Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
-無限の剣製と幻影の世界- -昼ノ刻-
Collective Consciousness (Maniac Agenda Mix)
アレガス「さあ、ここで死ぬがいい!」
ガルッチ「兄さん、危ない!!」
メタルギアから二つの大剣が2人を襲いかかってきた。しかし、ガルッチの咄嗟の行動でルッチを助け、剣撃を防いだ。
ガルッチ「うぐぐ…これじゃ…耐え切れねえ…。」
ブレイズ「ガルッチーー!!」
っとブレイズが現れ斧を使い大剣を弾いた。
ガルッチ「ブレイズ、面目ない。」
ブレイズ「気にするな。それより、横から来るぞ!」
今度は左右から振り回して来たが、回避は出来た。
ルッチ「どうする?魔法使いたいけど、これじゃあ…。」
アビス「でしたら僕達がやります。」
レイス「ノームさんは前線でガルッチ達の援護して。私達5人は援護射撃するわ。」
ガルッチ「分かった!」
アレガス「何人増やそうが、無駄だ。」
ガルッチ「さすがに蒼眼はきついな…。ここは赤眼で行こう。」
そうすると力と魔力が湧き上がるのを感じた。
ノーム「ガルッチどん、どうする?」
ガルッチ「そうだね、ここは脚狙いで行こう。兄さん!ノームと一緒にもう1本の所に行って!」
ルッチ「分かったガルッチ、気をつけてね。」
ガルッチ「さあ、…来あがれ!」
アレガス「ふざけやがって…ぶっ殺してやる!!」
今度はレーザー光線が現れ、撃とうとしたが…。
アビス「させません!『T・アクアガスラッシュ』!」
レイス「私たちも続けるわ!『風神・五月雨撃ち』!」
カレン「レーザーなんて撃たせませんわ。『ライトニングスピア』!」
マルフォイ「喰らいやがれ!『エタノールフォースブリザードブレス』!」
アルファス「闇に葬ってやる。『T・アビスハンド』!」
水の刃の複数に風の矢の雨、闇の手のラッシュ、雷の槍、氷の突風がレーザー発射寸前に壊していった。
アレガス「貴様ら…なめやがって…。踏み潰してやる!」
遂に脚がもろに出てきた事により、逆に彼らに攻撃のチャンスを与えてしまった。
ガルッチ「チャンスだ、ブレイズ!」
ブレイズ「OK、覚悟しな!図体のデカイ機械が俺達には勝てないことを思い知らせてやる!」
ガルッチ「なんか…ほぼ悪役が言う台詞と似てる気がする…。(・・;)」
ガルッチとブレイズは1本の脚に攻撃を仕掛けた。
エクセルサス「第1踵の耐久値が30%です。ほなどうしましょかアレガス様?」
7人「いや、喋るのかい!」
ガルッチ「しかもなんか喋り方おかしくね?」
ブレイズ「って気にした方が負けな気がしてきた。」
ガルッチ「もう遅いと思うが…。」
そうこうしている内に、ガルッチは膝部分を斬り始めた。
ガルッチ「秘剣『乱れ斬り』!」
一瞬にして、膝部分を細切れにし、第1脚部が修復不可能なぐらい再起不能まで追い込んだ。
アレガス「ぬわーーーーーー!!!!??」
体制を崩したメタルギアは、前屈みとなった。
一方ルッチは…。
ルッチ「よし、このまま乗って、足部分を壊そう。」
ノーム「引き千切るんじゃな。いいぞ。」
ルッチ「なんか怖いこと言ってるけど…。」
そのまま足部分に乗っかっていた。
再びガルッチside
アレガス「まあいい、足1本くれてやる!今度こそ斬り裂いて…ぬわーーーーーー!」
立て直したかと思われたが、どこかの脚部が壊れたのか再び倒れた。その時に刃が出ていた。
ガルッチ「よし、このまま持ち上げてやる。」
ブレイズ「…持てるのかそれ。」
ガルッチ「さあ、馬鹿力を発揮すりゃ良いけどな。」
持った瞬間、ルッチとノームが戻ってきた。
ルッチ「足1本壊したよ。」
ノーム「後は…って何してるの?」
ガルッチ「こいつを…持ち上げて…叩きつけようかと…思ってるんだけど?」
ノーム「いや…ガルッチどんとはいえ、さすがにそれは…。」
ガルッチ「うぉぉぉぉぉ!!!」
まさしく信じられない光景を見てしまった。なんとガルッチは、メタルギアエクセルサスを、持ち上げてしまった。
全員「えーーーーーーーーー!?」
ブレイズ「なん…だと?」
ガルッチ「おどりゃーーーーー!!!!」
叩きつけられたメタルギアだが、まだ壊れなかった。
ガルッチ「ブレイズ!交代だ!」
ブレイズ「お?おう。」
少々動揺していたが、ガルッチの声で我に返り、メタルギアのブレード部分を持った。
ガルッチ「それを引き千切ったらぶった斬ろうぜ。『トレース・オン』!覇王剣。」
