Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
-紅魔館 門- -朝ノ刻-
???「Zzzzzz。」
ガルッチ「…寝てるのか?」
ガルッチ達は、早速調査を始めようとしたが、ギルガメッシュが、どこか寝る場所を確保した方が良いという提案で、紅魔館についた。一方エミヤは、それなら別行動で、ルッチと共に、調査をすると言うわけで、一旦別れた。着いたのはいいのだが、この門番…寝ていた。
ギル「おい、そこの小娘。」
???「うへへへ…しゃくやしゃーん…ムニャムニャ。」
ガルッチ「あのー、ちょっと良いですか?」
???「Zzzzzz…。」
全然起きる気配がない…。
ガルッチ「なあ、ギルガメッシュ。」
ギル「何だ?我が雑種。」
ガルッチ「僕ら、同じ事考えてないか?」
ギル「奇遇だな。」
ギルガル「こいつ、無理にでも起こさねえと気が進まねえ!!」
???「この人、また寝てたのね…。はぁ。」
っといつの間にかガルッチ達の背後に少女がいた。
ガルッチ「!?」
ギル「何!?」
???「次に貴方達は、『いつの間に後ろに!?』と驚く。」
ギルガル「いつの間に後ろに!?って先読みだとぉ!?」
???「失礼しました、少しこの門番を起こしますので。」
その姿はメイド服を着ていて、瀟洒な人だった。その少女は、指パッチンしたら、いつの間にか、門番は倒れていた。
ガルッチ「…この感じって…時を!?」
???「やはり、感じていたのですね。」
ギル「小娘よ、一体何をした?」
もしかして、ギルガメッシュも?
???「私の能力は、『時を操る程度の能力』です。これぐらい言えば、分かりますね?」
ガルッチ「やはり、君は十六夜咲夜さんですね。」
咲夜「Exactly、そのとおりでございます。ガルッチさん。そして貴方は、『なぜ僕の名前を!?』っと驚く。」
ガルッチ「な…なぜ僕の…ってよう考えたら、レミリアが事前に説明したんだろうな。」
咲夜「え、私の先読みが…。って、それより貴方達の他に、兄はどうしたのですか?」
ギル「此奴の兄なら、別行動だ、小娘よ。」
ガルッチ「普通に名前で呼ばないのかな…。」
ギル「たわけ、我を何だと思っている。」
ガルッチ「そうでした。」
咲夜「とりあえず、中に入って下さい。」
そう言うと、門を超える前に、咲夜は瀟洒なメイドは何処へ行ったのか、門番を蹴飛ばした。
この時ギルガメッシュは思った。門番の小娘よ、我としては面白かったぞ?
-紅魔館 客室- -朝ノ刻-
咲夜「それにしても、霊夢ったら、相変わらず人使いが荒いわね。」
ガルッチ「正直、好きになれん。特に性格的に…。」
咲夜「まあ、あの人って、いつもぐーたらしていますしね。」
その時ガルッチは思った。あのダメ巫女…。異変解決してるのに、少し修行しろよ…っと。
一方霊夢は…。
霊夢「ひっくちょん!!」
マルフォイ「風邪ですか?」
霊夢「今誰かが私をダメ巫女とか思われてる気がする…。」
カレン「気のせいじゃないの?あ、そうそう、一つ言い忘れてたけど、ガルッチのことだけど…。」
霊夢「何よ。」
カレン「彼を怒らせると、とんでもない事になりますよ。」
霊夢「どういう事よ、私があの子に勝てないとでも?」
マルフォイ「それに関しては、カレンに同意だな。例え博麗の力を持っても、彼奴には勝てん。」
霊夢「何でさ。」
カレン「あの人の力は…
大魔神以上で、私達でも手に負えないから。」
ガルッチside
ガルッチ「ん?誰か噂してるのか?」
ギル「分かるのか?」
ガルッチ「心眼使えばね。」
チートすぎるだろ、たわけっと思ったが、実質自分も言ってることに気づいた。
咲夜「しかし、霊夢が能力が使えないなんてね。信じられないけど、貴方達が来てることだし、信じるしかないわね。」
???「咲夜ー、誰と話してるの?」
咲夜「あ、妹様、少しお待ちを…。」
妹様?も…もしかして…!!
