「…………戻るのはあまり嫌なんっすけどね」
「まぁまぁ、主の命令は聞くもんだって」
そこは冥界より暗く、冥界より陰気臭く、それでいて死者の魂が集まる場所………………答えは!? そう!! 冥府です!! え? 何でそんなところにいるかって? いやね? 兵藤が悪魔になったばかりの時期の女達をいただこうかと思って!! 誰かって? 一時アーシアの神器を取り除こうとした堕天使の一派がいたらしくて…………そいつらもう死んでるらしいし試しに蘇らせてみようかなって。
あー、でも…………リアスが消し飛ばしてんだったら結構望み薄だよな…………魂まで消し飛ばしてそうだもんあいつ。生き返らせれるといいけどなー……
「…………あっしを案内人として選ぶのは間違ってはいやせんが……命を狙われてるって自覚が無いんですかい?」
「命を狙ってるんだったらそもそも鎌を持ってるはずなのになんで持ってきて無いのかなー? んー?」
「し、しまってあるだけでちゃんと持っていやす!! いい加減な事言ってると首チョンパしやすぜ!?」
流石に首チョンパされるのはゴメンだ。あれ結構痛いんだから。俺ほとんど痛み感じないけどさ。そうそう、気付いてる奴もいるから言っておくけど…………ベンニーア連れてきました。冥府にどうやって行くかなんて知らないし。
後ハーデスって口悪いらしいな。煽り返してやろう。
「あぁ後…………ハーデス様と口喧嘩しようって考えているんならやめておいた方がいいですぜ。別に強い弱いって意味じゃなくて…………そんなの関係無しで逆らっちゃあいけない存在ってのがこの世に存在していて、それがハーデス様ってだけの話ですぜ」
「逆らう気は無いよ、こっちは頼んで死者を蘇らせてもらうんだから喧嘩なんてする訳ないだろう」
まぁ蘇らせてもらった後は馬鹿の一つ覚えみたいにボロクソに言うつもりだ。流石にそこは弁えてる。うん、弁えてる。
「んじゃま、とりあえず道案内よろしくね」
「へいへい」
さて、一体何が待っているのやらーーー
「…………ここが冥府ですぜ」
「にしても真っ暗だなぁ」
「そりゃ…………ここは天界……所謂天国に行けない霊達が全部ここに来ている様なもんなんですぜ? 正反対の地獄って言った方が分かり易いと思いやすが」
なるほど地獄か。不死になってて良かったと思うわ。こんなところ来たくねぇもん。
《ーーーおいおい、どんなクソッタレがここにやってきたかと思えば蝙蝠に尻尾降った小娘と黄色い猿…………いや、蝙蝠か? よく分かんねぇ野郎だなお前》
気付けば目の前にデカイ骸骨と周りには死神達が集っていた。知らない間にこいつらのところに来てたみたいだ。
「
「なぁっ!?」
何故かは知らないがベンニーアがありえないものを見たと言わんばかりの顔で俺を見ている。どうしたのだろうか? 俺はちゃんと礼儀正しく挨拶つもりだったんだが…………
《ファファファ、実に面白いやつだ…………黄色い猿の魂を持ちながら蝙蝠の体を持ち、その実死なぬ体に消滅せぬ魂を持ちよる…………不死人というのは如何せん気持ち悪くてしょうがない。
早く出ていって欲しいものだ》
「んー…………とある魂をいくつか蘇らせて欲しいんです」
《無理じゃな、帰れ》
は? こいつ何様だよ…………って冥府の神様でしたね。そりゃこんな偉そうにしてる訳だわ。本当にこの親父性格が腐ってるなぁ。今すぐにその骸骨の形をとんでもない顎長にしてやろうと思ったが今は止めておこう。こっちが我慢してないと計画に支障が出てしまう。
「……な、なんで無理なんでしょーか?」
《そもそもここは死者の魂を迎え入れる為だけの世界、蘇らせる機能なんてはなから持ち合わせてはおらん》
なるほど、そういう理由だったか。それならそうと早く言ってくれないと本当に困る。この親父本当に性格が腐り果ててるな。だから体中の肉が腐り落ちて骨だけになったんじゃねぇのこの骸骨は。
「それで? ならどうすればいいんですか? その魂に俺ちょっと用事があるんですけど…………一生分」
《どうしてもと言うのなら魂を外に持っていけ、冥府じゃあてめぇの様に生きてる奴が無理やり入る事は可能だが死者を蘇らせれる様には出来てねぇんだからな。まぁ地上に持っていった瞬間に魂たちが逃げちまって霊にでも何にでもなりそうなもんだがな》
「復活させる方法は?」
《冥府の神が魂を復活させる方法など知るよしもなかろう。やはり黄色い猿の知能は黄色い猿のままだったか》
このクソ骸骨…………人が下手に出てりゃあ調子に乗りやがって…………時を止めて効くかどうか分かんねーけどこいつに『毎分5回足の小指を打ち続ける』コマンドでも打ってやろうか!? スッゲェムカつく!!
