「ありがとうございます、ありがとうございます…………!」
「いえ、迷える子羊を救うのもまた私達の使命ですから……」
シスター・グリゼルダ、本名グリゼルダ・クァルタ。
以前はシスターとして活動していた彼女だったが今ではガブリエルの
転生天使となった事で輪を掛けて忙しくなったものの彼女自身はシスターの仕事をなんとか続けていた。
そんな彼女は悪魔や堕天使など人間の敵を一切の慈悲無く幾つも葬ってきた猛者でもあるが、天界と教会での人気は老若男女問わずとても高いものとされている。
そんな彼女は今日も迷える子羊を救っていた………………
「…………見てるだけで眠くなりそう」
俺は無神論者な訳では無い。というか悪魔や天使、堕天使や死神に妖怪を性的に相手にしてきてる時点で別にいてもおかしくないんじゃね? ってなるのは当然だろう。とはいっても神はもう死んでるらしいし結局いないんだけれど…………
神の存在を信じていても宗教を信じるかってのは別の話だし元々無宗教な俺なんだからもしこんな事が無ければ今でも神は信じなかっただろうな。まぁ神を信じていても背信行為はさせてみたいとは思っているけどな…………ぶっちゃけその辺がよく分かんないのとそれを調べる時間すらももったいないのでちゃっちゃと堕とすとしてどうやって堕とすか…………
「…………よし、閃いた。けど悟られんのも面倒だしイリナを連れて行くとしよう。堕天して無い転生天使を連れて行ったらまあ『仕込み』の手はずとしてはそこそこのもんだろうし」
という訳で教会に行く前にイリナを呼び出して…………仕込みをしておいて…………しばらくしたらまた教会に足を運ぶとしよう。その為には現代のヤリたい盛りの迷える子羊を連れて来ないとなぁ…………ぷくくっ。
さて、とりあえず仕込みをした後一週間は放置だな。あそこの教会でやるのもいいかもしれないが用心に用心して………というのもあるしな。さて、この一週間で猛者シスターがどうなるか楽しみだ。
一週間後
「おや…………見ない顔ですが……貴方も教会で懺悔したい事、悔い改めなければならない事を…………この現代において、人生で迷ってしまった1人ですか?」
ついにこの日が来た…………今回はかなり大掛かりかつ大人数でそれでいて時間を掛けた調教だったが…………洗脳してはいおしまい、ってするよりこの聖女を自分から腰を振る様な売女に変える事がやってみたいんだよ俺は。
「いやいや…………懺悔したい事、悔い改めなければならない事があるのはあなたの方じゃないんですか? シスター・グリゼルダ…………
ほら…………これを見て下さいよ」
演技がかっているとはいえ俺はニヤニヤしながらポケットから一つの封筒を取り出しシスター・グリゼルダの足元へ投げ捨てる。その勢いで中に入っていたもの…………写真が封筒から数枚ほど飛び出る。
「………………?」
その行動に疑問を抱きつつも恐る恐る拾って写真を確認するグリゼルダ。そして一枚見たかと思えば目を見開いてすぐに他の写真を見て全てに目を通した。
「っ…………何ですかこれは!」
そして俺の側まで駆け寄り写真の表を俺に見せ付けて怒鳴り散らす。当たり前だ。それはグリゼルダにとってはありえない光景であり、身に覚えの無い事が写っている写真だったからだ。
「何ですか…………って、その写真の通りですよ」
「嘘です! こんな…………
そう、写真に写っているのはグリゼルダが色んな男を相手にしている写真ばかりである。しかしただ膣やアナルに肉棒を入れられている写真ばかりでは無く、精液をブッ掛けられまくって真っ白になっていたり犬の様に脚を上に向かって高く上げながら放尿したり、多数の男から小便を掛けられて恍惚としている写真や大便をしてるところの写真もあるが。
「何がありえないんですか? シスターだって一人の人間…………人間であるならばどこかしらに性欲が現れるはずなんですよ。
それとも何ですか? 自分は人間じゃないから性欲なんて現れるはずがない…………そう思ってませんか?」
「っ! 貴方何者です!」
普通の一般人に『自分は天使です』なんて言えるのかと思っていたが…………やっぱり言えないんだな。そんでお前が人じゃないって遠回しに言った俺を『こっち側』の人間と判断した訳だ。
「人間………………いや、悪魔か。転生悪魔って訳では無いがとりあえず元人間の現悪魔だ。
で…………もう一度聞こう、
いや俺もおかしいとは思う。なんせこの女は転生天使だ、堕天する事を自分がしていたとしても翼の色を見た瞬間それが嘘だと分かる。
記憶も無い、絶対ありえないという証拠もある。普通ならこの時点でこっちの負けが確定している様なもんだ…………俺には通用しないけどな。
