Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
早苗「ふう、掃除終わりっと。」
『ザッザッザ』
早苗「あ、ようこそ守山神社に…って霊夢さん!珍しいですねそちらから来るなんて。」
闇霊夢「…。」
早苗「あの…何で学生服なんですか?」
闇霊夢「…。」
早苗「霊夢…さん?」
闇霊夢「殺してやる。」
早苗「!?」
闇霊夢「殺してやるぞ!!早苗!!」
早苗「れ…霊夢さ…!」
神奈子「どうした早苗!ッ!?」
諏訪子「早苗!ちょっと霊夢!何やってるのよ!?」
闇霊夢「雑魚神は邪魔だ…消えるがいい。」
2人「ゴハァ!!」
神奈子&諏訪子───死亡
早苗「神…奈…子…様…。諏訪子…………様…。」
闇霊夢「ははは、なんて清々しいのかしら。あなたの絶望に落ちたその顔、素敵だわ!」
早苗「あ…ああ…、如何して…、こんな事を…。」
闇霊夢「決まってるわ。貴女を殺すために来たのよ!この宵闇霊夢様直々にね!!」
早苗「こんなの……嘘よ…。」
闇霊夢「さあ、絶望しながら死にな─────」
???「『ステューピファイ』!麻痺せよ!!」
???「『アクシオ』!早苗よ来い!」
???「こっちだドラコ、ポッター!」
闇霊夢「クソ、取り逃がしたか。」
-始原の城-
ダンブルドア「……そうか、わかった。後でそっちに落ち合うとしよう。」
イリア「どうでした?」
ダンブルドア「残念ながら、神奈子と諏訪子が死んだ。」
何!?でも確か、ピチュルだけで死ぬことはないよね?
紫「ええ、でも宵闇霊夢はその常識をぶち壊し、神奈子と諏訪子を殺した。鬼神というのは本当だったわね。」
アラン「ダンブルドアさん、早苗さんは?」
ダンブルドア「どうにか間に合って、おそらく何処かに隠れてるはずだ。」
ダンブルドア、ルシウスに伝えてくれ。『早苗を、紅魔館の所に匿ってやって。』と。
ダンブルドア「よかろう。伝えておく。」
ところで、紫。
紫「何かしら?」
何でボロボロなの?
紫「パチュリーとヴォルデモートとガルッチに、ボッコボコにされた。」
あ…。(察し
つうわけで、第3-4章始まります。どうぞ。
-紅魔館 大図書館- -朝ノ刻- 宵闇霊夢との戦いまであと20日
パチュリー「それにしてもガルッチ。貴方って、よく禁術を短時間で覚えたわね。」
ガルッチ「できる限り強くならないといけないからね。普通なら、時間を掛けてやるし、禁術だって、代償も必要だが…、スキルのお陰なのか、短時間で習得できたり、代償も支払わずにすむしな。」
パチュリー「敵じゃなくてよかった…。さすがの私もこんなの戦ったら絶対負ける気がする。」
ガルッチ「とはいえ、まだまだ修業してるけどな。初心を忘れるなってな。」
っといい、ガルッチは禁忌と呪われた武器の本を読んでいた。おそらくだが、大図書館の4分の1ぐらい読んでいるぐらいだった。
パチュリー「それにしても、魔理沙が来ないのが不思議ね。」
ガルッチ「魔理沙なら、なんか母親探しをしているとか聞いたぞ?」
パチュリー「母親いたの!?あの魔理沙が!?」
ガルッチ「らしいな。ってなんか猛スピードで大図書館に来てる気が…。」
『ドコーーーーン!!』
???「お邪魔しまーす!」
2人「ダイナミックお邪魔しますとかするなー!!」
???「そうよ魔理沙!するのでしたら扉ごと壊してからよ。」
ガルッチ「そっちの方がよっぱど駄目だろうが!!!」
魔理沙「そうだったな母さん。」
ガルッチ「え…この人が?」
そこの白黒の服を着た魔理沙の隣には、魔理沙の格好とは違って、水色とアクアマリン色の服を着ていて、赤と黄色のオッドアイをしていた女性がいた。魔法使いというより、大魔道師と呼ぶのに相応しい魔力を感じた。
パチュリー「えーっと、貴女は一体…。」
???「そういえば名乗ってないわね。私は霧雨海幸と言います。魔理沙の母親です。」
ガルッチ「………。」
魔理沙「おいパチュリー、そっちはあんたのボーイフレンドなのか?」
2人「それだけは絶対違う!(違えよ!)」
海幸「あらら、お熱いんですね。」
ガルッチ「それだけは死んでも有り得ん。むしろ年を取らない事に関して有り得んのだが。」
紫「それは私のこ───ゴフゥ!」
ガルッチ「てめえはお呼びじゃねえ。また斬られたいのか?」
紫「何で私の扱いはこうなの!?」
全員「知らんな。」
紫「ゆかりんションボリ。(´・ω・`)」
その後紫はボコボコにされたのは言うまでもない。
今回のゆかりん────ガルッチに怒らせて、妖刀・憑依冥界丸を抜き、斬られて死亡。
ガルッチ「ごめんパチュリー、血で汚してしまって。」
パチュリー「気をつけてよね。」
魔理沙「それであんた誰なんだぜ?」
ガルッチ「僕か、君達が言う外の世界から来た者だ。名はラーク・バスター・ガルッチだ。ガルッチでいい。よろしくな、魔理沙。」
魔理沙「あれ、私の名前知ってんの?」
ガルッチ「霊夢から聞かされてね。」
魔理沙「そうか。よろしくな、ガルッチ。」
ガルッチ「よろしく、後でマスタースパークのやつ教えてくれ。」