ん? コマンド?
「…………なぁ、死者蘇生の方法自体はあるのか?」
《…………まぁ、あるにはある。
だがそれを知ってどうする? 女でも蘇らせて愛の言葉でも囁くか? それとも家族を蘇らせて幸せな一時を過ごすか? それとも実は男色の気があって男を蘇らせて愛を育むか? ファファファ》
こいつわざと冗談言ってるな!? というか最後のだけは言ってはならんぞ! 普通に気持ち悪いから!! …………いや、だがまぁ死者蘇生の方法はあるにはあるらしい。コントローラーは魂には効かない。効くのならもうとっくにやってるしな。
だが、そうか死者蘇生か…………俺に能力を植え付けて例の部屋にブチ込んでおくのもありかもな。蘇生させて肉体そのものが復活する場所がその場所ってだけだが。となると魂そのものを見に行くよりもしかしてリアスの記憶でも読んで復活させた方が早い? ここに来た意味の殆どが消えたな…………まぁ方法のヒントが見付かったからそれで良しとしよう。
《む? 猿のお山へと帰るのか?》
「…………えぇ、そうですよ。
「ひいっ!? は、早く戻りやすぜ!!」
そのままベンニーアに引っ張られるがごとく俺は冥府を脱出する。しかし帰り様にちらりとだけ見たハーデスの顔はどこか満足げに悪い笑みを浮かべていたのだ。
これは完全に弄ばれたな………………いつか仕返ししてやる。
「それで私を呼んだの?」
「おう、その…………えーっと…………ミッテルト、カラワーナ、レイナーレ…………だったか? そいつらを蘇らせて牝奴隷として服従させる。流石に兵藤には見付からない様にするつもりだからその辺は頼むぞ」
リアスを呼んで三人の堕天使をその記憶から姿形をサルベージ、後はクローン技術の応用で肉体を復活させて…………あっ。
「おい、そいつらの羽とかないのか? 流石に魂だけだと復活出来ないぞ」
「その時に消し飛んじゃったわよ…………肉体だけとりあえず適当なの用意させて後から姿形を変えればいいんじゃないのかしら? というよりどうやってあの三人を蘇生する気? 言っておくけれど私は姿形のイメージを伝えるだけしか出来ないわよ? それ以外私には出来る事なんて無いもの」
まぁハナからリアスにはそれ以上頼るつもりは無い。朱乃は今日休日だというのに俺の為に時間を使わず出かけに行ってるしな。まぁ別に出かけても問題は無いが出来れば二人いて欲しかったもんだ、この二人しか前半二人の姿見てないんだしもうちょっと確実なイメージ補正が欲しかったんだけど…………まぁ基本的に日常生活送らせてるししょうがないといえばしょうがない。都合を合わせられない俺のせいだな、これは。
「まぁ……この肉体も元々ミリキャスのものだったのを無理やり俺の姿形に変更しただけだしな」
一度植え付けて記憶の通りに体を変えてやれば一番手っ取り早いか………リアスの言う通りにしてみるとするか。幸い素体となる肉体は大量にある訳だし…………ってちょっと待った。
「流石に種族の変更は俺には出来ないぞ。見掛けだけの堕天使が出来上がるだけだ、中身は悪魔で見た目は堕天使(翼を含む)だなんて面白人外コンテストやる訳でもねぇんだから」
「何よ面白人外コンテストって…………偶に変な例えするわよね貴方…………」
「黙ってろ、発情期の犬の群れに無理やり発情させて突っ込むぞ」
流石にそれはやらないけど。犬の射精は長いから体に不調起こしそうだしな。って思ったけど後で聞いたらもうカオスなんちゃらのところで獣姦ショーをやってて、犬の瘤付きち○ぽや豚のドリルち○ぽも経験済みのうえどっちも最高に良かったらしく他の牝奴隷にも勧めるくらい病み付きらしい。
それはそれとして…………ええっと確か種族の変更とかをどうするかだな。この体を別に人間に戻そうなんて思ったことは無いが一度だけ試そうと思った事がある。人間のままの方が楽な時もあるにはあるからな。しかしそれは失敗している。種族を好き勝手に変えれる能力をコマンドで身に付けたのは良かったがそこまでである。何をどうしてもコマンドによる種族の変更が出来なかった。
