俺の部屋、リアルタイムでプロジェクターから映し出される映像、そこに映っているのは一枚の壁とその壁から生えている白い下半身と褐色の下半身。それは白い方がセラフォルー、褐色の方がカテレアである。二人の上半身は壁の向こう側でこれからされる事への期待からか顔を赤らめながら待機している。
そんでもってそれが設置されているのは黒歌も設置した事がある公園の公衆トイレである。今度はちょっとだけいじって壁尻専用の部屋を増設した訳なんだけど……
「さて……何故こうなったのかをおさらいしてみよう」
まず最初にこうなった理由は……そう、確か今日犯すやつを『レヴィアタン』と俺が誤記してしまった事にあったんだ━━━
「……何故セラフォルーがここにいるのですかご主人様」
「あー、それはー、えーっと……」
「カテレアちゃん? 今日犯してもらうのは私なんだから! ちゃんとセラフォルーって書いてあるんだもん!」
「何を寝ぼけた事を……書いてあったのは『レヴィアタン』だったでしょう。それに貴方はついこの間してもらったばかりではありませんか。どう考えても次は私の番です」
「うぐ…け、けど順番なんて関係無いってあなたが一番よく分かってるはずだと思ってたけど? だってこの前二日も連続で犯してもらってたのを私が知らないとでも思ってるの!?」
「うぐっ……」
そうそう、確かこの時って何も考えずにただレヴィアタンって俺の肉棒奉仕当番表に書いただけだったんだよな……今度から当番表制じゃなくてケータイを持たせて俺からの連絡制にした方が良さそうだな……当番表に俺が書き忘れてたら怒るんだぜこいつら…………
「まぁまぁ、今日は二人を一緒に抱くって事じゃダメなのか? 俺はむしろ3Pでもバッチこ━━━」
「ダメに決まってるでしょう!!」
んでそう言いながらセラフォルーの魔法が飛んできて危うく体を凍らされるところだった。ギリギリ弾き飛ばしたので全く問題無かったんだ。あ、一応この時例の部屋にいたんだよ。いつもの俺ならこんな事されたら罰でも与える気満々なんだけどセラフォルーの謎の剣幕によって珍しくタジタジになってた訳だ。
「セラフォルー!? 貴方何て事をしているの!? ご主人様! これでお分かりになったでしょう! 今日はセラフォルーじゃなくカテレアをお抱き下さい!」
「い、いや今のは多分恐らくきっと俺が悪かったんだと思うし……ってなんで俺こんなに逃げ腰になってるんだ……ってかなんでお前らそんなにヤル気なんだよ」
「「今日が危険日だからです!/だからよ!」」
なんと恐ろしい、同じレヴィアタンだと危険日が被るというのだろうか。いや、危険日とか危険日じゃないとか俺の前では全くの無意味なんだけど何か下手に反論したら血を見る事になりそうな雰囲気だったし全然反論出来なかったんだよ。
「なら勝負しましょう! カテレアちゃんが勝ったら今日はカテレアちゃんの番! 私が勝ったら私の番よ!」
「勝負? 一体何の勝負を……」
「ふっふっふー……それは━━━」
「何をどうしたら壁尻対決になるのか結局よく分からなかったな。ここまでまとめた意味が無いのも珍しい」
いやまぁ、結局俺も手伝わされたんですけどね。二人のあんまりにも殺気だった迫力に変に俺は『あっはい』状態だった。んで気付けば近所の公園のトイレが面白おかしい事になってた、ってかその公園子供も使うんだぞ、おい…………
さて、セラフォルーが提示したこの対決の勝敗を決めるルールを説明しよう。
まず口でもなんでもいいから穴を犯されると(仲裁として間に入れた)グレイフィアが掛けた魔法によりカウントが+1される。そして同じ奴に犯されると犯される度に増えるポイントが+1されていく、簡単に言ったらAに二回犯されると+1の次は+2で合計数は三ポイントとなる。
