※この作品はR-18です。

真説・凄ノ王   作:鳳凰009

114 / 147
第114話:三人の剣士

 真悟が、龍の洞窟でヒミカとアイラに快楽を与えて居る同じ時、柳生十兵衛みつ子は、部屋に戻って来たザンガーの慰め者にされて居た・・・

 

 口を縛られ、両手を縛られ、立たされたまま尻を突き出すような格好にさせられ、膣さえも丸見えの状態にされて居た。

 

「クククク、良い眺めだ!此処の感度はどうだ?」

 

 ザンガーは、十兵衛の反応を楽しむように、十兵衛のクリトリスを擦り出し、粘り付く膣を指で弄んだ。

 

(アッ・・・イヤァァ)

 

 十兵衛は、羞恥心で一杯だったが、今の自分にはどうする事も出来なかった。ザンガーは、十兵衛の愛液が付いた指をペロリと舐め、

 

「中々の感度のようだ・・・女、拙者は直ぐに儀式の方に参加せねばならんのでな・・・前戯はせぬぞ!しかし、お前は良い身体をしておるな!!」

 

 十兵衛の胸を、尻を撫で回すザンガーに、十兵衛は尻をモゾモゾ動かし抵抗するが、ザンガーはその反応に興奮し、己が肉棒を一気に十兵衛の膣に突き刺した。濡れて居た十兵衛の膣は、ザンガーの肉棒を飲み込み、十兵衛の目から涙が零れた。

 

(イ・・イヤァ!山岸・・・くん)

 

 十兵衛の脳裏に、笑顔の八十八が浮かんでくる。だが、そんな八十八の姿が、ザンガーの肉棒をによって遠ざかって行く気がして、十兵衛は益々涙を流しながら、ザンガーに立ちバックで犯され続けた・・・

 

 

 一方、龍の洞窟に突入した和子達だが、既に涼子、光子も捕らわれ、神殿にて龍神魔王の生贄にされようとしている事を知った。

 

(涼子達が!?しまった!)

 

「瓜生君、こっちの指揮をお願い!私は涼子達を・・・ハニーさん、合田君、私と一緒に来て!」

 

 二人は頷き、和子達は一旦地上に引き返し、生贄にされそうな涼子達を奪還しようとするが、すかさずジルが止めた。

 

「待て!この奥の道を進めば、神殿に出られる!私について来い!!」

 

 龍の洞窟の地理に詳しいジルが居てくれた事は、不幸中の幸いだった。和子は頷き、和子、合田、ハニーとジルが奥の道を突き進んだ。

 

 洞窟内に残った瓜生は、ヤマトが戦っている事、真悟の気配を感じる事、必死に助けを求める女性の心の声を感じた。

 

「竜子、君は左の奥の部屋に行け!捕らわれて居る女が居るから、助けに行ってくれ!!」

 

「分かったわ!瓜生はどうするの?」

 

「俺は、ヤマトの援護に向かう!それが済んだら、朱紗の気配を感じる場所に行ってくれ!!」

 

 瓜生の指示に竜子は頷き、二人がバラバラに動き出した!

 

 十兵衛を犯し続けるザンガーは、部屋の近くで配下の者達の呻き声が聞こえて来る事に訝る。そこに、扉を切り裂き、霞竜子が切り込んで来た。竜子は、ザンガーに犯され続ける十兵衛を見て、ザンガーに激しい怒りが湧き上がった。

 

「貴様!女を何だと思って居る・・・霞竜子がお前を・・・斬る!!」

 

 愛刀の仕込み刀を手に、ザンガーに身構える竜子だったが、ザンガーは、そんな竜子を見ても眼中無いような素振りで、お構い無しに十兵衛を犯し続けた。竜子は嘗められたと思い、ザンガーに斬りかかろうとするも、竜子は十兵衛の心の声を聞いた。

 

(気をつけて!ザンガーは・・・一人じゃないわ!!)

 

(エッ!?)