魔理沙「いいぜ。その前にパチュリー。」
パチュリー「なによ、また本を盗みに────え?」
魔理沙「今まで貸していた本を返すぜ。」
一瞬、パチュリーは凍りついた。どういう心境なのか…。
魔理沙「いやー、母さんにこっぴどく説教をくらってしまってな、それで返しに来たんだ。」
ガルッチ「母さん……か…。」
パチュリー「そう言うことね…ってガルッチ!私の本を持ったまま出て行かないの!」
ガルッチ「あ、ごめんパチュリー。ここに置いておくね。」
そういい、何処か哀しげな顔をしたガルッチは大図書館を後にした。
海幸「ちょっと魔理沙、あの子の所に行くわね。」
魔理沙「お、おう。」
-霧の湖- -朝ノ刻-
ガルッチは外にいた。何故か独りになりたい時があった。
海幸「何か思い詰めてるような顔をしているわね。」
咄嗟に剣を抜こうとしたが、誰かがわかった瞬間それをやめた。
海幸「どうかしたの?」
ガルッチ「少し…母さんのことで…思い出したんだ。」
海幸「貴方の?」
ガルッチ「うん…。」
海幸「何かあったの?その人と…。」
一瞬ガルッチは言うのを躊躇ったが、すぐ言った。
ガルッチ「殺した…。親父と一緒に…。」
海幸「…。」
ガルッチ「そのことで少し…ね。すみません、わざわざ聞きに来て、でもこの問題は…。」
海幸「殺してしまって後悔しているの?」
ガルッチ「………ああ。でもあの時の僕は清々していた。今後は僕が兄さんを守るって。そう決めて、家を燃やした。親父達と決別するために…、だが今となって後悔していた。そして、いつの間にか僕は…心が壊れかけていた。」
海幸「心が?」
ガルッチ「いわゆる、フランと同じ情緒不安定状態ですかね。いやそれ以上かも…。」
むしろ情緒超不安定状態って出てたけどね…、まあ表向きに出さなかっただけでもよかったかもな。兄さんにはバレたが…。
海幸「なるほどね…だからあの時哀しい顔をしていたのね。」
ガルッチ「…はい。」
っとその時だった。
『バチン!』
目の前に4人の人が現れた。
ガルッチ「うわ!!」
海幸「あら、姿現しね。」
ガルッチ「何そのテレポート感覚。」
???「あの、ここ紅魔館ですか!?」
ガルッチ「うーん…もう少しあっち……ってハリー!?」
ハリー「え、ガルッチさん!?」
-紅魔館 客室- -朝ノ刻-
ガルッチ「なに!?」
ヴォルデモート「本当かそれは!?」
ルシウス「ええ、我が君、しかも確認したところ、神奈子と諏訪子は魂となって、宵闇霊夢に喰われました。」
ドラコ「ですが、どうにか早苗さんは無事回収しました。ただ…。」
そこには、大切な人を失ってしまったショックで、虚ろな目をしていた。
ガイア『母さん…。』
ガルッチ「…早苗さん。」
ガイア『ガルッチ、少し変わって。』
ガルッチ「(わかった。)ちょっと、人格代わるけど気にしないで?」
みんなは首をかしげたが、ルッチとスカーレット姉妹と古明地姉妹は理解した。
ガイア「ふむ…この姿が違えど、懐かしい感じだ。」
ハリー「えーっと…ガルッチさん?」
ガイア「おっと、失礼。貴方がハリー・ポッターか、我は絶望の魔神 ディスペア・ダーク・ガイアと申す。」
ハリー「??」
ガイア「まあ…説明は後だ。とにかく…。」
そういい、ガイアは早苗のところによった。
早苗「…。」
ガイア「…これは酷いな。絶望の淵に落ちきっている…。」
ガルッチ『治せるのか?』
ガイア「我は今まで絶望に落ちた人は見てきたが…かあ…いや、早苗は別格だ…。むう…、この手を使って吸い取りきれないし…。」
早苗「あ…あの…。」
突然早苗は、ガイアを見てこう言った。
早苗「私を……殺して…。」
ガイア「な!?」
早苗「殺してください!!もうあの2人がいない世界にいてもしょうがない!私は神奈子様と諏訪子様がいるところに連れ──────んっ!?」
早苗が喋り終わる前に、ガイアは咄嗟に早苗の唇を重ねた。
ガルッチ『ガイア!?なしてそれを!?』
ガイア(もう一つの方法が、口から絶望を吸い上げるということだ。最後の一つあるが、これはあまりしたくないが、最終手段なんだ。)
ガルッチ『まだあるんかい!?あ、でも何故か察しがつく…。』
ジャック(察しがつくの!?あ、でも俺も解る気がする。)
そして2分後、ようやく早苗は落ち着いた。
早苗「皆さんすいません、私のしたことが…。というか、貴方は一体…。」
ガイア「失礼、き……えーっと…その…。」
まさかの新判明、ディスペア・ダーク・ガイアは、意外と初心なところがあった。早苗は、ガイアが言いかけた言葉に気づいて慌てて言った。
早苗「あ、き…気にしないで下さい。緊急事態…ですからね。」
ガイア「そ…そうそれ。」
ヘラ『あ、お兄ちゃん(ガイア)の顔が真っ赤だ。』
フラン(まるでお兄ちゃん(ガルッチ)みたいね。)
ハデス『ガイア兄さんがあんなに顔を真っ赤にしたの、初めてみた。』
こいし(時々貴方って、男の子なのか、女の子なのか、分からなくなるわね。でも、お兄ちゃん(ガルッチ)と同じくらい可愛い顔をしているよ?)
