※この作品はR-18です。

女性研究員の日記   作:影絵師

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まさかの6000字超。本編もこれくらい書きたい


猫が受けた職務質問(前回の続き)

 

「どこにゃ、リスベット」

 

 声を上げながら廊下を歩く老いた三毛猫のチェシャ。子供を見失った彼のもとにレオンが現れ、同行していたリスベットとはぐれてしまったと伝えてきた。あいつ、足を引っ張ってばかり……って自分もクレアから離れていったから人のこと言えんか。そう思うチェシャに見たことのない化物が現れて、襲ってきたことも話すレオンはチェシャから見かけた子供の話を聞いて一つ提案した。

 レオンが子供を、チェシャがリスベットを探すということだ。これなら子供がレオンを怖がらずに近づいてくれるかもしれない……いや、よくよく考えればそれしかない。化け猫が探し回っていたら誰だって怖いものだ。その提案に乗ったチェシャは彼と別れて、署のどこかに隠れている竜探しを開始した。

 

「おーい臆病婦警、老いぼれが呼んでるにゃー。さっさと来にゃいにゃー」

 

 少し悪く言えば、あいつは怒りながら返事をするはずだが、ゆっくりと近づくゾンビのうめき声しか聞こえない。お呼びでないゾンビをリボルバーで撃ち殺しながら、捜索を続ける。そしてある扉を通り過ぎるところだった。

 

「あん……っ、ひゃん……っ」

 

 ……甘い声と興奮するような匂い。その場に立ち止まったチェシャはそれの発生源である扉に耳をつける。同じような喘ぎ声と匂い、そして水音……まさか、あいつ。

 淫らな想像をするチェシャだが、首を振ってそれをかき消す。リスベット本人ではなく、別の女性かもしれない。こんな状況で自慰をするなんてかなり壊れているかもしれんが……とにかく、人がいるなら確認せねば。先にノックをしてからだ。

 軽く拳で扉を二回叩いて音を鳴らし、返事を待つ。が、何も返ってこない。しかし、先ほどの声が聞こえなくなったのを見ると中断したようだ。このまま扉を開けて入るべきか、それとも外から一度声をかけてからか、そのどちらかに選択しているチェシャに中から誰かが呼んだ。聞き覚えのある声だ。

 

「チェシャ……じいさん? そこににゃんこがいるの……?」

「にゃんこ……まあそうにゃんだが、もう……済んだ、にゃ?」

「うん……だけど、ちょっと困っててね。一度中に入ってほしいの」

 

 様子がおかしい。化け猫として怖がっていたリスベットがチェシャをにゃんこと呼ぶとは……しかも、自慰をしたことも普通に肯定するか? 彼女がいる部屋に入ることに嫌な予感がする……

 そう頭が動いていたにも関わらず、肉球と毛皮の手がドアノブを握りしめていた。そしてゆっくりと開いていく扉の隙間からあるものが見え、一瞬動きが止まる。彼女が着ていた制服が破かれた状態で床に落ちていて、そのそばにある緑色の下着と同じように白い液体がかかっていた。生臭い匂いが鼻につく。

 彼女の身に起こった最悪な事態を察したチェシャはすぐさま部屋に入り、名前を呼ぼうとする。

 

「リスベッ――にゃぁっ!?」

 

 うなじに痛みが走ってのと同時に視界の左右から桜色のカーテンが現れて、自分を囲む。よく見るとドラゴンの羽であり、リスベットの仕業だと気づき声を上げようとしたが、体に力が入らず両腕を垂らしているのを彼女はそれごとチェシャの体を抱きしめる。見下ろすと、自分の足にリスベットの尻尾が巻きついていて、背中には柔らかい二つの何かが当たっていた。

 ……孫よ、猫がうなじを掴まれると力が抜けるというのは再現しなくても良かったんじゃないか。

 この姿になったきっかけの薬の作成者である孫に苦情するチェシャの喉元に鱗に覆われた手が移動し、毛皮に指をいれて撫で始める。……ついでにこうされて落ち着いてしまうのも無しだ。そう付け出しつつ、安心感が広がっていきゆっくりとまぶたが閉まっていく。しばらくそうされるがままにしていた。

