※この作品はR-18です。

DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜   作:アンダーグラウンド

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光の射さない世界

 夕日はまるで水のようだった。影がどんどん伸びていく。どんどん伸びていく影は薄まっていく。薄まって、薄まって、薄まって、やがて世界は薄められた影で覆われる。

 僕の気持ちも影と同じくらい薄まって、本当の僕は滲んでしまっている。きっと涙を流すから滲んでしまうんだ。泣いちゃダメ、泣いちゃダメ、泣いちゃダメ。

 

 

 隊長は一度だって自分自身を薄めたことはなかった。自分を薄めずに、どうして他人のことに気を使えるのだろう。私にはそれが分からなかった。

 瓦礫の下で隊長に抱かれている時、私は図らずも下半身を濡らしていた。隊長の頬が当たり、熱が伝わってくる。なんだか分からないまま更に二度も、下半身が脈打つ。

「……ちょっと計算が違ったかな……はは」

 気を失っていた隊長が目を覚ます。

 頭を撫でられて、ふいに父親のことを思い出す。そういえば父親も、日の光で薄まらない人だった。水に濡れることのない、強い人だった。

「んっ」

 急に敏感に脈打つそれを服の上からまさぐられ、私はまた精を吐き出しそうになった。

「おっと、すまん。大丈夫だぞ」

 隊長が瓦礫を退けている間、私は今の場面を何度も反芻していた。

 ただ恐怖で漏らしただけだと思われたい。一方で、今感じた気持ちが伝わってほしい。

「さあ、掴まって」

 隊長の裸で歯が浮きそうになるのを堪え、自分の気持ちを自制するため、隊長の服を強く噛み締める。

 固く目を閉じても、口内に広がる隊長の香りが、下半身のそれをピンポイントで刺激する。

 瓦礫から抜ける間に、また行き場のない愛を吐き出していた。

「大丈夫、大丈夫」

 隊長はまた、優しく私の頭を撫でる。

 ここまでに湧いた感情も、涙で薄めることしか出来なかった。

 

 

 中々面白い読み物だと思った。早速、紙に走り書きをする。

「ん〜イッツシャイン!!」

「ちょっと父様、静かにして下さい」

「そ、そうか。……ん〜〜〜だけどイッツシャイン!!」

「今お勉強中なんですものね」

「母様もです」

 そそくさと離れる二人を尻目に、胡座の上に乗っている『それ』に意識を集中する。

 だいぶ人間で言うところの『調教』が出来ているらしい。半日も尻穴にペニスを突き立てているが、『抵抗する』という脳の信号は送られていない。

 人間の場合、呆気なく身体が壊れるが、こいつはまるで違う。身体を潰すのにも力が要るし、致命傷を与えても、直ぐには死なない。

「確か、カミアと言ったかな。吐息から筆を形成し、影を操る魔法を使う。更に大きな筆で、闇を操る」

 獣に命令し、雌の交尾体勢を要求する。おれも人の姿を解き、竜の血が混じった姿へと変わる。

 闇を抱えた者の心は潰しやすい。僅か三ヶ月足らずで、従順な雌に成り果てた。

「グギャア……」

 肺が圧迫されて、それ以上の悲鳴は聞こえて来ない。

 初めは人並みの質量を保ち、徐々に大きくしていく。直腸の最奥に当たった時点で、元の質量に戻す。

 正確に測ったことはないが、おれのペニスは1m以上ある。せっかく上等の道具を見つけたが、半分入れば良い方だ。

「ゴボ、ゴボ」

 盛大に裂けた肛門のせいで、四肢を踏ん張れずに動いてしまう。いつも仕方なく頭を押さえる。

「爪だけでも立てとけよ」

 内臓を掻き混ぜる感触が、何とも心地いい。つい頭から脚を離すのを忘れて、溺れさせてしまいそうになる。

 デビルの生きるこの世界では、人界の生き物の『時間』は極端に遅くなる。それを利用すれば、死ぬ時間すら、ズラすことが出来る。

「ふぅ……どうした、いつもの言葉を言え」

「ワ……タクシは……み……みみ」

 いつもより意識が混濁している。

「『醜い雌猫です』だろうが!!」

 思わず頭を叩き潰してしまったが、何とか生きているようだ。

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