※この作品はR-18です。

なんだか四魂の玉に憑依してしまったんだが   作:nenenene

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その4 激闘!! 逆髪の結羅VS犬夜叉

 

『くそ! もう少しで結羅ちゃんの躰を堪能できたのに。』

 

 我ながら微妙な気分だ。いざ入れられようとすると尻込みし、お預けを食らうと寂しい。やれやれ。ままならないものだ。

 

 などと、俺が哲学ってる間に、犬夜叉が広場に到着した。

 銀色の髪をぼさぼさに伸ばし、頭には犬耳。火鼠の皮で作った緋色の服をまとっている。その緋色の服は防御力がかなり強くて、原作では、結羅ちゃんの髪の毛は勿論、紅霞や鬼火櫛でさえ防いでしまう。

 原作では、その服はかごめに渡して防御力を向上させていたのだが、この世界では服を渡す前にかごめが殺されてしまっているので、犬夜叉がそのまま着ている。

 

『まずいな。』

 

 もともと頑丈な犬夜叉が火鼠の衣を着たりしたら、結羅の攻撃はほとんど犬夜叉に通じなくなってしまう。

 特に、逆髪の結羅は原作と比較してかなり弱体化している。原作では、犬夜叉一人では結羅に太刀打ちできなかったけど、もしかするとこの世界では犬夜叉が一人で勝ってしまうかもしれない。

 

 そんな俺の心配を余所に、結羅は逃げ隠れもせず、鳥居の上に立つ。

 結羅は遠距離攻撃の方が得意なのに、なぜ姿を見せたりするのか。犬夜叉が認識できないところから、犬夜叉が視認できない髪の毛などを使って攻撃すれば、完全にワンサイドゲームになるのに。

 原作でも犬夜叉たちを見下してのこのこ姿を現したせいで、犬夜叉の反撃を食らってしまい、ずいぶんボロボロにされていた。というか、戦闘途中からは自分が傷つけられたせいで冷静さを失って、そのまま接近戦を続けてしまい、傷口を大きくしている。

 まあ、序盤に少し出てあっさりと殺される敵キャラだから、作者の高橋先生もあんまり深く設定を考えていなかったんだろう。

 

 でも、この世界の結羅には、絶対に犬夜叉に勝利してほしい。

 さっき、結羅の胸の中で射精したときに、俺は思った。

 

『俺、この子を幸せにするんだ。』

 

 結羅は何万人もの罪のない人々を殺した悪逆非道の妖怪なのに、なぜ彼女に味方するのかって?

 

『おっぱいは正義』

 

 うん。間違いない。

 

 

 

 

 そんな俺の決意とは別に、結羅と犬夜叉は対峙する。

 

「あんた、犬夜叉ね。」

 

 鳥居の上に立った結羅はそう傲然と、犬夜叉に質問する。

 

「んな!? 手前!! なんで俺の名前を知っていやがる!?」

 

 自分の名前が相手に知られていることに、犬夜叉がいきり立つ。

 股上ミニスカートの巨乳美少女が上から自分を見下ろしているにもかかわらず、犬夜叉は全くそのことを気もしていない。

 原作でもそうだが、犬夜叉は基本、女の子の裸とかでは動じないようだ。

 

 ……まあ、犬だし。

 

 冗談はともかく、犬夜叉の疑問も尤もだ。原作でも、結羅は犬夜叉の名前を知っていはいたが、それは犬夜叉たちが四魂の玉の欠片を集めようとしているという噂を聞いたからだ。

 そしてそれは、結羅自身が四魂の玉のかけらを集めるときに邪魔になる。だから先に、犬夜叉たちを殺しておこうというのが、原作でのお話だったはず。

 だが今回、四魂の玉は四散していないし、そもそも論として、四魂の玉がこの時代に現れたのは昨晩のはずだ。そのうち、四魂の玉が再び現れたことが噂になるとしても、この時点で結羅はそのことを知らないはず。

 それなのになぜ、結羅は四魂の玉の復活を知っていたのか。というか、それを言えば、さっきの死舞烏にしても変だ。なぜ四魂の玉のこと知っていたんだ。情報伝達が速すぎる。

 

「うふふふふ。こっちの方に犬夜叉っていう綺麗な銀髪の半妖が封印されているって、鬼族の間で噂になってたのよ。だから、それをあたしの物にしようと思って来てみたの。でもどうやら、」

