※この作品はR-18です。

がっこうぐらしのめぐねえとエロいこと出来るまで頑張るオッサンの話   作:mototwo

6 / 10
アニメ版しか見てない人には訳がわからないと思いますが、原作での太郎丸話。

3巻で「それでその犬どうしたんですか?」みーくんに聞かれて、くるみは「めぐねえが遠くに捨ててきたって言ってた」と答えてますし、アンソロで傘差しためぐねえが子犬を捨てに行ったとこ描いてる人もいましたが、正直あの状況でめぐねえが校舎外に出れるとは到底思えなかったので。


第6回 太郎丸

(雨の日)

「グルルルル…」

ガリッ

ギシッ

 

佐倉「無理だったか…」

佐倉「ごめんね、ゆきさん」

 

○○「なに謝ってんだ?何が無理だったんだ?その子犬は。。。」

 

佐倉「○○さんっ?」

 

急に後ろから話しかけられて驚く佐倉。

「もうっ」と怒った様子だったが、少し落ち着いたところで事情を聴く。

 

・

ゆきが見つけた子犬

・

傷跡

・

感染

・

発症

・

 

嫌な話だ。。。

 

○○「わかった、じゃあ俺が外に捨ててくる。」

 

佐倉「え?でも…」

 

○○「アンタに校外まで出られるわけないだろ?

俺なら万一噛まれても痛いだけで済むしな。」

 

佐倉「すみません…」

 

頭を深々と下げる佐倉を背に

 

○○「そのかわり、学校の外に捨てるだけだからな、隣町までなんて無理だからな。」

 

子犬を抱えて廊下に出ようとすると

 

佐倉「あの」

 

○○「ん?」

 

佐倉「あ、いえ…気を付けて下さいね。」

 

何か言いたげにも見えたが、子犬が噛み付かないように抱えるのに必死な俺は「おうっ」とだけ答えて出て行った。

・

・

・

雨の中、出来るだけ学校から離れた電柱に鎖を括り付け、立ち去った。

気分が悪かった。

最悪の気分だった。

でも、これで終わりじゃなかった。。。

・

・

・

・

・

・

カリカリ

ゆき「ねえ、なんか音しない?」

ガタッ

くるみ「聞こえないぞ」

ゆき「静かに」

カリカリ

ゆき「ほら、ね?」

ガリッガリ

くるみ「ちょっと見てくる」

ゆき「何かな?」

めぐねえ「なんだろうね」

ギャリッガリッ

ガラッ…

・

・

・

ガッ!

 

すんでの所だった。。。

咄嗟に後ろから犬の首を押さえ込んだ。

 

○○「ふうっ」

 

息をついて

 

○○「戻って来ちまったのか。。。」

 

くるみ「オッサン?!」

 

○○「しっ!部屋の連中には適当に誤魔化して先生呼べ!」

・

・

・

○○「鎖だけが残ってたから、心配になって来てみたんだが。。。

すまん、俺のミスだ。

校外に捨てただけじゃ駄目らしい。」

 

くるみ「え?」

 

佐倉「すみません、わざわざ行ってもらったのに…」

 

くるみ「それじゃあ、めぐねえ?」

 

佐倉「ええ、○○さんに捨ててきてもらったの。でも戻ってくるんじゃ…」

 

○○「いや、戻るとわかってるならそう対処するだけだ。」

 

ビクッとくるみの肩が震えた。

 

くるみ「また…潰すのかよ…」

 

○○「。。。そうだ。」

 

くるみ「でも!」

 

○○「コイツはお前の先輩とは違う。看取って送ってやる奴がいないんだ。」

 

くるみ「看取って…送る…?」

 

○○「だから。。。俺がやるんだ。。。」

 

今にも噛み付きそうな、うなり声を上げる子犬の首を腕で締め付け、そのまま廊下を後にした。




シリアスです。
冗談入れる隙がありません。
そのせいかやけに短くなったような気が。
動物ネタは笑顔になるか、鬱になるか、両極端で困ります。


さて!気持ちを入れ替えて!
あらすじには書きませんでしたが、次の話も疑問に思ってた部分です。
実際は他の解釈も出来るんでしょうけど、こうだったらって考え出したら書きたくなりました。
今度こそオッサンの心意気が見せられるのか?!

それではアデュー!

<引用>
原作3巻p.112~p.123より
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