ハデス『な!?僕は…別に…その…。』
ガルッチ「ふう、早苗さんの絶望って結構凄いんだな…。っていうか4人とも、心の声聞こえてるぞ。」
フラこい+ヘラハデス(聞かれてたのか。(テへ☆))
さとり「こいしの心が読めるの!?」
ガルッチ「いや今日ようやく、無意識に心の声が聞こえるようになったよ。意識するより、無意識に聞いた方がいいしな。」
ルシウス「なにこのチートキャラ…。」⇦メタイ
ガルッチ「んなもん、作者に聞いてくれ。」
あのさ、お二人さん。こっちは奴の監視とかあるから、その辺は頼むよ。
ルッチ「もうこの時点でメタイ気がするのは僕だけ?」
ヴォルデモート「それよりふう───。」
おい、ヴォルデモート。この人らにバラすな。
ヴォルデモート「すんません。」
パチュリー「それより、早苗さん。これから如何しますか?」
早苗「私…霊夢さんと話したいんです。」
ガルッチ「宵闇霊夢にか?」
早苗「え?博麗霊夢じゃなくて?」
-少年説明中-
早苗「えー!?私を襲ったのは別の霊夢さんなの!?」
ガルッチ「Exactly、そのとおりでございます。」
何でジョジョ立ちなのかはツッコまないでおこうと思った早苗だった。
ガルッチ「まあ、一応連絡を取るから、待ってろよ。モニターオン、通信blizzard phoenix。」
そう言うと、青いモニターから、マルフォイの姿が見えた。
マルフォイ「よう、久しぶりに通信してきたな。って早苗を襲ったのか?」
ガルッチ「おい…そんなことより霊夢に変わって。」
マルフォイ「あいよ、霊夢。」
霊夢「変わったわ。どうかしたの?」
ガルッチ「早苗が君にようがあるらしいぜ。」
早苗「れ…霊夢さん…。」
霊夢「あら、早苗。あの2人は如何したのよ。」
早苗「…殺されました。」
霊夢「…は?」
さすがの霊夢も混乱状態。
霊夢「ちょっと待って、え?ピチュったじゃなくて?」
ガルッチ「ああ、僕が説明するよ。」
-少年説明中-
霊夢「つまり、私と容姿が同じの奴に、神奈子と諏訪子を殺したって事かしら?」
ガルッチ「もう一つ情報がある、その殺した2人は、闇霊夢に喰われたと。」
霊夢「はぁ!?まさかの神食い!?」
ガルッチ「共食いのようなもんだな、奴は鬼神だしさ。」
マルフォイ「鬼神…か。俺少し調べてみる。」
ガルッチ「って、ブリザードいつの間にパソコン持ってきたの?」
マルフォイ「知らんな。」
ガルッチ「デスヨネー。とりあえず、何かわかったらまた連絡を頼む。」
マルフォイ「アイアイサー。」
ヴォルデモート「しかし、早苗よ。今や神奈子も諏訪子もいなくなってしまったが、今後如何する?」
早苗「…仇を…討ちたいです。」
ガルッチ「そう言うと思った。だったら一緒に修業しよう。奴を倒すために、な?」
早苗「はい、お願いします!」
ガルッチ「でも僕、ほとんど妖術の本しか読んでねえよ?」
早苗「あ…そうなると…。」
霊夢「一つ、伝説だけどこういうのがあったわ。」
ガルッチ「伝説?」
霊夢が言うにはこうだ。何でもこの幻想郷を作ったのは、八雲紫ではなく、愛と奇跡の女神 ラブ・ミラクル・レアが作ったと言われている。その証拠に、博麗神社の隣には、封じられた祠があり、強大な霊力と神力が眠っているとか。
ガルッチ「おいおい、それって平行世界の東風谷早苗に会えと言いたいのか。」
霊夢「少なくともそうしないといけないわ。でも道中には、どうやら強大な魔物がいるのよ。私が知ってる限りは、スライムとかいた気がする。」
早苗「スライム?」
ガルッチ「…ちょっと待て、霊夢。」
霊夢「何かしら。」
ガルッチ「まさかとは思うが、そのスライム…、性的な攻撃とか…しないよね?」
霊夢「あら、ストレートに言うのかと思ったけど、そうよ。」
うわー…まじかよ。スライム相手はきついな…。
早苗「気持ちいいのかな?」
ガルッチ「!?」
ちょちょちょ、早苗よ…一体如何したの!?
早苗「ガルッチさん!一緒に連れてって下さい!」
ガルッチ「え、僕!?」
フラン「なら私も。」
こいし「私も行く!」
ガルッチ「やれやれ…仕方ねえ、行くか。」
霊夢「わかった、それじゃあ祠で待ってるわ。」
ガルッチ「了解、OVER。」
ってそういえば…。
ガルッチ「フラン、今思えば太陽大丈夫なのか?」
フラン「あ…そういえば…。」
確か吸血鬼は太陽に当たったら灰になるんだったな…。置いていくなんてことはしたくねえし…、いや方法あった。
ガルッチ「フラン、ちょっとこっちに来て。」
そういい、ガルッチとフランは、フランの部屋に向かった。
-紅魔館 フランの部屋- -朝ノ刻-
ガルッチ「っつうわけだ、頼む!」
フラン「え、でもそんなことしたら、貴方吸血鬼に…。」
ガルッチ「兄さんが平気なら、おそらく僕も何ともないはずだ。だから頼む!僕の血を吸ってくれ!」
実は、有翼人の血を吸うと、太陽を克服出来るというあり得ない効果があると、血の種類の本に書いてあった。おそらく、他の吸血鬼達は有翼人を狙って血を吸った者も少なくなかった。
フラン「そこまで言うんだったら…、いいよ?」
ガルッチ「よかった。」
フラン「それにしても、自分から吸血されたいなんて、お兄ちゃんって意外とM気があるのかな?」
ガルッチ「こっちだって聞きたいぐらいだ…。」
そういいながら、ガルッチの首筋が露わになった。
フラン「それじゃあ早速、いっただきまーす。はむっ!」
ガルッチ「んっ…。」
ガルッチの首筋から、少しだけ血が流れていた。おそらく過剰に血液があったためか、吸血し辛いものだったと思われた。でも流れた血を逃すまいと思ったフランは、一瞬だけ舐めて、首筋から出てる血を吸っていた。
ガルッチ「くっ…ぁ……ど…どう…かな?」
