はやては嘘をついた。
みんなには心配をかけたくないと今週も飲み会だと偽ってはやては父の元に向かう。
ヤガミ事務員と呼ばれているくたびれた独身男性が彼女の父親だ。
かつて地球で起きた事故で消失した彼は管理局に次元転送されたことで助かったらしく、そのことを知ったはやては二十年ぶりに父と再会した。
父に自分との関係を知らせる前に、今の父を観察しているうちに彼女はいけない感情を抱いてしまっていた。
「ひとつになりたい」
リィンと融合するときのようにはやては父とひとつになりたかった。子供が父親に憧れる感情と言ってしまえばそれまでかも知れないが、なぜか彼女は父と性的に一つになりたくなっていた。
家族にも内緒にしているのは自分がしていることが常識外れだと理性では分かっているからだ。たとえこのことを周囲にカミングアウトしてもみんなはきっとはやてを拒絶しないだろう。だからこそ彼女は隠したいと思ってしまった。
反対してくれる人が多ければ公にしていただろうが、家族友人に甘えてしまったら意味がないと彼女は思う。
はやては自分がときめいているのは父との関係が禁断だからと思っている。だからこの不浄ともいえる関係が受け入れられたら只の親子に戻らないといけないとはやては自分で決めていた。
「待ってたよ」
「今日は地球のねこさんを持ってきたよ」
「嬉しいな。記憶が戻ってから恋しいと思っていたんだよ」
はやては父が好きだったホワイトエールを箱で持ってきて振る舞う。
酒の肴は明石焼きにチーズとサラミ、当然ながらすべて地球のものだ。
懐かしい味に父は舌つづみを打つ。こういった保存が手軽にできる管理局の文明力には局勤めになれた今のはやてでも驚かされることは多い。
二人で350ml缶を一ダース飲み干して、流石に酔いが回る。
はやても父も顔が赤くなり心臓がドキドキと高鳴る。
「おとーさん……そろそろいいかな?」
「いい加減、止めにしないか? ワシも歳だし、なによりお前とワシは―――」
「親子だからでしょ? でも親子だからこそ私はしたいんよ。一週間に一度だけだから、ねえ」
はやては口からアルコールを吐き出しながら父に抱き付く。理性で我慢する父を押しきろうと彼女は性的に攻める。
火照った体を押し当てて、シャツの薄布一枚越しに当たるおっぱいは乳首も硬く勃っている。
背中に抱き付いているので胸は大きな背中に当たってドキドキと高鳴り、首を廻って胸元に当たる掌ははやてに父も火照っているのを感じさせる。
「ねぇねぇ……えっちしようよぉ」
はやては少し子供っぽく父に駄々をこねた。
服の内側を弄る私の指は父の胸元をこねる。
ちらりと目線をむけると父の股間もピクピクと我慢して蠢いているのが見受けられ、体の方ははやてと同じでえっちしたい様子である。
それでも煮え切らない父にやる気を出させようと、はやては口移しである物を飲ませることにした。
「んん!」
「ん……んぱ! なんだ今の?」
「えっちしたくなるお薬よ」
「クスリ? なにかマズい代物じゃないだろうな。一応親としてドラッグの類は……」
お小言を言おうとした父の瞳孔が開いて動きが止まる。
どうやらはやてが飲ませた『シャマルに調合してもらった古代ベルカの精力剤』は効果てきめんのようだ。
「もう一度お願いするよ。えっちしよう、おとーさん」
「……はやて!」
精力剤と酒が回った父は肉欲の権化になっていた。
こうなればもうはやてが望むままに彼は『八神はやて』という肢体に貪りつく。
服を脱ぎ一糸まとわぬ姿になった父ははやての服を脱がす。
「綺麗だ……お母さんに似ている」
「そうなん?」
「ああ、お母さんもはやてと一緒でスケベだったからな。親子二代でこんなにスケベだなんていけない子だ」
父ははやてを押し倒して乳房を舐める。
おしゃぶりのように乳首を加えて舌を転がす。
「ああん! やっぱりおとーさんの舌は上手や」
「やっぱり親子だから、はやてはお母さんに似ているよ。お母さんもお父さんのコレが大好きで、結婚したのもこれのおかげだったくらいさ」
「そうなん? だったら私がおとーさんに抱かれたいのも遺伝なんかなあ」
「意外とそうかもな。ほら、はやても指がおろそかになっているぞ」
「そんなこといわれても! 気持ちよすぎて手が出えへん」
最初は舐められながらはやても指を父の肉棒に這わせて擦って刺激していたが、その父の舌使いが激しくなるにつれてはやての行動はおろそかになっていた。
内心ではやてはクスリが効きすぎたかなと思う。
