DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜 作:アンダーグラウンド
気持ちのいい目覚め、カーテンの隙間から朝日が覗く。隣で寝ている夫を起こさないよう、慎重にベッドから降りる。
顔を洗って、郵便受けに向かう。閑散とした裏通りは静かで、しかし建物は新しいものばかり。新鮮な空気を吸い、今日のやる気を満たす。お腹の赤ちゃんも起きたかしら。
朝食の支度をしていると、夫がゆっくりエレベーターを降りて来る。朝に弱い夫、階段から落ちないよう、エレベーターを設けて正解だった。
「今日は山寺建設に行ってくる」
淡々と仕事について喋りながら、夫は電子版の新聞をめくる。私は建築関係の専門ではないので、人間関係などの話に寄ってしまう。
夫の寝癖を撫で付け、首から背中と、櫛で梳かしていく。その間も夫は、大皿に盛った混ぜご飯を食べる。
「ごちそうさま」
大あくびをして、喉を鳴らす。それから夫は、前脚で顔を撫でる。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
深いキスをして、永遠を味わう。
もう、大分大きくなってるだろ── 気を使う夫は、私の膨らんだお腹に頭を寄せる。
「──風俗、行ってもいいよ」
「そういうのは夫から喋るもんだ」
心配させてるな、と夫は仰向けに寝転ぶ。仕事してるときもお前のこと考えて、頻繁にトイレに籠ってる。
「先の方だけ」
ベッドの縁に前脚を預けて、私の背中に前戯で濡れたそれを擦り付ける。
「どうだ、濡れてく感覚は」
「うぅん、とっても気持ちいい」
夫の温かいものが尻の曲線を伝い、足元に落ちていく。ザラついた舌が背中に這い、上気した熱い息を感じる。背中からは唾液が、尻からは先走りが伝い、私はどんどん夫に濡れていく。
「んっ……もう、挿れるぞっ──」
「あっ……あっ──んんっ……」
数ヶ月ぶりに味わう夫のモノ。予想以上に大きくて、簡単に膣の入り口に当たる。
「もうっ、ダメか?」
「うん」
「じゃあ、いくぞ」
「あっ、あっ、熱い……んんんイクうううううううう」
私の中に愛が溢れ出す。入りきらなくなったそれが、どんどん流れ出す。
お腹の子供が、元気に手足を動かす。
銀嶺は結婚式場の資料に埋もれて眠っていた。目を覚ますと、直ぐ隣に熱源があるのを感じ、目を覚ます。
「あれ、今何時?」
「ちょうど飯時だ。ったく、いつまで寝てんだよ」
「朝を過ぎても、やるって聞かなかったよね」
「そんなのは忘れた。今やることは、飯を食って、セックスすることだ」
「デザートは縛りですか、バイブですか」
「あるだけ食う。さっさと持って来い」
部屋の電気を付け、銀嶺は冷蔵庫を開ける。
(今日は子持ちししゃもかな──)