Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
-雷光の山岳- -昼ノ刻- -天候 大嵐-
雷光の山岳…その場所はかつて機械と人間達が戦争したところであり、現在もその残骸や武器が残っているとよばれている。そして現在、TheWorld軍とEndofTheWorld軍の戦いもここで始まる。もう始まってるけど…。
ガルッチ『ライトニング!ウィンド!ここは奇襲されやすい場所だから、周りの気配に注意して!』
レイス「そうは言っても!」
カレン「こんな大嵐なところで戦うっておかしいよ!」
ガルッチ『分かってるって。でも今ここで防衛しないと後がないよ!』
カレン「それもそうね。ここで食い止めて見せるわ!」
ガルッチ『頼りにしてるぞ!OVER!』
ガルッチside
ルッチ「ガル…本当に僕達でよかったの?」
アルファス「伏兵役をやらせるなんてお前悪よなあ…。」
ガルッチ「仕方ないだろ…。僕にとって信頼できる者と言ったら兄さんとアルしかいなかったんだ。」
ルッチ「まあ、何か理由があっての事だな…。」
ガルッチ「ああ、あとこれだけは言っておく。」
ルッチ「何だ?」
ガルッチ「今後の僕は、別人になるかもだけど、『彼ら』は味方だからね。」
ルッチ&アルファス「?」
ルッチとアルファスはガルッチの言ってることが分からなかった。それもその筈、ガルッチには4つの人格が入っているからだ。一つ目はガルッチ。それはルッチ達も知っている。二つ目がジャック。種族は違えど、ガルッチに取って信頼できる唯一の龍族。3つ目はエミヤ。様々な投影を持っていて、それと同時に料理がチート並みに上手い英霊。最後がギルガメッシュ。彼にはどういうわけか気があってしまう。彼と一緒にいると何故か落ち着いてしまうような陶酔感を覚えてしまう。
ガルッチ「もうすぐ着くかもしれん。戦闘準備に入るよ?」
ルッチ「うん。ガルッチ、行こう!」
アルファス「俺たちの恐ろしさ、見せてやる!」
敵兵「来たぞ!伏兵3人!」
ガルッチ「何!?」
ルッチ「気付かれた?!」
アルファス「くそ、あの部隊は囮か!」
逆に読まれて動揺していながらも、すぐさま戦闘を開始した。だが然し、戦っているうちに何か様子がおかしかった。殆どの兵士が恐ろしく震えてるような感じがしたのだ。
敵兵?「いやだ…こんな化け物と戦いたくない!」
敵兵?「死にたくない…死にたくない!」
敵兵?「俺には妻子がいるんだ…。こんな奴らに殺されるのか…。」
ガルッチ「…?二人とも!攻撃とめろ!様子が変だ!」
ルッチ「確かに…みんな素人に見える。」
アルファス「軟弱な奴らがいっぱいだしな…。」
ガルッチ「こんな奴らと戦って一体何が……………………な!?まさかこいつら!」
ガルッチは咄嗟にある事に気がついた。それは物凄い絶望に落ちてしまうような事だった。
ガルッチ「こいつら全員……一般人だ!」
ルッチ「何!?」
アルファス「馬鹿な!?どうしてこういう奴らが!?」
ガルッチ「恐らく脅されたか洗脳されたかのどっちかだと思う。っち、まさかこうなるとはな…………………残酷過ぎる。」
ルッチ「どうするの?」
アルファス「このままじゃ俺達お陀仏だぞ!今は殺さねえと!」
ラーク兄弟「それは駄目だ!」
アルファス「だがこうでもしねえと勝てない!心を鬼にしろ!」
ガルッチ「……殺せというのか。何の罪もねえ人らに……。」
???「ずいぶんといい格好だな。」
その時どこからともなく声が聞こえた。
ガルッチ「上か!」
ルッチやアルファスは上を向いても見えなかったがガルッチには見えた。そこには口だけ露出している男がいた。
モンスーン「私はモンスーン。『破滅を呼ぶ風』と呼ばれた男だ。」
ガルッチ「君がモンスーンか………、よくもまあこんな一般人を連れてきたものだな。」
モンスーンが降りると同時にバラバラになるところを見た。
アルファス「なんじゃありゃ…。本当にバラバラになってる。」
ルッチ「これは…僕らに手に負えないかも知れない…。」
ガルッチ「勝てるのか…?あのバラバラになるサイボーグ…。」