 下半身に違和感を感じるまでは。

 目を開いて見下ろすと、喉を撫でてない方の手がズボンの上から股間も撫でていた。それを見たチェシャは慌てて声を上げる。

 

「リ、リスベット! 今は……それどころじゃにゃいにゃ!」

 

 すると掴まれ、いや、咥えられていたうなじが開放され、背中にいる彼女を見ようと振り向いた時だった。桜色のセミショートから生えた角が特徴で、鼻からは上は桜色で下は薄い色をしたリスベットの顔が見えたと思ったが、空いていた口に何かを突っ込まれた。それは彼女の口から伸びていて、体も対面するように動かしてくれたため、首が楽になった。息苦しいが。

 竜の舌が猫の口内を動き回って自分の唾液を撒き散らす。喉の奥を突いてきたと思えば、ザラザラした猫の舌に絡みつき、鋭い歯も舐めてくる。若い頃、亡き妻と寝ていた時に似たようなことはしていたが、どちらかといえばする方だったが、この今はされている。口が弄ばれている中、リスベットの顔を間近で見て胸が痛んだ。

 髪と顔に精液がべっとりとついてきつい香りが嫌でも嗅ぐ。常に恐怖が篭っていた目が、まるで獣のように欲望を隠しきれてない。詳しくは知らないが、こうなるほどひどい目にあったようだ。

 口から溢れた唾液が喉の毛を濡らして肌にべったりとつく。うなじを掴まれていないため彼女から離れようとするが、羽と腕に押さえられて逃げられない。呼吸できずに意識が飛ぶ寸前に彼女が口を離した。なんとか息を吸うが、唾液まみれで咳をする。そんなチェシャにリスベットが囁く。

 

「あははは、あれだけ私を臆病者って言ってたにゃんこじいさんがベトベト。舌がザラザラしてて気持ちよかった~」

「げほっげほ……おみゃえ、にゃにかあったんにゃ……」

「怖かったの……レオン君とはぐれちゃって、怪物たちに襲われて……奴らに集団レイプされちゃってね、体をベロベロされたり、おちんちんをアソコと口に挿れられたり、もみもみされたり、ぶっかけられて穢された……初めてだったのに、しかも怪物に奪われて」

「……」

 

 お前も怪物みたいなもんだろ……そう心の中で言った。この状態の彼女に言ったら面倒なことになる。とにかく激しいキスで済んだと願いながらリスベットに話す。

 

「わかったにゃ……あとでクレアに慰めてもらうにゃ、今は――」

「おじいさんが慰めてほしい」

「えっ……あ、ああ。リスベット、お前を恐怖から救えられず済まなか――」

「そうじゃない」

 

 彼女はドスの効いた声で言い、羽を広げてからチェシャを床に倒す。起き上がろうとする彼の両腕に羽を押し付け、下半身に腰を乗せる。唯一動けたフサフサの尾も鱗の尾に拘束されてしまう。危機感を感じたチェシャはリスベットに呼びかける。

 

「リスベット、目を覚ますにゃ……」

「人としての目? 残念、竜だからありませんよー。それに怪物に犯されちゃったしね」

「頼むにゃあ……正気に……」

「正気ねえ。本当は戻りたいけど、体の疼きがそうさせなくって、このままだとレオン君を襲いそう……私をどうにかしたいなら」

 

 あなたの体で何とかしてね?

 快感の虜となった彼女が笑顔でそう言うと、チェシャの服のボタンを外していく。「私はもともと老人で、しかも猫にゃ」と言っても、「それは人だったの場合の話で、今は何やってもオッケーだよ」と返されてしまい、ベストとシャツの前を広げられて白い毛皮に覆われた胸と腹が晒された。「ふさふさしててかわいい~」と言いながら、舌を出してそこを舐め始める。毛を湿らせて肌に張り付かせ、形をはっきりとさせていく。舌が毛皮に埋まって進んでいくと、盛り上がった何かにぶつかり、チェシャが声を出す。

 

「にゃ――っ」

 

 歯を食いしばる彼の表情を見て、弱点を見つけたリスベットはその盛り上がりを多方向から舐め攻める。表だけでなく、裏で舐め、リズムを変えたりなどをして、耐えようとする猫の声を聞いて興奮した。

