同じ頃、夢魔さつき、和泉白鳥、鳴神緑、陽炎カオルは、荒れ果てた荒野を彷徨っていた・・・
「どういう事?天浮舟に居た筈の私達は一体・・・」
緑が不安そうにポツリと呟く、
「分からないわ・・・とにかくこの辺を調査して見ましょう!」
カオルも訳が分からなかったが、何かの手掛かりがあるかもと進言する。
「そうねぇ・・・でも、個人行動は止めましょう!何か嫌な予感がするわ・・・」
さつきは、邪念のようなものを感じ、皆に注意を呼びかけた。
「あれ、何?な、何か近づいてくるわ!?」
白鳥の指差す方向に、皆が視線を向けると、そこには巨大なムカデのような化け物が、こちらに向かって来た。化け物は四人の目の前に来ると、大きく息を吸い込み四人を飲み込んだ。
「「「「キャァァァ」」」」
四人は頼みの超能力を使えず、為す術もなく化け物に飲み込まれて行った・・・
緑は、茨のような荒野を彷徨って居た・・・
他の三人の姿は消え、不安にかられながら緑は歩き続ける。
「皆、どこ~!?何なのよ、この茨のような場所は・・・私は確か、化け物に皆と飲み込まれた筈なのに・・・」
その時、茨の園を圧し折りながら、何かが近づいて来た。緑は仲間が迎えに来てくれたのかと思ったが、魔の気配を感じ身構える。緑の身体を茨の奥から覗く視線は、一気に緑に襲い掛かった。触覚を動かしながら、姿を現わす魔物、その姿は何処か蟻を想像させた。
「キャァァ!こ、来ないでぇぇ!!」
緑は、落ちていた茨の棘を手に持ち、魔物を威嚇するが、魔物の強烈な念を受け吹き飛ばされる。その威力は緑の戦闘服を消滅させ、緑の魅力的な裸体を露にした。咄嗟に手で胸や股間を隠す緑に欲情し、魔物が緑を犯し始めた。
「イヤァァ、さ、触らないでぇぇ!」
逃げようとする緑に、茨の園は逃がすまいと絡みつくと、白い裸体が血に滲む・・・
「アッアア、イヤ、イヤァ!」
魔物の手が、緑の身体を陵辱していった・・・
顔を、腕を、足を、太股を、胸を、尻を、次々と魔物の手がまさぐり続ける。
「アァァァ!イヤァァ、お願い、そんな・・・アァ」
緑の目から涙が零れるも、魔物はそれすら味わおうと、不気味な舌で緑の涙をペロペロ舐めた。その不気味な舌触りに、最初こそゾッとした緑だったが、次第に身体をくねらせて悶えた。
(ダメェ・・・こんな魔物に犯されて・・・感じちゃ・・アァァン)
魔物は、両乳房を刺激して緑の反応を楽しむと、緑の膣から愛液が滲み出し、魔物はそれを舌で舐め始め、愛液は更に滲み出す。魔物の巨大な黒い性器が、緑の膣に当てられ、
「ヒィィィ!イヤ・・・お願い、入れないでぇぇ!!」
緑は哀願するも、魔物は正常位の体勢でゆっくりと緑の中に挿入した!
「ダメェ、ダメェェ!!」
魔物はうるさいとばかり、緑の口に茨の触手を咥えさせ黙らせる。緑は意識の遠のく中声を聞いた。
(忠誠を誓え!そうすれば、貴様にも味合わせてやる・・・快楽をなぁ!)
緑は、魔物の身体に両足を絡め、悦の表情を浮かべ、心の中で声に屈服した。
(ちゅ、忠誠を・・・誓います!!)
その言葉に茨の園は一瞬で消え去り、緑は魔物の群れの中で快楽に酔いしれた。
美剣九人衆、鳴神緑が魔に下った・・・
カオルは、不気味な荒野を全裸で彷徨っていた。
(ああ、皆・・・何処に行っちゃったの?クスン)
薄褐色の身体を隠しながら、カオルは不気味な荒野の中を求め彷徨い続けた。
その前方には三匹の角の生えた鬼に似た魔が居た。魔はカオルに気付くと、忽ち勃起させカオルに向かってくると、カオルは身体を隠すのも忘れ逃げ始める。揺れるカオルの健康的なヒップに、益々魔は興奮し、股間を大きくしていった。
(ヒィィィ、ち、千草様、皆ぁ、た、助けてぇぇ!!)
必死に逃げ続けるカオルだったが、魔物に追いつかれ、頭を捕まれ地面に押さえ込まれると、カオルの魅力的な尻が魔物達の目の前に晒される。
(イヤァァ、こ、こんな奴らに・・・見られてる・・・ウゥゥゥ)
魔物の荒い息遣いに、カオルはこれから何をされるのか恐怖した。魔物は、カオルの尻を撫で回し、胸を弄る、その荒々しい行為に、カオルは痛みを覚えた。
「お、お願い、止めてぇぇ!」
一匹の魔物が股間を指差し、カオルにしゃぶれと命令する。カオルが首を振ると、荒々しくカオルの頭を押さえつけ、無理やり咥えさせる。
「フォグゥゥゥ・・・グゥゥゥ・・・ハァァ」
カオルは抵抗しようとするが、他の二体に膣とアナルに無理やり挿入され涙を流した。
(こ、こんな奴らに犯される何て・・・)
カオルの身体から、淫らな雌の匂いが発せられていく。徐々に快楽に支配される自分に恐怖する。
(見ろ!それがお前の本性だ!!さあ、快楽に身を任せろ!!!)