体が戻ると、すぐさま兵士を遠ざけた。まるで、全滅させたくないような感じがしたのだ。
ガルッチ「ミスト、頼む。」
ミスト『モンスーンね。もう知ってはいるけど彼も転生者よ。殺戮の遺伝子について話をしてるけど…何のために?』
ガルッチ「さあな、他に情報は?」
ミスト『攻撃手段は2つの釵「ディストピア」により自分の義体で分割攻撃・分割回避等を行う他、金属を含む大きな物を宙に浮かしてぶつけてくるわ。』
ガルッチ「なにそのマグネットパワー…。しかも釵使いとは…これいかに。」
モンスーン「これが…聞いてたのか?」
ガルッチ「悪い、長すぎて途中で聞くの断念しちゃったよ。」
もはや酷いだろと思ったルッチとアルファスだった。
モンスーン「まあ、今回の天候は荒れると聞いたが…ここまでとはな。一部が吹き飛ばされなくてよかったよ。」
ガルッチ「だったらなぜこの時期に攻めてきた…。」
ルッチ「せめて別の日にすれば良いのに…。」
モンスーン「それは無理だ。あのお方の命令を受けた以上攻めるしかなかったのでな。」
アルファス「あのお方?現天皇陛下から直々にか?」
モンスーン「残念だが…お前達に語ることはない。ここで俺が殺るからな。」
ガルッチ「そうか…なら僕は殺さず、君を捕虜にする。」
モンスーン「無駄だ。私の体を見ただろ?」
ガルッチ「そうだな。だが関係ない。ここで戦って………。」
まるでガルッチが操り人形みたいに喋らなくなった。
ルッチ「ガルッチ?」
心配そうにガルッチのそばに行くと、立ったまま眠ってるかのようだった。途端にギョロリとモンスーンを見た。
ルッチ「ガル?」
ガルッチ?「てめえを捕縛すりゃあいいって話だもんなあ!」
モンスーン「!?」
まるでガルッチが凶暴化したかのような声が聞こえた。平気で人を殺す目、残忍な声、ほぼガルッチには見えないような感じだった。
ガルッチ?「いやー、久々の外の空気だな。まあ良い天気じゃねえのが少し残念だが…。」
ルッチ「あの…どうしたのガル?」
ガルッチ?「お、お前さんがやつの兄貴か。どうも、初めましてだな。」
ルッチ「へ?」
ガルッチ?「そういや、あいつ話してねえもんな。精神違えけど肉体があいつだからな…。」
アルファス「おいおめえ!一体何者だ!ガルッチに憑依してどうするんだ!」
ガルッチ?「おっと、忘れるとこだったな。俺はやつの、つまりガルッチのもう一つの人格。名はジャック。ジャック・マッドネス・クリムゾンだ。記憶の片隅に残しとけよ。」
ルッチは驚愕し、アルファスは警戒していた。急に人が変わると、疑いたくなるようなものだ。ジャックはそのまま続けて話した。
ジャック「まあ、生前の記憶があるとはいえ、今じゃ俺は殺戮の人格ようなものだがな。さてモンスーンと言うのはてめえだったな。」
ジャックはガルッチがあまり使っていないブラッドエッジとソウルイーターダガーを抜き戦闘態勢に入った。
ジャック「殺しはしないが、せめて瀕死の状態まで追い込んでやるぜ。兄貴!アルファス!『俺達』のサポート頼むぞ!」
ルッチ「え?あ、分かった!」
アルファス「ちょっと待て!何でサポートなんだよ!」
ジャック「バラバラ相手におめえらが勝てるか?」
アルファス「うぐ…それは…。」
ジャック「だったら『俺達』に任せろ!」
俺達に疑問を抱いているルッチだが、彼を信じる方にした。
モンスーン「よかろう、ジャック。来い!」
BGM the stains of time (maniac agenda mix)
早速攻撃をし始めたのはモンスーンの方だった。釵を持ち、ジャックを攻撃してきた。ジャックは間合いは取りながら斬撃の刃を出しながら攻撃した。
ガルッチ(ジャック…君って近づかなくても斬ることできるのか…。)
ジャック(お前が使う真空斬と似たようなものだがな。別に近づいて攻撃してもいいが、バラバラ相手ならこうした方がいい。)
エミヤ(今は分裂はしていないから少しはダメージを当てられるな。)
ギル(まあゆっくり見ようではないか。戦いは始まったばかりだ。)
モンスーン「さて、そろそろ始めるか。」
モンスーンの顔から出っ張りが現れ、謎のオーラが放たれた。
