※この作品はR-18です。

がっこうぐらしのめぐねえとエロいこと出来るまで頑張るオッサンの話   作:mototwo

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<あの日の佐倉慈>



第7-a回 分岐点

迂闊だった

ある雨の日、彼らが校舎内に押し寄せるように入り込んだ

普段はほとんど上がってこない3階にも迫り

気付いたときには囲まれていた

 

あの子達をなんとか放送室に潜り込ませはしたが

私自身は既に腕を噛み付かれていた

もう助からない

怖い

目の前に彼らが大勢いる

怖い

怖い

すぐにも全身に噛り付きそうな勢いで迫ってくる

怖い

怖い

怖い

どうしてこんなことに

怖い

怖い

怖い

怖い

扉の向こうでゆきちゃんの声が聞こえる

遠くであの人の声が聞こえたような気が…

・

・

・

・

・

「っ?!」

 

下半身の痛みに目が覚める

目の前にあの人の顔が…

 

「目が覚めたか」

 

「えっ?!」

 

いきなり唇をふさがれた

舌が入ってくる

 

何?なにが起きてるの?

 

再び下半身に痛みが走る

胸を掴まれる感触

突き放そうと腕を動かそうとするけど

左腕に痛みが走る

でも、それ以上に

何かが邪魔をして上手く腕を動かせない

そして下腹部に感じる異物感

 

私、レイプされてる?!

なんで?こんな時に?

 

彼が激しく胸を揉みながら腰を打ちつけてくる

口の中では彼の舌が私の舌を口内を蹂躙している

 

「んんっ!!」

 

「痛(つ)うっ」

 

思わず舌を噛んでしまった…

顔を離した彼の口から血が滴る

 

視線を下ろすと

私は襟口からワンピースと下着を肘までずり下ろされ

胸が露わになっていた

 

「なっ…なんでこんなことをっ…うぷっ」

 

また唇を塞がれ、彼の舌が挿入される

血の味がする

赤錆くさい鉄のような味

気持ち悪い

怖い

再び胸が揉みしだかれ、涙が出そうになる

痛い

腰のピストンが更に激しさを増す

 

「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んんっ、んっ、んんんっ!」

 

嫌

イヤ

いや

やめて

ヤメテ

 

声に出せないまま感情だけが溢れ出す

口の中の血が喉を通る

 

不味い

気持ち悪い

痛い

怖い

 

「んんーっ!!!」

 

やがて大きく腰を震わせ、彼は私の中で達した…

 

ハア、ハア、ハア、ハアッ、ハアッ、ハアッ

 

やっと唇が開放される

お互いの荒い息しか聞こえない

 

彼は私の下着と服を整える

やっと自由になった手で

私は彼の頬を叩いた

 

「痛い。。。」

 

「なっ、なんでこんなっ…」

 

「爪を立てなかったってことは

まだ奴らにはなってないな」

 

「え…?」

 

そういえば…

左腕は痛むし、確かに彼らに噛み付かれたのに…

そういえば、ここは?

 

キョロキョロと見渡す

 

「男子…更衣室?」

 

「よく分かったな、出入りしてたのか?」

 

「なっ!?」

 

自分でも顔が赤くなるのがわかる

 

「冗談だ、ああ~、涙と涎と血で可愛い顔が台無しだな」

 

頭に血が上ってもう一度張り倒そうと手を振りかざす

 

「会話も出来るし、なんとか持ち直したか。。。」

 

ふう、と溜息を吐(つ)く彼に、上げた手が行き場を失う

 

「これってどういう…?」

 

「荒療治、っていうか一か八かの賭け。。。だな」

 

「?」

 

「前に話しただろ、俺がランダルの試薬の被験者だったこと

だから、俺の体液に試薬が混ざってる可能性に賭けて

お前の口と膣からそいつを流し込んだんだ」

 

口元の血と…

あ、アソコに感じる液体にまた顔が赤くなる

思わず顔を袖とスカートで拭う

 

「そ…」

 

「うん?」

 

「それならちゃんと言ってからしてくれれば良かったんじゃないんですか?!」

 

あんなに怖い思いをしたのは…

彼らに囲まれたときとどっちが怖かったんだろう…?

