1.
「我が名はめぐ(以下略)」
「わたしはダク(同上)」
仲間ができました。
アークウィザードのめぐみんと、クルセイダーのダクネス。
どちらも上級職なんだけど。上級職なんだけど。使えない。
それでも俺らは冒険へと出掛ける。
いずれも、窮地に陥った。
ケース1.
「おい!なんだあれは!ものすごい快感が得られそうだぞ!」
「そんな事言ってる場合か!」
「黒より黒く闇より深き漆黒にー」
「ここで撃つのはやめろ!おい、アクア!お前なんとか……喰われてるし!」
「あぁ!なぜ私のところには来ないのだ!」
「お前は早くめぐみんを止めろ!」
「エクスプロージョン!」
「ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
カエル全滅。味方、被害甚大。
ケース2.
「嫌よ!なんでこの女神なアクア様が討伐に行かなきゃいけないのよ!私は今日はここにずっと篭ってるからね!」
「この駄女神!さっさと行くぞ!」
「ぁ。まぁいいではないですかカズマ。アクアもゆっくりしたい時がありますよ」
「め、めぐみん⁉︎お前まで……!」
「うむ、そうだな。いつもアクアは私達を癒してくれるからな。たまには休ませてやろう」
「ダクネスまで……。くっ、3対1じゃ無理だな。じゃあアクア、今日は休んでろよ。俺たちだけで行ってくるからよ」
「めぐみん、ダクネスありがとう!ふんっ、どこぞのヒキニートと違ってみんな寛容ね!お礼にアクシズ教団への入団を」
「要らんわ!よし、もう3人で行こうぜ!」
「うむ、ではアクア。今日は帰りが遅くなるからな」
「分かったわ!」
「では、行きましょうか」
ギイィ、バタン。
(扉の外にて)
(カズマ、今日は久しぶりにお金が入りますね!)
(そうだな、4人じゃ少なくないか?)
(4人?カズマは一体何を言っているのだ?)
(え?)
(今ここには3人しかいませんよ?)
(……なるほどな、そういうことか)
「おーーい!アクアー!」
「なーにー⁉︎今忙しいんですけどー!」
「じゃあ、3人で、クエストの消費に行ってくるからな!」
「いってらっしゃーい!」
(あいつ、クエストの消費がクエスト収入も含まれていることに気がついてないぞ)
(いいんです。アクアにはたまには痛い目を見てもらわないと!)
(私がもしもこんな目にあったらと考えると……!カズマ!是非とも今度はわたしを!)
(ほら行くぞ!)
2.
クエスト終了、夜ご飯を食べて帰宅。
ガチャ。
「「「ただいまー」」」
「ガァジュマサァァアン!」
「ぐがぁぅ!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!!私が悪かった!私が悪かったから、もう今度から置いて行かないで!」
「分かった!分かったから離れろ!」
「「あとは頼んだ」」
「お前らー!」
「うぐっ、ひぐっ、ガズマさぁん」
アクアに夜ご飯を食べさせ、寝室へと向かう。
「おいアクア。いい加減別々に寝ようぜ。もう一ヶ月だぞ」
「どっかの誰かがこの前私をカエルに食べさせたせいでトラウマがぶり返してきたから延長よ!」
「はいはい……」
2人して寝室へ向かい、アクアと横になる。
腕を抱き寄せて眠ることはなくなったのでもう寝不足で周りに迷惑をかけることはないが、未だに緊張してしまう。
でもそれが少し心地よくて、一緒に居られるっていうのが実感できるから嫌いではない。
「じゃあおやすみ」
「ねぇカズマ」
アクアが視線は天井を向きながらも、声をかけてくる。
「どうした」
「その、言いづらいんだけど」
「言ってみろよ。なんだ?」
「自分から私の腕を自分の腕に巻きつけるのは違うと思うの。そんなにやって欲しいなら一緒に寝てくれるならそのぐらい……ねぇ、どうしたのカズマ。やってほしいの?やってほしいの?なんならぎゅーってやってあげるわよ?」
「よし、頼む」
「しょうがないわね。カズマだんだん私も慣れてきたけど躊躇ないわね」
「それほどでもない」
「褒めてないわよ」
アクアの精神攻撃に撃沈しながらも、思いがけないアクアのご褒美に喜ぶ。
胸が腕に当たって、それがとても柔らかくてちょうどいい大きさで、なんとも言えない感触が……。
「ひゃあ!」
アクアが驚き身を縮ませて、余計に締め付けられる。そして手のひらから伝わるアクアの柔らかい胸の感触がなんとも……。
え、手のひらから?
「あ……」
寝間着姿のアクアの胸を右手で揉んでいました。
「そこまでしていいとは言ってないわよー!」
「し、しょうがないだろ!案外気持ちよかったんだから!」
「そんな褒めてもなにもでないわよ!」
「下の口から液体が出」
「この変態ニート!」
アクアと最後の夜はちょっとだけ騒がしかった。俺ららしいよな。
書き忘れてしまいました。
次回の投稿は、3月24日です!
今度はめぐみんです!おたのしみに!