 

 結羅は目を細め、右手を大きく振り上げる。

 

「封印は解けてたみたいね!」

 

 結羅が振り上げた右手を勢い良く振り下ろすと、無数の髪の毛が犬夜叉に向かって突進する。

 

 なるほどそういうことだったのか。つまり、結羅は犬夜叉の頭部をコレクションに加えるつもりだったところに、偶々四魂の玉が復活したから、しばらく様子見をしていたのか。それなら納得がいく。死舞烏の方は謎のままだが、向こうは向こうで、何かの拍子に四魂の玉の復活を知ったんだろう。

 

 そう、俺がそう呑気に名推理(笑)をしていると、

 

「うわっ!?」

 

犬夜叉がさっきの髪の毛に拘束される。

 

 犬夜叉は髪が見えないから、結羅の先ほどの動作の意味が測り兼ねて、とりあえず、結羅に向かって飛び掛かっていたのだ。

 飛んで火にいる夏の虫。

 ちなみに、今は夏じゃない。春だ。それも、雪がまだちらほらと残っている初春。まだまだ気温は低いはずなのに、結羅はなぜあんなに面積の小さな服装をして平気なのか?

 謎だ。

 

 閑話休題。

 結羅に拘束されてしまった犬夜叉は、そこから抜け出そうとジタバタ暴れる。

 

「馬鹿な半妖。無駄よ。髪の毛は鉄より強いんだから。」

 

 そう傲然と言う結羅の台詞通り、髪の毛は犬夜叉をきっちりと拘束し続ける。

 原作の犬夜叉は、力づくて結羅の髪を引き千切っていたような気もするが、原作よりも弱くなっているはずの結羅の髪が耐え切るなんてどうなってんだ?

 

 自分の髪がきっちりと半妖を拘束しているのを確認した結羅は、鳥居の上から体操選手のような綺麗なフォームを描いて跳び、犬夜叉のすぐ横に着地する。

 そして、犬夜叉の髪の毛を一房手に取りと、

 

「うふふふふ。たっぷりとした素敵な銀色の髪。操るのが楽しみ。」

 

そう言って、妖艶な笑みを浮かべる。

 

 結羅は、右手で腰の刀『紅霞』の柄をつかむと、素早く刀を抜く。

 

「動かないでね。その素敵な髪が血で汚れちゃうから。」

 

 結羅の声は相変わらず可愛らしいが、その内容はひどく残酷だ。原作の結羅も、犬夜叉のことを獲物と言っていたしな。人間や、人間の血が混じった半妖を同じ存在とは思っておらず、玩具のように感じているんだろう。

 見た目は美少女なのに、その内側は残酷な殺戮者。それが逆髪の結羅だ。

そんな結羅は、自慢の愛刀を犬夜叉の首に向かって一閃する。

 

「ふっ、ふざけんなあああ!!」

 

 犬夜叉が叫ぶ!!

 

ブチブチブチ!!

 死の危機に瀕した犬夜叉の渾身の力に、結羅の髪が引きちぎられる!!

 自由になった犬夜叉は結羅の攻撃を紙一重で回避すると、反撃とばかりに右腕を結羅に向かって突き出す。

 

「きゃ!」

 

 結羅は可愛らしい悲鳴を上げて後ろに回避しようとするが、大きすぎる胸が災いした。結羅のおっぱいは、慣性の法則によりその場に留まり、そこに犬夜叉の右腕が伸びる。

 そう、犬夜叉の右腕は、しっかりと、結羅の右胸を鷲掴みにしたのだ。

 

「きゃああああああああ!!!」

 

 結羅の絶叫が響き渡る。

 男に、それも半妖などという半端者に、自慢の胸を掴まれた結羅は焦ったのだろう。慌てた様子で、刀を切り返す。

 

「死ねっ!! 変態!!」

 

「うるせえ!! この痴女が!!」

 

 犬夜叉は掴んでいた結羅の胸をねじまわす。

 

「いやあああああ!!!」

 

 もともと、急に刀を振り回したせいで重心が崩れていた結羅の体は、この急な回転の力により完全にバランスを失い、絶叫を上げながら転倒する。

 

「ぐふうっ!!」

 

