※この作品はR-18です。

DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜   作:アンダーグラウンド

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(追記)
“アル”と“アナル”で被って読み辛いですが、そのままで行きます。
官能小説の道は修羅の道。書くと課題ばかりが見つかります。


こうして僕の一日が始まる

 バグ、文字通りの『バグ』だった。カマキリやらトンボやら、現実世界で生きているものの、形を纏って徘徊している。もちろん、そのままの形をしているワケではなく、大抵、頭が2〜3個、手足は沢山だった。

「星宮さんは大丈夫なんですか!?」

「乙女が男の前で大丈夫なんて言える? まあでも、慣れよ、慣れ」

 柴犬の耳をした星宮さんは、結構可愛かった。耳に挟んだ星型のピアスが、耳を動かす度に揺れる。丸くカールした尻尾にも、星の下がったリングを通している。胸元は空いていおらず、首までカッチリした服装。だけど星宮さんは胸が大きくて、どうしてもそこが強調され、つい目がいってしまう。

「そういえば星宮さんの……えーっと、伴r……パートナーは?」

「今、戦闘データに協力してるらしいの。──神織くんみたいに、同性だったら良かったんだけど……」

 今更ながら僕の苗字が出たことは傍に置いて、星宮さんは複雑な表情を浮かべる。

「二足歩行型のドラゴンよ。カッコいいんだけど、ちょっとね……」

 それ以上は何も言わず、目の前のバグ除去を始める。

 僕も細身の片手剣を取り出して、目の前の戦闘に集中する。今度のゲームに沿った性能だけど、実装する予定はないとのことだった。

 星宮さんの揺れる装飾に目を奪われていると、アルが低い声で唸ってくる。

 

 

「それじゃ、ね」

「うん、ありがとう、姉さん」

 義姉は毎日のご飯を作りに来てくれる。今日は肉じゃがで、濃いめの汁が掛かっている。

 直ぐにアンテナを張ると、酷くふてくされたアルが姿を現す。

「にゃああああ」

「アルも食べよ」

 買っておいたソフトタイプのネコ缶を皿に開ける。さすがに人の食べ物はマズイだろう。

「どーして星宮ばかり見てるー!!」

「いーだろ、別に。二次性徴が来てる、思春期なんだし」

「承服出来ない」

 アルは顔を背ける。

「そーいえば、アルは無意識の世界で何食ってるの?」

「ネコ缶」

「ごふぉぁっ!!!!!……ごぶっ、ごぼっ、ごほっ……」

 口に含んだ米粒がちゃぶ台に虹を架ける。義姉の作った肉じゃがまで飛んで、もったいない──じゃなくて!!

「ね、ねねねねネコ缶!?」

「そうだ、デパートで買って来る」

 大真面目に返されて、残りの咀嚼物が喉に詰まる。

「大丈夫か!?」

「う、うん、うん……」

 もはや未来から来たロボットと言われても驚かない。

 

 

 夜に抜くと時間がズレることがままあるので、基本的に朝抜くことにしている。それはそれで気怠さに勝たなければならないが。

「必ずトイレ行った後だもんなー。風呂上がりがいいなー」

 文句を言いながらも、黙々と奉仕を続ける姿に興奮する。ネコ科特有の可愛らしさと、それを汚している背徳感が堪らない。髪の毛も無いから、顔がよく見えるし。でも何より、僕を愛してくれている、その事実が嬉しかった。

「初めに伴侶って言ったけどさ……それは僕の分身だからって……意味?」

「ううん、そういうのは関係なくて、俺はただギンが好き。多分、他の誰かの無意識になっても、真っ先にギンの元に行く。100年、200年、ずっとギンと一緒に居てもいい。いや時間とか、そういうのは抜きにして、ずっと一緒に居たい」

 こんなに喋るアルを見るのは初めてだし、泣くアルを見るのも初めだった。

 アルは僕のチンポから口を離し、僕に背を向ける。

「アル……」

「どうだ? 興奮したか?」

 アルは満面の笑みを向けて、首を傾げる。それから僕を押し倒して、ペニスを擦ってくる。

「アル、やめろ、やめろって」

 僕の腹からこぼれたそれが、シーツを濡らす。

 義姉が来るまでに、僕はくたくたになっていた。

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