※この作品はR-18です。

DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜   作:アンダーグラウンド

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【お食事中の方は注意してください】
軽めですが。


熱にうなされて

「バグ、ぜーんぶ消えちゃったよー」

「神織銀嶺は死ななかったか。あの影が付いてるからなぁ」

「って、兄さん、肝心なときに『それ』潰しちゃってどーするの」

「ああ? 死にそうになったら教えてくれるって言ったじゃねーか」

「ボクの得意な魔法は繋げることで、修復は時間かかるの」

 黒いローブの男二人は、犬の姿に変身した夕映暮葉を囲む。

「こいつの影より、あっちの影の方が有能だってのに」

 黒いローブの大男は、吐き棄てるように言う。

「だーから有能過ぎるんだってば、兄さん」

「素でもまじないの障壁を破ったのに、神織銀嶺の精液を受けている。光に当てられた影は、その濃さを増す」

 華奢なもう一人が、潰れた夕映の後脚を持ち上げる。

 そのまま魔法を唱えて、夕映に射精させる。

「お、おい、精液に触れて大丈夫なのかよ」

「その影の主でなければ、ドロドロに溶ける。こんな風に毒になると、物心つく前から言われる。だけど……」

 夕映は目を見開いて、全身の筋肉をはね上げる。

「一瞬照らされただけでも、こんなに力がある」

 夕映が立ち上がろうとしたところを、魔法の拘束具が締め上げる。

「夏野とかいう女、そろそろ殺そうぜ。こいつに女はもったいねえ」

「殺しても良さそうに思えるけど、夏野が子供を孕めば、もっといい傀儡が出来そうじゃない?」

「そりゃ、どういう……」

「アンテナを張れる人間ってさあ、光と影の間に産まれた子供なんだよね。犬の成りしてるけど、生殖能力はあるんだよ、コイツ」

 首の落ちた父親の死体にセックスして、なにも知らない獣の子供孕ませちゃうなんて、真性のヘンタイだよねー──あははははは

 

 

 夕日が部屋の中に忍び寄る。夏も盆が過ぎ、帰省から帰ってきた夏野さんは、疲れてベッドに寝ている。下着姿でタオルケットを腹に乗せて、寝返りをうつ。普段なら、ぼくの為と言って、下着姿は見せない。しっかりとした場所で働き出して、ぼくとのセックスもあまりしなくなった。ぼくも遠慮がちになって、オナニーをするようになった。夕日にあせた母親の記憶が、濃い影のように伸びる。毎日掃除の行き届いた部屋は、どこか空虚であり、暖かさを内包している。ぼくに割り当てられた一室にもベッドはあるけど、もっぱらオナニーするための部屋だった。勉強や勉強用具はリビングに、寝るときには、夏野さんには広過ぎるベッドで、夏野さんと一緒に寝ている。

 母親に近しい人を好きになると、どこかで聞いたことがある。でも、この気持ちは愛情の飢えであって、好きとは違うんじゃないかと思う。とにかく、夏野さんのお尻の匂いを嗅いで、生殖可能なことを確かめる。汗で濡れて、今すぐにでもセックスシーンを思い浮かべられる。不完全な自己認識を持つぼくは、いつも犬の姿でしかセックス出来なかった。被虐心の裏返しから、加虐的な妄想が起こり、夏野さんを辱めたい想いが巡る。

 オナニーでは我慢できず、夏野さんのパンティーをずり下ろして、ぼくの野太い犬チンポを挿れたくなる──ゴクリ。ホッキョクオオカミとシベリアンハスキーの血が混じったウルフドッグ、超大型犬の体格だ。並の犬より太いそれは、慣れた女も悲鳴を上げる。