 

「うっにゃ、ふー、ふー、みゃ、にゃ、みゃあっ」 

「わああ、あの渋かったおじい様が猫みたいににゃあにゃあ鳴いてるー。これは警察として見逃せませーん」

「……もう十分……じゃにゃいか」

「まだだよ。凶器を隠し持ってないかを確認したいので身体検査を始めます、服を脱いでくださいっと」

 

 持っていたリボルバーは拘束された時に落としてしまい、手の届かないところにある。爪や牙は例外として、凶器は持ってない……いや、今の彼女が言う凶器に心当たりがあるが。自分の両腕を押さえていた羽が離れて少し楽になるが、今度は頬を掴まれて持ち上げられ、押し込まれて、引っ張られる。上半身が起き上がっている状態になり、頬を弄られながらベストとシャツを脱いだチェシャに、服に隠れていた黒と茶色の毛皮を見てリスベットが微笑んでこう言う。

 

「上はなしっと。それではズボンも脱いでください、私のまんこに何かが当たってたので股間に入ってると思います~」

「よ、よせ……! いくらにゃんでも、これは――」

「警官の言うとおりにしてくださいねえ、できないなら私が脱がせますので」

 

 チェシャの返事を待たずに彼のズボンを掴み、ゆっくりと下ろしていく。太腿まで下ろしたところで尻尾で掴んで足首まで下ろして脱がし、下着だけにする。その下から何かが伸びていて、テントのようになっているのを手で握りしめられてのけぞる猫にリスベットは囁く。

 

「あらあら、これは……硬くて長いですねえ、それにたっくさんのトゲもついてますし……むむっ?」

 

 孫ぉ……

 その根元にある袋に気づいて握り、指を動かして確認する。

 

「中に二つの球体がある袋……まさか凶器だけでなく、女性をおかしくさせる薬物も持っていたなんてぇ。そんな悪いじいさんは逮捕しちゃいまーす」

 

 先にアンブレラの連中を逮捕してくれ……孫は抜いて――いや、こんな薬を作ってしまったからには罰を与えないと。

 彼女に弄ばれているチェシャがそう思う一瞬、下着も脱がされて全裸にされ、リスベットが口にしてたような長くて硬い上、赤いイチモツがリスベットに向けていた。それを見た彼女は喜びを隠せず、子供に聞かせられない言葉を連発する。

 

「うわあ~、なんて凶悪なトゲ付きおちんぽなの~、年寄りとは思えない~。これで奥さんを突いて孕ませて、お孫さんの御両親のどちらかを産ませたんですねえ」

「……やめてくれ」

「あれれ~? いつものニャーニャーはどうしたの、子猫ちゃん? ほら、ニャーニャー鳴いて!」

 

 ああ、このこみ上げてくる恥ずかしさと恐怖が、彼女を壊したんだな……老人になってこのような目に遭うなんて思ってもなかった。そもそも若返って猫になることも考えられんが。

 そんなことも考える気にならず、呆然と天井を見つめている彼が面白くないリスベットは少し後ろに下がり、陰茎に顔を近づけて小さくなる前に咥えた。彼女の口内で舌に自分のを絡みつかれたチェシャが動くが、臆病だった竜をさらに興奮させてしまう。

 陰茎の先端――尿道口を中心に舌の先で舐められる。その次に根元に生えている小さなトゲごと巻きつかれ、そして軸に沿って舌が移動してくる。

 

「にゃ、に、にゃあ、にゃあん……で、でる」

 

 歪んだ快楽に涙が溢れ、発情期の猫の鳴き声を上げる。それを耳にしたリスベットは陰茎を口から出し、射精寸前のチェシャに話す。

 

「えへへ……あなたが所持している凶器の大きさと舐め心地を確認しました。結果は美味しかったです。そちらの方で質問はありますか?」

「……あ、にゃあ、ああ」

「聞こえませんね、もっと大きな声でお願いします」

「ちゅうと……はんばに、しにゃいでくれ……ださせて……くれ、にゃ」

 

 彼の言葉にリスベットは目を細め、口の端を上げる。こう言わせるためにわざとやめたのだ、嫌いじゃないけど臆病者って言ってくるこのじいさんに。

 

