千草は、凄ノ王の精神攻撃に耐えて居た・・・
だが天浮舟の内部は、凄ノ王に屈服した人々で溢れていた。美剣十二神将の生き残った十人の内九人は、美剣九人衆を犯していた。だが、美剣九人衆もそれを受け入れ、卑猥な痴態を天浮舟で行っていた。
(ど、どうしたのです!?皆しっかりしなさい!幻覚に踊らされるな!!凄ノ王の見せる幻覚なのだぞ!!)
だが、千草の声は届かず、十八人の男女は快楽を味わい続ける。千草は、改めて凄ノ王の力を見せ付けられ拳を震わした。その気の緩みが、千草の心に隙を作った!
千草もまた凄ノ王の罠に堕ちようとしていた・・・
千草は、自分を呼ぶ声を聞き目が覚めた。
「こ、此処は・・・私は天浮舟に・・・エッ!?」
千草の目の前には、心配そうに覗き込む瓜生麗の姿が目に入った。そして、ベッドで寝ていた千草は、自分の部屋に居る事に驚きを隠せなかった。
「大丈夫かい?良かった、大分魘(うな)されていたから心配したよ!千草、俺は君に謝らなければならない!!君の言う通りだった・・・凄ノ王の力は、俺などに扱える者では無かった!!君の忠告を聞くべきだった・・・許してくれ、千草!!!」
優しい言葉を掛け、自らの過ちを詫びる瓜生に、千草は頭が混乱して居た。
(ど、どういう事!?私は天浮舟に・・・あれは夢だったの?それともこれが夢なの!?分からない・・・分からないわ)
瓜生は再び心配そうに千草を見ると、
「大丈夫かい?無理も無い・・・千草、もう君を離さない!俺を、俺を導いてくれ!!俺には君の力が必要何だ!!!」
千草は、瓜生の言葉に涙を流した・・・
(ああ、これが夢でも良い・・・麗からこんな言葉を聞ける何て、夢でも嬉しいわ!!)
千草は、瓜生に身を預けた・・・
瓜生は千草の衣服を脱がし始めるが、千草は抵抗せずそれを受け入れた。
(私、私、あなたの為に守り通したのよ!)
千草のモデル並のスタイルが、瓜生の目の前に現われると、
「奇麗だ、千草!ああ、君とこうしている事が夢のようだ!!」
瓜生は千草の胸を愛撫し、乳首を舐めると、堪らず千草は悶え、
「アァァン、れ、麗!」
「フフフ、随分積極的じゃねえか・・・美剣さんよぉ?」
千草はハッとして声の主を見た!
千草の部屋も、瓜生の姿も消えて居た。千草は、公園の草むらに全裸で横たわり、それを嘲笑う朱紗真悟の姿が目に入った。
「エッ!?す、朱紗君?な、何で・・・イヤァァ、朱紗君止めてぇぇ!!」
千草は再び混乱するが、必至に真悟を説得し始めると、真悟は呆れた表情を浮かべ、
「おいおい、あれだけヨガリまくって、今更止めては無ぇだろう?あんたがこんなに淫乱だとは、俺も気付かなかったぜ!!」
千草は顔が真っ赤になり、返す言葉が無かった。
「此処もこんなに濡れてるじゃねぇか・・・欲しいだろう?俺のこれが・・・」
真悟はズボンを下げ、千草の処女肉を一気に貫いた。
「イヤァァ、ダメェェ・・・アァァ・・・アッアッ・・・ウッウウ」
千草は、真悟に処女を奪われ泣いた・・・
真悟は、そんな事にお構いなく腰を振り続けた。
(ひ、酷い・・・す、朱紗君、酷いわ・・・)
千草が声を出して泣いていると、
「何だ!?ヨガリ出しやがったぜこの女?清純そうな割には淫乱だな・・・見ろよ、安!両手にピグや戸村の股間握り締めて、尻振ってやがる!」
「本当ですね、青沼さん・・・へへへ、お口には俺のでも入れとくかい?」
安村が千草の口に一物を咥えさせる。千草は混乱し、何故自分が青沼グループに犯され、更には自ら肉棒を両手に握りしめているのか理解出来なかった。
(ヒィィィ!な、何なの!?もう、もう、ヤメテェェ!!)
千草の言葉とは裏腹に、千草の上下の口からは、青沼の言ったような卑猥な音がするのが千草にも分かった。更に千草は、青沼に立ちバックで犯され、両手にはピグと戸村の股間を、口には安村の股間を咥え込む自分が信じられなかった。
(違う、夢よ!こんなの夢よ・・・)
「カーミラ様、美剣の奴、捕らえた朱紗に見せ付けるように、オナニーしてますぜ!」
その声を聞き、千草は再び我に返るも、快感が心と体を蝕んでいった・・・
(アァァン・・・こ、今度は何?此処は・・・ノスフェラトゥの!?)
千草は、目まぐるしく変わる出来事に混乱したままだが、男の言うように、目の前の真悟に見せ付けるように、オナニーしていた。千草は慌ててオナニーを止めた。
(イヤァァ、もう、もう、イヤァァ!!)
「フフフ、美剣千草!私はあなたを誤解していたようねぇ?まさか、そんな淫らな女だったとわねぇ?」
カーミラの挑発に、千草は必死に弁明し、
「ち、違うわ!私は、私は、ウッウウ・・・違うのよぉぉ!!」
千草は、数々の自分の痴態を見せ付けられ号泣する。カーミラは、そんな千草を見て鼻で笑い、
「違う?何が違うの!?あなたは淫乱な女なのよ!男を欲しがる淫乱な女!!」
「まさか、千草様がそんな淫乱な女だとは知りませんでした!」
カーミラの側に、何時の間にか美剣九人衆が勢ぞろいしていた。だが、千草を助けるわけではなく、カーミラと共に、千草を罵るだけでだった。
「み、皆・・・酷い!私は・・・」
「お黙りなさい、千草様!朱紗真悟が、あなたの淫乱さに刺激され、凄ノ王に目覚め始めましたわ!!」
菊乃が真悟を指差すと、真悟は魔を吸収し変身し始めた。美剣九人衆は、千草の身体を押さえつけ、凄ノ王に差し出す。
「イヤァァ、イヤァァ!お願い、お願い、皆止めてぇぇ!!」
だが美剣九人衆は不気味に笑い、凄ノ王に犯され始める千草を嘲笑する。犯されながらも、千草の脳裏に瓜生が、真悟が、青沼グループが、ノスフェラトゥが、そして、美剣九人衆が、千草を淫乱女と罵り、嘲笑を浴びせ続ける。
(違う、私は、私は・・・)
(ムッ、いかん!このままでは全滅じゃ!!)
梵天翁に、凄ノ王の精神攻撃は効かなかった!
だが、それに気付いた凄ノ王は、侵入させた細胞の一部を梵天翁に向かわせ、邪魔をした。
(お、おのれ、凄ノ王奴・・・)
梵天翁は、凄ノ王に身体を封じられ、皆を救出に向かえない自分を恥じた。
(耐えろ、千草・・・耐えるのじゃ!!)
だが、その願いは虚しく響くだけだった・・・
千草の目は焦点が合っていなかった。
(さあ認めろ、美剣千草よ・・・お前は淫乱な女だ!我が未来永劫の快楽を与えよう!!)
凄ノ王の誘惑が、千草の心を揺さぶる・・・
(私は・・・私は・・・淫乱な・・・女・・・なの!?)
美剣千草も、凄ノ王の罠に嵌り、魔に下ろうとしていた・・・