※この作品はR-18です。

男娼館物語   作:南城しん

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第1話

ルイに連れられて長い廊下を引き返し、螺旋階段を上った。

「今日は初めてだから‘旦那様’たちをご案内する階段から行くけど、普段自分の部屋に行く時は裏の階段を使ってね」

二階に着くと、再び広いロビーが広がり、奥の長い廊下には高級ホテルのような部屋の扉がいくつも続いていた。

重厚感のあるドアにはそれぞれ金色のプレートで名前が記されており、名前の横には部屋ごとに色の違う宝石が嵌め込まれている。

 

「連の部屋はここね。ネームプレートは後で持ってきてあげる。」

ルイがカードキーをかざして部屋を開けた。中は白を基調とした家具で揃えられ、俺は修学旅行で泊まったきれいな観光ホテルを思い出した。

 

「うわー、いい部屋ですね。こんなとこ住んでいいんですか?」

「もちろん。ただし、ここは連だけの部屋じゃないから、いつも掃除と整理整頓をきちんとしてね。‘旦那様’をここに招待して、この部屋で可愛がってもらうんだからね。特別な時なんかは別のお部屋をご用意するけど、男の子の部屋で戯れていただいた方がより親密になれるというのが、僕の考えなんだ。」

 

ルイの説明を聞いていると、部屋のインターフォンが鳴った。

「帰ってきたかな。今開けるよ!」

ルイがドアを開けると、一人の青年が入ってきた。

「オーナー、ただいま帰りました。」

「早かったね!久しぶりの外はどうだった?」

「はい、映画も観れましたし、友達にも会えました」

彼は灰色の瞳が大きくて彫りが深く、真っ黒な髪と褐色できめ細やかな肌の美しい青年だった。

「連、この子が君の左隣の部屋のユーミットだよ。分からないことはなんでも聞くといいよ。ユー、連の面倒見てあげてね」

ユーミットは俺の近くに歩み寄り、やさしく微笑んだ。

「初めまして、ユーミットだよ。新しい子なんて久しぶりだから緊張しちゃうけど何でも聞いてね。」

「あ、連太郎です…よろしくお願いします」

 

ルイはオーナー室に戻り、ユーミットが部屋の説明をしてくれた。

「まず、普段は今君が着てる衣装で生活するんだ。替えの衣装はこのクローゼットの中ね。‘旦那様’をおもてなしするパーティがある時はこれだよ」

ユーミットが引っ張り出した衣装は、同じビキニ型ではあるが全面レースで透けていた。さらにレースのガーターベルトのようなものまで着いていて、真珠やスワロフスキーで飾られている。

「ええ!?これじゃパンツの中、丸見えじゃないですか!」

「特別な時用だから、普段よりセクシーじゃないとね。みんなデザインが違うんだ。後で僕のも見せてあげるよ」

驚きを隠せない俺の顔を見て、ユーミットはクスクス笑った。

「連はなんかかわいいね。オーナーがすんなり採用したのも分かるよ」

ユーミットから一通り説明を受けると、俺たちはユーミットの部屋へ入った。

「僕も着替えるよ。ちょっと待ってて」

彼が着替える間、部屋をキョロキョロしていた俺は、家具が俺の部屋と違うことに気がついた。俺の部屋は白が基調で、ダブルベッドのシーツも真っ白なシルクだった。

「ユーミットさんの部屋、全体的に青いというか、俺の部屋と違いますね」

「うん。僕の担当してる宝石がターコイズだからね。君はスワロフスキーだから白だよ」

「へぇ…なんか担当なんて、アイドルみたいですね」

 

ユーミットは俺と同じ型で水色の衣装を着て現れた。ぴったりとしたビキニが彼のきめ細やかな肌に張りつき、なだらかなぺニスの形がくっきりと浮かび上がっていた。

先ほどまでのサルエルパンツにパーカーというカジュアルな格好では分からなかったが、ユーミットは腰が細くくびれていて、細く長い脚は真っ直ぐに伸び、妖艶な雰囲気を醸し出していた。

