※この作品はR-18です。

DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜   作:アンダーグラウンド

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ipadで書いてるので、毛根が気になる今日この頃。


また夢で逢えたら

 好景気に沸いた日本は、常に科学技術で世界をリードしていた。この平坦なドアノブのないドアも、電脳外殻で見れば鍵穴が現れる。その隣に出現した鍵を挿せば、ドアのロックが外れ、ドアが自動的に開く仕組みだ。逆に鍵穴から鍵を外せば、ドアが閉まり、ロックが掛かる仕組みだった。

「さあ、行こう」

 今日は休日で、アルとデートを楽しむ予定……なのだが、アルはそわそわと落ち着かない。

「あーセックスしたい!!」

「ストレート過ぎだってば、アル」

 僕ももちろんアルとセックスしたいけど、アルと散歩するのは別の楽しみがあった。

 街中は電脳外殻を通して見れば、色んな看板や宣伝映像が並ぶ。電脳外殻を外せば、酷くのっぺりとした建物ばかり。超効率化を目指して作られた街が、今はそこら中にあった。

「うおー!!!!! NE☆KO☆KAN」

 アルの目がハートマークになる。

「もー、食べ物の事ばかりなんだからー」

 僕が目指しているのはそこじゃなく、ファッション雑貨店。

 ショーウィンドウに飾られた電脳マネキンは、指で押すと映像が飛び出して来る。その映像の隣に、マネキンが着ている服のリストが並ぶ。

 店のドアの前に立つと、OPENの文字が現れるので、それを押す。実際のドアを触らなくてもいいので、実に衛生的だ。この機能が最初に導入されたのが、病院なのも頷ける。

 店の中には人がまばらに居て、実際の商品を手に取っている。ネットワークが発達し過ぎた世界でも、意外に人は居るものだ。

「アルは写真に写せても、シミュレーションアプリが使えないんだよなー」

 シミュレーションアプリ……その人の体型を模したマネキンが、服を着るというものだ。今では電脳外殻があるので、自分に直接着せて、確認することが出来る。

「ここで何をするんだ?」

 アルは腰を低くして、唸る。

 イキナリ戦闘モード!?

「いやいや、アルにオシャレしてもらおうと思って」

 バンダナとかリングとか、それからチェーンとか。動物のアルでも、オシャレ出来ると思う。──裸のアルは、余り人に見られたくない、という、独占欲的な気持ちもあった──

「あ、ほらほら、ペーズリー柄の黄色いスカーフ」

 なるべく音が鳴らないものが良いだろう。それでアルの大きな身体に合うもの──。

「ダサい」

 アルは端的に切って捨てると、匂いを嗅いで物色し始める。

 提案しては次々と切られていく──「おっ、これなんかどうだ?」と、アルが棚にある商品に爪を指す。

「く、黒猫が魚を咥えたスカーフぅ〜???」

 幾ばくかの口論の後、結局根負けして買ってしまった。

 

 

 超効率化を目指した街のお陰で、街から外れると、よく整備された河川敷が姿を現す。

 趣味で写真を撮っていた父さんの、20年前の風景とはまるで違っていた。建物は辛うじて遠くの方に見えるだけで、辺りはもう、緑、緑、緑だった。

「うおおおおおおおおお」

 ダダダダダダーーーーー!!!!!!! と、河川敷を走り回るアル。どんなに人の言葉を喋っても、こういうのが好きなんだな。

 僕も走ってみるが、あっと言う間にスタミナが切れる。アルはもう随分遠くの方まで行ってしまって、急に心細さを覚える。

 なんでこんなに悲しいんだろう。服の袖で涙を拭うが、いくら拭っても拭い切れない。交通事故に合っても、こんなに泣いたことはなかった。やがて声が漏れて、アルの名前を口にする。

 トン、と背中にいつもの感触がする。いつも聞いている、喉の鳴る音がする。アル……アル……。

「腹減った」

「うん」

 アルでも食べられるように作った弁当。滅多にしない料理で、結構焦がしてしまった。それをアルは、一言も文句を言わずに食べる。

「美味しい」

 アルの喉を鳴らす音が大きくなる。

「本当?」

 だんだん塩辛くなってきて、無理やり飲み込む。

 弁当を畳むと、僕は服を全て拭ぐ。食後のデザートだ。

「こんな草むらで……良いのか?」

「いつも無理やりやってくるくせに」

 仰向けになり、両手を伸ばしてアルを受ける。まだまだ肌寒い季節に、アルの毛皮と体温が温かい。

 前戯も済ませていないのに、僕らは一人前にチンポをおっ立てていた。

「あーアル、温かーい」

「ギンも温かいよ。特にその笑顔が」

 アルらしくないシャレに、思わず笑ってしまう。

「な、なんだ、変なこと言ったか?」

「なんでもないよ。さっ、今度はアルが仰向けになって」

 アルの柔らかくヒクつくそれを、初めて間近で見た。僕のより、ふた周りくらい大きい。こ、こんなのが入っていたなんて──。ネコのように突起はなく、つるんとしていた。ああ、やっぱり現実のネコとは違うんだな。突起で血が出ても、それはそれで悪くないと思っていただけに、少し残念だった。そんな僕の気持ちもお構いなしに、アルのそれは元気に脈打っていた。試しにすっと輪郭をなぞると、ビクビクと反応が返ってくる。かわいい──瞬間的にそう思った。

 それから意を決して、アルのチンポにしゃぶりつく。ちゃんと獣特有の匂いがして、アンモニア臭が香る。弾力のある陰茎に、水っぽい先走りがアクセントを添える。いつもしてもらってばかりで、アル自身はオートフェラチオをしていた。こんなに気持ちいいことを、アル一人にやらせるワケにはいかない。頭を大きく動かして、隅から隅まで舐めていく。大体の反応を掴んだところで、大きく反応したところを一気に責め立てる。

「すまん、ギン、もう無理だ」

「いいよ、出して」

 懸命に飲み干そうとするものの、想像以上の獣臭さと苦みで、ほとんど受け止められず、こぼしてしまう。臭気が鼻を突き、涙がにじむ。

「ご、ごめん、アル」

「気にすんな、ホラ、今度はギンの番」

 僕は納得出来ず、アルの毛皮に溜まった精液を舐める。口に毛が入っても気にするものか。

 手持ち無沙汰なアルは、僕の肩に舌を這わせる。だんだんとまた、アルの分身が身体を起こす。

「あーもう、限界!! ギン、かわいすぎる!!」

「うん、どうぞ」

 アルの精子が僕の腸内を泳ぎ、アルに抱かれたまま、僕はまどろみに沈む。

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