※この作品はR-18です。

真説・凄ノ王   作:鳳凰009

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第26話:涼子覚醒

 部屋に戻った千草に、万華鏡子からテレパシーが届いた。千草の指示を仰ぎたい事があるので、これから会いたいと言う事だった。千草は、瞬間移動で鏡子を迎えに行き、直ぐに自分の部屋に鏡子を連れて戻って来た。

 

「千草様、お疲れの所すいません!」

 

「いえ・・・それより、私に話とは!?」

 

「はい、竜子の事です!この事を他の十人衆のみんなにも知らせるべきかどうかのご指示を頂こうと・・・」

 

「どう言う事です!?」

 

「口で言うより、千草様もその目で確認して下さい・・・」

 

 鏡子はそう言うと、セーラー服を脱ぎ、ブラジャーをも外すと、鏡子の豊満な胸が露わになった。見る見る千草は顔を染めると、

 

「あの超能力を使うのですね?」

 

「はい・・・秘儀万華鏡!!」

 

 鏡子は、まるでオナニ-するように胸を弄り、悶え始めた・・・

 

「アァァン・・・アッ、ハアァァン・・・ウッフゥゥゥン・・・アッアッアァァ」

 

 鏡子は一層激しく悶え始めると、見てられないとばかり、思わず顔を真っ赤にした千草が顔を背けた。やがて鏡子の胸から、母乳が数滴下に垂れた。床に広がった鏡子の母乳は、まるで鏡のようで、そこに映像が映りだした・・・

 

「見て下さい!千草様!!」

 

 鏡子に言われた千草は、万華鏡をジィと見つめると、中には霞竜子が映って居た。

 

「こ、これは、竜子・・・エッ!?一緒に居るのはまさか?」

 

「ハイ!このまえノスフェラトゥアジトを襲撃した時に、ノスフェラトゥに居た包帯男です!!」

 

 竜子とガイデル、二人は恋人同士であるかのように互いに笑みを浮かべ、竜子のバイクで西へと向かっていた。

 

「どうしましょう、千草様?」

 

 千草は、竜子が笑みを浮かべていた事に少し驚いていた。仲間内では竜子も度々笑顔を見せる事はあったが、仲間以外で、しかも敵同士だった男と笑みを浮かべる竜子を見て、千草は自分と瓜生麗の関係を思い出していた。

 

(そう・・・竜子、あなたは新たなる道を見付けたのね!ならば、私は止めはしない!!あなたは今まで良くやってくれたもの・・・)

 

「鏡子、みんなには正直に話しましょう・・・霞竜子は、新たなる道を進み出した。それは歓迎すべき事でしょう?」

 

「そうですね!竜子は真面目すぎたから・・・みんな、竜子が恋をした何て知ったら、驚くでしょうね?」

 

(竜子、私が果たせなかった分も、幸せになりなさい!!)

 

 千草は、万華鏡に映る竜子を心の底から応援した・・・

 

 

 ノスフェラトゥのカーミラは、幹部達に招集を掛け、旧体育館に十数人の幹部達が集った。代表した白髪の男は、

 

「カーミラ様、幹部衆集いました!ですが・・・ガイデルだけは、あの美剣一族との戦い以降連絡が付かず・・・」

 

 白髪の男は、報告しにくそうにカーミラに告げるも、カーミラは右手を口に当てて笑い出し、

 

「フフフ、ガイデルは、美剣一族の者と共に、この地を去ったわ!」

 

 カーミラの一言に、幹部連中はざわめき、

 

「な、何ですと!?」

 

「あのガイデルが、我らを裏切ったのか?」

 

「しかも、美剣一族の者と・・・おのれ、ガイデル!只ではすまさん!!」

 

「お待ちなさい!美剣十人衆のリーダー、霞竜子を籠絡したのは不幸中の幸い、これで美剣千草もオメオメ我らの邪魔は出来ない!!ガイデルに関しては放っておけば良いわ!!!」

 

「分かりました!カーミラ様の命ならば、我ら幹部集、そのように致します!」

 

 十数人の幹部達が膝を付いてカーミラに頭を下げ、カーミラは満足そうにコクリと頷いた。カーミラは、右手を高々と掲げると、

 