ブレイズ「さらっと恐ろしいこと言ったな…。もう引き千切ったけど…。」
ルッチ「本当…ガルッチの力凄すぎる…。」
マルフォイ「あれ…全力なのかな?」
レイス「でもなんだか…哀しい眼をしていたわ。」
アレガス「そろそろ終わりだ…せめて派手に殺してやる。」
ブレイズ「ガルッチ!」
ガルッチ「無駄ァ!」
エクセルサスのブレードを振り回すも、覇王剣で遮られた。しかし攻撃は止まない。
ガルッチ「ブレイズ!」
ブレイズ「ぬおぉぉ!」
ブレイズも続けてエクセルサスのブレードで防いだ。
アレガス「ぐききき…。天皇陛下をなめんじゃねえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
ガルッチ&ブレイズ「終わらせてやる、貴様の政治を!!」
1つの刃と2つの刃の競り合いが始まり、そして…。
ガルッチ&ブレイズ「オラァ!(無駄ァ!)」
アレガス「な…なーにー!?」
最後の1本が砕かれたエクセルサスは、動かなくなった。
ガルッチ「一気に決めてやる。」
ブレイズ「これで終わりだ。」
2人の力が一つになり、刃が振り落とされた。
ガルッチ&ブレイズ「『全身全霊覇王滅竜斬』!」
-メタルギアエクセルサス…完全敗北…-BGM終了
敵兵「陛下が…負けた…。」
敵将「もはや…降伏しかあるまい…。」
アレガスが負けた事により、他の兵士や将は武器を捨てた。
ガルッチ「さてと、操縦席にいるかなっと。」
一方ガルッチは、ブレイズを置いて一人、操縦席に向かった。そこに居たのは、あの強気なアレガスではなかった。
アレガス「ひ…ひえぇぇぇ!こ…殺さないで!」
ガルッチ「…は?」
負けたのか、もの凄く臆病になってしまった。
アレガス「いやだ…こんな所で死にたくない…死にたくない!」
ガルッチ「はぁ…。」
呆れて果てたガルッチはそのままアレガスの首元をつかんだ。
ガルッチ「だったらここから立ち去れ。あんたのような貧弱な奴には殺す気が失せた。さあ、どっか行け!」
アレガス「は…はいぃぃ!」
そう言い、どっかに言った。
ミスト『敵達が武器を捨ててるわ。』
ガルッチ「降伏するってことか。ようやく…!?」
下を見下ろした瞬間、8人が倒れてた。
ガルッチ「な…兄さん!皆!ど…どういう…ッ!?」
何かの殺気を感じたガルッチは、右に回避した。
???「ちっ、すばしっこい餓鬼め。当たっていれば良いものを…。」
ガルッチ「…そう言うことか、まだ戦える奴がいたってことか。」
???「あの役立たずはいつでも役立たずだ。仕方ねえ、俺が直接ぶち殺してやる。このアームストロングがな!」
まるで相撲をするかのようにやり、途端にパイプが、大臣を囲み何かを与えていた。
ガルッチ「な…なんだこの力は…。」
そしてエクセルサスは倒れ込み、そこに立っていたのは、アームストロング大臣とガルッチだった。
アームストロング「行くぞ。」
ガルッチ「格闘戦か。」
剣を一度しまい、構える寸前にタックルを食らった。
ガルッチ「ぐ!?」
アームストロング「どうだ!俺のタックルは?」
ガルッチ「貴様…大臣じゃねえのか?」
ガルッチの首元を掴み上げ、こういった。
アームストロング「俺はスポーツマンだ。政治家と一緒にされちゃ困るな。」
ガルッチ「スポーツマンなら仕方ないか…ってあるかボケェ!」
そのまま蹴り上げて怯ませたかと思ったら、怯まなかった。
ガルッチ「硬っ!なんだこいつ!?」
アームストロング「その気になれば、天皇だってぶっ飛ばせる!」
アームストロングはそのままガルッチを放り出し、こう言い放った。
アームストロング「大臣をなめんじゃねぇぇぇ!」
ただの蹴りの筈なのに、ガルッチは操縦席まで吹き飛ばされてしまう。
-歓声-
ガルッチ「いや、どっから歓声が出てくるんだよ!?」
こんな状況でもツッコミを忘れなかった。
アームストロング「こい、ガルッチ。」
ガルッチ「『トレース・オン』エクスカリバー。」
エクスカリバーを作ったガルッチはそのまま突撃し、斬りかかった。だが…。
アームストロング「ぬん!」
ガルッチ「ッ!?素手で止めただと!?」
アームストロング「ふん、なまくらが。」
素手で止められたと同時に、エクスカリバーの刃を折ってしまった。
ガルッチ「おいおい、普通じゃねえよ。ってあぶな!」
アッパーを繰り出して来た事により、何とか回避出来た。
ガルッチ(何なんだこいつ…。普通じゃねえぞ?とにかく、気が進まんが、黄色で行こうか…ってやばっ!)