そしてそれを8時間ブッ続けで行うのだ。
そう、つまりこの対決はどっちの肉壺が人気が出るかの対決となる。とセラフォルーが言ったのだ。何故そうなったのかは俺にも分からない、ってそういやセラフォルーは今は冥界のTV局の共同便女だから人間相手にあまりヤッてないから勝負にかこつけて人間ち○ぽ喰いたかっただけじゃないのかね……
「……腹減ったなぁ……」
冷静に考えてみればこんな対決俺は見なくていいのだが……どうせ『どちらもヤラれ過ぎて気絶するまで(或いは気絶中もヤラれ続けて)精液漬けにされる』というオチが待ってるに決まってる。カウント関係無しに今日が終わるまであいつらは勝手にヤラれ続けてそして日付が替って危険日終了。終わったらさすがに休ませないといけないから俺の相手は別の女に頼むしかない。てか今この間に誰を犯そうかな……
『ん? おい、便所にま〇こが生えてんぞ』
『うっわ、裸の女の下半身!? マジだわこれ……え、これ何どうなってんの? AVの撮影? ビッチ?』
『いやビッチでも壁に埋まるだなんて狂気的発想にはなんねぇよ』
モニター見たらいつの間にか多分制服から駒王学園以外の学生が多数歩いてくる。見るからに『俺不良だぞかっけぇだろ』って感じの痛いオーラが出てるんだけど最後の奴だけ比較的まともで安心したわ。
確かに普通壁に埋まるなんて発想出来ないよな。埋めさせるならともかく裸で埋まりにいくやつはいないわ……もうセラフォルーの頭には脳みその換わりに精液が詰まってるんじゃないですかね…………
しかしそんな狂気的発想が出てくる様な女であっても裸の女は女、しかも彼らは思春期真っ盛りで性欲も盛んになってくる時期だろうし壁に埋まってるとはいえそこまで猟奇的でも無いのなら興奮して犯すだろう。現に━━━
『ん、んぁ☆……おま○こいじるのもいいけどぉ……どの穴使っても……生で犯していいのよ?』
最初に触られたのはセラフォルーの方だった。まぁカテレアって褐色肌のせいで外国の人に見えるから黒髪で陰毛も黒い比較的日本人に見えるセラフォルーの方が取っ付き易いのだろう。人は自分と近い見た目のものと性交するもんだしな。
『マジで? なら俺ま〇この方もらうわ! こんなかわいい子で脱童貞出来るなんて!!』
『なら俺口にするわ』
『おい! これじゃあ俺が入れれねぇだろう! ちっ、しょうがねぇ……こっちの褐色の方にするか』
少年よ、カテレアも相当気持ちいいと思うから覚悟しておけよ? まるで悪魔に吸い取られるかの様な感覚だと思うから……ってあの二人悪魔で魔王だったなそういえば、そのうえ今や淫魔顔負けのド淫乱だ。
『ん、んん……セラフォルーなんかより私の方がずっと気持ち良く出来ますよぉ……』
『うわ、オネーサン日本語ペラペラだな。セラフォルーってそっちの日本人みたいな人? まさか両方外国人だとは思わなかったけどそんなに日本語ペラペラだとも思ってなかったよ……って、まだほとんど触ってないのに濡れてるし、もうこれ直接入れてもいいんじゃないかこれ……』
確かに、少年の言う通りカテレアもセラフォルーも既に愛液を地面まで垂らして水溜りを作っている。てか二人共身動きが取れない状態で全裸という状況に興奮しているのだろうか? まぁそれしかないだろうしすぐに少年達も彼女らが超のつくド変態だという事を理解するだろう。
『うわっ……スッゲェヌルヌルしてんのに締め付けてくんだけど……!』
『ふふ……あなたのち○ぽカタくていいわよぉ……搾り取って上げます』