ガルッチ「フラン?」
???「その声って…お兄ちゃん?」
ドアの所にいたのは、フランだった。ガルッチを見ると、すぐさま抱きしめた。
フラン「お兄ちゃん!来てくれたんだね!」
ガルッチ「ああ、30年間待たせて済まなかった。」
フラン「30年?お兄ちゃんの姿は変わらないけど?」
ガルッチ「そこは言わないで、さすがの僕でも分からないからさ。」
フラン「ふーん。」
ギル「この小娘とは…知り合いなのか?」
咲夜「ええ、何でも、とあるテレビを見て以来ずっと気になっていたようで…。」
ガルッチ「そういえば、こいしは?」
フラン「貴方の後ろよ。」
ガルッチ「え?」
こいし「ガルお兄ちゃん!」
っと、後ろからこいしに抱きしめられた。
ガルッチ「ほ…本当に思うんだが…それも…無意識?」
こいし「そうかも。」
ガルッチ「無意識って…本当に怖いな…。(-ω-;)」
こいし「えへへ、それほどでも~。(っ´ω`c)」
褒めてないけど…まあ良いか。ツッコミ疲れるし…。
ギル「これは、酒!飲まずにいられないな。まさしく愉悦だ。」
ガルッチ「あー、二人とも、そこで僕を見て大笑いしているのが…。」
ギル「我が雑種の友、英雄王ギルガメッシュだ。小娘達よ。」
ガルッチ「言い方はアレだが、頼れる友でね。他にもいるんだけど…ってフラン、その刻印は一体…。」
ガルッチは、フランの左腕に、身に覚えのない刻印があった。だがこの刻印には、見覚えがあった。
フラン「あ、これ?夢を見ていた時に、私と同じ姿の子にあって、あげたい物があるって言われてね。目が覚めたら、こんなのがあったの。」
ガルッチ「フランと同じ姿の子…?」
こいし「あ、そういえば私も似たような夢を見た。その人、私と同じ姿なのに、男の子だったなぁ。」
ガルッチ「って事は…二人とも。ちょっとよく見せて。」
そうすると、フランは左腕を、こいしは両足を見せてくれた。
咲夜「あの、ちょっとガルッチさん?はしたないのですが…。」
ギル「おお、大胆な事をするでないか。良いぞ、もっとやるがよい。」
ガルッチ「やっぱりこの刻印…。魔神の刻印だ!」
フラこい「魔神の刻印?」
ガルッチ「あー、そっか。二人は知らないんだったね。実は僕も、魔神の力を持ってるんだ。」
そう言うと、ガルッチの右腕が変化し、禍々しい右腕に変わった。
ギル「ほう、久々に見たな、その腕。」
咲夜「あの…一体全体これは…。」
ギル「むう、説明が面倒だが…仕方ない。我が雑種よ、その小娘達共に、何処かに連れていってくれ。」
ガルッチ「分かった。」
そう言い、ガルッチとフランとこいしは、客室に出た。
ギル「さて、まずは何処から話そうか…。まずは魔神の事でも……。」
-フランの部屋- -朝ノ刻-
ガルッチは、部屋から出たのはいいが、フランが、私の部屋でゆっくり話していいよ。ってことでここにした…のはいいが…。
ガルッチ「なんで…ベットの上?」
フラン「だって、久々に会えたんだし。こういうのもいいかなって思って。」
ガルッチ「僕としては…恥ずかしいんだが…。」
こいし「私は別にベットでもいいよ。こうやってイチャチャするのもいいかもだし。」
ガルッチ「…まあ良いか。んじゃあ説明するけど、僕とフランとこいしは、混沌を司る三大魔神の力を受け継いでいるんだよ。」
こいし「混沌を?」
ガルッチ「うん、その3人はそれぞれ、『絶望』『破滅』『殺戮』の力を持っているんだ。」
フラン「え?私達、悪い人に取り憑かれたの?」