フラン「うん、ふごくおいひいよ。」
ここでガルッチは一つの誤算があった。吸われているせいなのか、またはフランが首筋を舐めているのか、どういうわけかもの凄くドキドキしていた。早く終わって欲しい反面、まだ吸って欲しいというのがあった。でもすぐに、フランは吸血し終わった。
フラン「ん…ごぐ…、貴方の血って、意外と多いのね。こんなに多い血を吸ったの、初めてかも。って如何したの?顔を真っ赤にして。」
ガルッチ「あ、いや…その…。///」
フラン「もしかして、血を吸われただけで、気持ちよかったのかな?」
ガルッチ「そ…それは…その…。と…とにかく、戻ろう?」
フラン「はーい。」
とりあえず、この話題は離れよう。今は戦いが優先しないと勝てない。
-博麗神社隣 封印の祠- -昼ノ刻-
客室に戻ったフランとガルッチは、すぐさま早苗とこいしを連れて、博麗神社に向かった。太陽に当たっているフランだが、ガルッチの血を飲んだお陰で、灰にならずにすんだ。そして、封印の祠についた。
霊夢「待ってたわ、ここがそうよ。」
早苗「確かに、何かやばい雰囲気がありますしね。」
ガルッチ「一応聞くが、入れるんだよな?」
霊夢「ええ、私が封印を解いたからね。でも早苗…。」
早苗「はい。」
霊夢「力を手に入ったら、覚悟を決めた方がいいわよ。」
早苗「どういう…事ですか?」
ガルッチ「いずれ、分かるかもな。行くぞ!」
そして4人は、封印の祠に入っていった。
-封印の祠- -昼ノ刻-
祠に入った4人だが、すぐさま何かに感づいたのはガルッチだった。
ガルッチ「待てみんな、何かいるぞ。」
早苗「え?どこにですか?」
ガルッチ「おそらく、あそこだと思う。」
そう言うと、すぐさま投影したナイフで壁側に投げた。弾くかと思ったら、逆につかまれて、吸収された。
???「人間如きが、そんなナイフで倒そうとは、10年早いわよ。」
そこには、女性の形をしたスライムが現れた。
早苗「貴方は、一体何者ですか?」
???「人間如きに名乗る気はない。ここから立ち去りなさい。優しくするのはここまでよ。」
ガルッチ「みんな人外なんだけど…。」
それ言っちゃうか普通と痛い目でガルッチをみた。
???「それにしても、貴方は女の子かしら?」
ガルッチ「おま…誰が女だ!僕は男だ!もう間違えられて何百回目だよ畜生めー!!!」
早苗「何百回目!?」
フラン「やっぱり、男の娘と勘違いされてるんじゃあ…。」
こいし「でも、それはそれで可愛いと思うよ、お兄ちゃん。」
ガルッチ「なに…この複雑な気持ち…。」
実は学生時代も、戦時中も、復興支援してるときも、女の子と間違われていた事が多かったそうだ。しかも、マルフォイが女装させようとしていたため、女性扱いには困っていたのだ。だが、こいしやフランが可愛いと言われてしまうと、このままでも良いかなって思ってしまうこの頃であった。
???「そうか、なら試しに貴方の精を搾り取ってみよう。」
ガルッチ「その前に、名乗ったらどうだ。流石に名を名乗らないと、失礼だと思うんだが?」
???「いいでしょう、私はエルペティエ。クイーンスライムであり、アリス様に仕える四天王の一人よ。」
ガルッチ「エルペティエか…。ならば、僕を捉え────」
???「ちょっと、エルペティエちゃん、何やってるの?」
???「この気配、誰かいるな?」
???「それは本当かえ?ウチも参加させてーや。」
ガルッチ「他にもいるのか!?」
エルペティエ「しまった、他にもいた事を忘れてた…。」
エルペティエの後ろから現れたのは、左から紫みたいな服装をしている九尾の女の子と、角が生えていやらしく尻尾をうねうねしているサキュバスと、鎧を着ていて大剣を持ってるドラゴンの女性が現れた。
???「おや、客を出迎えていたのかエルペティエよ。」
エルペティエ「いえ、そう言うわけじゃ…。」
???「あ、よく見たら女の子4人いるわ。」
ガルッチ「それを言うなら男1人女の子3人だ!どんだけ僕を女性扱いされるの…?」
???「しかし、初対面だったら誰しも女性だと勘違いされるぞ?」
ガルッチ「うわー…ここまで言われるとなんか傷付く…。」
早苗「ガルッチさん、ドンマイです。」
ガルッチ「まじで僕男の娘なのか…?」
もはやショックするしかないガルッチだった。正直ガラスよりもろい為か、よくショックを受けやすいが、それは気にしてることだけな為、実際戦闘時だけは、強硬な精神を持っているため、意外と切り分けているらしい。
フラン「それより、貴女方は誰なの?」
???「ウチか?たまもと呼んでくれ。こう見てもアリス様に仕える四天王の一人なんじゃ。」
早苗「其方は?」
???「私はアルマエルマよ、クイーンサキュバスでアリスに仕える四天王の一人よ。」
???「私はグランベリア、竜人族の女剣士であり、アリス様に従う四天王の一人だ。」
ガルッチ「まさかの四天王勢ぞろいって事か…。というかこれだと…比率的に…。」
いやこれ以上言わないでおこうと思った。だがアルマエルマは先に言われた。
アルマエルマ「貴方の次の台詞は『ハーレムだよね、これ。』という。」
ガルッチ「ハーレムだよね…これ。って何言わせてるんだよ!?」
こいし「結構ツッコミ入れるね、お兄ちゃん。」
ガルッチ「確かに、ここんとこ最近そうだな…。」
というか、なんなのこの魔物。一応調べてみるか。
ガルッチ「ミスト、あの4人にスキャンしてくれ。」
ミスト『久々だね、兄ぃや。彼女達の言ったとおり、アリスフィーズ・フェイタルベルンっていう魔王の四天王よ。』
ガルッチ「アリスフィーズ・フェイタルベルン?聞いたことないって事は…まさかこの魔物達って。」
ミスト『転生者じゃないけど、時空の歪みのせいなのかこちらの世界に来ちゃったって感じかな?』
