「ま、間壁さま…」
乱暴に肩を押さえられ、貪るようにキスをされた。間壁は荷物から取り出した丸い容器の蓋を開け、白いクリームを手に取った。
「今までにないくらい気持ちよくしてあげる…」
俺の乳首にクリームを塗り、ぺニス全体にもたっぷり塗った。
「ひゃっ…これ、何…?」
アナルの奥まで、さらにたっぷりとクリームを塗られ、冷たくどろっとした感触に体が震えた。
「連太郎くんがもっとエッチになるクリームだよ」
クリームを塗られた部分がじんじんと熱くなり、俺の体は火照り始めた。熱くなると同時にムズムズするような感覚が走り、じっとりと下腹部に快感が集まってくる。
「ん…はぁ…あつい…」
「すごい効いてるね。連太郎くんは媚薬に弱いのかな」
アナルの中はまだほとんど触れられていないにもかかわらず、熱くなって蕩けてきた。俺は中をいじってほしくて、つい腰を動かしてしまう。
「おちんちん、もう勃っちゃってるよ?…乳首もピンとたってる…」
間壁は俺の乳首を指先で押し潰すように愛撫した。
「あぁぁんっ!いやっ…ダメぇ!」
「乳首気持ちいいの?こんなに固くして…」
摘まむようにクリクリと刺激され、急激に絶頂に近付いた。
「やぁぁぁっ!ダメぇ、も、イっちゃうぅ!」
途端に、間壁は乳首から指を離してしまった。絶頂寸前で止められ、俺は体をびくびく痙攣させた。
「乳首だけでもうイっちゃうの…?まだダメだよ」
荷物から金属の輪を取り出し、間壁は俺のぺニスの根本にはめた。
「いやぁっ!これ、いやぁぁ…」
「俺に身請けされて、俺のものになるならイかせてやるよ」
再び乳首への執拗な愛撫が始まり、俺は激しく体をよじった。媚薬のせいで異常なほど敏感になった乳首は、激しい愛撫で真っ赤に熟れ、固くたっていた。
「んぁっ…やぁ、そこばっか、ダメぇ…」
間壁は勃起したぺニスの先端でアナルをつつき、俺を焦らした。
「もうケツまんこトロトロだね…ちんぽ挿れたら連太郎くんおかしくなるかもね」
「いやぁぁ…おちんちん、欲しい…」
「まだダメだ」
尻を軽く叩かれる度に、アナルの中に振動が広がる。
「あっ…あっ…」
「ほんとやらしいなぁ…ケツ叩かれて感じてるんだ。変態だね」
わずかな刺激にも反応してしまい、射精できないぺニスがぴくんと跳ねた。
「ほら、ローター入れてあげるから、好きなだけ気持ちよくなっていいよ」
すぐにでもぺニスを迎えられるほど蕩けたアナルに、小さなローターがつるんと押し込まれた。
「っ!?あぁぁんっ!あっ…はぁぁっ…」
ローターの焦れったい刺激に、俺のアナルはひくひくとせわしなく開閉を繰り返した。
「連太郎くんのエロいケツまんこにはぜんぜん足りないでしょ?…俺のちんぽ欲しい?」
「やっ…ほしぃ…おちんちん、くちゅくちゅしてぇ…」
泣き声で懇願したが、間壁はふんと笑って俺を眺めた。
「そうやって可愛い顔でおねだりして、おちんちん勃たせて、ケツ振って…俺に"連れて行ってください"って言ってるようなもんじゃないか。…まぁいいよ。君の口から俺のものになるって聞きたいから、それまでお預けだな」
間壁は自身の荷物を持ち、部屋を出ようとした。
「ど、どこいくの…」
「隣にシャワーが付いてるんだ。俺がシャワー浴びてる間によく考えて。あ、自分でローター抜いたら向こうにつくまで拘束具はずしてあげないよ。…イきたいんだろ?」
ドアが閉まり、ローターの音が響く部屋に一人取り残された。
「や…あぁ…」
俺はたまらなくなり、自らの指をアナルに挿入した。
「んっ…あぅ…あぁぁん…」