ガルッチ「落ち着いてフラン。悪い神と言っても、性格がいいんだ。」
こいし「如何してそう言い切れるの?」
ガルッチ「あー、それはだな。」
-紅魔館 客室- -朝ノ刻-
ギルガメッシュside
ギル「っと言う訳だ。なに、我が雑種は、彼奴と仲がいいし、協力関係だと言うのは事実だ。」
咲夜「にわかには信じがたいわね…。」
ギル「そう言うな、小娘よ。あの腕を託したのも、その証拠だ。」
咲夜「あの、咲夜と呼んでください。小娘は、さすがにあれなので。」
ギル「ふむ、初々しいではないか。ならば我の事を、ギルガメッシュと呼ぶがよい、咲夜よ。」
咲夜「では、ギルガメッシュさん、あの魔神達は、本当に害がないのでしょうか…?もし妹様が何かあったら…私…。」
心配する咲夜、しかし、ギルガメッシュはこういった。
ギル「たわけ、少し彼らを信じたらどうだ。もし我が雑種に何かしたら、我が許さぬ。我が財宝を壊すと同じようにな。」
咲夜「ギルガメッシュ…さん。」
ギル「さあ、おそらく今は仕事の途中だろ。戻ったらどうだ。」
咲夜「わ…わかりました。それでは。」
そう言い、指パッチンしたら、トランプ残して消えた。
ギル「しかし、実に美しい女じゃないか。だが他にもいるに違いないな。調査のついでに、女子を探すか。」
そう言い、ギルガメッシュは、紙に書いた後、少し単独で動いた。
-フランの部屋- -朝ノ刻-
ガルッチ「っと言う訳。まとめると、僕は絶望の力、フランが破滅の力、そしてこいしが殺戮の力を持ってるって事。解りづらい説明で悪かった。」
フラン「ううん。まさか、破壊だけじゃなく、破滅の力も手に入っちゃうなんてね。」
こいし「って事は、私は無意識に殺戮を起こしちゃうって事?そういうの…私嫌だな…。」
ガルッチ「まあ…一度引き受けた以上、大切な人の為に使うしかないけどね。まあ、僕はそのせいで20年間閉じ籠もってたけど…。」
ガルッチは、ちょっと濁らせながら言った。正直あれはひどかった。
フラン「何かあったの?」
ガルッチ「うん、でもあまり話せないんだ。思い出すだけで…その…彼らに…申し訳ないんだ。思い出したくないけど…忘れる訳にはいかない…。」
こいし「それって、嫌な思い出なの?」
ガルッチ「…うん。」
???「兄を助ける為に、殺戮を起こしたっと言うわけですね。」
ガルッチ「!?」
ガルッチは起き上がり、椅子に座っている少女を見た。あの子って確か…。
さとり「古明地さとりよ、ガルッチさん。」
ガルッチ「あの…一つ聞きたい。」
さとり「すみません、会話の邪魔をさせてしまって、扉が開いていたのでつい…。というかこいし!」
こいし「ふぇ?如何したのお姉ちゃん。」
さとり「ふしだらでしょ?」
こいし「そうかな?お姉ちゃんよりHくないけど。」
ガルッチ「いや、そっちなの?(・_・;)」
さとり「私だってHくないわよ。」
ガルッチ「あの…話しずれてないか?僕が聞きたいのは…。」
さとり「そもそもガルッチさん、何なんですかそのハーレムは。」
ガルッチ「こっちだって聞きたいよ。って違う違う、そうじゃない。話が…。」
さとり「妹達に囲まれながら…その…えーっと…。」
ガルッチ「あの、無理に言わなくていいです。僕もこの歳にも関わらず、初心なので…。」
さとり「あ…すいません。」
どうやらこの光景で戸惑っていたんだろう…。無理もねえな、実際僕も恥ずかしいし…つうか心読み取って言わんでくれ!っと思ったら、さとりの両足が気になった。