ならどうすれば………………おっ、いいこと思い付いた。
「天使の体を使おう。イリナがいるし応用は利かせられるだろ。体さえ変えれば後はどうにでもなるんだからさ」
「なるほどね、天使からならあの三人はすぐ堕天しそうだし」
そういう事、という訳で早速………………あっ。
「…………今度は何? まだなにか忘れてる事でもあるのかしら?」
「お前の滅びの魔力で魂って消せるの? あ、いやあれだぞ? 今じゃなくレイナーレ達を消し去った当時でだぞ?」
本格的な事を忘れてた。魂が消えてないかどうかじゃないか……ハーデスの骸骨が恐ろしくムカつくもんだからついついあそこで聞くの忘れてたわ。もう俺これ以上寛大な心持てないんだけどどうしよう…………おい誰だ今『お前器小さいだろ』って思ったヤツ。
「…………そもそも魂っていうのはそう簡単に消せるものでは無いのよ。消せるのはそのくらい強力な呪殺の念とバアルの…………今の私以上の滅び、お兄様くらいのもので無いと消せないわ」
なるほど、俺サーゼクスと戦ったんだけどあの時マジで死に掛けてたんだな。呪殺は匙かな、あれも触れたらやばそうだったもんな。
「なら安心だ。早速準備をする事としよう。イリナかグリゼルダでいいかな。まぁどうせ空飛ぶ以外の能力全封印掛けさせてもらうし誰を素体にしても変わんないからいいか」
「そ、それで私を呼んでくれたんですか…………? はぁはぁ…………」
「おう、わざわざ真昼間から全裸で首輪とか色々付けてきて準備万端なのには笑うどころかヒクしかないがまぁそういう事だ。
とりあえずクローン作るからいろんなもの外して横になっとけ」
「…………分かりました」
なんで露骨にがっかりしてるんだよ………………ほんとちょっとマゾにするつもりだったのに飛んだド変態のドMになってしまって…………それにはビックリしたがこれはこれで需要はあるので問題無い。
そんな事よりもまずはクローンを作らないと…………
「ねぇ、貴方が幾つも自分のクローンを作っていろいろ使っているのは知っているけど…………他人に転用出来るの?」
「出来るからやってんだよ、出来なかったらやらねぇよ」
リアスが気になった様で横から覗いてくる。抱き付いてくるという訳では無いのにノーブラの胸が当たっているのはやはり役得だ。準備が出来たらイリナも混ぜて3Pと洒落込んでおくとするか……
「…………ほい、準備完了」
「え、も、もう終わりなの? 幾ら何でもクローンを作る機械なのに時間が短過ぎやしないかしら」
「うるせぇ、そういう能力なんだから黙ってろ。あと今からお前犯すからちょっとケツ出せ」
準備してる間ムラムラしててしょうがなかったんだよ。唯でさえお前の胸と乳首が背中当たってんのにこれ以上俺を興奮させるな。ちょっとでも興奮するとすげぇ勃ってしまう俺の苦労を…………これは俺のせいか。
「え、ちょ、ちょっ…………はひんっ!!」
リアスを後ろに向かせて何処でもノーパンで突っ込める様に調教した準備万端ヌレヌレま○こに一気に突っ込む! もうこいつち○ぽなら何でも良さそうだな…………ここからクローンを作り始めてイリナが目を覚ますまでの間にリアスはイキ過ぎて腰が抜けてしまって立てないという事態が起こったがまぁなんとかなった。
イリナも待ちわびていた様で突っ込んでやったらすぐに喘ぐもんでやっぱりこいつ淫乱天使なんだなと改めてそう思わされた。この後も呼ばれてるから大好きな男天使ち○ぽ好きなだけ喰って来いや。
そして、天使の素体に俺が死者蘇生の術でリアスの記憶からレイナーレ、カラワーナ、ミッテルトの三人の魂を定着、そして肉体の変化もさせて目覚めるまでの間に思い付いたコマンドと調教方法で三人を屈服させる事にした。
ふふふ、楽しみがまた増えたな。この3人の堕天使をどうやって淫乱に変えてやろうか…………
レイナーレってアニメだと普通にしてたら可愛いのに某カードゲームアニメ並の顔芸してたせいか顔だけの写真だと男と間違えそうになる時があります。