DARKNESS FUR MOFUMOFU !!!! 〜僕はただモフモフしたいだけ〜 作:アンダーグラウンド
日付が書かれただけのメモ帳を焼き捨てる。大長老から貰った金の懐中時計を手にし、カミアの羽根で編んだコートを纏う。かつての師であるサファイアに、特注のドールを譲り受ける。長い間切れていたコネクションを繋げるのに、随分と手間取った。タバコもスッパリ辞めて、身だしなみを整える。
「随分といい格好になったな」
「カミアに会うのに、だらしない格好は出来ないですから」
「私だったら良いのか?」
「意地悪言わないでくださいよ、師匠」
隊長と呼ばれたあの日から、ずっと魔力を溜め続けた長剣。鞘から抜くと、太陽の光が当たり、複雑な色味を発している。
さらにカミアの愛を細かに綴った、一億冊のメモ帳を紐解く。風化しないよう、膨大な魔力を込めていた。その魔力を長剣に込めて、一撃の剣戟を創り上げる。散っていくメモ帳は、光の粒になり、空間全体にイルミネーションを織り成す。
ドールは粉々に砕け、懐中時計は動きを止める。残りは王だけだった。
カミアの羽根で作ったコートから、体内に魔力が流れる。久し振りに嗅ぐカミアの匂いは、いつもと変わらず優しかった。
ブローンとスクーターのお陰で、大分勢力が削がれたようだった。目の前の敵を叩き伏せて、ナビに従って王宮の中心に躍り出る。
「台無し、台無しだよ。せっかく掃除したのになあ」
姫様の面影を残した巨大なドラゴン。その股の間で精液を浴びるカミアが居た。瘦せこけて、肋が浮いている。口をだらしなく開け、俺にも見せたことのない表情で、降りかかる精液を飲んでいる。
「これはこれは失礼した。まだ片付けていない汚れがあったな」
軽口を叩いてみせるが、内心は自制が効かなくなっていた。
次々に現れる魔法の障壁を叩き潰す。その間にカミアは地面に腹を付け、王のそれを受ける体制を取る。
ズクン──
「カミアアアアアアア!!!!!」
剣に込められた魔力を解放し、魔法弾の要領で一気に放つ。
『エクスプロージョン・プロミネンス』
一瞬放たれる光に、身体が反応してしまう。
横から地球外の熱源を感じて振り向く。姫様の光の魔法を応用した、莫大な熱エネルギー。片側の前後脚、翼が完全に消し飛んでも、明確な殺意は消えていなかった。そしてカミアの射精と同時に、カミアの肛門から大量の精液が溢れ出す。
──瞬間、王の動きが静止する。
(光が強いほど、陰は濃さを増す。やれ、ファング)
カミアから魔力は一切感じない。だったら今聞こえたものは──
空間移動で王の頭に飛び、剣を突き刺す。生体機能を維持している魔力すら込めて、ありったけの魔力を爆発させて、魔法を炸裂させる。
ストーリーはこれにて一旦終わりです。
今度こそ官能描写を書きます(血涙)