さとり「あの…如何して…足を?」
ガルッチ「あ、失礼。なんか…こいしと似たような物があるなって思ってつい…。」
『メタルギアソリッド2 携帯電話Version~♪』
ガルッチ「あ…着メロ変えるの忘れてた…。」
さとり「着メロなのこれ!?」
ガルッチは、リアクターの内側の丸を押した。
ガルッチ「こちらシャドウ。」
???『見つけたわ……ドブネズミ共…。』
ガルッチ「ん?間違い電話か…切ろうっと。」
???『いやいや、貴方ねえ、悪役である私が直接貴方にかけてるのよ!?少しは光栄に思いなさい!』
この人も同じ冗談が通じない人か…。少なくとも、カレンじゃ無いのは確かだな。
さとり「あの…誰からですか?」
ガルッチ「ちょっと待ってて。悪ふざけが過ぎたな。」
少し咳払いをして、言い方を変えた。
ガルッチ「貴様の目的はなんだ?」
???『決まってるでしょ?私に従わない者を処刑することよ。』
ガルッチ「やれやれ、女王様気分と言いたい訳か?寝言は寝てから言うがよい。雑種よ。」
ガルッチは、ギルガメッシュの性格に合わせて言った。
???『ほんと、貴方はムカつくわね。言い方も随分苛立つし…、まあいいわ、一つチャンスを与えるわ。』
ガルッチ「なんだ?」
???『私に従いなさい。』
ガルッチ「…どうやら愚行極まったな…。従えと言ってはい解りました従いますと言うか?」
???『そうか、そこまで死に急ぎたいのね。でもこのまま殺すのはつまらないわ。』
こいつ、相当阿呆だなって思った。さっさと殺しに来ればいいものを…。
???『なら1ヶ月後、人里のところに来なさい。貴方と、貴方達の仲間をね。』
ガルッチ「上等だ。完膚なきに叩き潰してやる。」
そして、通信が切れたと同時に、マルフォイに連絡を取った。
ガルッチ「ブリザード、聞こえるか。」
マルフォイ『おうどうしたって、幼女2人と添い寝か?』
ガルッチ「戯れ言は後、元凶らしき奴から通信が来た。」
マルフォイ『なんだと?』
カレン『本当なの!?』
ガルッチ「ああ、1ヶ月後に人里のところにこいと言った。仲間を連れてな。」
霊夢『他の人達には?』
ガルッチ「まだ伝えていない。ブリザード、代わりに全員につたえてくれ。」
マルフォイ『んで、自分は添い寝か?』
ガルッチ「いい加減にそれやめんと、能力使って刺すよ?」
マルフォイ『やめてくださいお願いします死んでしまいますすいませんでした。』
ガルッチ「よろしい。それじゃあ頼むね。」
そう言い、通信を切った。
ガルッチ「奴の目的はなんだ?あっちの方、僕達を知っているようだが…。」
フラン「お兄ちゃん…。大丈夫なの?」
ガルッチ「安心しろ…フラン、こいし…。僕が必ず守ってやる。」
こいし「…お兄ちゃん、私も戦う。」
ガルッチ「え…?」
こいし「今こそ、この力で、皆を助けるときだと思うの。」
さとり「こいし…。」
ガルッチ「…。」
何を思ったのか、リアクターの通信を押した。
ガルッチ「兄さん、いるか?」
ルッチ『如何したの?』
ガルッチ「黄昏ノ刻で、紅魔館に来て。エミヤも。」
ルッチ『分かった。』
さてと…後はどう動くかだな。まずは禁術のマスターをした方がいいな。
フラン「…。」
っと、何故かフランは、ガルッチの手を握った。
ガルッチ「フラン?急にどうし………ッ!?」
そのまま引っ張られて、フランとキスをした。
ガルッチ(ど…如何したんだ!?何で急に!?)