 夏野さんに丁寧に切られた爪は、今伸びていて、パンティーの端に引っ掛けるには丁度良かった。

 ククッっと上手く爪が引っ掛かり、パンティーの端がズレていく──

「──ッ」

 瞬間振り返ると、カーテンから伸びた濃い影に、首のない大男が立っていた。

 ぼくの能力で存在を確かめるが、いつもの幻影だ。男は次第に勃起しだして、射精をする。尻から流れたのか、水っぽい液体が太ももを伝い、びしゃびしゃと床に流れ落ちる。

 大男はカーテンの影から飛び出して、ぼくに襲いかかって来る。その大男の勃ったチンポが、ぼくの尻穴にズブズブと侵入してくる。

「やめろおおおおおおおおお」

 ハッ──

「また、夢を見たんだね……」

 夏野さんは体液の流れ出るそこをティッシュで押さえ、立ち上がる。

 ぼくの陰茎は萎えていて、激しい動悸がする。夕日は既に沈んでおり、夏野さんの手の温かさだけが、背中を流れる。

 

 

 カチャカチャと食器の揺れる音がする。

「ギン──熱、下がったか?」

「まだ全然だめ──」

 アルが人の姿になっていることに、全力でツッコミを入れたい。

「アル、その姿……」

 手を上げるものの、ダラっと落ちてしまう。

「ギンの精液で、それっぽい身体に変えられるようになったんだ」

「あれ、前に話してくれたことと繋がりがある?」

「精液が力になるってハナシだな。人になれるとまでは知らなかった」

 アルの大きな身体に合う服なんてないから、アルは裸だった。

「今度はアルが風邪引いちゃうよ」

 ギンの精液を信じてるから、などと意味不明なことを言う。

「ちょっと、アル、おかゆ作ったの?」

「そんなもの、俺様が作れると思うか?」

 偉そうに言うことじゃない──って、なんで土鍋のもの自分で食べてるんだ?

 しかも元の姿に戻ってるし。

「口移し」

「──っ」

 全身の血液が沸騰する。これは最高のシチュエーション。

 

「ネコの口移しで移る主な感染症に、パスツレラ病やカプノサイトファーガ感染症があって」

「──はぁ? 今更それ言うか? ──ゴホン、この小説はフィクションです、実際に真似しないでください」

 これでいいだろ── ちなみに食べさせようとしているのは? 生肉──

 アルの頭に鈍い音がする。

 

「もうリアリティもへったくれもないんだから、わざわざライオンに成らなくても」

「一応の形式くらい守らせてよね」

 アルの舌の上に運ばれてくるそれを、粛々と受け止める。甘美な唾液と肉の香り、血の匂いが鼻腔をくすぐる。

「おい、勃起してんじゃねえか」

「──ッ、やめろ、って……んっんっ……クチャ、くちょ──んああ」

 腰に血液が回り、ただえさえ熱い頭が、さらに熱くなる。

 最近は僕が、アルの肉球でチンポを擦られるのが好きなことを知って、機会を見ては肉球で弄ってくる。

「アルの……肉球……すごい厚い……アル、アル──」

 肉を飲み込むことも忘れて、舌を絡め合う。制御の効かない思考では、あっという間に射精してしまう。

 アルの肉球に精液を押し付ける。もっと── 「おいギン」 腰がゆっくりと前後に動く。次第に激しさを求めて立ち上がる。アルの肩に両前脚をかけて腰を振る。

 アルの肩が落ちるものの、アルの背に両前脚を置き──「ぐえっ」──アルの顔にチンポを擦り付ける。

「な、舐める……………から──っ降り……ギン……」

 アルの鼻筋にチンポが擦れて興奮する。アルの眉間にチンポが当たって興奮する。アルを濡らしている──

 熱にうなされてアルに顔射する。精液に濡れてぐしょぐしょだ。まだ足りない──止めて名残を感じることもそこそこに、再び腰が動く。

 ぬちゃ……ぬちゃ──

 突然グイッと上体を持ち上げられて、アルの頭からチンポが離れる。

「や……だ……したいしたいしたぁーい」

 腰を振ってアルを誘うものの、チンポはどこにもぶつからない。熱と高揚感がない交ぜになって、その場で射精する。

「あるうううううううううううう」

「やれやれ、これが終わったら寝ろよ」

 僕が大きく咆哮したら、やっとアルは分かってくれたみたいだ。

 遠慮なくアルの柔らかな口内にチンポを突っ込み続ける。

「ぎんんんんんんん」

「あるううううううううううう」

 もうっ──うぶっ──

 アルの声が聞こえた気がするが、潤滑の増した口内に、もう一度腰を振る。

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