「昨日朱紗真悟は、武団連合の佐々木剣道と戦い大怪我を負った・・・だが、朱紗はその二人の超能力を吸収し、自らの怪我を完治させたようだ!あの力・・・やはり我らの物にせねば・・・あの時は、美剣一族の邪魔が入ったが、今は好機!!朱紗真悟を再び怒りの魔神とするべく、朱紗真悟の母と姉を・・・犯し、嬲り者にせよ!!!」

 

 カーミラの非情な命が、幹部集に下ると、一人の男が右手を挙げると、

 

「カーミラ様・・・その役目、私めにお任せを!」

 

 軍隊メットを被った男が、ニヤリと不気味に笑み、その姿を消した・・・

 

 

 真悟を家に連れ帰った涼子は、退院祝いでもしてあげようと、制服姿のままでケーキを買いに向かった。その後を、数人の男達が付けていると気付かずに・・・

 

「公園突っ切った方が近道だし・・・行っちゃえ!」

 

 涼子は腕時計を見ると、時刻は19時40分、涼子が買いに行こうとするケーキ屋は、20時には閉店してしまう為、涼子は時間を短縮させようと、公園の中を自転車で入っていた。それを見た軍隊メットを被った男はニヤリとし、口笛を吹くと、涼子が向かっていた公園のもう一つの出入り口に、爆音を噴かす無精髭のサングラス男と、その後ろに座る背の低いリーゼントが居た。涼子は顔を顰めながら、横を通り過ぎようとすると、バイク男はハンドルを動かし、リーゼントはバイクから飛び降りて、涼子の自転車が通れないように仕向けた。涼子はムッとしながら、

 

「ちょっと!あたし急いで居るんだけど、そこ退いてくれない?」

 

 涼子が抗議すると、リーゼントは下品な笑い声を上げながら、

 

「ヘヘヘ、そう慌てるなよ・・・俺達と遊ぼうぜ?」

 

「俺達!?アッ?」

 

 見る見る涼子の顔が不安そうになった。さっき涼子が入ってきた入り口から、ニヤニヤした軍隊メットの男と、坊主頭の男がゆっくり歩いてきた。バイクに乗っていた無精髭の男も降りてくると、四人は涼子を包囲するように、距離を縮めてきた。

 

「な、何の用よ!?」

 

「ヘヘヘ、カーミラ様からの命令でなぁ・・・朱紗真悟の母と姉を・・・犯せってなぁ!!」

 

「なっ!?」

 

 軍隊メットが涎を啜り上げながら、涼子の全身を舐めるように見た。軍隊メットの男は、透視能力を使えるようで、涼子の魅力的な裸体を透視で見て、忽ち勃起した。涼子はハッと気付き、慌てて右手で胸を、左手で股間をガードし、少し怯えた表情を浮かべた。逃げ道を捜すも、陸上部で鍛えた自慢の足を披露するには、些か包囲され過ぎていた。リーゼントにタックルされた涼子は、そのまま草むらに押し倒され、

 

「キャァァァ!」

 

 それを合図に、男達が草むらに飛び込み、坊主頭が涼子の頭上に周り、涼子の両腕を押さえつけ、リーゼントの男が、涼子の両足を押さえつけた。軍隊メットの男は、メットを取ると、短い金髪頭になり、

 

「へへへ、このノスフェラトゥ幹部バイアン様が、お前をタップリ可愛がってやるよ!」

 

 涼子の胸元に手を掛けると、無理矢理赤いリボンを解き、胸元に手を入れ、強引に制服を引き裂いた。忽ちボタンが弾け飛び、白いYシャツ姿にされた。

 

「イヤァァァ!止めてぇぇぇ!!」

 

 髪を振り乱して嫌々をする涼子だったが、抵抗しようにも両手両足を封じられ、為す術は無かった・・・

 

 バイアンは、更に涼子のYシャツを引き千切ると、涼子の白いブラジャーが現われ、男達が歓声を上げた。更にバイアンは、涼子の制服のスカートを無理矢理吊り下ろし、白いパンティ姿にした。

 

「イヤァァァ!見ないでぇぇ!!」

 

 涼子の瞳からポロポロ涙が零れてくる。このままこんな奴らに犯されると思うと、身の毛がよだってきた。バイアンは、涼子の胸を両手で荒々しく揉み、

 

「オォォ!中々揉み応えのある良い乳してるぜぇ!!」

 

「ヤメテェェェ!ママァァ!!」

 

