今俺は兵藤の家にいる。いや、今更の話なんだけど…………これでも見つからない様に努力してきたしそんな頻繁にこっちに来ない様にもしていた。もっというなら黒歌とかルフェイの転送魔法陣でこっちに来てたからそんなにバレる心配は無いと思っていた。
実際1週間に1回あるかないか程度の割合でしか行ってなかったからバレるとしても兵藤にさえバレなければ問題は無い…………と思っていた。
いや、もう一人いたけどねヤバいやつが…………いずれの最終攻略目標っていう事で頭の中から完璧に驚異対象外として認識していた。
しかも意識してバレない様にまでしていたんだからバレる心配も無いと思っていた。姿を消してバレていたのはグレイフィアくらいだ。そのグレイフィアも確かな自信があった訳では無かったみたいだし。
つまり確信を持って姿を消している俺に気付いたやつは今まで一人もいなかった、いなかったはずなのに………………
「誰、と我は聞いている。悪魔? けど中にいろんなものを感じる。我の力も少しだけ感じる」
バレた。目の前のロリに気付かれた。消去法で考えればこの家で残っているのは無限を冠する龍、オーフィスだ。いやロリっ子って聞いてたけど本当にロリっ子だな。
小猫より…………小さいくらいでけれど九重よりは大きい身長。服装といえばこれまたずいぶんエキセントリックな服をしてるな。そもそも服かそれ? 乳首にバッテン模様の様な装飾が付いてる。布…………だよな? どうやってくっついてんだこれ。
というか無表情だから何考えてんのか分からんな。リアス達は『実は何事にも興味津々』だとか『兵藤に懐いてる』だとか言ってたな。いや最強のドラゴンに懐かれてもあんまり嬉しくないよな…………それどっちかと言うと取り憑かれてるって言った方がいい気が…………
「もう一度聞く、誰」
「…………あ、悪魔だよ。リアス…………のちょっとした友人だよ。嘘だと思うならリアス…………それか朱乃に聞いてみるといいよ」
「嘘、リアスの友人じゃない」
…………聞けと言っておろうに話を聞かないのかこの龍神様は。とはいっても、仮にも無限龍なんて呼ばれてる最強の一角だ。今は弱体化してるらしいがそれでも恐ろしい強さを持っていると言われてる。
まぁ元が無限なんだし寧ろ弱体化出来る事の方が驚きというか…………いや、それよりもだ。
もしかして無限龍ならではの嘘の見破り方みたいなのがあるのかもしれない。なにせ伝説の龍なんだしもしかしたら心を読めるかもしれない。
「何で嘘だと思ったの?」
「明確な理由はない。けれどなんとなく…………言うなれば、勘」
…………まだ見破られてるとかなら適当な理由付けてお持ち帰り出来るんだけどな。結構純粋みたいだし。
けど流石に勘って言われると何も言えなくなる。主に反論のしようが無い的な意味で。というか勘って言われた場合の反論の仕方を誰か教えてくれ。
「勘……か、それは流石に理由にはならないんじゃ無い?」
「女の勘はよく当たるとゼノヴィアが言っていた」
なんていう余計な知恵を付けてるんだこの子は。というか確かに今は女なんだろうけどそもそも無限龍という存在自体に性別あるのか? そもそも性行為が必要なのか? あれ? となると性器この子に付いてんのか? いや、今はそれはおいておこう。
「…………えーっと、とりあえず友達なのは本当だよ。
嘘じゃない、嘘じゃないから…………とりあえず俺に向けて掲げた手を下ろしてくれないかな…………ところで君は誰かな? リアスの眷属じゃないみたいだけど」
「………………」
え、無言? なんか反応返してくれないと流石に怖いんだけど。あ、もしかして偽名言おうとしてるのか? 本来ここにいないはずって話だったしなオーフィスは。
「…………名前は、言えない」
「言えない…………か、まぁそれでもいいよ。けど俺はちゃんと呼ばれてこの部屋にいるんだからね。ところで…………君って悪魔? なんか違う様な気がするけど」
