DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜 作:アンダーグラウンド
ここ半月は本当に心を落ち着かせる場面が無かった。久し振りにファングの温もりを背に感じて、心は日常生活に飛びそうになる。
「ぷはっ、うまい」
ファングは最後の一瓶を開けて、一気に飲み干す。手にした一億冊目のメモ帳に、オレの味を微細に記す。苦味や濃淡、精子の勢いまで、本当に細かい。一冊目、最初のページにはもちろん、あの日咲いた、花の香りが書かれていた。
「よかった」
甘美な一時は一瞬で終わり、王とその息子が現れる。
100年という時間は、ただただ永かった。目の前で犯される姫様を助けることは出来ず、王の射精を許してしまった。そして結局、姫様を手に掛けることは出来ず、デビルの巣食う世界へと、堕とさせてしまった。
「ん〜シャイン!!」
姫様の魔法は【光】の性質を持っていた。オレの闇は一瞬で搔き消える。
ただ、光が強ければ強い程、その闇もまた濃くなる。オレの背に広がる闇へと、ファングを落とす──。
無数のデビルに犯されて、獣は恍惚な表情を見せる。
何日も洗い落としていない精液で、鼻が曲がりそうになる。最後に残ったデビルも、おれの命令を無視して逃げて行った。
「お前の隊長とやらが、お前を助けに来たってよ」
もう全身白にまみれて、元の毛艶が思い出せない。耳の中まで精液が溜まり、黄色い膿のようなものが出ていた。
死んでいるのかよく分からないが、僅かに息をしているようだ。風船のように膨らんだ腹を押すと、肛門から止めどなく精液が溢れ出す。
獣はゴロゴロと喉を鳴らし、ペニスをヒクつかせる。
「まだこの雑巾は絞れそうだな」
手荒に復元魔法を掛けて、水槽に沈める。何度か繰り返すうちに、真っ白だった水は、どんどん元の色を取り戻す。
最後に再び溺れさせて、肺に精液が溜まっていないことを確認する。
「あーダメか」
何度も精液を浴びた目は、片方が修復できずに潰れていた。両耳からは膿がドロドロと出ている。肛門はめくり上がり、赤く腫れている。陰茎からも、膿の混じった先走りが出る。
「まあ、もう少し使えるかな」
睾丸を強く握って、目を覚まさせる。頭を殴ると、ようやく状況を理解したらしい。
尻尾を振って、おれのいきり勃つモノに身体を擦り寄せて来る。
イきそうになったところで、バクチを跳ねたような喧騒が飛び込んで来る。
折角掃除した床が、今度は大量の肉塊と血溜まりで埋まる。
「好みのインテリアじゃないな」
「それじゃあ、お前を飾るってのはどうだ?」
吹き出した精液を、獣は嬉しそうに浴びる。