※この作品はR-18です。

DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜   作:アンダーグラウンド

20 / 58
ここにあるもの

 部活、勉強、塾、仕事、趣味、アルの愛を受ける時間。毎日22:00に寝られるか分からないけど、とりあえずなんとかなっている。帝が電子世界に来たことで、大分余裕を持てるようになった。帝と居ると、自分の身の丈を感じて、余り無理をしなくなっている。行きたい大学をいくつか候補に挙げて、それを目指して塾に通う。バグ退治でもらったお金はアルのために使う。小説は日々、いろんな雑誌に送っている。そうして夜のヒンヤリとした空気を吸いながら、歩くのが気持ち良かった。

 部活で「つまんなそーにしてんじゃねー」と身体を揺らされ、アルが激しくて図書室で寝ているときは星宮さんに揺らされ、帝と並んでバグと対峙していると剣が揺れ、塾のテストで緊張してペンが揺れ、アルと愛を交わすとチンポが揺れる。いろんなものに揺らされて、それでも僕はここに居る。夜の空気に、夏の太陽顔負けの、温かい息を吐き出す。

「君かあ」

 ショートヘアーのボーイッシュな女の子が、フェンスに背中を預けている。胸はそれなりにあるな、よし。僕は小さくガッツポーズをする。

「なにその拳、ぼくとやろうっての?」

 鋭い目付きに変わり、僕は興奮する。獣に犯されるシチュエーションは大好物です。

「まあ、いいや。単刀直入に言う、今すぐバグ退治を止めろ。でなければ……」

 女の子は四つん這いになり、黒と白の反転したホワイトタイガー──ブラックタイガーだな──になる。

 うひょー!! 僕は股間にテントを張り、今すぐ脱いで擦りたい衝動に駆られる。いやしかし待てよ、相手が犯してくるかもしれない。ここは慎重に相手の出方を伺い、西部のガンマンのように構えるべきだ。ヤられたら本望、でなければ撃ち抜いてやる。

「やめたら……その……初めてで言うのも何ですけど……犯してくれますか?」

 女の子は人に戻り、僕の前に歩いて来る。

 パァン── と、夜の静寂に乾いた音が響く。

「ありがとうございます!!」

「──っへ、ヘンタイ!!」

 僕の胸元をガシッと掴んできて、唾を吐かれる。アルには悪いけど、射精してしまった。

「も、もっと罵ってください!!」

「もういい!!」

 僕は突き飛ばされて、尻もちをつく。──放置プレイですか、いいですね。──僕のそれは再び立ち上がる。

「いいか、絶対にやめろよ」

 女の子は背を向けてそう言うと、電子世界を通した瞬間移動で飛ぶ。飛ぶ瞬間の空気の流れで、スカートがはためき、パンツがモロに見える。

 僕は自分のモノをしごいて、二度目の射精を果たす。

 

 

 アルは到底納得できず、「お前は俺のものだって言ってるよな?」と、僕の肛門が裂けてもセックスを強要する。三日間、僕は学校以外のすべてをアルに捧げた。それでもアルの機嫌は直りそうにない。「アル……」ついに涙目になった僕の顔を舐めて、「わかってんならいいんだよ」と、僕の口に舌を押し込む。それから僕のペニスを舐めて、ぐちょぐちょに濡れたところで、アルの陰茎が重なって来る。ぬちゃぬちゃと淫猥な音を立てて、互いのペニスが擦れ、先走りが混じり合う。

「ぜってー許さねー……絶対に……だ」

「ごめ……」

 再びアルは僕の口に舌を突っ込む。

「んぷぅ……くちゅ……くちゃ」

 びちゃびちゃと水音が大きくなり、「お前もイけ」とアルが喉を大きく鳴らす。

「うん……」

 互いに無言で射精し、愛はここにあることを確かめる。

 ──ああ、アルのが震えてる。

 僕は自身のそれを震わせて応える。

「ギン好きだ」

「アル好き」

 目を開いたギンと見つめ合う。

 雄特有の強い眼差しにほだされて、僕は目の前にあるものしか考えられない。

 ぬちゃっ──と二人の陰茎が離れ、お互いに掃除し合う。

「おいしい──」とアルは声のトーンを上げる。

 僕の求めるものはここにしかない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。