『やっべ……このセラフォルーって奴も舌使いやべぇぐらいうま過ぎだわ』
『じゅるるるるるっ!! チュパっ、ふふん☆ビュービュー出していいんだからね♪』
そして少年達は代わる代わる彼女達を犯していく。余程溜まっていたのかそれとも単なるヤリ盛りだったのか分からんが少年らが帰る頃にはポイントは並んでいた。&既に大分二人はイキ疲れていた。
『はひぃ……わ、わらひの方がいっぱい犯されたんだからぁ……♪』
『わ、私の……方、が……』
『お? ここかさっきのヤツらが言ってた場所は。確かにこれは締りが良さそうなケツ穴とま〇こが並んでるじゃねぇか。おいお前ら! ヤルぞー!』
さっきの学生と同じ様な制服を着たやつが現れる。感じ的にはさっきのヤツらの先輩かなんかなんだろうけどそいつが叫ぶとぞろぞろと不良達が雪崩れ込んでくる。おいおい、軽く20人くらいはいないか? こりゃ盛大にポイントが稼げそうだな二人共。
『黒髪の方は若干小柄じゃねぇか? まだ良くて俺らと同じくらいの歳だろうよ。俺はこっちの褐色の女の方にするぜ。いい感じに熟れてるいい体だしな』
どうやら今度の不良達は熟女好きな様で見た目としてはより熟女なカテレアを選んだ様だ。まぁセラフォルーの方は元から発してる言動もあるがなんか雰囲気が子供っぽいんだよな。いい意味でも悪い意味でも。それよか落ち着いた雰囲気のあるカテレアが選ばれるのも分かる気がする。しかも俺以前にも男に体売ってたそいつなら男の扱いは手慣れたもんだろう。セラフォルーの方は扱う側じゃなくてどう足掻いても扱われる側(本人もMって言ってるし)になるからな。SにもMにもなれるカテレアの方がそちらの強みはあるって事か。
『うおぉ……既に中出しされまくりを除けば結構いいじゃねぇか……いや、むしろあいつらに犯されてんのに締まりが問題ねぇってのがすげぇ。こりゃ名器って奴だな』
『先輩! こっちの黒髪の方もいい具合です! ちょっと言動が痛いのを除けばかなりいいっすよ! きっとこいつら生粋の変態のビッチですよこりゃあ!』
『んぶっ! んぶぶぅ!』
『んっ……んぐっ……!』
さっきよりも倍以上の人数が集まっているため最早穴三つ手が二つじゃあまったく数が足りてないみたい様で周りで自らシコってる奴もいるくらいだ。
シコって出した分はノーカンなので意味が無いのだがそんな事にも気付いていない2人は与えられる快楽にブン殴られながら喘いでいる。
綺麗な白い肌で小柄なセラフォルー、褐色で経験豊富で妖艶な雰囲気を醸し出しているカテレア。この二人はどちらも人気なもんでひたすら犯すに犯されている。
『んぶっ! ん、んん!』
『んぐっ……んくっ、んくっ………』
『こいつら喜んで精液を飲むなんてとんだ変態っすよね〜溜まってる分全部こいつらで吐き出しましょうや』
『当たり前だろ? にしてもこんな便女を二つも置いてくれるなんてモテない男に優しい神様みたいなやつもいたもんだ。どうやって壁から取り外すのかだけは謎だが……』
『んなこと気にしてたってしょうがないっすよ! 玉ん中空っぽになるまでこいつら犯しましょうや!』
『……そうだな、そうすっか!』
ちょっと考え込んでたリーダー格っぽい奴も流されて犯し始めたわおもしれー……って言っても同じ様な奴らからしか犯されて無いしこりゃあんまりポイント伸びないだろうなー……とか思っていたら何やらカメラ外が妙に騒がしい。
範囲外だから映んないんだけど面倒臭いからこの前コントローラーで手に入れた千里眼の力使ってみるか。えーっと━━━
「早くしろよ! 公園便女はお前達だけのものじゃないんだぞ!?」