「我、龍の子…………ただそれだけ」
うーん……やっぱりボロを出さないな。まぁそう簡単にボロを出す訳も無いと思っているがな…………少し虎穴に入ってみるか。
「まぁけれどリアスにさっき連絡したら戻るのが少し遅れるって言ってたし…………丁度いいからちょっとしたゲームしようか」
「ゲーム?」
お、ちょっと食いついた。楽しい事にはやっぱり興味を示すっぽいな。トランプとかも好んでやるみたいだし…………無表情で。でもまぁこのままこいつを信頼させて性的な意味でいただくとするか………といっても今はまだ開発程度にしておくとしよう。
「そうそう、そうだなぁ…………トランプいつもしてるんだよね? いつもやってるルールにちょっとした特別なルールを追加した新ルールでやってみようと思ってるんだ」
「どんなルール?」
「ゲームに負けた方が一枚ずつ服を脱ぐって言うルールさ。脱ぐものが無くなったらその場で罰ゲームを受けて罰ゲームが終わったら服を又全部着てゲームを始めるっていうルールさ。どう? やってみる?」
無表情でこちらをじっと見るオーフィス。何考えてんのか本当に分からんな。何か表情の様なものを出してくれたら分かり易いんだがこの無知で純粋な龍神少女様は今の野球挙的ルールを聞いて何を思ってるんだろうか。即断しない限りルールの楽しさが分からないかそれともこのルールに疑問を抱いているのかのどちらか二つだと思うけど………………
「…………」
黙られると本当に何考えてるか分からない。なんだ、一体何を考えてどう行動しようとしているのかが読めない。この子は何がしたいんだ。
「…………分かった、やる。イッセーが持っている薄い本にも同じ様な内容の本があった。きっとあれは人間や悪魔から見たら楽しいものなのだろう」
兵藤はそろそろそういう内容の物を隠す為の部屋でも作ればいいのに…………って思ってたけど無理そうだな。この家の人数だと。けど隠せよ、純粋な子だっているはずなんだからそんなの見せちゃいかんのよ…………俺が言えた事では無いか。
「そうそう、楽しいから。ところで…………その胸のバッテンの部分はそれ単体で一枚なの? それとも実は普通の服と見えないところで繋がってるだけ?」
これがさっきから気になってしょうがなかった。どうなの? まとめて一枚なの? それとも単体で一枚なの?
「…………脱がしてみればわかる事」
なるほどそうきたか、そう言われてしまったら意地でも脱がしたくなるな。とりあえずトランプを探さないといけないな。無いとは思うが俺がイカサマしてるだなんて思われて作戦が台無しになったら後々大変だしな。
「なら脱がしてみせるよ…………とりあえずトランプどこか分かる? 持ってきてないんだけど…………」
「取ってくる」
そう言ってオーフィスは部屋をとてとて走って出ていった。今日は平日だから他にこの家にいるのは…………兵藤の母親、それに黒歌とルフェイくらいか? 黒歌達はこっち側だから残ってるのは兵藤の母親だけどそれは無視していいだろう。一般人だしな。
今日ここに来た理由ってオーフィスに会う為では無かったんだがな…………けどそろそろ手を出そうとは思っていたから丁度いいタイミングだった訳だ。となるとこれから平日はしばらくオーフィスを相手にしておくのも悪くないな。兵藤に懐いてるなら兵藤を釣り餌にでもすれば簡単に引っ掛かりそうだ。
「取ってきた」
「早いね。この階においてあったの?」
俺の言葉に軽く頷くオーフィス。にしても意外と簡単に引っ掛かってくれたもんだな。いくら純粋でももうちょっと警戒心とか持っててもおかしくないと思うんだけどね。まぁ最強だった時期もあるんだから警戒心なんてある方が逆におかしいか。
「なら始めようか…………カード多いからババ抜きよりは…………ってあれ、よく見たらUNOじゃんこれ」