 

 竜子はハッとし、背後からの殺気を寸前で躱した。体勢を整えた竜子は、もう一人のザンガーを見て驚愕し、

 

「き、貴様は・・・二体居たのか!?」

 

 竜子は、自分に斬りかかって来たザンガーに向き合うも、

 

「いや・・・三人だ!!」

 

 再び背後からの声に反応出来ず、竜子は上着を斬られ、豊かな胸を隠す晒し姿を見られた。

 

「クッ!?」

 

「ほう、貴様も良い身体して居るなぁ・・・この間捕らえそこなった女も良かったが、お前の身体も中々どうして・・・おい、この女は俺が貰うぞ!!」

 

 残りの二体のザンガーが、好きにしろと答える。竜子の顔から大量の汗が流れ出してくる。

 

(クッ、油断したわ!まさか、三人居たとは・・・一人なら何とかなるけど・・・)

 

 竜子は、二体のザンガーによって、ジリジリ部屋の隅に追いやられる。十兵衛を犯して居るザンガーが竜子に話し掛け、

 

「女、一つ教えてやろう!その二人は、俺の細胞と魔を融合させたクローンだ・・・オリジナルの俺には劣る・・・だが、貴様にはそれでも十分だがな!!」

 

 竜子は、ザンガーの嘲笑を聞き歯軋りした。救いに来た筈が、自らも十兵衛のように犯される危機に瀕し、焦りが生まれる。十兵衛は、犯されていながら竜子の身を案じ、

 

(このままじゃ、あの人も私と同じ目に・・・)

 

 だが、今の自分ではどうする事も出来ず、十兵衛は只涙を流すのみであった。

 

「女、終わりだな!お前は此処で、俺の性奴隷になるんだよ!!」

 

 竜子を丸裸にするべく、竜子を狙う二体のクローンザンガーが、刀を振り下ろそうとした時、背後に感じた殺気に気付き、体勢を立て直そうとしたが、右手ごと切り落とされた。

 

「グギャァァ!!な、何者だ!?」

 

 緑の血を流しながらも止血し、自分の右手を切った相手を睨むクローンザンガー、十兵衛を犯していたザンガーも、慌てて十兵衛から離れ剣を握った。竜子は、自分を助けてくれた意外な人物を見て驚いた。

 

「あ、あなたは、身堂!身堂竜馬!!な、何故あなたが此処に?」

 

 身堂は、長い長髪を掻き分けながら、部屋の様子を見回し、犯されていた女性が十兵衛だと気付居た。一方の十兵衛も、身堂が背中に背負っている刀が、自分の愛刀だと気付き驚く。

 

「あんた、雪代小百合と一緒に居た・・・どうやらあたし、良い所に来たようね!ウフフ、手を貸しましょうか?これは貸しにしといてあげるわ!それからそっちの子、ハレンチ砦から預かり物を届けに来たわよ!!」

 

 身堂が素早く動き、十兵衛を縛っていた手と口の縄を斬る。十兵衛はようやく身体の自由を取り戻し、

 

「ハァ・・・ハァ、あ、ありがとう!それに、この刀は私の・・・重ね重ね礼を言うわ!!でも、その前に・・・ザンガー、よくも卑劣な手を使って、私を弄ってくれたわね!!柳生十兵衛みつ子・・・今までの恥辱、この刀で晴らしてみせる!!」

 

 全裸の十兵衛が、刀の切っ先を自分を犯していたザンガーに向ける。竜子も起き上がり、

 

「身堂、取りあえず私も礼を言うわ・・・ザンガー、この霞竜子、一対一ならお前などに負けはしない!!」

 

 竜子は、もう一人のクローンザンガーに刀を構える。身堂は、片腕となったクローンザンガーを見て、

 

「じゃあ私は、こっちの片腕君でいいわ・・・身堂竜馬よ!ハァ、イマイチ燃えないわね・・・」

 

 三人の名乗りに、三人のザンガーは小癪なとばかりに斬りかかると、十兵衛、竜子、身堂の剣先が輝き、念動剣を纏わせた。

 