熱く蕩けたアナルは激しく痙攣し、蜜を垂らしながら反り返ったぺニスはびくびくと跳ねた。
指の刺激では全く足りず、甘い責め苦に耐えながら俺は体をくねらせた。
「かずと…たすけてぇ…」
あまりの快感に混乱し、俺はつい和人の名前を口にした。
間壁が嫌いなわけじゃない。日本から離れようが、もともと居場所がなかったのだから、別に構わない。でも、どうしても付いていくとは言えなかった。
「かずとぉ……」
体が敏感になっているからかいつもより感情も溢れやすくなっていて、ポロポロと涙がこぼれた。
もっと和人と一緒にいたい。まだまだ知らないことがたくさんあるのに。他人に対して、これほど強く思ったのは初めてかもしれない。
俺はソファーの影に置かれていたリュックを開け、自分の財布とスマホを取り出した。
「まだ…あったよな…」
勝手に落ちてくる涙を拭いながら、俺は財布から大館の名刺を探した。ルイや和人の連絡先を知らない俺は、大館に助けを求めるしかなかった。名刺に書かれた大館の番号に電話をかけると、すぐに出てくれた。
「はい、男娼館スタッフの大館です。どちら様でしょうか」
「あの…連太郎です、大館さん…」
「連太郎さま。どうかされましたか?」
「…俺、やっぱ間壁さまと一緒には行けません。身請けしたいって言われたけど…和人さまに会いたいんです…だから、帰りたいです」
アナルから響く快感に頭はボーッとし、支離滅裂な言葉になってしまった。
「かしこまりました。今はどちらにいらっしゃいますか?」
「ジェット機の中です…間壁さまの…どこ飛んでるかは分からないけど、ロサンゼルス行くって言ってました」
大館はしばらく沈黙したあと、落ち着いた声で言った。
「…………オーナーにお繋ぎしますので、お待ちください」
ルイにかわるのを待っていると、ドアの外からガタンと音がした。間壁がシャワーから出てきたようだった。電話はやっとルイに繋がった。
「連?どうしたの?」
「オーナー!…すいません、俺、やっぱ間壁さまと一緒には行けません」
「え?どこに行くの?」
俺は一部始終をルイに話した。
「…なるほど。身請けをするにしても、君本人の了承を得て、手続きを終えるまでは無理だと申し上げたんだけどね。無理矢理連れていこうとしてるわけか…分かった、なんとかするよ」
「おねがいします…あの、でもロサンゼルス着くまでまだまだみたいで…俺、どうしたらいいか…」
「大丈夫。君のいるところは大体分かったから。それに、もうすぐ給油で着陸するはずだから、それまでがんばって」
電話を切ったと同時に、間壁は部屋に戻ってきた。
「連太郎くん、返事はまとまった?」
「…間壁さま…俺……やっぱ一緒には行けません…」
無表情のまま、間壁は俺に近づき、ソファーに押し倒した。
「まだそんなこと言ってるの?君は俺が買ったんだから、逃げる選択肢なんかないよ」
体を押さえつけられ、身動きがとれなかった。
「連太郎くん、本当は君に"身請けしてほしい"って言ってほしかったんだけどね。君の意志が変わらなくても、もう決まったことだから」
間壁は俺の脚を持ち上げて開かせ、一気にローターを引き抜いた。
「ひゃああんっ!」
「ほら…もう中がぐしょぐしょになってる…」
指を一本突き入れられ、俺は思いきり締め付けた。
「あっ…あぁん…」
「ちんぽ欲しいんでしょ?俺のものになるなら挿れてあげるから、ちんぽくださいって言ってごらん」
指でかき混ぜられると、くちゅくちゅと濡れた音が聞こえた。
「いつもよりケツまんこぐちゅぐちゅいってるの分かる?ほら、素直におねだりしてごらん…」
