朱紗真弓は、号泣しながら未だ鳥神魔王に犯され続けた・・・
鳥神魔王は真弓を気に入り、己がペットにしようと企てた。そんな時、配下の魔物から連絡が来る。人間が鳥神魔王様の名を語り、砦の奴隷や女達を己が好きなように扱って居ると・・・
「おのれぇぇ!この女の情報が確かだったから、配下に加えてやろうと思ったが・・・身の程知らずには、それなりの報いをせねば・・・女、逃げるなよ!?逃げれば命の保障はせんぞ!!」
鳥神魔王は窓を叩き割り、物凄いスピードで飛び立った。
(い、今の内に・・・逃げなきゃ・・・逃げなきゃ・・・逃げなきゃ!)
真弓は、ベッドのシーツを身に纏い、痛みに耐え街を逃げ出した。どこをどう走ったか分からないが、疲れ果てた真弓が休憩を取っていると、三匹の魔物が真弓の前に現われた。奇声を上げながら、真弓に飛び掛る魔物に、なす術も無く犯されそうになった時、真弓の前に一匹の猫が現われ、真弓を守るように三匹の魔物を威嚇する。
(ね、猫ちゃん!?私を守ろうとしてくれるの?)
その時、真弓の頭にテレパシーが飛び込んで来た。
(その通りよ!!)
その言葉と共に、真弓と猫は、テレポーテーションで魔物の前から姿を消すと、魔物達は驚き、怒りの咆哮を上げた。
テレポーテーションで移動されてきた真弓は、猫の頭を撫で、その猫を抱き上げた人物を見ると号泣しながら抱き付いた。
「か、和子おばちゃん・・・ウッ・・・ウッ・・・ウワァァァァァン!」
泣きじゃくる真弓を、和子は優しく抱きしめ、髪を撫でた。
「光子や涼子とは会えなかったのね・・・真弓、遅くなってごめんね!」
和子は、心底遅れた事を真弓に詫びた。そして、真悟が英雄神への道に歩みだした事を告げる。
「し、真悟ちゃんが!?でも、でも、私、魔物に汚されちゃった・・・もう、もう、真悟ちゃんの力になれないよ・・・」
真弓はそう言って再び号泣する。和子は意味深な表情浮かべながら、
(真弓、あなたが汚れているなら、私は・・・)
思わず頬を染めて、青沼や門土に犯されたあの時の事を思い出す和子だった。
背後の水浴び場で、バシャバシャと誰かが水を浴びる音がした。真弓は、鳥神魔王かと脅えて和子の後ろに隠れると、和子は笑いながら、
「真弓、見に行って御覧なさい!」
和子の言葉に、真弓は恐る恐る水浴び場を見てみると、そこには一際逞しくなった真悟が、気持ち良さそうに水を浴びていた。
「し、真悟ちゃん!?真悟ちゃんなの?」
真悟は真弓を見つけると、優しく微笑みながら頷いた。真弓はポロポロ涙を零すと、
「ゴ、ゴメンね・・・私、汚されちゃったの・・・鳥神魔王って奴に・・・ウッウウ」
真弓は再び泣き出すが、真悟は優しげな微笑を崩さず、真弓を手招きすると、
「おいで、真弓!君は、汚れて何て居ないよ!!」
真弓は、吸い寄せられるように真悟に抱きつくと、先程の悪夢が癒されるようであった。和子は真悟を見て頷くと、真悟も頷き返した。
真悟が優しく真弓を愛撫し、背面座位で真弓と交わつた。
「ああ、真悟ちゃんの中、暖かいね・・・真弓、役に立てるんだね・・・真悟ちゃんの役に・・・」
真悟が真弓を引き寄せ、その体内に放出した時、真弓の身体は真悟と同化した。真悟の身体が少し大きくなり、神々しさが一段と強くなる。真悟は青沼猫を見て頷くと、青沼猫は光に包まれ、犬に進化した。
(ああ、また認められたのね!)
和子は心から嬉しく思った。
真悟は関西圏の気配を読む・・・
真悟は、そこに瓜生麗の気配を感じた。瓜生の違和感を感じた真悟は、閏に会って見ようと思い立つと、
「母さん!私はこれから、鳥神魔王の情報を仕入れ、そして奴を倒す!先に山陰に向かい、姉さんやおばさんに知らせて欲しい・・・真弓は、私と同化した事を!!」
「エエ!必ず二人に伝えるわ!!」
和子は真悟の言葉に頷き、二人に伝える事を承諾した。
真悟は頷き、超能力で何時もの服とマントを羽織ると、テレポーテーションで去って行った・・・