「こっちの方が楽しい。ルールも把握してる」
なるほど、龍神様にとっては普通のトランプよりUNOをやる方がいいと判断した訳か。確かにこれ二人でも充分楽しめるもんな。まぁこっちでもいいや、俺久しぶりにやるけど勝てるかな。
「じゃあ始めようかーーー」
俺のこの宣言によりゲームは始まった。さて……せめて負け続けにはならない様にしたいがーーー
十数分後
「えっと……まず一回目の罰ゲームだね」
「分かった」
そこには何も脱いでない俺と最早何も着ているものが無くなった全裸のオーフィスがそこにいた。この子が弱過ぎるのかそれとも俺が強いのか。
いや、まだ一回目だし……いやそれにしてもだろ。運が無さ過ぎるよこの子。
「んじゃ…………これ付けたまま次のゲームをやろうか」
俺の言葉に素直に頷くオーフィス…………なんだろ、元が龍なんだから当たり前なんだろうけど羞恥心というものがあまり感じられないな。いやまぁ俺からしてみれば眼福なんだが。
とりあえず俺の取り出したものはローター1個だ。それを俺は電源を入れたまま片方の乳首に付ける。
「…………っ………………!」
少し体を震わせた後にすぐさま俺の渡した手札を受け取るオーフィス。まだ1個だとそんなに刺激は無いっぽいな。まぁローター1個だしな、まだ。
「んじゃ次行こうか…………と思ったけど俺はハンデとして五枚増やすとしよう。これから勝った方はハンデとして手札を五枚増やす事にしよう。あ、勿論罰ゲーム後の話ね」
「分かった……っ」
さて…………この子の運が悪いのかそれとも今のはマグレなのか…………この後の勝負で分かるな。あと結構楽しいぞ、この罰ゲーム与えるの。
2時間後〜
「はぁ…………はぁ………………!」
「そ、そろそろ止めないか?」
「駄目…………1回ぐらい勝ちたい」
この場合の勝ちたいと言うのは俺に罰ゲームをさせたいの意味だ。実際俺もかなり脱がされている…………けどそれ以上にオーフィスが脱がされ過ぎている。なんだこれ、UNOの神にでも俺は愛されてしまったのか。既にオーフィスの両乳首とクリにローターが一つずつセットされて、秘裂とアナルの中にも大量に入っている。この大量に入ってるのは罰ゲーム一回分である、ちょっとインチキっぽいが…………
性器はちゃんとある様で良かった良かった…………というかなんかオーフィス負けず嫌いだったりするのか? とても白い肌に浮かぶ赤らんだ顔に掻いている汗がとてもそそるのだけどたとえそれらを踏まえたとしても俺を見る表情は変わらなかった。相変わらずの無表情である。
その無表情が逆に俺の嗜虐心を昂らせる。一体どうやったらこの無表情を崩す事が出来るのだろうか。この子をどうやったら雌の顔になるのだろうか………それしか今は考えていない。
それと、一つだけ言っておくが俺は本当にイカサマなんてしてないからな。さっきから時止めも効いてないんだもん(当たり前だけど)。
まぁ元龍神の間違いは体を女の形にした事だな。だからこうなる。
「ん…………くっ………………ん、ふ…………」
あ、あれ…………床に突っ伏してしまった………………大丈夫なのかこれ。元龍神でもやっぱり疲れるもんは疲れるのかな。
「ど、どうしたの?大丈夫?」
「…………体に電流が走った…………なぜかその後体に力が入らなくなった」
電流が走って体に力が入らなくなった? 多少の電流くらい耐えれるだろうに………………ってまさかイったのか? なるほど、伊達に女の体をしている訳じゃ無いって事だな。
「電流って大丈夫なの? 辛いなら止めるよ?」
「…………何故か……んっ……快感を、得た…………だから…………っふぅ…………このまま、続けても問題無い………………」
あ、快感を得たっていうのは分かるのか。流石にそこまで性に関して無知では無いか…………いや、生物としての快感を得たってのを感じ取っているだけかもしれない。
