「が、ゲホッ」
文の口を掴んで血を流し入れる。
口に溜まった血を咳き込みながらも嚥下する文を確認して、ゆっくりと責めの手を始める。
「ンンァッ!?」
文の嬌声が耳に響いた。けれど、僕の手は止まる事はない。服の間から手を差し込み、乳房を力を込めて揉みしだく。
おそらく血を得た事で感覚が鋭敏になっているであろう文は背筋を丸めて僕の手を防ごうとする。その手を掴んで頭の上へと拘束して、乳房の先を抓る。
「ッ――!!」
背筋を反らせて何かを耐える様に息を止めた文を見ながら、責め手を少しだけ緩める。
文が荒くなった息を整えながら僕を見る。潤んだ瞳で僕を見る。
「こ、こんな事をしても、教えません、からねッ!」
「…………そう」
気丈な言葉を吐きだした文。けれど、彼女は僕が抑えている手を解こうとはしない。ソレはきっと、僕が贄だからなのだろう。
その事を踏まえて、文は僕に手出しする事は出来ない。絶対、とは言えないけれど。
文の服を片手で外していき、前をはだけさせる。ヨウフク、と呼ばれる服はどうにも苦手だ。
はだけた所から覗くのは僕の肌色よりも濃い肌色。そして決して小さくは無いだろう乳房とその頂点で主張している桜色。
僕は導かれるように桜色を口に含み、舐めて、吸う。先程まで自慰をしていたからか、それとも今の現状に興奮していたのか、すこししょっぱい。
抑えていた手が弾かれて、僕の頭を抱えるように抑える。弾かれた手を吸っている方とは逆の乳房を揉み、文の快楽を段々に上げていく。
気管を防がれて、息が出来ない。主張していた桜色を甘噛み。一瞬、力が強くなり、抱え込むように抱きしめられたままビクン、ビクンと文の振動を感じる。
緩んだ腕から逃れ、乳房に添えた手はそのままに、文の顔を覗く。
「か、考え、直してくれ、ませんか?」
息も絶え絶えに言う文。顔は緩んでいて、瞳は先程までの潤んだ状態から少しだけ垂れた瞳に変わっている。
どうやらこの責めでは駄目らしい。ならば、責め手を変えよう。
次は文の息が整う前に、責めを再開する。
乳房を揉み、胸に軽く接吻するように、そして徐々に口を下へと移動させる。
口をつけているからか、文が小刻みに震えている事が分かる。臍を舐めてから顔を上げる。
文の顔は見ない。視線は股下を護る布に向き、ソレを外せば更に薄い布が在る。股間部分が濡れているのはおそらく先程まで彼女自身が慰めていたからだろう。
ソレを見て、顔を上げて文の方を見る。首を横に振って拒絶しているけれど、瞳は相変わらず快楽で塗りつぶされている。
けれど否定されているのだから、触ってはいけない。
僕はその布を取る事もなく、文の太ももに手を這わせる。内腿を撫でて、ゆっくりと彼女を先へ先へと追いやっていく。
触れて、離して、触れて、離して。
痙攣の感覚が短くなってきた。けれど、絶頂は迎えていない。彼女自身を守る薄い布は内から溢れる液体を抑える事も出来ずに、敷布団を濡らしていく。
しっかりと焦らして、薄い布を取り外す。
トプリ、と溢れた液体。まるで期待するように僕を見る文。そんな文の顔を見ながら、顔に無い口を撫でるように触れる。
「…………ねぇ、文」
「ハイ、どうか、しましたか?」
「…………
「いい、え。レンさんこそ私に
「……」
ダラシない顔で、半開きの口から唾液を垂らして、尚彼女は気丈に振舞っている。
濡れそぼった彼女自身に指を入れて、入口近くを撫でる。それだけで指を締め付けてくるが、絶頂へは達していない。
単なる弱い快楽。文の願いは聞いているのだけど、僕の頼みはまだ聞いてくれていない。
「……ねぇ、文。僕がイかせてあげようか?」
僕の言葉に、ゴクリと唾液を飲み込んだ文。
きっと彼女の中で自身の快楽と贄を手放す事が揺れているのだろう。だからこそ、文が逃げれるように言葉をつなげる。
「……大丈夫だよ、僕がここから出れると思うの?」
なんせ、ここには諏訪子もいれば神奈子もいる。贄を逃がすとは考え難い。僕にとって、そんな事はどうでもいいのだけれど。
僕が守矢神社から出る為には障害が多すぎる。
だから、だからこそ。
「…………太陽の畑で何があったの?」
「……風見、幽香さんが、鳥籠の中、に引き篭りました。見れば、幻に捕らわれて、今もオカシナ状態です」
「……」
「レンさんを助け、た日から……ン、鳥籠が出来たので、おそらくは」
「……そう」
手が止まり、思考が動かなくなる。
幽香がソウなってしまったのが、おそらく、いやきっと僕にあるだろう。放っておけば、博麗霊夢に討伐されるだろう。誰のせいで? 僕のせいだ。
止まっていた手の動きを再開させる。
入口をまさぐっていた手を抜き、文の腰を少しだけ浮かせる。主張していた僕自身を文にあてがい、もう一度彼女の顔を向く。
「……ご褒美」
「ッ―、―――――!!」
彼女のナカが収縮を繰り返し、奥へと突き入れた僕を更に奥へと導く様に動く。
蓄積された何かが弾けた様に、背筋を反らして、何度も痙攣を繰り返す文。僕が腰を動かす度に痙攣を繰り返す。
声が出てなかったのは、きっと文が必死で歯を食いしばっていたからだろう。快楽で塗りつぶされた顔をコチラに向けながら何も言えずに首を横に振るだけの文。
彼女が求めた事を僕は繰り返す。
「……いい。一緒に溺れよ?」
腰を文の腰に打ち付けながら、文を沈めていく。
文の瞳に写っていた僕の顔は、まるでいつかのヒトの様に醜く笑んでいた。
言い訳集。
リアルが忙しい。
エロが書けない。
地球を守るのが大変だった。
三者視点小説の練習をしていた。
以前書いていた物の後処理を終わらせていた。
正解は四つです。
一番最初がハズレって誰でもワカンダネ、ホント。