「あのー、ユーミットさんって、ハーフとかですか?」

「そうだよ。トルコと日本のハーフ。まあ、日本から出たことほとんどないから、日本語しか話せないけどね」

ユーミットは情けなさそうに笑った。

「そろそろ‘旦那様’たちがいらっしゃる時間だから、下のフロアに降りようか」

 

裏の階段から一階に降りると、同じ型で色違いの衣装を着た少年や青年たちがざわざわと集まっていた。

「みんなには後で紹介するからね。さぁ、もうすぐ9時だ。‘旦那様’がみえるから並ぼう」

フロアは静かになり、少年たちは入口の中央を挟む形で2列に並び、入口の方を向いた。開店時のデパートみたいだ。

俺を連れてきた大館と同じようなスーツを着た男たちが重いドアを開けると、夜の冷気と共に一人の男が入ってきた。

「いらっしゃいませ、旦那様」

少年たちは一斉に頭を下げ、声を揃えて挨拶をした。俺もあわてて頭を下げる。

オーナーのルイが現れ、男に近寄って頭を下げた。

「ようこそいらっしゃいました、宮丘さま。今宵はいかがしましょう?」

長身で仕立ての良いスーツを着た男はふっと笑い、鋭い視線を少年たちの列に走らせた。

「やあ、久しぶりだね、純。元気だったかい?」

オレンジ色の衣装を着た少年のもとに歩み寄り、ニヤリと笑って話しかけた。

「はい。宮丘さまにお会い出来るのが楽しみで、またいらっしゃっていただけて幸せです」

少年が明るい笑顔を向けると、男は少年の腕をそっと撫でた。

「他の客にもそんなこと言ってるのか?悪い子だな」

「そ、そんなことは…」

「オーナーから聞いたぞ。純、今日はお仕置きだ」

男は何かを企んだように笑い、少年-純を舐めるように見てパーティーフロアに消えていった。

純は真っ赤な顔でうつむき、俺は純のぺニスがオレンジ色の衣装を少し押し上げているのを見た。

 

宮丘に続いて、男たちが次々と入ってきた。年齢は20代前半から40代くらいと様々だが、皆一様に「金持ち」だということが見て取れた。

男たちはそれぞれ少年たちのもとに歩み寄り、なにやら楽しそうに会話をしてはパーティーフロアに入っていった。20人ほどの‘旦那様’たちが入り、来客が途絶えると邸の扉は閉められた。

 

少年たちはフロアに向かい始め、ユーミットは俺のもとに駆け寄ってきた。

「今日は‘旦那様’たちは少なめだね。今からフロアでパーティーがあるから、‘旦那様’たちをおもてなしするんだ。連のことも紹介するから、僕に付いてきて」

 

フロアは広く、テーブルには沢山の料理が並び、大きなステージではすでに10人ほどの少年たちが艶かしいダンスを踊っていた。

俺はユーミットに連れられ、30代くらいの上品そうな男の元へ向かった。男は優しそうな目で俺とユーミットを見て、微笑んだ。

「いらっしゃいませ、城崎さま。」

「ユーミット。昨日は休みだったんだね。リフレッシュできたかい?」

「はい、とても。お会いできなくて申し訳ありませんでした」

「いやいや、いいんだ。今日は君に会えたし、このあともゆっくり楽しもう。…ユーミット、その子は?」

ユーミットはビビる俺を前に押し出した。

「新人の連です。連、ご挨拶して」

「あ、は、初めまして、連です」

「よろしく。スワロフスキーか…かわいいね。水揚げはまだなのかな?」

俺は意味が分からずきょとんとしていると、ユーミットが助け船を出した。

「はい。今日が初めてのお披露目なので」

「そうか。今日は客が少ないが、多い日に挨拶すれば君ならすぐに水揚げが決まるよ。ユーミットはいい子だから、いろいろ教えてくれるさ」

ユーミットは恥ずかしそうにはにかんだ笑みを浮かべた。

 

‘旦那様’たちに挨拶を終える頃、ステージも終わり、時間は10時を回っていた。‘旦那様’たちはそれぞれ少年たちと連れ添い、螺旋階段を上がったり、エレベーターに乗り込んでいった。