 受け身も取れないような姿勢で、背中から地面に叩き付けられた結羅の口から空気が漏れ出る。

 犬夜叉は、地面に這いつくばって苦悶の表情を浮かべる結羅に向かって唾を吐きかけると、罵声を浴びせる。

 

「けっ。売女は売女らしく、股でも開いてろ!!」

 

「なっ!? 売女ですって!? 半妖の分際で!!」

 

 結羅の表情が怒りに歪む。

 

「けっ!! 図星をさされてお冠ってか! 知ってるぜ。お前ら鬼族の女は、いつでも男と子作りできるように、すぐに股を出せるようにしてるってな。尤も、手前みたいに初めから生殖器を丸出しにしてる淫乱女までいるとは、知らなかったがな!!」

 

 犬夜叉は先ほどの意趣返しとばかりに、侮蔑的な表情で結羅を見下ろす。

 

「淫乱女ですって!? あんた!! 五月蠅いよっ!!」

 

 怒りに歪んだ表情を浮かべた結羅が右腕を振ると、再び犬夜叉は髪の毛に襲いかかる。

 

「くそっ!!」

 

 先ほどの攻撃で犬夜叉には、結羅が目に見えない糸で攻撃をしていることはわかっていた。そのためこれを回避しようとするが、相変わらず髪を視認できない犬夜叉には、回避しようとするも何処に避ければいいかわからず、闇雲に動く。

 最初のうちはそれでも何とかなったようだが、当然、結羅の繊細な制御によって動く髪の毛をそんなもんでいつまでも回避できるはずもなく、何本かの髪が犬夜叉を捕らえる。

 

「しゃらくせえっ!!」

 

 犬夜叉はすぐに力づくでそれらの髪を引き千切るが、その一瞬が仇になった。その間に別の髪の毛が次々と犬夜叉に殺到し、太い髪のロープとなると、犬夜叉の四肢を完全に拘束する。

 

「くそっ!! くそっ!!」

 

 犬夜叉は何とか拘束を解こうとするが、今度は先ほどのように何本かの髪の毛が拘束しているのではない。何百、あるいは何千という髪の毛が束になって犬夜叉を拘束しているのだ。

 さすがの犬夜叉も、これを強引に突破するのは無理のようで、全く微動だにしない。

 そうやって、身動きできなくなっている犬夜叉を、髪の毛はスルスルと上へと運んで行く。その高さは大体50mほど。この高さから落ちれば、いくら頑丈な犬夜叉と言っても、ただでは済まないだろう。

 実際、その高さから下を見た犬夜叉は抵抗するのをやめた。

 

 完全に拘束された犬夜叉が大人しくなったのを確認した結羅は、左手に巻き付いている髪をシュルシュルっと巻き上げ、大きく跳躍する。

 

 トンッ。

 結羅は犬夜叉のすぐ横に張った髪の上に、綺麗に着地する。

 

「あたしは淫乱なんかじゃないわ。この格好はこれから死んでいく獲物たちに、せめて最後ぐらいは美しいものを見させてあげようという、あたしの優しさ。あんた達男はみんな単純だから、あたしのような美少女を見ながら死んでいった方が、艶やかで綺麗な髪の毛を遺すの。強がってるけど、あんたのアソコも盛り上がってるでしょ? うふふふふ。しかも、ここを見せながら殺してあげれば、もっと良い素材を遺すのよ。」

 

 結羅はそう言って、自慢の股間に軽く手を添える。

 

 

 だが、

 

「っ!?」

 

 結羅の動揺が伝わってくる。

 

『犬夜叉に動きはないけど。なんでだ?』

 

 その疑問の答えはすぐにわかった。自身の股間に添えられた結羅の左手。

 そこは少し濡れていた。

 

「ほお、さすがは淫乱女。どうやら俺が胸を鷲掴みにしたのが、相当気持ちよかったらしいな! もう濡れてやがる!!」

 

 そう犬夜叉は、結羅を侮辱する。

 

「あんた、半妖のくせに五月蠅いよ!!」

 

 他人を見下してばかりいた結羅は、人から見下されることに慣れていないのだろう。憤怒に顔をゆがめて右腕を大きく振り上げると、犬夜叉へと必殺の一刀を打ち込む。

 

