DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜 作:アンダーグラウンド
だははははは── アルは腹に手を抱えて笑い転げる。
「ちょっと、こっちは大真面目なんだからね」
「ぜんっっっぜん、似合ってねえー!!!!」
死ぬほど笑うアルをよそに、鏡の前で帽子の位置を調整する。よく見る構図としては、斜めに被っている。
真っ赤な口紅に厚いメイク、婦人用のドレスを着て、キャペリンを被る。手提げバッグを持って、立派な婦人だ。
「もー、母さんに教えて貰おうかな」
土台この身体では無理なことはわかっている。だからこそ、夢を見てしまうのだ。
これ以上アルを泣かせないために、さっさとメイクを落としにかかる。マニキュアは……このままでもいいかな。
「ボーイッシュな女性、そのくらいしか自由がないよね」
「あー死ぬかと思った」
袖を出すとか、タートルネック、ロングスカート辺りで、濃い目の色。帽子や度のないメガネ、バッグで微調整。革の腕時計なんかをチョイスして、靴は艶のある革靴や、明るく目立つものを。
「一気に落ち着いたな」
「地味すぎるって目で見ないで」
もう少し定期購読するファッション雑誌やカタログを増やさないと。
「あんまり固められると困るんだよな。家の中ではワンピースで過ごせ」
「どーせ、セックスしたいだけなんでしょ」
「何を当たり前のことを」
「真顔で言わると、どう返していいか分からない」
タイトな袖の、クリーム色のワンピース。首まであって、結構締まって見える。まあ、肩幅でぶち壊してるけど。
「髪が銀だしなー、違和感ありすぎ」
「顔は整ってるし、俺はイケるぜ」
「見た目? 結局見た目なの?」
「そうじゃないことくらい分かってるくせに」
アルは僕の顔を舐めて、キスしてくる。
「疑問なんだけど、アルって、同性愛なの? 異性愛なの?」
「どっちもだろうな。身体は男、性格は女が好みだぜ」
「すごいフクザツなんだけど」
「ギンの無意識が元になってるからな」
「まあ、そっか」
僕は妙な納得をして、ブラシを手に取る。
一梳きしていく毎に、アルの黒い毛皮にツヤが出てくる。背中、脚、腹──
アルは喉を鳴らして、包茎から顔を覗かせる。
「気持ちいい? アル」
「ああ、とっても」
全身梳き終わるのもそこそこに、さっきトイレしたばかりのアルを舐める。
今日はなんだかすごくアルを感じたい。雌の服装をしているせいかな。
「随分と積極的だな。あー汚ね」
アルの罵倒で腰が疼く。顔全体が赤らむ。
アルもフェラチオに加わり、二人でアルのモノを責める。
「買ったばかりのワンピース、汚していいのか?」
「どうせ、アルにしか見せないし」
「こんなに可愛いのに、もったいないぜ。つい、汚したくなっちまう」
アルのチンポを責めて、責めて、責める──
「グオオオオーーーもぅ、ダメ、だ」
アルは顔を上げて天井を仰ぐ。
ぐっしょり濡れたアルの股間。射精しないように、身体を強張らせる。
アルに顔を舐められて、僕は自然と横に寝そべる。
スカートの中で、アルは下着の紐をほどく。僕の半勃ちしたそれが露わになり、間も無くアルの口内に導かれる。
見えないところで猥雑な音がし、羞恥心で僕の雄を勃てる。
んぁあぁ──ある……ある……──ビクッ、ビクッ──
僕は嬌声を上げ、腰を反応させる、
淫らな律動が、アルの刺激を受けて活発化する。
腰を上げるたびにワンピースがめくれ、ついに下半身が露わになる。
ぬちゃっ、とアルの太いモノが、僕の勃起したそれに当たってくる。
アルと僕の唾液が混ざったものに、今度は僕の先走りが混じり合う。
「あ〜ん──アルのチンポおっきぃ──すっごいぬるぬるしてて、あっ、あっ」
アルのストロークが速くなり、ワンピースはどんどんアルの先走りで濡れていく。
「ギンのワンピース、汚してんのがたまんねぇな」
「うぅん──もっと、もっと汚してえええええ」
「ああ、もう出るっ──ギン──」
「アル──」
生暖かいアルのそれが、僕のワンピースに広がっていく──。