ぺニスが欲しくてたまらなかったが、ここで言ってしまえば、もう和人に会えないと思った。
「や…いや、…だめ…」
「どうして?もう限界だろ?」
間壁は俺のぺニスをゆっくり擦り始めた。
「んぁっ!やっ…あぁん!…やめ、て…」
「俺と一緒に来れば、毎日気持ちよくしてあげるよ?いっぱいセックスして、ずっと一緒にいよう。不自由はさせないし、君の好きに暮らしていい」
「あぁんっ…いや、嫌だよぉ……」
その時、ジェット機が着陸体制に入った。
「…もう給油か」
機体の揺れが少し大きくなり、バウンドするような衝撃とともにジェット機は着陸した。
間壁は慌てて服を着はじめた。
「ちょっと待ってて。俺も行かなきゃいけないから」
ジェット機の出口から出ようとしたとき、間壁を遮るようにスーツを着た二人の男が現れた。
「なんだ?君たちは…」
「間壁さまですね。ルイ坊っちゃんから連太郎という青年を必ず連れ戻すように依頼され、参りました」
男たちは間壁を押し退けて部屋の中に入ってきた。
「おっ…俺は三日間、この子と外泊する許可を得てるんだ。連太郎を返す義務はない!」
「ですが、この青年を身請けし、連れ去る許可は得ていらっしゃいませんよね」
男のうちの一人が俺の腕を引いて立たせ、自分のスーツのジャケットを俺にかけた。
「連太郎さん、荷物を持ってください。私どものジェット機でお送りします」
「待て!連太郎を返せ!」
ジェット機から降りようとしたとき、間壁は後ろで叫んでいた。
「間壁さま、ルイ坊っちゃんによると、あなたは男娼館での決まりを破ったとのことです。そのため、身請けについてもなかったことにすると仰っています」
茫然とする間壁を残したまま、俺は男たちに連れ出され、向かいのジェット機に乗せられた。
7時間ほど経ち、ジェット機はようやく日本に戻ってきた。外に降りると、大館が車で迎えに来ていた。俺を送ってくれた二人の男に一礼すると、男たちは再び乗り込んで帰っていった。
「…大館さん…ありがとうございます…」
「無事戻られて安心しました。さあ、帰りましょう」
車の中で、大館はいつものように落ち着いた様子で、無言だった。
「あの…なんで俺の場所が分かったんですか…?」
「男娼館では少年が‘旦那様’と外出する際、安全のため必ずGPSを付けさせる決まりになっているのです。あなたの荷物にGPSを付けていたため、場所が分かりました」
リュックを開けて中を探すと、確かに小さなGPSが付けられていた。
「…そうなんだ……あの、さっきの人たちは…」
「オーナーのお祖父様が経営されている企業の一つがホノルルにあるため、そこのスタッフの方です」
「あー、なるほど……」
男娼館に着くころには、もう夜が明け始め、朝日が差し込んでいた。
「連!おかえり、無事でよかったよ!」
「オーナー…」
ルイは俺の肩にぽんと手を置き、背中を撫でた。
「もう大丈夫だからね。あと、龍ヶ崎さまがいらっしゃっているよ」
顔をあげると、和人が立っていた。
「和人さま…」
「おかえり、連太郎」
俺は和人のもとに駆け寄った。
「大丈夫か?」
「…はい、あの…」
口を開こうとしたとき、和人が俺の体を引き寄せた。和人にすっぽりと抱きしめられ、俺は安心したからか、まだ残っていた媚薬の熱を感じてしまった。
「…連太郎、お前…顔が真っ赤だぞ。どうしたんだ」
「和人さま……おねがい………」
部屋に行き、和人は俺をベッドに座らせて、ぺニスに付けられた拘束具をはずした。
「なんか、前もこんなことあったな」
「和人さま…キスして…」