 だが、その一撃は犬夜叉には当たらない。

 自分の股間が濡れていることに衝撃を受けた結羅は、髪の制御が疎かになっていたのだろう。それにより、犬夜叉を拘束していた髪は緩んでしまい、その隙に犬夜叉は抜け出す手はずを整えていたのだ。

 

『原作主人公だけあって、なかなかやるな。』

 

 俺は、犬夜叉の戦闘テクニックに感心する。ちなみに、あっさりと殺された原作ヒロインのことなど知らん。

 

 と、俺が感心している間にも話は進んでいく。

 必殺の一撃を躱され大きく体勢を崩した結羅に、犬夜叉の反撃が迫る。

 

「喰らいやがれ!!散魂鉄爪!!」

 

 結羅は慌ててその攻撃を避けようとするも、

 

バシュツ!!

 

「きゃああああああああ!!」

 

 間に合わずに、自身の右腕を切断されてしまう!!

 

「痛い! 痛い! あたしの腕がああああ!!!」

 

 右腕を抑えて、絶叫する結羅。

 

 だが犬夜叉は、美少女の悲鳴などお構いなしに追撃をかける!!

 

「ごフウウうウう!!」

 腕を斬られた痛みで集中力を欠いていた結羅に、強力な腹パンが決まる!! その衝撃で結羅は、口から胃液と大量の血液を吐きながら吹き飛ばされる!! だが、その先には先程まで犬夜叉を拘束していた髪の束が密集している。髪の束は結羅の激突で大きくしなると、ばねの様に結羅の体を元の方向、つまりは犬夜叉のいる方へと、投げ返す。

 

「おらよっと。」

 

 自分の方へと戻ってきた結羅に向かって、犬夜叉は再び腹パンを決める。

 

「があアああ!!」

 

 美少女らしからぬ悲鳴を上げながら、再び吹き飛ばされる結羅。そんな結羅を先程と同じ様に髪の束が受け止め、またまた犬夜叉の方へと返す。

 

「もういっちょ!」

 

「ふぎゃあああああああ!!」

 

「まだまだ!」

 

「ひぎいいいあああああああ!!」

 

「ドンドン行くぜ!!」

 

「へぎいいあうううううううう!!」

 

「そりゃそりゃ!」

 

「きがああああ!!」

 

 もう何度目になるのだろうか。結羅は自分の張った髪と犬夜叉の間で、完全にサンドバックになっている。

 もともと表面積の少なかった結羅の服は完全に破れてしまい、美しい肢体を晒している。もっとも、美しいと言っても、犬夜叉に散々腹パンを決められた結果、結羅の腹部は黒色に変色しているわけだけれども。

 

 そんな結羅は、先ほどまでの傲慢な態度は影を潜め、生気のない表情をしている。

 

『というか、美少女ってのは、死にかけて、目に生気がなくても可愛んだな。』

 

 俺はひそかに感心する。

 

 その後も結羅の体はサンドバックとして何回か往復し、その後、ようやく犬夜叉の攻撃が終わる。

 

「けっ! これぐらいで勘弁してやるぜ! ただし、」

 

 犬夜叉の表情が卑猥に歪む。

 

「殴りつけるのはだがな。今度はこっちの勝負もしてもらうぜ!!」

 

 犬夜叉はそう言うや、自分の服を脱ぎ始める。

 

 裸になった犬夜叉の体は、ぐったりしている結羅へと向かう。そんな犬夜叉の性器は2リットル入りのペットボトル並に大きく膨れ上がっている。

 

「いや。やめて。」

 

 無論、そんな巨大なものが入った場合、結羅の性器はただでは済まない。結羅は、自らの秘所を守ろうと残った左手を弱弱しく上げる。だが、そんなもので犬夜叉が止まる道理はない。

 犬夜叉は差し出された結羅の左腕を掴むと、

 

「けっ!!しゃらくせえ!!」

 

力任せにそれを引き千切る。

 

「きゃあああああああああああああ!!」

 

 腕を引き千切られた結羅は、あまりの激痛に顔をゆがめ、悲鳴を上げる。

 だが、犬夜叉はそんなものには目もくれず、結羅の体の上に覆いかぶさる。

 当然、結羅はジタバタと暴れるが、先ほどまでの攻撃でダメージを負っているため、力が出ない。

 

「へへへへへへへへ。淫乱女。たっぷり楽しませてやるぜ。」

 

 

 

 

 

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