ははぁ、なるほどな。噂かなんかが流れてそれを聞いてそれを信じたヤツらがここに雪崩れ込んで来たって事か。しかもSNS使ってる奴もいるからもっと雪崩れ込んで来るな、あ、実況動画撮ってるやつもいる……この調子だと8時間どころか日付超えても人が来そうだな。
まぁこうなる事は予想出来なかった訳でも無いし放置安定だな。やっぱり簡単には決まらないって事だ。こんなんに付き合わせてしまったグレイフィアに申し訳立たないな……ついでにポイント伸ばす為に駒王学園の全男子にもメールして協力してもらうか……基本冥界在住のセラフォルーとはハメる機会少ないから学園男子(松田と元浜はセラフォルーのファン)も喜ぶだろ、ま、しばらく放置してるから頑張って便女やれよ二人とも。
「……なーんか忘れてる気がするな」
「気のせいじゃないですか?」
とある日、レイヴェルと一緒に良さそうな野外プレイスポットを探す為に散歩に出かけていた時。俺はふと何かを忘れている様な気がした。
しかし何を忘れていたのかさっぱり分からないしもしかしたらレイヴェルの言う通り気のせいかもしれないし、仮に本当に何かを忘れていたとしても忘れるという事なのだから別段急ぐ用事でも大事な用事でも無いという事が分かる。
「……ま、忘れてるならそれでいいか……お、あの林道とかどうだ? 余程太股が長いやつじゃないと四つん這いで向こう側が見えないくらいの丁度いい高さの壁もあるしプレイには申し分無いんじゃないか?」
「しかし灯りが少な過ぎますわ。昼間だというのに物凄く暗いんですもの。夜になったら本当に何も見えなくなってしまいますわ、やはりプレイする以上ギャラリーの殿方の視線も多少はありませんと……」
「それもそうか……懐中電灯は範囲狭いから面倒だしんじゃあここも没だなぁ……壁、壁……ねぇ……?」
やっぱり何か忘れてそうな気がする。壁という単語で最近何かあった様な………あ、そう言えばセラフォルーとカテレアの壁尻対決を忘れてたな。
あの二人そういえばあのまま壁尻放置してたんだった。
えーっと確か……今日で放置三日目くらいだった気がする。まぁ撮影所(『レヴィアたん』の撮影スタッフに任せてある)から連絡なんて来てないし来たら回収するとするか…………多分あの監督の事だから今回の壁尻対決を『レヴィアたん』の特典映像に生かす為に色々やってそうだしな。
「どうしたんですの?」
「いやぁ、今度から当番表にラストネームで書くのはやめようって話さ」
「……? 確かにリアス様やグレイフィア様だとどちらも『グレモリー』で被りますものね。まぁグレイフィア様の場合はルキフグスって書いても問題無さそうですけど」
なんか明後日の方向に勘違いしてるけど別に正さなくていいや面倒臭い。セラフォルーもカテレアも……カテレアはしばらく放置でもいいけどセラフォルーは連絡が来たら解放してやるか。
え? 飯食わせてないのはやばいんじゃないかって? 大丈夫大丈夫、腹減らない様にはしてたしあの壁には例の部屋の時間操作関係能力以外の能力が触れてる間付与されるから絶対に腹は減らないんだよね。
「もう面倒臭いからここで服脱げ。こっから家までの道を露出散歩プレイで突っ切ってやる」
「え、えぇ!?」
まぁ普通なら精神の方がどうなるか分かったもんじゃないけどあのドスケベな二人なら大丈夫だしほっとけほっとけ。今はいきなりで驚きながらも悦んでるレイヴェルの白昼露出散歩を楽しまないとな。頑張れよ、新・旧レヴィアタン便女、セラフォルー、カテレア。
勝負の結果としましては審判が忘れてたため無効、ということになりました。忘れてたのならしょうがないですよね。