ジャック「ここからか…。久々にあれやってみるか。」
ジャックは短剣を持ち直すと同時にどこからともなく戦車や機械系のロボが現れ、襲いかかってきた。
ジャック「此よりは混沌、我は風、夜、技。殺戮をここに…。」
まるで何かの詠唱のように唱えていた。戦車が当たる寸前、細切れになった戦車となった。
ジャック「『永劫殺戮《カオス・ザ・リッパー》』!」
何も見えない斬撃が機械系の物も斬られ、モンスーンの分裂回避も間に合わないくらいの速さで斬られた。
モンスーン「ぐ…は、速い!何だ今のは!?」
ルッチ「何が起きたんだ!?」
アルファス「分裂させる前に攻撃したっていうのか!?」
ジャック「さて、次はエミヤ、お前さんの番だ。どういう方法で闘うか見せて貰うぜ。」
エミヤ(了解した。)
ジャック&エミヤ「『変貌人格』!」
今度はすぐに人格が変わるところを目撃した。ジャックと呼ばれた男が出していたおぞましいオーラから守り抜くオーラへと変わっていった。
エミヤ「ふむ、体はやはりガルッチのだが、能力はまだ使えそうだな。」
ルッチ「えっと…今度は…。」
エミヤ「エミヤと呼んでくれ。ルッチよ、君の弟に世話になっている。」
ルッチ「あ、こちらこそ、どうも。」
こちらの方は落ち着いた声をしていた。だがそれでも戸惑っていた。一体ガルッチに何が起きているのか、さっぱりだった。
エミヤ「さてモンスーン、今度は私が相手をしてやろう。『トレース・オン』!干将・莫耶。」
ガルッチ(エミヤ)の手に白い剣と黒い剣が現れ、すぐさま接近した。
モンスーン「ふん、そんな物で私が負けるとでも?」
攻撃をするも、外れてばかりだった。
ルッチ「あー、エミヤさん。それだと当たりませんよ…。」
アルファス「大丈夫なのか…?」
エミヤ「よし、読めたぞ。そこだ!」
何と燕返しのように斬り上げをし、頭部を飛ばしていった。
モンスーン「な!しまった。」
エミヤ「やはり頭部を呼ばされると、一時的に動けなくなるようだな。ここで仕留める!」
そして二つの剣を投げつけ、洋弓を召喚した。
エミヤ「我が骨子は捻れ狂う。『偽・螺旋剣《カラドボルグⅡ》』!」
複数の矢がモンスーンの頭部に当たり、ほぼ大ダメージを負う事ができた。
ガルッチ(おいおい、ちょっと間違えて殺すなよ?)
エミヤ(安心しろ、ちゃんと手加減しておいた。)
もはやボロボロになり果てようとしているモンスーン。しかしそれでも諦めなかった。
モンスーン「私が勝つ!次の相手を出せ!」
エミヤ「よかろう。ギルガメッシュ、君の番だ。」
ギル(ようやくか、それでは存分に暴れさせて貰おうか!)
ギル&エミヤ「『変貌人格』!」
ルッチ「もう一体何が何なんだ?頭がおかしくなりそう…。」
もうルッチは混乱状態しかならなかった。無理もない、4重人格を持つガルッチが誰に交代するのか分からないものだから…。
ギル「フハハハハハ!何とも面白い体をしているではないか、雑種よ。」
アルファス「今度は誰!?」
ギル「おいそこの下郎!誰とは何だ!だが特別に教えてやろう。俺は英雄王ギルガメッシュだ。覚えておくがいい。」
アルファス「もう何なのこれー!?」
ガルッチ(うー…相当混乱させてしまったな…後で謝ろう…。)
モンスーン「さて、これでも食らうがいい!マグネットパワー!」
ギル「そんな機械如きに当たる我ではないわ!『王の財宝《ゲートオブバビロン》』!」
どこかの歪みが現れ、そこから武器が放出していった。
ギル「この身体でも、まだ宝具が出せるのは驚いたな。しかしよいぞ。この愉悦をじっくりと味わうとしよう!!」
モンスーン「こいつ…一体どうなっている!?無限の武器を持っていると言うのか!?」
ガルッチ&ギル「我が雑種とフェイカーと一緒にするな!(いや僕とギルガメッシュと全然違うからな!?)」
モンスーン「く…このままじゃどうにもならん…ならば!」
モンスーンは高台に移動し再びマグネットパワーを使用した。今度は物凄く大きな岩石を持ってきた。
ギル「恐らくここが最後だろう…我が雑種よ!ここで決めろ!」
ガルッチ(早いなみんな…まあ、ここで決めてやるか!)