どういうこっちゃな、時空の管理してんのかホントに…。
ガルッチ「出身世界とか分かるか?」
ミスト『もちろん、彼女達はもんむすクエストの世界から来た人達ね。』
たまも「ちなみに、その世界の魔物はみんな女子じゃぞ?」
こいし「やったねお兄ちゃん、凄いハーレム作れるよ!」
フラガル「ちょっと、やめなさい。(おいやめろ。)」
早苗「あれ?なんか目的を忘れてる気がする…。」
ガルッチ「ってそうだ!早苗に愛と奇跡の女神の力を貸して貰うんだった!」
危うく目的を忘れるとこだった。
グランベリア「なるほど、我らの試練を乗り越える者達だったか。ならば話が早い、ここで私達と勝負しろ。さすれば力を認めてやろう。」
ガルッチ「剣を抜いたか、みんな構えろ。」
たまも「ちょっとストップ。」
全員「?」
たまも「こんなところでやったら落石くるじゃろ、広いところでやるしか。」
フラン「だったら、お兄ちゃんの結界で。」
ガルッチ「あ、確かにあの場所だったら広いけど…いいかみんな?」
もちろんみんな頷いた。ちょっと呆れ顔ではあるが、詠唱に入った。
ガルッチ「体は刃で出来ている
血潮は影で 心は幻
幾多の戦場をかけて不敗
ただ一度も死ぬこともなく…
ただ一度も理解されず…
ただ一度の敗走もなく…
ただ一度の勝利もなし…
担い手は、ここに独り
血塗られし丘で刃を作る
ならば、我が生涯に意味はいらず…
この身体は、無限の剣と幻影の世界で出来ていた!!」
-無限の剣製と幻影の世界-
ガルッチ「ふう、久々にここ使った気がするな。」
フラン「ここを見たのってあの時だっけ?」
ガルッチ「だな、なんか懐かしく思う…。ってみんな如何した。」
この結界を見たフラン以外の全員は唖然としていた。
グランベリア「あの、一つ聞くが…ここ何処?」
ガルッチ「何って、ここは
エルペティエ「え…エグい…。ほとんど死体ばかりだわ…。」
ガルッチ「気にするな…これ悪夢と一体化させたものだし。最近は見なくなったけど…。というか、慣れって怖いな…、いつもなら見たくなかったのに…。」
っと言いつつ、聖剣スターダストソードと妖刀・憑依冥界丸を抜いた。
ガルッチ「ま、そこは目を瞑ってくれ。今はこうするしかねえからな。」
グランベリア「いいだろう、この者は私がやる。アルマエルマは?」
アルマエルマ「私は、帽子を被ってる女の子にするわ。」
たまも「ならウチはその巫女にしよう。」
フラン「それじゃあ、私はスライムの相手ね。」
ガルッチ「んじゃ、グランベリアさん、鎮魂大桜のところに行きましょうか。」
グランベリア「いいだろう、1対1には丁度良い場所だ。」
そういい、ガルッチとグランベリアは大桜のとこに向かった。
ガルッチside
グランベリア「しかし、あんたの目は、あの少年と似ているな。」
ガルッチ「誰と?」
グランベリア「ルカという勇者だ。知ってるか?」
ガルッチ「いや、知らんな。どんな人物なんだ?」
グランベリア「最初に見たときは未熟者だった。剣術もよくなかったが、意思は強かった。そして会うたび強くなっていった。人間と魔物の共存というのも良いかもしれんな。」
ガルッチ「人間と魔物の共存か…、僕らの世界は、光と闇を受け入れ全てを共存している感じだな。昔は大戦争があったし…。」
グランベリア「大戦争?」
ガルッチ「そう、大陸同士との大戦争。僕は反乱軍に入っててね、状況は最悪だった。」
グランベリア「どうなった?」
ガルッチ「逆転勝利した。じゃなきゃ僕はここにいない。」
グランベリア「そうか、だがなぜ反乱軍に?」
ガルッチ「奴隷制度さ、それをぶち壊す為にやったんだ。細かく言えば…。」
-少年説明中-
グランベリア「なるほど、大変だったんだな。」
ガルッチ「ああ、それじゃあ手っ取り早く終わらすか。」
グランベリア「いいだろう、というか名はなんだ?」
ガルッチ「ガルッチだ。」
グランベリア「ならガルッチよ、貴様の実力…見せてみろ!」
ガルッチ「ok、いざ参る!」
先制攻撃を仕掛けたのはグランベリアだった。珍しくガルッチは遅れを取ってしまった。
グランベリア「魔剣『首狩り』!」
ガルッチ「燕返し!」
しかし、対応が早かったため、剣撃は防げた。
ガルッチ「行くぜ、殺戮の刃の舞!」
グランベリア「気炎乱舞!」
見えない斬撃と炎の斬撃がぶつかり合っていた。
ガルッチ「なるほど、凄腕ということか。」
グランベリア「そっちこそ、おそらく剣豪と呼ばれてるに違いないな。」
ガルッチ「いや、まだまださ。曲芸並みの剣術だから、ほぼ正統派じゃないからな。」
???『ダンナ、こいつの剣術見切れたか?』
グランベリア「!?」
ガルッチ「おっと、この刀のこと言ってなかったな。気をつけな、動きを覚えられたら、不利になるよ。」
そう言うと、ガルッチの重い剣撃が来た。
グランベリア「ッーーーー!!!!」
どうにか防いだが、さっきの一撃でダメージを受けた。
ガルッチ「アヌビス、今のはどれくらいだ?」
アヌビス『ざっと、威力の高い方だな。』
ガルッチ「あれでか…ホントに凄いな…。」
グランベリア「なんだ…その刀は…。」
ガルッチ「ちょっと訳ありでね。この刀、ただの刀と思ったけど、意思を持っているようで
ね。」
アヌビス『まあ名乗っておいて損はねえな。俺は『アヌビス神』。エジプト九栄神の一人で冥界の神の姿をしたスタンドだ。』
グランベリア「??」
まあ普通は理解出来んよな、僕も最初は訳が分からんかったし。
アヌビス『まあ、今はダンナの魔力で見えているが、基本はスタンドはスタンド使いしか見えないのがルールなんでな。ダンナがスタンドが見えた事には驚いたが、おそらく将来、ダンナがスタンド使いになるのは長くないな。』