「むう、貴様ら皆念動剣を・・・小癪な!!」

 

 三人のザンガーが、憤怒の表情で三人を睨み威嚇するも、身堂は両手を広げてヤレヤレといった表情を見せ、

 

「やれやれ、そっちの十兵衛ちゃんの相手が本命のようね・・・ガッカリだわ!片腕であたしに勝つのは・・・無理よ!!」

 

 身堂の目が殺気を放ち、俊敏に動いた時、既に勝敗は決して居た。身堂の速さについて行けず、片腕ザンガーが脆くも倒れこみ息絶える。前に会った時より遥かに腕を上げている身堂に、竜子は味方で良かったと心から思うのであった。

 

(流石は身堂竜馬ね!でも、私もあれから修行をしながらこの地に来たのよ!!)

 

 竜子とクローンザンガーが激しく斬り合う・・・

 

(へえ、あの娘、前より格段に腕を上げたわね!向こうの十兵衛って娘も・・・ああ、ゾクゾクしちゃうわ!!)

 

 身堂は、竜子と十兵衛、二人の美少女剣士の剣捌きに惚れ惚れして居た。竜子は、仕込み刀を相手の死角に隠し、一気にクローンザンガーに突進すると、クローンザンガーはニヤリとし、

 

「バカめ!勝負を焦ったな!俺の勝ちだ・・・キエェェェ!!」

 

 気合を込めたクローンザンガ-の上段からの激しい打ち込みと、竜子の突進が交差する。竜子が刀を仕込み刀を鞘にしまうと、クローンザンガーは、腰から真二つに裂け息絶えた。

 

「バカはどっちだ!お前が上段に振りかぶる前に、私は中段から仕掛けて居たんだ!さっき言ったでしょう?一対一なら負けないって!!」

 

 竜子は、身堂の横に近づきアイコンタクトを取ると、お互い右手を上げハイタッチした。一方、オリジナルのザンガーを相手にしていた十兵衛は、ザンガ-の剣先から放たれる衝撃波に苦戦して居た。

 

(本物は一味違うようね・・・近づけなきゃ勝負にならない・・・思い出すのよ、今までの事を・・・)

 

 十兵衛は、その場で軽くステップを取ると、次第にそれは速くなり、十兵衛の足下に砂埃が巻き起こった。

 

「何だそれは?俺のペットにしようと思ったが・・・女、そのまま死ね!!」

 

 ザンガーは、再び十兵衛目掛けて衝撃波を放つが、十兵衛の身体が分身したように五つに分離した。戸惑うザンガーに十兵衛が言い放つ、

 

「柳生忍法・・・朧舞い!」

 

 五つの幻を斬りまくるザンガーだが、それらは幻のように消えるだけであった。

 

「おのれ、怪しげな術を・・・だが、惜しかったな・・・そこだ!!」

 

 ザンガーの中段からの払い斬りが、十兵衛に決まったと竜子も身堂も息を飲んだが、その場に崩れ落ちたのはザンガーであった。

 

「「エッ!?」」

 

 何時勝敗が決したのか、身堂と竜子でさえも気付かない間の出来事だった。十兵衛は愛刀を鞘に収めると、

 

「柳生新陰流の極意は・・・後の先!私の術中に落ちて居たお前の攻撃は、私の皮膚に傷を付けたに過ぎない!だが、私の剣は・・・確実にお前を捉えて居た!!私の勝ちよ!!」

 

 蔑みの目でザンガーを見つめる十兵衛に、身堂も、竜子もホッと安堵した。

 

「あなたも剣士だったとわね・・・私は霞竜子よ、よろしくね!」

 

 竜子がニコリと十兵衛に近づき、二人の美女が握手をする。

 

「良い腕だったわ!二人共、今度一手お相手して頂きたいわねぇ・・・もちろん、竹刀でよ!!」

 

 身堂も加わり、三人の剣士が笑い合い、ザンガ-の部屋を後にする。竜子の言葉を聞き、朱紗真悟の捕らわれて居る場所に突き進んだ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。