フロアから人が消えていくなかで、オレンジ色の衣装の純はもじもじとフロアの入口に立っていた。

その先に純に声をかけていた宮丘がルイと話しているのが見えた。何やら嬉しそうな宮丘と、不敵な笑みを浮かべたルイは、純を呼び寄せた。

「純、だから言ったろう。他の客にあまりかわいい笑顔を向けるなって」

「宮丘さまは君にお仕置きが必要だと考えていらっしゃるよ、純。今日は地下の部屋を用意したから、たくさんお仕置きをしていただいて罪を償いなさい」

純はすがるような、泣きそうな顔でルイと宮丘を交互に見て、真っ赤な顔でうつむいた。

「どうしたんだ?純。もうおちんちんが反応してるじゃないか。お仕置きがそんなに楽しみか?」

宮丘は純の顔をするりと撫で、純を引き寄せた。

「よい時間をお過ごしください」

ルイに案内され、宮丘と純は廊下の奥に消えていった。

 

「あの、ユーミットさんは部屋行くんですか?」

ユーミットは顔を赤らめ、こくんとうなずいた。

「ユーミット、お待たせ。行こうか」

城崎が後ろから歩み寄ってきて、ユーミットの肩を優しく抱いた。

「はい、城崎さん。…連、君は部屋に戻ってもいいし、邸の中を見て回るといいよ。でも、よその部屋に入っちゃダメだよ。お楽しみ中だから」

「はい、では後で…」

城崎とユーミットは互いの顔を時々見つめながら、螺旋階段を上っていった。

 

「さてと…どうしようかな…」

ぶらぶらと歩き、俺は何気なく一階の廊下を進んでいた。

廊下の奥から二番目、ルイのオーナー室の横の扉から、声が聞こえたような気がした。

「なんだろう?」

ドアノブを回すと、簡単に扉が開き、そこには地下へと続く暗い階段があった。

俺は周りを確認し、恐る恐る階段を降りた。

階段は長く、聞こえる声も次第に大きくなっていった。

ひらけた場所に出た時、はっきりと声が聞こえた。

「ああぁ!いやっ…いやぁ!ゆるして、ゆるしてください!」

「他の男に媚を売るなんてもっての他だよ、純。君の‘旦那様’は誰だ?」

「みっ…みやおか、さま、ですぅ…あんっ!」

壁に隠れながらひらけた場所を見ると、そこには大きな檻があり、檻の中の黒い革の椅子に純が脚を広げ仰向けに固定されていた。純のアナルには巨大な物体が刺さっていた。鈍いモーター音を唸らせながらせわしなく動く物体は黒光りし、目をこらすとそれは怒張したぺニスの形をしていることが分かった。

「ああぁ!もぅ、ゆるじでぇ…いやぁ…!」

泣きながら乱れる純のぺニスは真っ赤に勃起し、蜜を垂らしていた。ぺニスの先端にも機械が取り付けられ、根元には金属の輪をはめられていた。

乳首にも小さな機械が張りつけられ、地下室にはモーター音が響き渡っていた。

宮丘はバスローブを着て、純の前に腰掛け乱れる姿を観賞している。

「純、君はお仕置きでもこんなに感じるんだな。本当に淫乱な子だ…。」

純はブルブルと震え始め、固定された腰を動かした。

「や…あ…もぅイキそう…イカせてくださ…」

「いいよ。イってごらん。おちんちんの根元絞めてるから、ミルク出さずにアナルだけでイケるかな」

「いやぁ!いや…おちんちん、苦しいよぉ…」

純のぺニスからはどろどろと蜜が流れ、機械に犯されるアナルは薔薇が咲いているように赤く熟れ、グチュグチュという音を立てていた。

「これでイケるだろ?」

宮丘は二つのつまみを同時にひねった。

「いやぁぁぁ!だめぇ!…ああんっイクッ!もぅイッちゃうよぉ!」

「いやらしいな。アナルとおちんちんどっちが気持ちいいんだ」

「どっち…もぉ、どっちもきもちぃ…ああんっ!」

純は身をよじり、頭をのけぞらせて喘いだ。

「ああぁ!だめぇぇ!イクイクイク…イッちゃぅぅぅ!!」

びくんびくんと純は痙攣し、腰を振り続けた。

「いやっいやぁぁ!とまんないぃ…きもちいの、とまんないよぉ…」

宮丘は純のアナルからぺニスの形をしたディルドを引き抜いた。

「ひゃああっ!?」

抜かれたあとも純のアナルは痙攣し、閉じたり開いたりを繰り返している。宮丘はバスローブを脱ぐと、ディルドよりも巨大に怒張した赤黒いぺニスをアナルにあてがい、一気に押し込んだ。