スタンド名 アヌビス神
過去【破壊力:B / スピード:B / 射程距離:E / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:C】
現在【破壊力:A / スピード:A / 射程距離:E~SS / 持続力:A / 精密動作性:C / 成長性:A】
ジョジョの世界では敵キャラとして登場したスタンドで、一度戦った相手の攻撃・動作を完璧に記憶できるという能力を持っている。しかし、結果的に敗北し、刃も錆び付き、再起不能になったかに見えたが、運良く別世界で再び刀として生き返り、偶然ガルッチがその刀を取ってくれた。今度はガルッチの精神を支配しようとしたが、むしろ大歓迎されたらしく、支配するのをやめ、ガルッチに従うことにした。そのお陰か、前よりパワーアップし、さらにリーチの長さも調整できるようになった。
説明は以上。詳しい説明は後ほど…。
グランベリア「なんだ、さっきの説明…。」
アヌビス&ガルッチ「気にしたら負けだ。」
グランベリア「(・・;)」
こいしside
一方こちらはこいしとアルマエルマの戦闘。
アルマエルマ「なかなか素早いわね、こいしちゃん。」
こいし「えへへ、でもまだまだ行くよ。殺符『リッパーブラッディ』!」
こいしから放った弾幕が斬られる瞬間、散弾し始めた。もの凄く速い為か、速度も高くしたがそれでも、アルマエルマには掠る程度だった。
ハデス『やっぱ早いね、これじゃあ当たりづらいよ?』
こいし「大丈夫、ここで負ける気はしないよ。ハデス、もっとスピードを上げて!」
ハデス『無理しないでね?いくら僕の殺戮の力を持っていても、負担だって大きいものだから。』
こいし「わかった。」
アルマエルマ「もう攻撃終了?それじゃあ、今度は私からい──!?」
その時アルマエルマは、何が起きたか全く分からなかった。気が付いたら、既に血が流れ落ちていた。
こいし「いたたた…。さっきので足がパンパンだよ…、ちょっとピンチかも…。」
アルマエルマ「ちょっとこいしちゃん…何…あの速さ…。」
こいし「少しスピードを音速まで飛ばしたの…、でも今ので…足がパンパンだよ。」
アルマエルマ「あれで音速!?私は光速に見えたけど!?」
こいし「音速よ。でもこれじゃあお姉ちゃんにチャンスをあげちゃったようなものだね。」
アルマエルマ「た…確かにね、それじゃあ遠慮なく、気持ちよくイかせて…あれ?」
動こうとした途端、突然クラッとふらついた。
アルマエルマ「ちょっと…こいしちゃん…、さっき何を………したの?」
こいし「ふえ?もしかして、当たっちゃったのかなぁ?お兄ちゃんのソウルイーターに。」
アルマエルマ「ソウルイーター!?ど…通りでふらつく訳ね。」
こいし「ところでお姉ちゃん。」
こいしはいつの間にか、アルマエルマの目の前にいた。しかもご丁寧に裸になっていた。
こいし「確かサキュバスだったよね…。」
アルマエルマ「あら?なんだろうこの子、息が荒い気が…。」
こいし「ねぇ、エッチっちーなことしよ?」
アルマエルマ「え?私受けなの?」
こいし「大丈夫、優しくするよ?」
アルマエルマはこう思った。この子、意外とやり手だということを…。
フランside
そしてこちらはフランとエルペティエとの戦闘。現在はフランの方が、圧倒的に有利だった。
エルペティエ「く、これでは襲いかかる事が出来ない…。なんだ…あの力は。」
フラン「如何したの?私にはまだまだ遊び足りないわよ?」
エルペティエ「こうなったら…。」
エルペティエは、自分の欠片を使って影分身みたいなものになった。
フラン「へえ、4人でいいの?」
エルペティエ「それはどういう事だ?」
フラン「フフフ、見せてあげる。禁忌『フォーオブアカイント』!」
一方フランの方は、着ている服と目の色は違うものの、4人のフランが現れた。
赤フラン「さあ、行くわよ。」
青フラン「何処まで耐えられるか…。」
黄フラン「私たちが。」
緑フラン「試してあげるね。」
フランドールズ「貴方達にコンティニュー出来ないのさ!」
もはや形勢逆転出来ないほどの不利に陥っていたエルペティエだった。
早苗side
4人の中で今現在不利になっていたのは早苗だった。たまもは大地の力で攻撃と防御が高く、生半可な攻撃には効かなく、すぐ吹っ飛ばされる。
たまも「如何した?まだ迷いがあるのかえ?」
早苗「なぜそう言い切れるんですか?」
たまも「お主の目が、まだ恐怖に支配されてるからじゃ。ウチの目はごまかせんぞ?」
早苗「!?」
たまもの言葉で、すぐ早苗は動揺した。気付かれていたのだ。
たまも「少し休憩しようか、何かあったのかえ?」
早苗「実は…大切な人を失ってしまって…。」
たまも「それは、お主にとっての家族かえ?」
早苗「はい…。」
たまも「聞かせてくれんかの、その人等に、何が起きたのかを…。」
早苗は話した。どの様に殺されたのかを、殺した人のことを、苦しんだ事を、知ってる範囲で喋った。
たまも「そうか、それは苦しかったじゃろうな。」
早苗「私、今後どうすればいいのか…分かりません…。もう戻ってこないのは……分かっているのに…。」
たまも「巫女よ、その神奈子と諏訪子の事を思っておる事は分かった。じゃが、何時までも悲しんでおったら、その二人も悲しむぞ?」
早苗「でも、もし違う霊夢さんだって分かっていれば…私!」
たまも「もう良い、巫女よ。」
たまもは小さいながらも、泣いている早苗を優しく抱きしめた。
たまも「悲しいのは分かった、つらかったのは分かった。じゃったら、ウチの事を親代わりじゃと思えばええ。」
早苗「たまも…さん。」
たまも「よしよし。本当に苦しかったんじゃな…。」