 

「一刻を争う事態だし、お前の合意を得られるか判らなかったし、それに。。。」

 

「それに?」

 

「それに気絶したままで息の荒いお前を見てたら興奮して。。。」

 

「なっ?!」

 

「思わず上半身だけ裸にしたら我慢できなくなっちまった」

 

気づいたら私の拳が彼の顔面を捕らえてしまっっていた

彼は声も上げずに鼻を押さえて蹲(うずくま)っている

初めて人を殴っちゃった…

 

「そうですよ!今の話だと口とち…アソコだけで、胸を出す必要なんてなかったんじゃないですか!」

 

「痛(いた)たた。。。

しょうがないだろ、目が覚めたとき暴れられたら面倒だし、縛るものなんてないし。。。」

 

「し…縛るって、そういう趣味だったんですか!?」

 

「別に趣味趣向の話をしてるんじゃない、暴れられたら面倒だって言ってるだろ」

 

「暴れられたら面倒って…完全に犯罪者の発想じゃないですか!」

 

「実際、犯罪的な行為だからな、寝てる女の胸に興奮してレイプしたんだから」

 

「ひ、酷い!開き直るなんて!こんなの初めてなのに!」

 

「そいつは奇遇だな」

 

「え?」

 

「俺もレイプなんて始めての経験だ。。。ぶっ!」

 

また殴っちゃった…

今日は人生で初めての経験が多すぎるわ…

 

「まったく、見た目によらず暴力的な女だ。。。」

 

「なっ!何言ってるんですか!

私、人を殴ったのなんて初めてなんですよ!」

 

「その割には的確に鼻っ柱の一番痛いとこを突いて来るな。。。

よっこらせっと」

 

彼が愚痴を言いつつ立ち上がる

私の怪訝(けげん)な顔に気付いたのだろう

 

「このままいたんじゃ俺の鼻の寿命が十年くらい縮んじまうからな

外に出るわ」

 

「外って…」

 

まだ外には彼らがいるんじゃ…

 

「奴らもいるし、放送室には3人もいる

このまま待ってるだけだと由紀が飛び出しかねないからな」

 

「ゆきさん…」

 

あれ?

 

「いっちょ、頑張って道を拓きに行こうとな」

 

「…」

 

丈槍(たけや)さんの顔を思い出すと…

 

「お前はここで待っててくれるか?」

 

「…」

 

口の中の血が…

 

「おい、聞いてるのか?」

 

「…」

 

おいしい…

 

「おいっ!慈っ!!」

 

「えっ?」

 

「大丈夫か?気分が悪くなったのか?」

 

「い、いえ大丈夫です、ここで待っていればいいんですよね?」

 

「あ。。。ああ」

 

「それじゃ、気をつけて行って…帰って来て下さいね」

 

「お、おう」

 

「ちゃんと私にした事の責任は取って貰わないといけませんから!」

 

「い。。。行って来ますっ!」

 

彼は慌てて足元のバットを拾って飛び出していった

私は扉の鍵をかけ、彼を待つことに…

 

彼…?

待つ…?

誰を…?

 

口の中の血…

おいしい…

誰の血だろう…

誰の血が一番おいしいんだろう…

 

やだ…涎がでちゃう…

 

みんなのところに行かなくちゃ…

みんな待ってる…

みんな…誰?

 

あれ?

なんでこんなとこにいたんだっけ?

扉の向こう…

鍵…

廊下…

人が一杯?

 

カリ…カリッ…カリ…

 

すき…

みんな…

すき…

血…

おいしかった…

みんなも…

みんな…?

誰…?

どこ…

とびら…

 

カリ…カリッ…カリ…

 

声…

そうだ…

ゆきさん…

くるみさん…

ゆうりさん…

おなか…すい…

 

あ…け…て…

せんせい…

みんな…

すき…

だから

 

どうして…

あけて…

くれないの

 

「めぐねえ!」

 

!

ち が う

ちがう

ちがう

ここじゃ

だめだ

 

おなかすいた…

けど

おなかすいた…

から

 

地下へ…

地下へ…

 

開いてる

 

よかった

 

ここなら…

 

ゆきさん

 

くるみさん

 

ゆうりさん…

 

ごめんね…

みんな

 

せんせい…

ここまで…

だから…

 

救急…セット…

 

また…

あえるかな…

・

・

・

・

・

 




酷い話だ…
結果だけ見ると
めぐねえはオッサンにいきなりレイプされた上に
感染治療も間に合わなかったと…

オッサンだけは生き残ってこの後くるみ達と合流するわけですが

救いがねぇなぁ…
書いてる自分で言うのもなんだけど

オッサンとめぐねえの会話は書いてて楽しかったのに
なんでこうなっちゃうんだろう…

原作準拠にこだわり過ぎか…
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