以前盛大にやらかした反省から何度か頼んでもカラダまでは合わせてくれなかった父に過ちを起こさせることには成功したが、これはやり過ぎたかとはやては案ずる。
こんなにえっちが上手な野獣を起こしてしまったら、もう父以外の人間とのえっちで満足できなくなってしまうのではないかと。
「あっ! あっ! ああん!」
「ほら、はやて。イキそうになったら腰をこうお父さんの方に向けて」
「こ、こう?」
「そうや! ほれ、レロレロレロ!」
父は仕上げとばかりに舌で陰核をチロチロと舐めた。
ビブラートする舌の細かな動きは人力バイブレーターとなりはやてのクリちゃんを苛めて潮を吹かせる。
「あっ! あひっ! あくぅ!」
はやてはされるがままに胸や脇や臍、そしておまんこを父に嘗め回されて絶頂を迎えた。体中は父の唾液でベトベトになり噴出した愛液で父の顔は濡れる。
一方的に攻めているだけで興奮したのか、父の股間は硬く大きくなる。
精力剤の効力もあるのかガチガチに硬く大きな肉棒ははやてには見ただけで『あんなのでゴツゴツされたらすぐにいってしまう』と察するほどである。
「だいぶ濡れたしそろそろ入れるぞ」
「来て、おとーさん」
そしてはやての懇願の後、父はゆっくりと腰を深くおとした。
膣壁が肉棒を締め付けるがクスリで普段より大きくなったそれは膣穴を拡張する。
「おとーさん、太い!」
「このあいだよりキツキツじゃないか。もっと! もっと絞めるんだ!」
「は、はひぃ」
はやては父の言葉に従って膣に力を込めた。
ぎゅうぎゅうと締め付けられる肉棒はその膣圧にも逞しく耐える。
肉棒は締め付けで狭くなる膣をめりめりとこじ開ける。
ぬちゅぬちゅと音を立てながら前後してはやての膣を犯す。
「硬くて、熱くて……あ、あぁっ!」
「そういうはやても熱くてきつくてトロトロだ。お母さん以上かもしれないぞ」
「ほんと?」
「ああ、本当だとも」
「嬉しい」
「今日はこのままお父さんがえっちをレクチャーしてやろう。ワシの動きについてこい」
父は肉棒を刺したまま正常位から体位を変えた。
はやては尻を天に付きだしてまんぐりがえしの姿勢になり、そのまま持ち上がった腰を父は中腰の高さから下に抑えるように腰を振る。
日本四十八手の一つ、父が若い頃に得意として妻を何度も果てさせた体位の極み、『きぬた』が娘に炸裂した。
「なにこれ! あん! きもちいい! こんな刺激初めてや」
「四十八手の一つ、きぬただ。どうだ、難しい姿勢だが気持ちいいだろう」
きぬたはそのアクロバットな姿勢ゆえに浅い位置を攻めるが擦れ方も独特で刺激も強い。父とえっちする以前も年下のあの子や年上のあの人とえっちしたことがあるはやてでもこんな体位は未体験ゾーンである。
父の思惑通りにはやては淫らに乱れる。
浅い突きは空気を膣に送り込んで肉が擦れるときの音を大きくする。
ぬちゅぬちゅといやらしい音が部屋の中に響く。
それ以上にあんあんと悶えてさえずるはやてのいやらしい艶やかな声は防音処置がされてなければ一大事なほどに響いていた。
気持ちよさのあまりにはやての腰もガクガクと震えはじめてそろそろ小さな死が訪れようとしていた。
「ワシのすべてを注ぐぞ。受け止めろ、はやて!」
「あああ!」
きぬたの姿勢のままやや変則で奥まで突いた最後の一突きで亀頭は子宮の入り口に届き、そして白濁液が注がれた。
この日出せるだけすべての精液がどくどくとはやてのなかに注がれて、その勢いだけではやては気持ちよくて口から泡を吹く。
「あひ! おとーさん出し過ぎや。これホンマに一回でだしたん?」
「ああ。その代わりこれで打ち止めだけどな」
「そんな殺生な……と言いたいところやけど、これ以上は私も持たないわ」
「お母さんは初めてきぬたをやった時は気持ちよすぎて気絶したからな。はやてはよく我慢できたよ」
「ホント? じゃあご褒美のキスをちょーだい」
「仕方ないな」
父ははやての頬に軽く口づけをした。
はやてはその温かさに安心して眠りについて、脱力して仰向けになると膣から白い精液と愛液が混じった白濁液があふれてシーツを淫らな染みで染めた。
選択するより買いなおした方が早いかなと父もはやてに添い寝して、そのまままどろみの中で夜中に起きたら互いに体を舐め合い満足したらまた眠るという肉欲の無いとフィーバーは朝日が昇り酒とクスリが抜けるまで続いた。
後日、肉欲が収まった父はこの日の激しいセックスを後悔してしまう。
しかしもう彼には後戻りという選択肢などないのだろう。