カオルは自らもヨガリ出し、魔物の股間を愛しそうに撫で始めると、目をトロンとさせ、
「私を、私を、好きにしてぇぇ、もっと、滅茶苦茶にして・・下さい!」
美剣九人衆、陽炎カオルが魔に下った・・・
白鳥は、亀甲縛りにされ柱に吊るされて居た。その目の前には、巨大な天ぷら鍋を煮込む五匹の魔物が居た。
(あっ、ああ、い、何時の間に私は・・・)
白鳥は、目が覚めた時にはここに吊るされていた。自分の恥ずかしい姿に頬を染めつつも、これから自分の身に起こるであろう事を想像すると恐怖した。
(み、皆・・・わ、私は此処よ!お願い、助けに来てぇぇ!!)
涙を流しながら、必死にテレパシーで仲間に問い掛けるが、誰からの返事も無かった。
(ち、千草様ぁぁ・・・ああ、私・・・食べられちゃうのかなぁ!?)
白鳥の瞳から大粒の涙が零れる。その時、一匹の魔物が白鳥に近づき、股間を弄る。
「アァァ、や、止めてぇぇ!」
言葉とは裏腹に、白鳥の股間は濡れていた。魔物は満足そうに一旦戻ると、大きな長い木の棒を持ってきて白鳥を嘲笑った。
「クックック、女ぁ・・・今からお前をこの棒に串刺しにして、あの鍋にぶち込んでやる!!」
魔物は棒を擦り、脅える白鳥の反応を楽しんだ。
(ああ、もう・・・こんな殺され方するなんて・・・)
白鳥の目から、止め処無く涙が零れ落ちる・・・
その時・・・
(女、助かりたいか?我に忠誠を誓えば、お前の命は助け、快楽を与えてやろう!!)
禍々しい声だが、白鳥には救世主の声に聞こえた。
(ち、誓います!だから、だから、私を助けてぇぇぇ!!)
白鳥が必死に叫ぶと、亀甲縛りで縛られたままではあったが、巨大な天ぷら鍋は消えて居た。その代わりに、白鳥の身体を犯しまくる先程の魔物達が居た。白鳥は、自ら魔物の肉棒を、喜びながら上と下の口で味わい尽くす。まるで、何かに憑依されたように・・・
美剣九人衆、和泉白鳥が魔に下った・・・
さつきは、古城の中を彷徨っていた・・・
(う、薄気味悪い所ね・・・でも私には分かる!これは、凄ノ王の見せる幻覚の筈!!でも、現実に起こっている感覚も感じるわ)
さつきも精神攻撃を得意とするだけに、これが凄ノ王が垣間見せる幻覚だと感じるのだが、自分より圧倒的に優れる力に、心の何処かで迷いを感じていた。一つ一つ部屋を空け、古城の中を探索するさつきだが、ある部屋の扉を空けた時に意識が遠のいた。
(ウゥゥン、此処は?)
さつきは、朦朧とする意識から徐々に覚醒していくと、自分が何処かに全裸で寝かされたまま、両手足を縛られている事に気付いた。
(う、動けないわ!?)
さつきは何とか動かそうとするが、びくともしない。さつきが目で部屋の中を見回すと、まるで死神の姿をしたような一匹の魔が、さつきをジィと凝視していた。自分に気付いたさつきを見ると目が輝き、天井から何かが振り子のようにゆっくりゆっくり降りて来た。
(あ、あれは何!?)
さつきはジィと目を凝らして見つめると、それは二本の巨大な鎌だった・・・
鎌は、不気味さを漂わせながら、更にゆっくり降りてくる。まるでさつきの恐怖心を煽るように・・・
「キャアァァ!や、止めてぇぇ!!」
さつきの悲鳴を聞くと、魔は不気味な笑い声を浮かべ、更にレバーを下げた。二本の鎌はスピードを増し下降してくる。
「アァァ、お、お願い・・・止めてください!」
さつきは、涙を流しながら哀願するも、魔はまるで聞こえないように無視し、更に鎌は下がり続ける。
「クックック、これは幻覚何だろう?試してみろよ女!」
魔は楽しげにさつきの表情を見つめ続ける。さつきの数メートル上まで鎌が近づいてきた。さつきは何とか逃れようと身体を動かそうと試みるも、全く動ける事は出来なかった。
「ゆ、許してぇ!許して下さい・・・お願い、お願いよぉぉぉ!!」
さつきの心が完全に萎えた所で、さつきにテレパシーを掛ける者が居た。
(助かりたいか?我に忠誠を誓えば助けてやろう!!)
さつきは、声に屈服した・・・
(ち、誓います!わ、私を助けて下さい!!)
さつきは、その言葉を受け入れ、恐怖から解放されたが、無数の魔の慰め者にされていた。しかし、その表情は何かに憑依されたように満足気であった。
美剣九人衆、夢魔さつきが魔に下った・・・