DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜 作:アンダーグラウンド
未だにデビルの作り上げたコロニーは消えていなかった。魔法騎士団は相当、手をこまねいているらしい。
尻穴から陰茎が抜かれる感覚がし、許容量の精液が会陰を伝い、陰嚢から地面に滴り落ちる。
互いの脳をリンクさせた為、セックスは阿吽の呼吸で出来る。一時間近く射精を我慢し、お互い納得のいくまで愛を求めた。
「んあああ」
敏感になった俺の肛門を、カミアは丁寧に舐める。ずっと開いていたい衝動に駆られるが、カミアに促されるまま、肛門を閉じていく。
俺の陰茎から精液を舐め取る最中、また俺はイってしまうが、カミアは気にせず一気に飲み干す。敏感な陰茎に、柔らかな獣の口が心地いい。
ビニールシートにぶち撒けられた、カミアと俺の混濁した精液を大きな盃に集める。それをカミアが舐めている最中、俺はカミアの便臭い陰茎をしゃぶる。余計な動作はせず、丁寧に飲み干すことだけを考える。
「カミア……」
カミアも俺の名を呼んで応える。
精液を体内に取り込むことは魔力を受け取るのに、極めて効率的な方法だった。
これでまた、時間のズレた世界に干渉できる。
「オレも、もう行けるぞ」
カミアは漆黒の翼を伸ばし、尾を上げる。その格好良さとは裏腹に、口周りには精液が付いていた。
「まだやり残してるぞ」
俺はカミアにキスをする。
第二次世界大戦が終わっても尚、世界は戦火に包まれていた。
かつての魔法都市は面影を失い、世界の支配者はデビルに籠絡されていた。
「聖十字装束が剥がれた……姫様」
仲間が次々と倒れ、もはや隊の体を成していなかった。
俺が囮になり、残りの仲間を逃すと提案するも、姫様を助けなければと口々に言い合った。
その後の記憶はない。気付けばデビルの舞う、灰色の空を見ていた。
「隊長、まだ立てますか?」
人界のピューマに似た、闇の使者……ではなく、古株のカミアだった。
人外の種族は殆どが、生殖機能に問題を抱えており、今ではそういった種族を見る機会はない。
姫様と同等の力を持ちながらも、その身を姫様に委ねた。それでも尚、闇の使者と呼ばれ続けた。
「もう姫様の力がなくなる。カミア、お前はどうする?」
今まで生きた中で、これほど知りたかった答えはない。カミア、お前は何を考えている?
「姫様を助ける。隊長も力を貸していただけますね?」
予め決まっていて、それ以上は変えようのない、そんな言葉だった。
「だけど、もうデビルも見えなくなってきた。腹に穴が開いてるみたいだし、俺は行けない」
「隊長……いや、ファング=ファルネル、あなたも助ける。こんな場面になって言うのは恥ずかしいが……」
実に50年越しの告白を、俺は受け入れる。助かりたいという想いからではなく、純粋に一緒に居たかった。
魔法で作り上げられた制服を解き、カミアに裸体を晒す。普段意識しなかったそれが、妙に恥ずかしく思える。
カミアの血で、腹に空いた穴が塞がっていく。首の動脈から、致死量ギリギリまで血を流している。
「お、おい、もう……」
「これで私の愛を受け取れます」
カミアは横に寝そべると、後ろの片脚を上げる。ネコ科のそれより大きく、人並み以上の太さを誇っている。
人より派生した種族だ、それくらいの大きさを持っていても不思議ではなかった。
「あなたの前では、いつも射精を堪えていました」
思い当たる節はいくらでもあったし、俺自身、必要がないのに、カミアの体に触れることがあった。
カミアの情動に気付いていた筈なのに、いつも姫様の事ばかり考えて行動していた。
「は、早くしてください……も、もう限界です……」
初めてこんなに苦しそうなカミアを見た。固く目をつむり、舌を出して喘ぐ。爪先がビクビクと震える。
カミアの愛を受け止められる自信はなかったが、覚悟を決めてカミアの世界に飛び込む。
酷い獣臭とアンモニア臭が鼻から突き抜ける。先走りだけで口内の半分が埋まる。
何とか先走りを飲み込み、舌で射精を促す。
「んあああああああああグルルルルゥゥゥゥゥ」
たった半周舐めただけで、物凄い量の愛が溢れ出す。ほとんどの愛が喉を通らず、口から鼻から流れ出る。
「ま…だ…」
その要求に応えることは後にし、毛皮を濡らした精液を舐め、吸い取る。抜けた毛も構わずに、自分の一部にする。
「挿れていいぞ」
前戯もなく、乾いた尻穴が裂ける。そんな痛みもそこそこに、俺の世界は愛で満ちていく。
俺は、100年前の出来事を重ねながら、コロニーの奥を目指す。