「私は転生天使です。ですが……………この通り翼は真っ白です。仮に私がその様な行為を本当にしていたとしたらこの翼は堕天使の様に黒く染まる事でしょう。
という事は……この写真は何らかの方法で精巧に作られた偽造写真です」
「すっごい自信満々に話してるところ悪いけどさ……………天使が堕天しない方法なんていくらでもあるぞ。その一つを今から見してやるよ…………イリナ!!」
大声でイリナの名を叫ぶ。すると俺の横にある礼拝堂の長椅子に魔法陣が展開されそこにイリナが現れる。
「っ!? て、天使イリナ! あなたは何をしているのです!!」
そして現れた彼女の姿を見てグリゼルダは狼狽、激昂する。当然である。イリナは
因みにグリゼルダのところからは見えないがバイブとアナルビーズが膣とアナルに挿さっていてバイブは絶賛稼働中である。
「ご、ご主人様にこの格好になれって言われてぇ…………なったんですぅ………………」
イリナは顔を赤く染め、息を荒らげながら説明する。実に嬉しそうだが俺は縛ったつもりは無い。というか縛るつもりも無かった。誰だこいつ縛ったヤツ、カオスなんちゃらの下っ端か? …………インパクトでかかったからいいけど。
「イリナ、翼出してやれ翼。お前の上司がこういう事したら堕天するっていまだに信じてる頭の古い考え方してる女だからさ。こいつ自身の目にお前が堕天して無いってところ見せてやれ」
「ひゃあい」
喘ぎながらイリナはその翼を、真っ白で実に汚したくなるような純白の翼を広げる。
「なっ…………!?」
当然ながら驚く、当たり前だな。特別な設備も無くイリナがエロい感情を持っていない訳でも無い。要するに今ここでグリゼルダは『今までに無い天使の在り方』というのを見せられてるって訳だ。
「さて、見てくれて分かると思うがこの翼に何か特別なインクをブッ掛けたとかそんなんじゃ無い。正真正銘性に溺れ肉棒奴隷になった天使が今お前の目の前にいるんだよ…………これがどういう事か分かるか? お前の言った事はもう当て嵌らないって事だよ」
「そんな…………し、しかし! 私はその様な事をした覚えは一切ないのです! その説明はどうつけるおつもりですか!!」
「あぁ何そんなこと? なら…………ほい」
記憶が無いと騒がしい彼女の反応を見ているのも面白いからいいがチャッチャと終わらせたいから俺は指を鳴らす。所謂これが合図ってやつだ。ん? 何の合図かって? それはーーー
「っ!? え、こ、この記憶は一体…………ち、違う…………私はこんな事をした記憶は始めから無い…………無かったのに…………!!」
頭を抱えて何かを否定するかの様に首を振るグリゼルダ。まぁ今の合図でこいつに封じられていた記憶が出てきたって事だ。
今回こいつに掛けたコマンドは『常時催眠状態』っていう感じのコマンドだ。今回どうやってこんな事に出来たかを説明できたら分かり易いと思う。
まずこいつにコマンドを掛けた後『22:00~0:00の間に教会に来た男達の性処理をする』という暗示を与えた。その後に『男達の性処理は口、ま○こ、肛門と全ての穴でする』、『一度眠りに付けば夜の間の出来事は別の記憶として置き換えられる』、『天使、教会関連の誰かが居る場合暗示が発生しない様にする』、『体の違和感を感じ無い様にする』
と、結構暗示を掛けた。
そのうえで堕天しないコマンドとかを掛けている。
「どうだ? ちゃんとお前がこの一週間の間、男どもの慰みもの相手になっていた事がこれで証明された。だが安心しろ…………何せ今日からはそれが当たり前だと思う様に俺がお前をちゃんとしたビッチに変えてやるんだからよ」
ちなみに男達だがこっちにはこの教会の痴女シスターの噂を広める様に暗示を掛けてある。それもぼっちの独身で独り身の男だけを選んで伝える様に。
たった2時間されど2時間、それが1週間で14時間くらいか。それくらいありゃあ(恐らく)オナニーもした事の無い女の体の、ある程度の開発は可能だからな。
多分ドヤ顔している俺だが、次のグリゼルダの一言で不意に冷静になる。
「…………いえ、こんなのは恐らく捏造の類です」
「…………うそん」
全くもって捏造では無いのだが…………こいつあまりの記憶の違いのせいでとうとう現実逃避し始めたのか? 写真も、イリナも、記憶も見せたというのにいまだに信じないって言うのはどう考えても現実逃避だ。
「いまだにこの写真を信じない私を現実逃避をしだした哀れな女だと思いますか? けれど無駄です。幻術…………私ほどの転生天使が掛かる程の強力な幻術を貴方が使えるのだとしたら捏造された記憶を私に植え付ける事も容易いはずです。
そしてそれを信じようと信じまいとその記憶がある限り私の体は徐々に性欲に駆られていくのは目に見えている事…………なればこそ、術師である貴方を倒す事により、この忌まわしき記憶や幻術、幻聴を無くす事が可能であると私は考えた訳です」