フラン(ごめんねお兄ちゃん。ちょっと怖くなってきちゃって…。)
不思議なことに、さとりは自分の足が光り出したことに、驚いていた。
さとり「え…これ…どうなってるの?」
こいし「お姉ちゃん、これって…お姉ちゃんの力?」
さとり「へ?何で?」
こいし「だって、お姉ちゃんの両足が光ってるもん。」
ガルッチ(何だろう、変な気持ちになってきた…。でも…ここは我慢しないと…。)
ちょっと深いキスにはなったが、ここで止めた。
フラン「えへへ、ちょっと甘えたくなっちゃったけど、もう大丈夫よ。」
ガルッチ「そ…そうか、それじゃあ僕、図書室に行ってくる。」
そう言い、ガルッチはフラン達を置いて、大図書室に行った。
-紅魔館 客室- -黄昏ノ刻-
その後、大図書室でパチュリーと小悪魔こと、サタンレイド・リドルと出会い、そこで魔術関連の本を見たり、覚えた魔法を唱えたりしていた。ただ、あまりにも危なっかしい為、元の本棚に戻し、外に出て試した。結果、大成功を収めた。普通なら、禁術系の魔術を唱えると代償を伴うが、ガルッチには新たなスキル『禁術系の極意』と『禁術系の心得』と『禁術系の技巧』を、それぞれAランク・Sランク・EXランクを持っていたため、代償は起こらなかった。
そして黄昏ノ刻になり、ルッチとエミヤが紅魔館に到着し、何処にもいなかったはずのギルガメッシュも戻ってきた。どうやら、元凶らしき物を、単独で探していたらしい。そして現在、さっきの女の目的について、仮説をたてていた。
ガルッチ「……って事だ。おそらくだが、奴は僕らの事を知っているそうだ。」
ルッチ「でも、それだと幻想郷に異変を起こした理由にはならなくなるよ?」
エミヤ「フェイク…という可能性もあるな。」
さとり「つまり、異変自体がフェイクで、本当は貴方達を呼び出す為にやったってことかしら?」
レミリア「でも、それだけだと襲う理由がわからないわ。何か根本的なところがあれば…。」
パチュリー「一つ…私知ってるわ。」
皆はパチュリーを注目した。
パチュリー「この本を見て。」
パチュリーが出した本は、日記帳だった。
咲夜「パチュリー様、その日記はどこで?」
パチュリー「私の知り合いからもらったのよ。」
誰とはいわないけど…。
ガルッチ「女王様日記帳?うわ…無茶苦茶痛い本だな…。」
パチュリー「著作者はそこにあるわ。」
その下にはこう書かれていた。
『宵闇 霊夢』
ガルッチ「…何で下の名前が霊夢?」
レミリア「とりあえず、捲ってみましょう。」
『4月27日 転校生の蒼天星龍が、私がいるクラスに入ってきた。何でもこの人は剣道全国大会で何回も出場し、優勝を取っていて、オリンピック選手にもなっていた。でも私の美貌を見れば、そんな功績は儚く消えるだけ。必ず私の奴隷にしてあげますわ!オーッホッホッホ!!』
ガルッチ「星龍って…確か後に憎悪の大魔神 ディテスト・シェイド・クロノスになる人だったはず…。」
こいし「そうなの?」
ガルッチ「うん、混沌を司る三大魔神の父親とも呼ばれているからね。」
『5月12日 今日も早苗を苛めたわ。服装の事とか、口調や色々してやったわ。まあ、ウザイし変な事も言うし、ストレス発散にもなるわ。明日はいやらしいことしてやろうかしら?それにしても、星龍は私の美貌に酔わないわね。でも今の内、いずれ私の虜になるわ。オーッホッホッホ!』
咲夜「早苗って確か守山神社の現人神でしたよね?」
さとり「ええ、外の世界から来てるのは知っているのですが、どういう事でしょうか…?」
レミリア「まだ彼女の素性が分からないわね。」
『6月26日 星龍って、意外と強情ねえ。私の美貌に酔わないだけじゃなく、誘いも断るなんて。しかもこういってたわね。必要以上にアピールしているけど、僕はそう言うの苦手なんだ。誘ってくれてありがとう、でもごめんな。なんて、キザなこと言うなんて。でも諦めないわ。必ず私の奴隷になってあげるわ。』
ギル「ふむ、意外と諦めが悪いんだな。愚行にも程があるぞ?宵闇という女よ。」
エミヤ「しかし、努力すればいずれ実ると言うぞ。」
ガルッチ「残念だけど…エミヤ、その努力は報われなかったそうだよ?」