「ひぃっ!みやおか…さまぁ…おっきぃよぉ…」

宮丘は激しく腰を動かし、純のアナルを奥まで犯した。

「ああああ!!いやぁぁ!ぎもぢぃ…よぉ…イキたいぃ…」

純は痙攣しながら叫び、あえぎ続けた。

「お前は俺のものだ、純。他の男に盗られてたまるか…お前もそれが分かるまで射精させないからな」

純の絶叫とアナルを犯す音が響き、俺は無意識に衣装の上からぺニスを擦っていた。

 

我に返った俺は、いつまでもいれば誰かに見つかると思い、地下室を後にした。

純への「お仕置き」を見たからか、俺はオナニーがしたくてたまらなかった。

「こんな勃ってるとこ見られたらヤバいよな…早く部屋帰ろう…」

勃起を隠すように早足で二階の廊下を歩いていると、運悪く大館に出会ってしまった。

「連太郎さん。少しは慣れましたか?」

「え、あぁ、はい…」

俺は早くこの場を逃れたくて目線を泳がせた。

「どうかしましたか?」

大館はポーカーフェイスを崩さず、俺に近づいた。

「いや、あの…トイレに行きたくて…失礼します!」

大館の横をすり抜け、慌てて部屋に逃げ込んだ。

 

部屋のベッドに座り、俺は衣装のパンツを下ろした。ぷるん、とぺニスが勃ちあがり、先端は赤く充血している。

「ん…ふぅ…あ…あぁ…」

片手でぺニスを扱き、絶頂が近付いてくる。純の受けていた「お仕置き」を思い出しながら、俺はオナニーに耽った。

「んぅ…イ…きそ…」

その時だった。ドアをノックする音が聞こえ、俺は驚いてぺニスから手を離した。

「連太郎さん。今よろしいですか?」

大館の声がして、俺は慌ててパンツを上げた。

「え、あ、あの…」

「大事なルールについてお話しし忘れていたことがありまして。開けていただけますか?」

俺はついドアを開けてしまった。

「あ、ど、どうぞ…」

「失礼します」

俺は素早く椅子に座り、膨らみが見えないよう少し前屈みになった。

「まず、月に5回の休日以外は邸の外には出られませんので、注意してください。あと‘旦那様’との戯れを充実させるために邸内での自慰行為は禁止されていますので…」

俺はうんうんと不自然に頷きながら、必死に体を折って隠そうとした。

「連太郎さん…?どこか具合でも悪いのですか?」

大館はしゃがんで俺に近寄り、顔を覗き込んできた。

「いや、あの…そういうわけでは…」

「ですが、顔が赤いですよ。熱があるのでは?」

大館に額を触られ、俺はびくんと反応してしまった。

「ベッドで休みましょう、さぁ掴まって」

ぐいと体を持ち上げられ、ベッドに寝かされた。体を伸ばしたせいでパンツからぺニスの先端が飛び出てしまい、勃起したぺニスを露にしてしまったのだ。

「あっ……」

「連太郎さん、もしかして…」

「ご、ごめんなさい…オナニーがダメとは知らなくて…我慢できなくて…」

あまりの恥ずかしさに、俺は真っ赤な顔を隠した。

「…今日は初日ですから、多目に見ましょう。ただし、これからはダメですよ。」

「はい…すいません…」

すると大館は、自分の上着を脱いでシャツの袖を捲り、俺のパンツを脱がせてしまった。

「!?大館さん?何やって…」

「発情してしまったものは仕様がありません。あなたに自慰行為をさせるわけにはいきませんので、私が慰めてあげましょう」

そう言うと大館は、俺の部屋の引き出しから備え付けてあった電動マッサージ機と、白いシリコンでできた゛おもちゃ゛を取りだした。

(②につづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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