「いやそこまで深読みしても意味無いから。俺を倒したとしたらコマンドが解けて記憶が元通りになるだk「やはりそうなんですね…………!」…………話聞けよ」
アカン、ゼノヴィアの育ての親って話は聞いていたがやはりあの子にしてこの育ての親ありって感じだわ。あいつが人の話聞かないならそりゃこいつも人の話聞かないわ。
「あのさ…………別に信じようが信じまいが構わないがな…………既にお前の体が慰みものになってて傷物の非処女になっている事はもう確定事項なんだよ。
そうだな………………なら、服の上からでいいから体触ってみろよ。
「え…………? え………………っ!?」
グリゼルダは服の上から体を恐る恐る触る。修道服だから中がどうなってんのか分かりづらいけど多分下着は付けていないだろう。昨日までにちゃんとグリゼルダの家に行って下着類は昨日の時点で尽きる様にしておいたからな。コレが違和感を抱かない様にするって事だ。え? 持ち去った下着? ビニール袋に詰めて俺の家に置いてあるよ。あとで美女外人シスターの生下着として顔写真付けて松田にでも売るけど…………って今迄のセラフォルーやグレイフィアにヴェネラナにソーナに椿姫に花戒に仁村、それにリアスに朱乃にイリナにロスヴァイセにレイヴェルと多数のノーパン痴女達作ってきたけど、そいつらには下着はもう不要って事で全て学園で行われる裏オークションに顔写真付きで売り捌いてやったよ。そういえばそのオークションをどうやって知ったのかゼファードルとかいう上級悪魔がセラフォルーとグレイフィアとヴェネラナの生パンティー落札していったな(グレイフィアのはユーグリットってヤツに頼まれたらしいが)…………っと話が脱線した今はグリゼルダだ。
「付けてないだろ? けどお前は今の今までノーパン・ノーブラに違和感を持つ事が無かった。それ自体が既にお前は俺の手の平で踊らされていたって事なんだぞ」
「そ、そんな…………け、けれど…………幻術の中には五感すべてを操る事が出来るまでの凄腕の術を操る者もいると聞きます…………ならば、下着を付けていないのをあなたが知っているのも筋が通りますが?」
…………まさかここまで強情だとは思いもよらなかった。神への信仰が大きいからその分、影で背信行為をしていた自分に嫌になった…………とでもいうつもりなのか?
「確かにその可能性も捨てきれないが…………随分頑なに否定してくるんだな。
まぁ認めたく無いのは分かるけど…………なっ!」
「きゃ!!」
足に力を入れて一足飛びにグリゼルダに飛びかかる。普段の彼女ならこの程度の不意打ちなど難無く対応しそうだが今の混乱した彼女では全く反応が出来ず戦闘の素人の俺に押し倒される形で一緒に簡単に倒れ込む。ここまで強情なら無理やりにでもその熟れた体がどこまでエロいのかという事を思い知ってもらわなければならない。
「いたた…………な、何をする気ですか!」
「なぁに、あんたずいぶんと着痩せしている様だし…………こんな事をすれば俺の言っている事が嫌でも本当に思うかなと思ってな」
そう言いながら彼女の修道服を胸元の襟をつかんで一気に引き千切りながら破っていく。これくらいしないとこの服の内側に隠されているのを拝めないからな。
「た、大切な修道服が!! くっ!!」
「おっと、今攻撃されたら堪らんな……」
グリゼルダが咄嗟に手を構えて光の槍で攻撃してこようとした為、俺は手を叩く。元々の洗脳に使っていた『合図』だ。手を叩くとそのまますぐにグリゼルダは目を虚ろにして光の収束をやめる。ちなみにこの合図は俺にしか出来ない様になっている。そしてこの間にこいつの額に人差し指を当てて言った事をこいつは命令として受け取る様になっている。
「あー…………そうだなぁ…………『お前は俺の命令に逆らう事が出来ない』
『意識や考え方はそのままだが体だけは暗示通りになる』
『暗示が解けるまでの間意識を保ってないといけない、壊れる事は許されない』」
これが新しく受け取る暗示、因みにこうやって一度暗示の受け入れ状態にしても前回の暗示が解けるということも無いので安心である。ん? なら解除する場合どうするのか?
簡単な話だ、『リセット』と言えば全部消える。全部だ。まぁそういう消す為の暗示で消す事も可能だけどな。
そんで暗示を掛け終わったらもう一度手を叩く。回数は一回。
「ーーーはっ!? 私の攻撃を今どうやって…………!?」
さて、困惑しているこいつをどうやって料理してやりましょうかね…………心を堕とすのが目的だからな。まぁでもいつ堕ちるか楽しみだ。
この話の途中でぼっちを使っていると書いた時、ぼっちかどうかを判別する能力でも作ろうかと思いましたが没にしました。