モンスーン「土に還るがいい…弱き者よ。」
ガルッチ&ギル「『人格回帰』!」
人格が戻ると同時に岩石を投げ飛ばした。
モンスーン「さあどうする?4つの精神をもつ男よ!」
ガルッチ「兄さん!アル!後で謝るから手伝ってくれ!」
ルッチ「ガル!」
アルファス「本当に説明しろよ!?」
二人はガルッチの元へ向かい、3人一緒に岩石に乗った。
ルッチ「我が力は光となり…。」
アルファス「この力は闇となり…。」
ルッチ&アルファス「その力は融合し、かの者に宿らせん!」
ガルッチはそのまま跳ぶが途中で鉄板が現れたがすぐさま斬った。
ルッチ「受け取れ!『ライトフォース』!」
アルファス「『ダークフォース』!」
光と闇がガルッチの足に宿り、その力を持ってモンスーンを倒す。
ガルッチ「これで最後だ!『閃光無明脚』!」
モンスーン「ぬ!?」
まともに食らったモンスーンはそのまま飛ばされて行くがそれを逃さず、足のスピードラッシュを始めた。
ガルッチ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
ジャック(そういえば何でガルッチは無駄無駄なんだろ…。)
身体が吹っ飛び、残ったのは頭部だけとなった。
モンスーン「く…好きにするがいい。」
ガルッチ「なら文字通り…。」
ガルッチは何かの呪文を唱えるとモンスーンの頭部に緑色の結界が張られた。
モンスーン「な…なんだこれは?」
ガルッチ「言っただろう?捕虜にするって。」
-エレメントフェニックス本部 作戦会議室- -黄昏ノ刻- -晴れ-
ガルッチ「んじゃあみんな揃った事だし、説明します。まずこれを見て。」
ガルッチはステータスウォッチャーΩの項目にある精神状態を押した。そこにはいつも通り精神超不安定状態と出てるところがあった。
ガルッチ「まずこれだけど、経緯的には僕の過去に関連している。文字通り僕と兄さんは、親父達に裏切られてることをしり、殺すことを決意する。その後家を燃やし、当てのない旅に出ていた。おそらくその経緯のどこかで精神不安定状態になっていた。」
ルッチ「そこは知っている。人格については?」
ガルッチ「人格が増えたのは1年生の頃の体育祭であるクラフターバトルレースのときなんだ。その頃はまだマルフォイとカレンとの対立関係があったときだな。」
カレン「確か、私がメテオショットを唱えたときに当たったんでしたっけ?」
ガルッチ「うん、正直痛かったぞ…。」
カレン「結構根に持つのね…。」
ガルッチ「話を戻すが、その頃には人格が増えたんだ。ただちょっとややこしいことに、その人格には生前の頃の記憶を持っている、いわゆる憑依人格みたいな感じなんだ。」
レイス「幽霊で例えれば『レイス』って名前を聞いたことありますね。」
ガルッチ「だが、憑依する『レイス』なんて聞いたことないし…しかもこの記憶は相当古いと思うんだ。」
アビス「何でそう言い切れるんですか?」
そこは自分でも不思議に思っている。まるでそこにいたかのような感覚がするからだ。しかもジャックのことも、なぜか初対面とは思えなかったのだ。
ガルッチ「僕もよく分からん。でもその記憶をもつ人格でも、名前が思い出せないようだったので、ジャック・マッドネス・クリムゾン、呼び方はジャックにしているんだ。」
アビス「ですが、人格解離者は記憶を共有出来ないはずです。」
ガルッチ「確かにアビスの言うとおりだ。だが例外として精神世界に出会ったおかげで、記憶も共有も出来るようになった。」
ノーム「ふむ、精神世界ってなると、無意識に瞑想している者しか入れない場所とは聞いてはいるな。」
ガルッチ「今じゃ意識して入ることはできるよ。」
ガルッチの話は続いた。
ガルッチ「人格が表に出なかったのは、記憶を共有出来たことと、意識的に人格を変えれることが出来たことなんだ。」
マルフォイ「出そうと思えば出せるのか?」
ガルッチ「ちょっと待って、ジャック、説明チェンジ。」
ジャック(了解。)
その途端、再び人を殺す目と、残忍な声に変わった。
ジャック「こっからは俺が説明するぜ。俺が今まで出なかったのはもう一つの理由、それがあいつの迷惑をかけたくなかったからだ。」