早苗は、母親のような温もりを感じていた。大切な人を失ってしまって、苦しんでいた早苗にとっては、たまものような温もりを感じたかった。
たまも「じゃがな、巫女よ。」
早苗「?」
たまも「あの者を見るがよい。」
早苗が目にしたのは、ガルッチとグランベリアとの戦いだった。
たまも「あの者の目を見たが、あの子も苦しみを持っておる。じゃがお主の決定的な違いがおるんじゃ。」
早苗「決定的な…違い?」
たまも「あの者には、ルカという人物と同等、またはそれ以上の覚悟をしておるんじゃ。おそらく、過去に絶望に落ちゆく出来事か、またはその後悔があるんじゃろうと思う。普通なら耐えかねないものじゃが、自己犠牲・自虐によって強くなった。代償として、苦しみを永遠に解けないままとして…な。」
早苗「…。」
たまも「じゃが、あの者になれとはいかん。実際やったら自殺レベルになるじゃろうし、何より…。」
早苗「いいです、たまもさん。」
たまも「うん?」
早苗「確かにガルッチさんは、出会ってまだ数時間ですけど、あの人は…何処か似ているんです。知らないはずなのに、何故か懐かしい…。」
たまも「何処かって一体?」
早苗「私には分かりません。ですが、その誰かが、私を守ってくれました。好きなだけでなく、どんな困難も奮い立たせたのも、その誰かなんです…。」
その時、早苗の体が光り始めた。その光はだんだん強まっていくのを感じた。
早苗「この光は、もしかして…。」
たまも「おやおや、試練が終わる前に受け取ってしまったか…。」
早苗「いえ…この記憶、この力…、懐かしく感じます…。」
たまも「ちょっと待って、ということはお主が…。」
早苗「はい、どうやら死ぬと同時に、記憶と力を失ってしまった、東風谷早苗こと、愛と奇跡の女神 ラブ・ミラクル・レアです。」
流石のたまもも、驚きを隠せなかった。目の前にいたのが、愛と奇跡の女神だとは知らなかった。
早苗「たまもさん、ありがとうございます。貴方のおかげで、力を取り戻せました。」
たまも「そ…そうか、ウチも嬉しい限りだよ。」
早苗「でも…ちょっとずるかもしれませんね。3人には申し訳ないのですが…。」
たまも「まあまあ、後でじっくり話をした方がええじゃろうな。」
早苗「そうですね、そういえばこいしちゃんとアルマエルマさん…あれって…。」
たまも「珍しいのう、アルマエルマが受けになるのは…。」
早苗「フランちゃんとエルペティエさんは…もう終わっていますね。」
たまも「相性が悪すぎたんじゃろうな…、恐ろしいのう、あの破壊力。」
早苗「って事は。」
たまも「ガルッチという若者とグランベリアとの一騎打ちじゃな。」
再びガルッチside
グランベリア「はあ、はあ、なかなかやるなガルッチよ。」
ガルッチ「そっちこそ、良く耐える…。妖刀・憑依冥界丸の能力を持ってしても耐えるとはな…。」
2人の体力は、もはやグロッキー状態だった。次の一撃を繰り出さなければ、互いに倒れるだろうと思った。
グランベリア「ガルッチよ、お前の奥義を…見せてみろ…、それで決着をつける。」
ガルッチ「いいだろう、互いに死力を尽くして、奥義を見せてやる!」
ガルッチは魔神の腕を解放し、憑依冥界丸と投影した常闇月の刀に魔力を注いだ。対してグランベリアは既に準備完了だった。大剣に炎の刃を構えたまま、待ち構えていた。
ガルッチ「魔力装填、我は絶望に落ちし者。我が刃となりて全てを斬り伏せる!」
ガルッチも遅れながら準備は終わった。この一撃が、勝者が決まる。
ガルッチ「行くぞ!グランベリア!」
グランベリア「来い!ガルッチ!」
ガルッチ「闇&斬&月符『無明絶望月光乱舞』!」
グランベリア「『乱刃・気炎万丈』!」
闇の斬撃と炎の斬撃のつば競り合いが始まった。心技力も互角で、引き分けになるかに見えた。しかし、グランベリアが息切れした時点で、勝負は決した。闇の斬撃が炎の斬撃に打ち勝ち、グランベリアに大きなダメージを受けた。見事と言い放った後、グランベリアは倒れた。
ガルッチ「敵ながら…天晴れだったぞ…グランベリアよ、僕は君に対して…敬意を評しよう。」
ガルッチがとったのは敬礼だった。よろけながらも、敬礼をした。勝者だろうが敗者だろうが、互いの強さを示した事だけが、真の強者だった。敗者は悪、勝者は正義という奴は、負けた者に対しての侮蔑的なものだった。
-封印の祠- -昼ノ刻-
気が付いたら、結界は解けていた。
グランベリア「良くやった、お前達は…。」
グランベリアはアルマエルマを見ていた。どうやらまだ、こいしに犯されてるようだ。
ガルッチ「なあ、グランベリアよ…。」
グランベリア「なんだ?」
ガルッチ「一緒に言おうか。」
グランベリア「そうだな…。」
ポルナレフ状態発動。
グランベリア「ありのまま、今起こった事を話すぞ。私が祝いの言葉を交わそうとして我が仲間達を見たら、アルマエルマはまだその小娘に犯されていた。」
ガルッチ「何を言ってるか分からんと思うが、僕も何が起こったのか、さっぱりわかんねえ。頭がどうにかなりそうだ!催眠術だの幻惑だのそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ!もっとあり得ねえ片鱗を味わったぜ…。というかなんでこいしはふたなりに!?」
ポルナレフ状態解除。
こいし「えへへ、お姉ちゃんの中、こんなに気持ちいいのねぇ。」
アルマエルマ「ぁぁ……こいしちゃん、激っしい、でも、もっと、ちょうだい!こいしちゃんのせーしを、とろとろのま◯こにぶちまけてー!!」
ガルッチ「…。」
グランベリア「…。」
たまも「…。」
エルペティエ「…。」
早苗「…。」
5人はこの行為を見て唖然した。というかガルッチはひどく赤面しながら見ていた。フランの方はうずうずしていた。