『9月1日 まさか…星龍が早苗と付き合うなんて…。あのクソ早苗!よくも私の奴隷を奪ったわね!もう容赦はしないわ、徹底的に学校に来させないぐらい苛めてあげるわ!』
フラン「結構…嫉妬深いわね。」
こいし「まだ続きが書かれているよ。」
『9月2日 星龍に呼び出されたわ。考え直してくれたのかと思ったら、早苗の事について話してきたわ。関係ないわと言ったけど、何故か目付きが悪くなってこう言ってきた…。早苗を苛めてるの、お前だろ?早苗が暗かったから理由を聞いてみたら、お前の名前が出てきた。次早苗を苛めてみろ、報復があると知れ。まさか早苗の奴…星龍に話すなんて…。』
ギル「やはり尾がでたか、愚かしい女だ。そんな性格だから、星龍に嫌われるんだぞ?」
パチュリー「最期にはこう書かれているわ。」
『10月10日 あのクソ早苗、ムカつくし、ウザイ。苛めようとすると、星龍の奴が邪魔するし…。それだけじゃない、あの未来と過去って奴も気にくわない。しかも、星龍と同じくらい邪魔だわ…。こうなったら、殺すしかないわね。社会的に、物理的に。私は女王よ!従わない者は死あるのみだわ!』
ガルッチ「…もはや…狂ってるな…。」
パチュリー「ええ、後はぐちゃぐちゃに書かれてるけど…最期のページにこう書かれてたわ。」
『神々と魔神達が集まった…後は殺すだけ…。』
ガルッチ「神々……魔神達………。」
パチュリー「さてと、後は解るわよね?」
フラン「ねえ、お兄ちゃん、もしかして。」
こいし「私も分かった気がする。」
ルッチ「奴の狙いは…。」
レミリア「運命って、残酷なのね。」
さとり「まさか…。」
6人全員一致で、こう言った。
6人「狙いは(狙いって)僕達って事か(私達って事?(って事ね。))。」
そんな事を言って、パチュリーと小悪魔を除いて、咲夜と美鈴は驚愕した。
咲夜「そんな!?」
美鈴「お嬢様達が!?」
ギル「まあ、驚くのも無理もなかろう。」
エミヤ「しかし、まさかガルッチ達が、その宵闇霊夢に狙われるとはな。」
だが、今のままだと戦っても勝つことは出来ないと思った。おそらくだが、例え皆を揃えても、返り討ちにされることには目に見えていた。ならば…。
エミヤ「ガルッチ、何処に行くんだ?」
ガルッチ「ちょっと外に…。」
そう言い、ガルッチは客室を後にした。
-紅魔館 庭園- -黄昏ノ刻-
ガルッチ「さてと…、いい加減姿を現したらどうだ?」
咄嗟に刀を抜いた。ガルッチが持ってる刀は、かつてとある剣士が刀に取り憑かれたと言われる奴があった。あらゆる力を強化する代償として…。その刀は名前がなかった故、ガルッチは、『妖刀・憑依冥界丸』と名付けた。
???「あらあら、バレちゃった。」
何もない空間から、霊夢が使ってたあのスキマが現れた。そこから出てきたのは八雲紫だった。
紫「よく解ったわね。気配を消したのに…。」
ガルッチ「戯れ言はいい、要件は?」
紫「あらあら、ご挨拶ね。」
ガルッチ「悪いな、こっちだって焦ってるんでな。」
そう言い、紫は扇を仰ぎながらこう言った。
紫「宵闇霊夢について、知りたいかしら?」
ガルッチ「その口振りは、何か知ってるのか?」
紫「ええ、少しはね?」
ガルッチ「良かろう、刀を抜いた事に関して謝っておこう。」
紫が言うにはこうだ。宵闇霊夢は元々福井県という場所にいる、傲慢で愚かしい女学生だった。学校の名前は明かしてないが、その人は高校3年生で、先生にも手玉に取れるぐらいの人だった。だが、とある人によって日常が狂ってしまった…。
ガルッチ「憎悪の大魔神 ディテスト・シェイド・クロノス…本名は蒼天星龍か…。」
紫「あら、知っているの?」
ガルッチ「混沌を司る三大魔神の書を見ていたからな。」
紫「そう、それなら話が早いわ。」
ガルッチ「?」
紫「貴方達と似たような姿をしている魔神達は、知っているわよね?」
ガルッチ「ああ、それが如何したんだ?」
紫「即刻言えば、宵闇霊夢が殺した。」
ガルッチ「!?」
紫「それだけじゃないわ、調和を司る三大神も同様よ。」
ガルッチ「んじゃあ…宵闇霊夢は…。」
紫「その後星龍が、憎しみを込めて殺したわ。でも残念ながら転生したわ。」
ガルッチ「転生?」