俺は自分から和人の顔を引き寄せ、深いキスをした。
「ん……今日はやけに積極的だな」
唇から首筋、乳首へと和人の舌は滑り、乳首を強く吸われて俺はびくんと反応した。
「あんっ!あぁ…」
くりくりと指先で転がされ、乳首は真っ赤になってたってしまった。
「乳首固くなってるな…気持ちいいのか?」
「きもち、い……」
「ここは?」
真っ赤に勃起したぺニスの先端をくすぐられ、腰が跳ねた。
「やんっ!あっ…あぁん!いやぁぁ…」
「すごいな、連太郎…少し触っただけなのに…」
ぺニスからはとめどなく蜜が溢れ、和人の指を濡らした。
「何か飲まされたか?こんなに濡れて…」
「…クリームみたいなの、塗られました」
「媚薬か…」
和人は俺の脚を開かせ、アナルの口を指で割り、中を見た。
「あんっ…」
「中まで塗られたのか?…アナルから蜜が溢れてきてる」
アナルを見られて感じてしまい、ひくひくと痙攣させると、中からとろりと蜜がこぼれた。
「か…かずと、さまぁ…」
腰を動かすと、和人は指をつぷ、とアナルに埋めた。
「んあっ!」
「連太郎、自分で俺の指を飲み込んでるの分かるか?」
アナルはしきりに開閉を繰り返し、和人の指を奥まで飲み込んだ。
「んっ…あっ…あぁん…」
和人が指の腹でゆっくり内壁を擦ると、俺の腰は自然に前後へ動いた。腰をくねらせて回し、俺は和人の指を敏感な部分に当てようと必死になった。
「あぁん…あっ…あぁ…もっとぉ…」
「もっと欲しい?」
指をいきなり三本に増やし、和人は大胆に中をかき混ぜた。
「あんっ!あぁぁっ!…やぁん…」
ぬちゃぬちゃという音は大きくなり、俺は激しく腰を振った。
和人は指を引き抜くと、自身も服を脱ぎ始めた。和人のぺニスは反り返ってぶるんと勃ちあがり、濡れた先端はびくびくと痙攣していた。
「あ…かずと、さま……」
蕩けて蜜を垂らし続けるアナルに、固く熱いぺニスが挿れられた。ぺニスはゆっくりと内壁を擦り、俺のアナルはくちゅぅ、と音を立ててくわえこんだ。
「あ…んぁぁ…」
奥まで埋められ、俺はアナルがどくんどくんと脈打つのを感じた。
「動かすぞ、連太郎…」
腰を掴まれ、ゆっくりとしたピストンが繰り返されるたびに、頭がおかしくなるような快感が走った。
「あぁぁんっ!やぁぁっ…あぁぁ…」
「…すごい…あ、……はぁ……」
しだいに激しくなり、アナルは和人のものと俺の蜜が混じって白い泡を垂らしていた。
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
振り落とされそうな勢いで突かれ、和人の目も情欲に濡れていた。
「やぁぁっ…あぁぁんっ!」
「連太郎…」
深く繋がりながらキスをし、和人は俺を抱きしめた。
「はぁっ…あぁぁっ!…かずと、かずとさまぁ…」
和人の背中に腕を回し、俺はしがみついた。和人はラストスパートをかけるように激しく腰を打ち付け、その度にばちゅんと濡れた卑猥な音が大きく響いた。
「あっ!あっ!あっ!…あぁぁんっ!やんっ、あぁっ、イく、イく、イく、イっちゃうぅう!」
「俺も……あぁ、……イくっ…」
目の前が電流の走ったようにバチバチと飛び、俺は全身を痙攣させながら射精した。和人はアナルの奥に注ぎ込むように腰を動かし、熱い精子が俺のアナルを満たした。
「はぁっ……はぁ……」
和人はぺニスを挿れたまま、俺に深くキスをした。
「んぅ…かずと、さまぁ…」
全身の力が抜け、俺は和人の胸にもたれかかった。
「連太郎…?」
「かずとさま……好き………」
俺はそのまま寝入ってしまった。
(第14話に続く)