「了解、しました」

 

 そう言ってチェシャの腰に胸を押し付け、薄い鱗に覆われた乳房の間に彼の陰茎を入れる。胸の横から押し付けて陰茎を挟んで、はみ出ている先端を吸うように咥え、乳房を動かし始めた。左右から摩擦され、先端を舌の両面に舐められてしまうチェシャの口からは人の声が出なくなった。

 

「にゃあああう、にゃあああん、みゃああああ――」

 

 何度も体を反り、強烈な快感から逃げられない彼の陰茎が大きく震えたことに気づいたリスベットは胸を動かす手を止め、飲み物をストローで吸う動作をした。チェシャが大声を上げた直後、陰茎の中を通って熱い何かが口の中に噴射される。それを口内全体に塗りつけようと舌を動かし、もっと舐めとろうと凶器の先端を刺激してさらに出させる。

 苦い液体をこぼさないように陰茎を出し、顎を上に向いて飲み込み、精液が喉を通っていく感覚を楽しむ。

 

「……白い液体の薬物も毒見しました。味は苦く、香りはきついものですが、女性を興奮させてしまう危険なもので――あれ?」

「にゃ……みゃう……」

 

 どうやら会話ができる状態ではないらしい。このまま凶器と薬物を所持させるわけにはいかない。体を起こし、まだ衰えない陰茎の先端に自分の割れ目を当てる。一時的、ここに入れとこう。普通は考えられない預かり方だが、彼女は腰を下ろして挿入させる。

 

「ふにゃあっ!!」

「いっ、ふうっ!!」

 

 両者が言葉にならない声を上げ、一瞬白目を剥く。チェシャはペニスを周囲から押さえつけられ、リスベットはそれについているトゲに刺激される。強烈な痛みが走るが、快感が勝ってそのまま上下に腰を動かす。竜と猫の喘ぎ声と腰同士が打ち合う音に途中から水音が混ざり、淫らな音楽が彼らを興奮させる。両者が掌を合わせて握り合い、毛皮と鱗の尾も絡み合う。自分たちがいる場所が地獄であること、ほかの生存者の存在、この町から出る手段を探していることを、頭から消して……

 あんっ、ひゃん。おじいさん猫のトゲおちんちん気持ちいいよー、こんなの、すぐにイっちゃううう!! 私のドラゴンまんこがちんぽに突かれてトゲで削れていくのって気持ちいいぃ!! 中が掻き回されていくぅぅぅっ!!

 あれ、どうしてこんなことをしているの? 篭っていた部屋から出て、ホールでおじいさん、それから後輩と女子大生に出会って……化物に……襲われ……て……それで、おかしくなって……気がついたらチェシャとセックスをして……た。変だよ、おかしいよ、信じられない……人として。

 あ

 あはは

 あはははは!!

 チェシャも言ってたじゃない!! 私は人じゃない、ドラゴンだって!! だからこんなことしてもいいんだよ!! 怪物に犯されたり犯したりして!! こうやって猫とセックスするのもいいんだよ!!

 一度正気に戻ったが、再び崩れていく。狂ったように腰の動きをさらに早め、快楽を求めるリスベットについにその時が来た。チェシャの二度目の射精と同時に絶頂した彼女は羽を伸ばして舌を出して白目を剥き、どれほどの快感を感じたのかを表現する。陰茎が入っている割れ目から精液が漏れ出た状態で、チェシャに倒れこむ。意識が飛んでいる彼の頬に自分の頬をつけたまま、穏やかな気持ちに包まれて眠る。

 

 

 

 ――数十分後

 

「どうにゃ、散々弄んでいた老いぼれ猫に犯されるのは!? この意気地にゃしのメス竜にゃ!!」

「悔しいよぉ!! 警察でドラゴンの私が猫チンポにイっちゃってるよぉ!! トゲで刺激されて排卵しちゃってええ、赤ちゃんできちゃうよおお!! 猫と竜の赤ちゃんができちゃいますぅぅぅ!!」

 

 リスベットの胸を床に押し付けて腰を上げ、そこに挿入してピストン運動するチェシャ。壊れてしまった人外の性行為はまだ終わらない……

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