの空間では空腹にはならないが体力は少なくなっていく…………いや、正確には彼の体力は回復している。途中で休んだり寝たりして体力を回復させているのに対しあっしは寝る事も出来ずに延々とローターをとても微弱な振動にされて感じさせ続けられ休憩する事も許されない。しかしその間も一度も絶頂に達してなんかいない。
もう既に精液を何度も飲まされ味は覚えてしまっているし、掛けられた精液は髪の毛をタオル替わりに使われているしありとあらゆるところに掛けられてしまっているからもう既にカピカピに乾いてしまっている。最早掛けられているところより掛けられていないところを探す方が難易度が高そうな話ではありやす。
「ふぅ…………さてすっきりしてお腹も減ったから飯を食べよう」
かけた後は最早精液の匂いが染み付いた髪でまた精液を拭き取られてしまう。この行為に対してあっしは嫌悪感を感じることは無くなっていやした。そしてしばらく犯されている内に私の目は、鼻は、口は彼の肉棒に対して知らず知らずのうちに目で追っていて、知らず知らずのうちに匂いを肺いっぱいに吸い込んでいて、口いっぱいで味わってしまっていたんでございやす。最早私の体は彼に屈してしまっているのでしょうが心はそう簡単には折れたりしやせんぜ…………皆を助けるためならこれくらい我慢して見せないといけないというのは覚悟の上なもんで…………
「…………もどかしい? ずーっとイかせてもらってないもんね。
何度も間を置いてるとはいえ何時間も意識を失う事無くイク事の無い快感を味わわされてるからね、そろそろ限界なんじゃない?」
「そん、な…………こと、ありやせん、ぜ………………!!」
今のあっしに出来るのは精一杯の強がりだけ…………けれど強がって彼を挑発さえ出来ていれば…………私のやるべき事は順調に進んでいると分かりやす。こうやって弱った様に見せ付けておけばいつか油断して縛りを解いてくれるはず…………!!
「…………こーんなに濡らしてるから何言っても説得力ないよ」
「んぃ!!」
そう言いながら彼は私の膣に人差し指を入れられ、いきなりの刺激につい声を出してしまうが彼は私のそんな状態に気にせずそのまま中指も膣に入れてきやした。
「あっ! や、やめ……激しっ……!!」
『やめて』と言葉に出したのはまだあっしの中に意地が残っていたのか、それともこれ以上もどかしい思いをさせないで欲しいという懇願の意味なのかは私にすら分かりやせん。けれど今こうやって指を中で遠慮なく動かされてあっしは嫌悪感を抱けやせんでした。むしろ焦らされていたから早くイかせて欲しいという気持ちの方が多くて眷属の皆さんを助ける事なんてこの場では忘れてたくらいです。
「激しい? ならやめようか、無理させるのは悪いしね」
「んん、ぁ……! …………え………………」
また、また、もどかしいまま放置される。あっしがイきたいのを分かっていてイキそうになる時に丁度良くいじるのを止めてしまう。もうこれで何回目かも分からない寸止めから出される熱がまたあっしの脳を、意識を、理性を焦がしていく。
絶頂という名の水で冷ましたい、この熱を抑えたいと体が訴えている様な感覚がヒシヒシと私の理性に訴えかけてくる…………こうまでなってしまうといつ理性のタガがぶっ飛んでしまうか分かりやせんね…………
「さて、と………………流石に根負けしたよ。まさかここまでやってイク事が無いなんてな………………これ以上やってもイク事が無いだろうし俺も負けたし君とみんなを開放する事にしたよ」
「え……え…………?」
いきなり彼は何を言っているんですぜ? 開放する? 一体突然何を言い出すのかと頭の中がグルグルかき混ぜられていきやす。
しかしその間にもあっしを縛っている縄は次々とナイフで切られていきやす。そうしてあっという間にすべての縄は切られてあっしは床にはいつくばっていやした。
「ほら、ちゃんと解除し終わったし帰った帰った。
俺もこれ以上何もしないからさ、頼むから殺す事だけはやめてくれよ? あ、そうそう君の鎌も返すね」
そう言ってどこからか私の持っていた鎌を私の横に投げ捨てやした、それを一度見てから再度彼を見やすが彼は本当に私に興味を無くしたかの様に背中を無防備に晒して歩いていやした。
そうだ、私は元々眷属の皆さんを助ける為にこうしていて…………けど解放すると言っているのならこれでいいのでは? とも思えてしまいやす。けれど彼が本当にあっし達にもう手を出さないのかは分からないしもしかしたら気が変わってまたあっし達に手を出すかもしれない。
なら誰かがこの男を見張らないといけないかもしれやせん。まだ手を出されていないあっしならこの男を見張ることが出来やす。あっしがずっと見張っていたら誰にも手を出させず最悪あっし1人だけの被害にとどめる事が出来るはず…………なら、考えられる手は一つだけですぜ。
「…………ん、何?」
あっしは鎌を置いたまま彼に近付き、彼にこれからの事を伝える。
あっしが本当に彼が手を出さないかを見張る為に彼の傍にいるという事を―――
「
「…………あぁ、いいだろう」
そのセリフを言えた時のあっしには最早…………これからされる事に対する胸の高鳴りだけが響いていた―――
side金男
「ぁ゙…………んぁ……」
「…………ん? なんだもうグロッキーか…………」
宣言の後、ベンニーアはすぐに犯し抜いた。処女を捧げたというのに痛みよりも焦らされた反動なのか快感の方が勝っていた。今まで何日間もずっと溜め込んでいたものを爆発させるかの様にイキ狂い、ヨガり狂った。体力が尽きようとも犯し抜いて遂にはベンニーアの体力も底を尽いて気を失ってしまっている…………が、本人は実に満足そうなアへ顔を晒してくれている。
「ま、これは正真正銘自分の意思で掴み取った爛れた未来だからな」
自分の意思で
これからも彼女は俺を見張るという方便を使って俺を狙うだろう。だがしかし彼女の本音は『犯されたい』という事なのでどれだけ俺を狙おうとしてもどれだけ俺を殺そうとしても俺に返り討ちに合いに来るだろう…………それこそ、甘えたいが為に主人の物に噛み付いてボロボロにする犬の様にな。
「ぁ……も…………っとぉ……………………」
今回はコントローラー一切無しです。
と言っても縛るのとかは流石に時止めを使わないと無理なんですけどね。