ガルッチ「…早苗さん。」
早苗「はい。」
ガルッチ「この状況で言うのも何だが、手に入れたの?」
早苗「はい、ついでに記憶もばっちし。」
ガルッチ「…後で話を聞くね。」
早苗「…はい。」
どうしてこうなった。
霊夢「ちょっと、どうかし…。」
ガルッチ「あ…。」
丁度霊夢が入ってきた事により、更に大変なことになった。
霊夢「あんたねえ、子供になんてことを…。」
ガルッチ「おい待て、少なくとも僕じゃあ。」
霊夢「問答無用!」
ガルッチ「って冷静になれボケェ!!」
ガルッチは霊夢の腹部を殴り、入り口まで吹っ飛ばしていった。いや、まあ冷静じゃなかった僕も悪いとは思うが、決してこいしに吹き込んではいない。そこだけは断言できると心の中で言った。
ガルッチ「さてと、紅魔館にもど────」
『ビュク、ビュルルル!!』
運悪く、ガルッチはこいしの精液にかかってしまった。というよりは、みんなもかかっていた。
ガルッチ「…とりあえず、グランベリア達も…来るか?」
たまも「それも…そうじゃのう。ここって風呂とかシャワーもなかったから困っておったのじゃ。」
ガルッチ「!?」
早苗「…。」
どうなってんの…これ。
-紅魔館 浴室- -夜ノ刻-
紅魔館に戻ってきた4人だが、どうやら戻ってきたときにはもう夜になっていた。一応4人は、グランベリア達が居候できるかどうかレミリアに相談したところ、どうにかなると言った。
ガルッチ「ふう、結果早苗は力を手に入れたというよりは、自分を取り戻せたっていうことかな。」
早苗「そういう事です。息子達の力を受け継いでくれて、本当に感謝しています。」
ガルッチ「そうか、でもちょっと気掛かりなこと…言っていいか?」
フラン「気掛かりなこと?」
こいし「別に、変なところないけど…。」
ガルッチ「なんで…四天王も早苗も入ってるの!?つうか僕がいるのに!?」
たまも「まあまあ、細かい事を気にするでない。」
エルペティエ「お風呂ってこんなに気持ちの良いものなんですね。」
ガルッチ「なんなの僕…、女難スキルでも付いてんの?」
念のため、ステータスウォッチャーΩで調べたが、そういうスキルは無かった。んじゃあなんなの一体…。
ギル「邪魔するぞ。」
っとタイミングが合っているかどうかは謎だが、ギルガメッシュが入ってきた。
ギル「おや、我が雑種よ。まさかここまで女子を風呂場に入るとは、なかなかのものだな。」
ガルッチ「少なくとも僕の意識的にやったんじゃあねえぞ。」
ギル「しかし人外とはいえ、良いものだ。ほとんど初々しい女子ばかりではないか?」
たまも「あの…この人は?」
ガルッチ「英雄王ギルガメッシュ。口調とかはあれだが、頼れる仲間であり、僕の友だ。」
グランベリア「英雄王…か。」
ギル「ほう、そこの竜の娘よ。何やら強い覇気を…ん?」
感じると言おうとしたが、何やら真っ赤になって凝視する早苗に目を付けた。
ギル「小娘よ。何を凝視しているんだ?」
早苗「あ…あの…は……はず…………恥ずかしく…なななな、無いんですか!?」
ギル「何を言う、我の裸には、恥ずかしいという文字はないのだ。何せダイヤにも優る輝きだからな。」
ガルッチ「そこまで言えるギルガメッシュ…ある意味凄いな…。」
アルマエルマ「凄い…この人のおち◯ぽ、光ってる…。」
ガルッチ「エルマさん!?なんか眼の中からハート出てませんか!?しかもむっちゃ興味津々だし!?」
アルマエルマ「あの、ギルガメッシュさん、ここを弄ってもいいですか?」
ギル「ほう、弄るというのか。よい、許す。存分に弄ぶがよい。」
駄目だー!!完全カオスだこれー!!
ガルッチ「この状況を打開してくれるかと思ったら、余計に酷くなった…。何なんだ一体…。」
フラン「まあまあ、こんな時もあるわよ。」
こいし「それに、私とフランちゃんはいつでも、貴方の味方だからね。」
ガルッチ「あんがと。なんだか照れるな…。」
少し気が楽になったその時だった。
エミヤ「おーい、まだ掛かるの………か?」
エミヤ…あんたなあ…。
ギル「おうフェイカー、お前も女子を堪能しに来たのか?」
エミヤ「待て待て、ガルッチよ。これは一体どういう事だ?」
ガルッチ「そこで僕に降るな。せっかく落ち着いてきたのに…。」
エルペティエ「ん?そいつは?」
ガルッチ「エミヤシロウ。正義の味方として生きていたようなもんだな。」
エミヤ「正義の味方はやめてくれ。」
エルペティエ「ほう、ところでエミヤよ。」
エミヤ「な…なんだ?」
気が付いた時には、タオルを剥がされ、エミヤの物が露わになった。
エミヤ「な、一体何を────ってヌォ!?」
今度はエルペティエに乗っかられて、身動きが、取れなくなっていった。
エルペティエ「君の精はどれくらいの物か、味見させてくれんか?」
エミヤ「待て、少し落ち着け。まだ何も…うっ!?」
ガルッチ「…あがろっか。」
グランベリア「…そうだな。」
フラン「あー、待ってよお兄ちゃん。」
こいし「置いてかないでー。」
4名、混沌とした風呂場から脱出。
ギル「ぐ…小娘よ、なかなかの手捌きだな…。流石の我も、でるやもしれん…。」
アルマエルマ「ウフフ、出しても良いですよ、英雄王様?♡」
ギル「よかろう、淫魔よ。我が精を、とくと味わうがよい!」
エミヤ「ぐ…何という心地良さ……このままでは…。」
エルペティエ「あら、もうイきそう何ですか?なら出しなさい。」
エミヤ「うぐ…だったら、受け取るがいい!!」
風呂からあがったガルッチ達が聞いた声は、ギルガメッシュの笑い声と、エミヤシロウのイク声が聞こえた。
ガルッチ「…やれやれだぜ。」
-⇦to be continue -
第3-5章に続く