今度はストレートパンチが来たのか、回避しきれず、仕方なく防御体制を取った。それでも、破れてしまい、吹っ飛ばされた。
ガルッチ「確かに…こりゃ強いな。だがな…。」
再びストレートパンチが来たことを予測し、蹴りのカウンターを繰り出した。
ガルッチ「それだけよ。」
カウンターを繰り出した事により、ようやく怯み、ついでに叩き込んだ。
ガルッチ「このまま行くぞ。『正拳突き』!からの、『百足蹴り』!」
アームストロング「ぐぅ!?」
ガードしたにも関わらず、一気に破れて、蹴りを百回食らった。
アームストロング「ほう、やるねえ。それじゃあ一つ良いこと言ってやる。」
ガルッチ「なんだ?」
アームストロング「俺は夢がある!」
まるで、将来の夢を言うかのようなものだった。
アームストロング「俺の夢は、真の自由だ。いろんな社会を見てきたが、中でもここの世界は、ぬるま湯に浸かりきってるぐらい、平和に暮らしていやがる。」
ガルッチ「ここの世界?まさか、貴様もあのサイボーグ達と同じ、転生者か!」
アームストロング「そうだ。だが、俺の場合は少し違うな。あのお方の手で甦らせ、夢を実現させる代わりに、目的を言い渡された。」
ガルッチ「あのお方?」
アームストロング「おっと、口が滑ったな。話を戻そう。こんな平和に暮らしていやがる世界なんざ、俺には好都合だった。だがまずは大臣にならなくてはならなかった。その為に…(以下略)。」
ギル(全く下らん政治家だ。確かに力を行使して世界を変えると言うのはわかる。だがあの雑種、自分の欲望の為にやっているにすぎんな。)
-カット-
アームストロング「だから気に入らない奴はぶん殴る!」
ガルッチ「ぐ…。」
アームストロング「これが俺の目指す世界だ!」
二連撃を食らったガルッチはついに膝をついてしまった。
アームストロング「セコく稼いでる柔なインテリなど、セレブなど草食系など、訳の分からん奴をぶん殴ってやる!」
ガルッチ(インテリとか草食系とかともかく、セレブに関することは同意かな?)
エミヤ(何同意してるんだ。)
アームストロング「弱者は駆逐され、強者だけが残る。大昔の、アメリカの西部時代のように、貴様らを支配してやる。」
-なんか演説になりそうなのでカット-
ガルッチ「てめえ、本当に政治家かよ。殴りながら演説とか聞いたことない…。」
アームストロング「俺の演説に感動したか?」
ガルッチ「呆れたと言いたいが、どうやら僕は…誤解してたようだ。」
ガルッチがそう言うと…。
アームストロング「そうか、分かってくれたのか。俺もつまらない戦争を終わらせたかったんだ。」
大臣は握手しようと手を差し出した。
ガルッチ「よく分かったよ…。」
ガルッチも手を差し出して、握手し、お互い抱き合った。
ガルッチ「今まで僕は…親父を憎みながら強くなってきた。」
アームストロング「捨てられたということか。」
ガルッチ「そうだ、だけど…、憎むべき相手を間違えていた。」
アームストロング「?」
ガルッチ「本当に憎むべき者が…ここにいたという事を!!!」
アームストロング「!?」
ガルッチ「オラァ!!」
瞬時に殴りを入れられたアームストロングは耐えながらも後ろに下がった。
ガルッチ「期待を裏切らせて悪かったな…だが僕も限界だった。もう僕の怒りは、存在もろとも消してやらないと治まらないぐらいなんでな。」
アームストロング「この腐った社会は変革が必要だ!だが変革には犠牲を伴う!」
ガルッチ「何が犠牲だ、いつも死んでいるのは弱者ばかりだ。新たな世界だと?ふざけるな!」
ガルッチの右腕は、いつの間にか魔神の腕に変わっていた。
ガルッチ「弱者の中には屑野郎もいる。力なんて持ってないくせに威張り、見下し、苛める。そんな奴だっているさ。だがな、金も体力も恵まれて、不自由もなかった奴に…虐いたげられた弱者達の気持ちがわかるか!」
アームストロング「何が弱者だ!お前もその力で弱者達を黙らせた!分かるはずだ!俺の理想も!」
ガルッチ「貴様の理想なんてどうでも良い!我が目的はただ一つ。親父を殺した僕の罪滅ぼしの為に、貴様をぶっ殺してやる!」
憎しみと怒りに身を任せ、アームストロングをぶっ飛ばした。
ガルッチ「返せ…僕の親父とお母さんを…平穏だった生活を…返しやがれ!!」
ガルッチは本音を言った。本当は両親を殺したことを後悔していた。尊敬している親父と、優しくしてくれた母親の事を、ルッチと同じぐらい好きだった。だが裏切られた事により、愛憎反転してしまい、殺してしまった。裏切るきっかけは奴隷制度だってことも知らず…。
-to be continue…-