ブレイズ「いや、そう言われても声と目のせいで説得力がない気がするが…。」
ジャック「俺の生まれつきだ。流してくれ。」
マルフォイ「しっかし、本当に別人だな。完璧にガルッチ要素を潰してる気がする。」
ジャック「それ言ったらぶん殴られるぞ。ってもう遅いか…。」
ガルッチ(マルフォイ…後でぶっ殺す。)
エミヤ(落ち着けガルッチ。怒りを抑えろ。)
ジャック「あー今ガルッチのやつ、すげえ怒ってるぞ。」
ルッチ「分かるの!?」
ジャック「まあね。感情も共有できるけど、表には出さんようにする。あくまであいつの感情だからな。」
モンスーン「あのー、私からも質問いいかい?」
そこには頭部だけになり、緑色の結界の中にいるモンスーンがいた。
ジャック「なんだ?」
モンスーン「お前以外の人格の事だが…。」
ジャック「ああ、エミヤとギルガメッシュの事だな。実は俺にもよう分からん。」
アルファス「何!?憑依人格じゃねえのか!?」
ジャック「うーん…いつの間にか入られていたって言えばしっくり来るんだが…。彼ら曰く、聖杯の穴とかのせいでこうなったとしかいいようがないんだ。」
アルファス「憑依人格とはまた違うのか?」
ジャック「そうなるな。」
ルッチ「なるほどね…。」
しばらくの間、ルッチは黙り込んでしまった。その後…。
ルッチ「なあジャック。」
ジャック「なんだ?」
ルッチ「今後も僕達と協力するって事はあるのか?」
ジャック「そうだな、協力してもいいが、あの二人協力す…。」
エミヤ「協力しても構わん。勿論…」
ギル「雑種共には協力したくはないが…我が雑種と共にするのなら別だ。こいつらと一緒にいれば我も知らない世界にも行く事ができるからな。」
ジャックもエミヤもギルガメッシュも協力すると聞いたルッチはこう言った。
ルッチ「それでは3人とも、今後もガルッチと共によろしくお願いします。」
ギル「任せるがよい。」
ガルッチ(もう交代させて…。)
ギル「それでは我が雑種に戻るぞ。」
マルフォイ「しかし、ガルッチが解離性人格障害を持っていたとはな…。」
ガルッチ「さてマルフォイ…。」
マルフォイ「あ…あの…ちょっと?」
ガルッチ「お仕置きの時間だよ?」
マルフォイ「okガルッチ、少し落ち着け。」
ガルッチ「問答無用。」
その後マルフォイはボコられてしまいました。
※ジャックとエミヤとギルガメッシュが共に戦うことになった。
ガルッチ「なにこのテロップ。」
モンスーン「メタイ事言うな。」
後は二人、でもしばらくは戦場に行かない方が良いかもな…。
-to be continued…-
-???-
???「おい貴様、これはどういう事だ?勝つどころかほとんど領土を取られてるじゃないか!」
???「…。」
???「いいか、次領土を取られるのならば、貴様をぶん殴るぞ!!」
???「失礼しました、アームストロング大臣。」
???「全く…もうすぐで此処は俺の世界になるってのに、奴らに取られてなるものか。…それとあのガキ共…やはり最優先に見つけて殺すべきだったな…。」
???「あ…アワワワワワワワワワ…。」
???「おや、これはこれは陛下よ。まだあなたの出番じゃないですよ?」
???「((((;゜Д゜))))」
???「もし全滅となれば最悪、全軍率いると同時に俺らが出るとしよう…。」
-始原の城-
ふう、どうにかモンスーンまで保護出来たようだな。
イリア「うん、でも残りはサンダウナーとサムさんだけです。」
アラン「あのアームストロング大臣…どうやらガルッチとルッチの力を解放させる前に殺る目をしました。」
ラヴォス「風龍さん、まだ彼らの力が解放出来ないのですか?」
いや、今もう少しで彼らの力が解放出来るかもしれん。それまでは辛抱だな。
イリア「『希望の神 ホープ・ライト・ウラノス』と『絶望の魔神 ディスペア・ダーク・ガイア』…ね。」
アラン「でも、今はまだ一部の力だけなんだろ?」
ああ、完全解放じゃないからな。解放するには例の物を手にするしかない。
ラヴォス「だがそれはあのレインという名がいる世界に行くしかないのでしょう?」
勿論、今は彼らはまだ使えないが、いずれロヴァスさんが教えてくれるだろう。
イリア「そうね…。それまでの間見守りましょう。」
※2-6章に続く