 泣きながら嫌々をする涼子が、思わず母和子の名を叫ぶも、バイアンはクククと笑い、

 

「安心しな!お前のママも直ぐに同じようにしてやるよ!!二人仲良く、俺の子でも孕みな!!!」

 

 周りの男達は、もう我慢出来ないとばかり、ズボンのベルトを外し、チャックを刷り下ろして肉棒を取り出すと、涼子の顔に近づけてくる。バイアンは笑いながら、

 

「ハハハハ、お前ら、気が早いぞ?これから、この女の生乳やお○んこが見えるんだぜ!?」

 

「ハァハァハァ・・・バ、バイアンさん、もう我慢出来ねぇよ!早く拝ませてくれよ!!」

 

 バイアンは、涼子の顔に自分の顔を近づけると、

 

「恨むなら、朱紗真悟を恨むんだなぁ!あいつの姉に産まれてきた自分もなぁ・・・ハハハハ!!」

 

(真悟!?そうよ・・・私は、朱紗一族!私は、真悟を守らなきゃ・・・真悟を!!)

 

 涼子の心の中で、何かが目覚めた!

 

 涼子の目が輝くと、涼子の周囲が徐々に凍り付いて行った・・・

 

「な、何だ!?急に寒く・・・・」

 

 バイアンは周囲を見て呆然とした!

 

 仲間達は全員凍り付き、良く見れば、自分の両手が凍傷にあったかのように感覚が麻痺してくる。バイアンは慌てて涼子から飛び退くと、

 

「ま、まさか・・・貴様、超能力者か!?」

 

 ゆっくり立ち上がった涼子は、目を怪しく輝かせながらバイアンをキッと睨み、

 

「許さない・・・真悟を狙うあんた達を!ママを狙うあんた達を!そして・・・あたしを犯そうとしたあんたを・・・あたしは、あたしは絶対に許さなぁぁぁい!!」

 

「ま、待て!・・・・・・・・・」

 

 その言葉がバイアンが発した最後だった。バイアンの身体は完全に凍り付き、それを見た涼子は、ハッと我に返り、ポロポロ涙を零した。

 

「涼子!無事なの?」

 

 その時、公園の入り口から涼子の名を呼ぶ声が聞こえた。

 

「ママ!?どうして此処に?」

 

 やって来たのは涼子の母和子だった・・・

 

「あなたの念が聞こえたから、心配になって・・・こ、これは!?」

 

 和子は、涼子が下着姿になっている事、周りの男達が凍り漬けになって居る事で、瞬時に状況を理解し、

 

「涼子、もっと早く私が気付いて上げられれば・・・でも、超能力に目覚めたのね?」

 

 涼子はコクリと頷くも、和子を見て安堵したのか、ペロっと舌を出し、

 

「ママ、あたし犯されそうにはなったけど、返り討ちにしたから大丈夫!それよりママ、こいつらママの事も狙ってたよ!!」

 

「まあ、こんなおばさんまで!?」

 

「もう、ママは美人何だから、気を付けなきゃ!」

 

 涼子も少し元気を取り戻したようで、和子も冗談めいた言葉を発するも、

 

「涼子・・・この事、真悟には言わないで!あの子がこれを知ったら・・・また一人で乗り込むわよ?」

 

「だよね・・・それより、こいつらどうしよう?」

 

「そうね・・・主の下に帰してあげましょう!私達母娘に手を出せば、どうなるか思い知らせる為にもね!!」

 

 和子は涼子にウインクすると、目を怪しく輝かせた。瞬時に涼子を襲った男達とバイクの姿は消え去り、元の静かな公園に戻った。

 

「ママ、凄い!」

 

「さあ、帰りましょう!真悟がお腹を空かせて待ってるわよ!!」

 

「アッ!?結局ケーキ買えなかった・・・」

 

 和子は、超能力で涼子の制服を引き寄せて手に取ると、涼子を伴い瞬間移動でその姿を消した・・・

 

 

 ノスフェラトゥアジトは、突然現われた凍り漬けになったバイアンとその仲間達を見て半ばパニックになっていた。カーミラは一同を静めると、

 

(成る程、あの時の超能力者は、朱紗真悟の母と姉だったって事・・・これは手を出せば只では済まさないという警告って事ね・・・面白い!!)

 

「フフフフ・・・ハハハハハ!」

 

 カーミラは思わず笑い、その姿を消した・・・

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