紫「ええ、しかも鬼神に。」
おいおいおいおい、神に魔神の次は鬼神かよ!どんだけ神系に好かれてんだよ!?いや、好かれたくない奴もいるけど…。
ガルッチ「つまり、その宵闇霊夢は、6人が死んでいない事を知って、転生したって事だな?」
紫「その解釈で構わないわ。」
ガルッチ「どっちにしろ、そこまで僕らを殺してくるなら、こっちも存在ごと消し炭にしてやる。フランとこいし、そして兄さんを殺す奴は僕の敵。正義だろうが悪だろうが、傷つける奴は、このガルッチ、容赦せん!!」
紫「最後、ストレイツォと被ってない?」
ガルッチ「気にするな。とにかく、要件は言ったか?」
紫「残念ながら、前置きよ。」
ずいぶん長い前置きだな…。
紫「要件だけど…、この本を預けてほしいの。」
そう言うと、紫が取り出した本は、2歳の時に母さんが読んでくれた本だった。
ガルッチ「何で?こんな本を?」
紫「おいおい必要になるけど、最後のページを見て。」
そこには、白紙のページの筈だった所には、こう書かれていた。
『これが見える物は、君が星の勇者に選ばれたということだ。この文字には、星の勇者にしか見えない魔術をかけている。この絵本に書かれている事は事実だ。今は奴は眠っているが、いずれ目覚めることになる。そうなったら、お前達が奴を倒すがよい。そしてこの文字は特定の人物にしか見えない者だが、我が孫よ、元気にしているか。これを見てると言うことは…僕はいないだろう。知っての通り、僕は君達の祖父、ラーク・ブライアン・ロードなんだ。』
ガルッチ「…お爺……ちゃん?」
『今まで君達に合わせなかったこの僕を許して欲しい…。でも、あの女を仕留めないと、星々が消え去ってしまうから、君達に未来が無くなることを恐れて、君達から離れたんだ。だが、結局負けてしまった。しかし、深傷を負わせたからしばらくは動けない筈だ。そこで孫達に頼みがある。星の勇者達を集め、あの女こと、無の神『ブレイク・オブ・ザ・ワールド』を倒して欲しい。僕の代わりに…頼んだよ、ラルッチ、ルッチ、そして…ガルッチ。
君達の祖父 ラーク・ブライアン・ロードより。』
そして、知らない内に涙を流していた。
ガルッチ「爺…ちゃん…。」
紫「その人の為に、お願いね?」
ガルッチ「………分かった。だが、今はいい。仲間を集めるのは今じゃない。今しばらくは人生を楽しみたいからね。」
紫「幼女二人に囲まれていちゃつくとか?」
ガルッチ「おい、紫…スキマごと斬ってやろうか?」
紫「やめてくださいお願いします死んでしまいます。」
ガルッチ「全く、シリアス返せっつうの。」
だが、これで運命は決まった。
ガルッチ「とにかく、その無の神とやらを爺ちゃんの代わりに終わらせろって事か…。はぁ、出来れば安息の地で静かに暮らしたかったが…。やむを得んか。」
紫「そういう訳よ。でもまずは、この異変解決からね。」
ガルッチ「はいはい。」
紫「それと、援軍も連れてくるからね。」
そういい、紫はスキマと共に消えた。
ガルッチ「って思ったけど、ラルッチって誰!?」
-⇦to be continue-
-始原の城周辺-
ヴォルデモート、ダンブルドア、ご苦労様。
ダンブルドア「大変じゃったぞ、皆をここに来させたのは…。」
ヴォルデモート「一応事情を話したが、納得しない人もいるのでな。」
任せろ、後は僕がやっておく。
ハリー「何でヴォルデモートが生きてるんだ!」
ロン「僕だって聞きたいぐらいだよ!」
ハーマイオニー「それに、どうして死喰い人もいるの?」
ベラトリックス「まさか、ダンブルドアが生きてるとは…。」
ルシウス「一体どうなっているんだ?」
全員、沈まれ!
ハーマイオニー「そもそも、あの人は誰なの?」
だー!!!少し黙らんかーーーーー!!!!!!!
全員「…。」
よし、今のはすまんかった。こっちは焦ってるのでね、君達がここに来させたのは他でもない。騎士団と死喰い人と共に、幻想郷にいって欲しい。
全員「幻想郷?」
詳しくは八雲紫に聞いてくれ。とにかく、君達が協力しないと、全てが滅ぶ。そこだけは頭に入れてくれ。分かったら、あの時空の裂け目に入ってくれ。
頼んだよ…。
※3-3章に続く