※この作品はR-18です。

真説・凄ノ王   作:鳳凰009

41 / 147
第41話:和子と門土(その1)

 獣神魔王の居城・・・

 

 そこは、不気味な形をしていた・・・

 

 獣神魔王は、無数の魔物や人間の死骸を、念動力で固めて自らの居城を作り上げた。獣神魔王に捕らわれ連行されてきたミーコとつばさも、その異様な姿に思わず脅えた。居城に連れ攫われたミーコとつばさは、まず獣神魔王に犯された・・・

 

 獣神魔王は、ミーコとつばさを超能力で引き寄せると、二人を四つん這い状態にさせ、二人の股間を見比べるように凝視し、弄り出した。

 

「ヒィィ!イヤァァ!!」

 

「ヤメテェェェ!!」

 

 獣神魔王の爪は鋭く、時折ミーコとつばさの口から悲鳴が漏れ、二人の大事な部分を傷つける。二人は、恐る恐る後ろを振り返ると、獣神魔王の肉棒を見て恐怖した。その肉棒はとても巨大で、先ずミーコの大事な部分が大きく広がり、獣神魔王の巨砲を咥え込みさせられる。挿入されると激痛に耐え切れず、ミーコは思わず失禁しながら失神した。

 

 つばさも同様に、獣神魔王に後背位で挿入されると、その巨大さに耐えきれず、白目を剥いて失神した。失神した二人だったが、獣神魔王は休む暇を与えず、青沼とエースの二体に犯された後、相手を代え犯されてようやく許され、数人の性奴隷達が全裸のまま捕らわれている牢に入れられた。

 

「OH、可哀相に・・・」

 

 二人を優しく介抱したのは、レイ・ミランダであった。彼女は魔物の群れに犯された後、青沼に再び捕まり、獣神魔王への貢物として差し出された。それだけに、ミーコとつばさの痛みが痛いほど分かった。ミーコをよく見てみると、何処かで見たような気がレイにはした。

 

「この子・・・どこかで見たような・・・そうだわ、耳宇高校の・・・折角あの地獄から生きて来られたのに・・・」

 

 気が付いたミーコとつばさに、レイは優しくした。

 

「こ、此処は?」

 

 ミーコの問いに、愁いを帯びたような表情を浮かべたレイは、

 

「此処は・・・獣神魔王に捕らわれた女達が、閉じ込められた牢獄・・・実際は、魔物の慰め者とされる性奴隷の牢よ!!」

 

「「エッ!?性奴隷・・・」

 

 レイの話を聞いたミーコの瞳から、止め処なく涙が零れだした。ミーコは、つばさに向き直り、

 

「あたい、つばさに何て謝っていいか・・・あたいの・・・あたいのせいで・・・つばさまで、こんな・・・こんな目に・・・ゴ、ゴメンネェェ・・・ウッウワァァン!!」

 

 ミーコは子供のように泣きじゃくり、つばさに抱き付きながら詫びた。詫びられたつばさは大いに驚き、

 

「よ、止してよ・・・それならあたしだって、あんなリーダーを野放しにしてた責任あるし・・・それより、ここが獣神魔王の居城・・・なのね?」

 

 レイはコクリと頷き、つばさは改めてその不気味さに恐怖した。

 

 レイは、二人にここでの地獄の生活を教える・・・

 

 性奴隷達は、獣神魔王と二体の幹部の他に、同士である魔物の群れの性処理もしている事、全裸のまま首輪をつけられて、ペットのように外を全裸のまま四つん這いで歩かせられたりする事、身体に飽きられた女は、獣神達の餌にされる事などを述べた。

 

「ここの生活は・・・地獄よ!今まで何人もの子が自ら命を絶ったの・・・でも私は、最後まで生きてみせる!きっとあの人が私を救ってくれる・・・身体は汚れても、心までは汚さない!!」

 

 レイの言うあの人とは、ニック・ボーマンの事である。レイは、ニックがこの地獄から救い出してくれると信じていた。

 

 レイの言葉を聞き、ミーコは思わずモサの事を思い出した・・・

 

(モサ・・・私も身体は汚されたけど・・・モサ、もう一度会いたいよぉぉ)

 

 ミーコは、再び涙を流した・・・

 

 

「あなた達何処に行くつもり?」

 

 門土と身堂は、街に戻り武器と食料を袋に積み込んでいると、突然背後から声が掛かった。それは、険しい表情をした朱紗和子であった。

 

「仲間が捕らわれたんですってね?助ける準備かと思えば、逃げ出す準備とは・・・呆れた男達ね!!」

 

 門土と身堂は、ギロリと和子を睨み、

 

「関係ねえなぁ!助ける!?そんな筋合いさらさらねえ・・・お前だな、俺に用があるって尋ねて来たってババアは?中々良い身体してそうじゃねえか・・・抱いて欲しけりゃ抱いてやるぜ!欲求不満そうな面してやがるしなぁ?」

 

 門土が和子を挑発すると、和子はせせら笑い、

 

「生憎、腰抜け坊やに身を任せる程、私は落ちぶれてないわ!!」

 

 和子が言い返すと、門土は何をとばかり和子に身構える。身堂は、少し呆れた表情を浮かべると、

 

「門土、そんな奴放っておきなよ!さっさと行くよ!!」

 

 門土は分かったと頷き、もう一度和子を振り返ると、まるで和子の身体を品定めするようにしてニヤリと笑い、

 

「俺は、気が強えぇ女が大好きだ!そんな女を犯すのは、もっと好きだぜ・・・俺の額の傷を忘れるな!何時か俺の一物で、テメェをヨガリ狂わせてやるぜ!!」

 

 そう言い残し、門土と身堂はあても無い荒野に旅立った。

 

 さすがの和子も呆気にとられた。

 

「あ、あの男は何なの?まるで、災いを持ち込むような・・・それより、この街の人を逃がした方が良さそうね・・・獣神討伐隊が壊滅した今、近い内に獣神魔王は必ず動くはずだわ!!」

 

 和子は、この街に隠れ住む人々を説得しに向かった・・・

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。