確か小学4年の時
僕はあまり体が強くなかった
月に1度は高熱を出して4日ほど休むくらいに
その夏も風邪で熱冷ましを服用し、汗と暑さを我慢しながら布団の中でじっとしていた
夕方にはまだ早かったように思う
解錠されたドアが開き1人だった家に安堵する音が響きだした
お母さんかなと思ったけど、まだ体が怠くて動きたくなかったのでそのまま布団を被り眠っている振りをする
物音が少しだけ聞こえているだけの日常に戻り、僕はそのまま微睡み始めていた
掛け布団が捲られて覚醒した
疲れたように息を吐く姉が隣で横になっている
末っ子で甘えん坊な僕は抱きつく
いつもの事なので気にした風もなく休んでいる姉
温もりと香り、その存在を感じて細やかな幸福に浸る
小さい頃の僕の甘え方はちょっとしつこかったかもしれない
柔らかくひんやりした肌が大好きで、よく母の二の腕を触ったり頬擦りしては、いい加減にしなさいと言われていた
それでも隙をみてはよく【くっついていた】
その時も同じようにくっついていた
いつもと違うのは母ではなく、姉に布団の中でくっついていたこと
姉に甘える機会はあまりなかった様に思う
この時までは
初めてくっつくのでドキドキしていた
しかも、いつもは腕にまとわり付くのに身体にくっついていたので、この時はどうすればいいか分かっていなかった
あまり動くと姉が起きて出ていってしまうかもしれないし、身体の横に伸ばしてある左腕を抱えることも今さらできない
僕の右頬は姉の胸の下にあり、左手はお腹の上にある
姉のどこに甘えよう、などと考えることなどできない
ただ異常な興奮をしていた、と今なら思える
しばらくその体勢のままでいた
どのくらいなのかは思い出せない
5分かもしれないしもっとかも
薄い布越しに伝わる温もりはあまり好きじゃない
素肌に触れていないから自然とそれを求めてしまう
左手をゆっくりと動かして腹部上を這わせていると、肌着の端に辿り着いた
無意識に肌着の中に左手を差し込む
眠っているかもしれない姉を起こさないように、少しずつゆっくりと
布団の中なので大好きなひんやりした肌ではなかったけど、普段は触れることのないお腹、それも姉の
僕はおかしくなっていたのかもしれない
左手をそっと前進させ続ける
少し硬い感触のブラジャーにたどり着く
その下には大好きなあの柔らかい肌があるのを知っていた
少しずつ硬い布を押し上げてずらしていく
右側を少しずらしたら左側を少しずらすという風に、ゆっくりとゆっくりと姉を起こさないように
しかし抵抗が強くて乳房を全て露出させることはできない
乳首のすぐ下まで捲り上げて諦める
それでも僕の大好きな柔らかい肌に触れるからそれで良しとした
次は頬擦りだ
手のひらだけで感触を味わっても面白くない
頬や唇などの顔全体で触れなくてはならない
あまり大きくない肌着がそれを邪魔していた