※この作品はR-18です。

DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜   作:アンダーグラウンド

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世界の始まりを僕は知る

 つまりこれからバーチャルゲームのソフトが発売される、というコトらしかった。俺はそのテストワールドに入ってしまったワケだ。

「じゃあ、この耳は」

「それはホンモノ」

 高校生になって初めて付けられた渾名が、「猫宇宙人」。ハリウッドスターの特殊メイクで、って苦しい言い訳も、スマホの前ではオモチャに過ぎなかった。

 何もかもが上手く行かない気がする。前世ではボス猫として、悠々とした生活を送れていたのに。

「俺はお前の無意識。無意識は普段、この世のどこでもない場所を彷徨っているんだが……」

 脳を覆う電脳外殻、それのお陰で見えているらしい。

「無意識ってことは、俺の気付いてないこと、知ってるんだろ?」

「知ってる、けど言っても脳は全く認識しない。──どうだ、聞こえたか?」

「極上のマグロ缶が食べたいって」

「それはお前の意識が見たいものを見てるだけだ」

 もういいよ、と、僕はベッドに仰向けになる。

「そういえばアル、お前の肉体ってホンモノなのか? さっき、射精……してたよな」

「無意識には無意識の世界がある。もちろん、肉体もあるし、生理機能に従って生きている。今度発売されるバーチャルゲームは、そこの住人が協力してる」

「う、う〜ん?」

 イマイチ別の世界を想像できないが、僕の投げ出した手を舐めるアルの、この感触はホンモノだった。

「因みにその耳はアンテナだ。立てれば電子世界を視認できる。もちろん引っ込めることも可能だ」

「それを早く言え!!!!」

 慌てて引っ込めようと(以外にできるものだ)したのだが、手を思い切り噛まれる。

「別に引っ込める必要ないだろ……ここもな」

 いつの間にかトランクスが脱げていて、僕の子供が頭を出している。

「無意識のうちに脱いだんだよ。俺とやりたいってな」

「ち、違う、絶対に違う」

「なら証明してみるか?」

 猫特有の、肉を削ぐためのザラザラした舌……みたいな凶器は、あまり感じられない。翼の生えた見た目からして、現実の猫とは違うのだろうか。それでも舌の突起が刺激になって、あっという間に射精感が来る。別に、アルに舐められて嬉しいからじゃない……ハズなのに、身体はその先を求めて、ひたすらに悶える。僕は両足を折って、腰を浮かせる。そうしなければ、苦しくて苦しくて。けれどこのままじゃ、またアルに笑われる。

「んあああ……っはぁ……アル……や……だ……んっ、うぅ……あっあっ」

 僕は身体を震わせて射精した。

 まるで女の子みたいな声を上げしまった。

 アルは僕のことを、どう思っているのだろう。

 ヒクヒクと震える僕のそれから、精液を吸い取る感覚がする。こんなヘンタイで汚い僕の精液を──。

「美味しかったよ」

 アルのその一言に安堵し、僕は眠りに落ちる。

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