「そう、ならこのまま続けようか。俺も後はシャツとトランクスだけだからね。あと三回負けたら罰ゲームになっちゃう」
「そう…………我、は…………罰ゲームを、受けさせる……………………」
イッてもイキながら更に感じさせられてる様なもんだから今のオーフィスの体は発情期のそれになってるに違い無い。つまりそろそろ本格的にバイブやそういう感じのおもちゃを使えそうだ。
罰ゲーム云々関係無しにオーフィスが欲しいとねだればまぁ第一関門はクリアになるだろう。
「次…………早く………………やる…………」
「そうだね…………早くしようか」
この後も勝負をしたが俺が罰ゲームを受ける事は一回もなかった。まぁあの後すぐに兵藤達が帰ってきたせいで勝負したのはほんの二、三回という結果になりオーフィスが服を脱ぐだけで終わった。
勝負を終わらせた後にローターは全部回収して、オーフィスには今日の事を兵藤に言わない様に口止めをしておいた。魔法陣で一度外に出た後にリアス達を例の部屋までわざわざ運んで今日の事を説明するハメになったがちゃんとフォローしてくれた様で特に問題も無かったらしい。
いやでも何でこう俺って突発的な事象に会いやすいんだ最近…………神様にでも呪われたかな………………神様死んでたわ………………
それから数日経ったある日の事
「えっ、オーフィスが?」
リアスから珍しく呼び出しを受けたので学校の生徒会室に行ってみるとそこにリアスはおらず、代わりにゼノヴィアがいた。どうやらリアスは兵藤と出掛ける約束が出来てしまった様なので出掛けてるらしい。ってかいい加減気付けよ兵藤。流石に鈍過ぎ無いか?
「あぁ、部長…………ではなかったなもう。
リアス先輩が聞いたところによると最近オーフィスがオナニーに使う時のおもちゃに興味を持ったらしい」
意外だな、そっちに興味を持つとは…………いやまぁ無い事も無いんだろうけどゲームの相手をしてやった俺じゃない事が流石に凹むわ。俺ローターに魅力負けしてたんだ。まぁ今は関係無いか…………
というかそういえばもう部長交代の時期だっけ。頭から消え去ってた。
「それで? 俺からそのおもちゃを貰う様に言われたって事?」
「いや、違うぞ。お前と遊ぶ事を望んでいるんだよ。オーフィス自身がね」
前言撤回、ローター如きに俺は負けて無かったわ。どうやらオーフィスは俺との再戦を熱く望んでいた様だな。まぁ…………あんだけ負けたら俺でも悔しいから多分挑むな。にしても、である。あれだけヤラれてまだ俺とヤル気があるというのは罰ゲームがお気に召したのかね…………
「それと、こんな事も言ってたぞ」
「ん?」
俺が心の中でガッツポーズを決めている時に付け足す様にゼノヴィアが更に台詞を続ける。あれ以上に何か言う事があるのだろうか。
「『罰ゲームが快感を与えるものだから五感に痛みや苦しみを与えられるよりかなり楽』だと言っていたぞ。まぁでもオーフィス本人は並大抵の事じゃ痛がらないと思うけどな。その前に痛みを与えようとした奴を消し飛ばす気がするし」
なるほどな……快感だったらもっと欲しいと思ったのか大して気にしないでいいものとして処理したか、それともそれら以外の何か……いずれかは分からんがともかくオーフィスが俺の事を待っているという訳だな。
「んじゃあ今行こうすぐ行こう」
「先輩達には伝えるか?」
「そりゃ勿論。
リアスには兵藤とのデートを楽しんでもらうとして…………まぁオカ研男子メンバーが来たらお前らがフォロー入れる様に伝えておいてくれ。今あの家にいるメンバーを総動員すれば簡単な事だろうしな」
兵藤を抜いてたった二人、まだこちら側になってない者だとミカエルが心配だが…………まぁ気にし過ぎるのも良くない。オーフィスと(性的な意味も含めて)遊ぶ片手間にでも考えておくとしよう。
あの服って本当にどうなってるんですかね。
魔力か何かでくっつけてるのでしょうか