Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
-魔法の森- -夜ノ刻-
それは、物凄く静かな夜ノ刻だった。皆が寝静まる時、謎の空間から2人の男女が現れた。
???「いてて…、おい遠坂…、今度はどこに着いたんだ?」
???「ちょっと待って、調べて…。」
紫「ここは幻想郷よ、平行世界から来た人達?」
???「しまった、ガント!」
謎の少女から、黒い塊が放出し、紫に当ててきた。しかし、いつの間にか姿を消した。
???「気をつけて衛宮君、彼奴、手強いわよ。」
???「分かってる、遠坂も気を付けろよ。」
紫「ちょっと、何でそこまで疑うのよ…。ゆかりん傷付いちゃう。──ゴヘェ。」
ガルッチ「いい加減それ言うの辞めないと、内臓えぐり取るぞ。」
フラン「お兄ちゃん…さすがにやりすぎ。」
ガルッチ「すまんすまん。」
そして、もう一つの隙間から、一人の少年と一人の女の子が現れた。
ガルッチ「さてと、何やら魔力がだだ漏れしてる気配を感じたから、来てみたが…、紫?この人ら何者?」
紫「外の世界から来た人達よ。」
ガルッチ「僕と同じような者か。って危な!?」
???「くっ、不意打ちには失敗したか。」
ガルッチ「おいおい、何だあんたら、出会って早々攻撃するか普通。」
???「挨拶なんていらないわ。あんた達、単刀直入で聞くわ。魔術協会から来た刺客?」
一瞬3人は首を傾げた。何言ってんだこいつ。
ガルッチ「まず、魔術協会って何だ?逆に刺客ですか?ハイそうですって言うか普通。」
???「言うわよ普通、というか魔術協会も知らないって…。」
???「分からんぞ、嘘付いてる可能性がある。」
ガルッチ「はぁ…こっちはその魔術協会を、今聞いたし、何より初対面だぞ?」
フラン「確かに、そう言うの聞いたことないわ。」
ガルッチ「それでも疑うのなら…実力行使で信じてもらうしかないな。」
そう言うと、辺りの風がなびき始めた。
ガルッチ「紫、下がっとけ。」
紫「はいはい。」
ガルッチ「んで、名は何て言う?出来ればこちらが名乗る事だが、こっちは知らないんでね。」
???「あらそう、見た目に反して、礼儀正しいのね。お嬢さん。」
ガルッチ「おい…僕は男だ。決して女の子ではない。」
???「私は、遠坂凛。こっちが衛宮士郎。」
ガルッチ「なるほど、君が彼奴の…。いや今はいいか。僕はラーク・バスター・ガルッチ。こっちは…。」
フラン「フランドール・スカーレットよ。」
士郎「なるほど…、覚えたぞ。それじゃ…行くぞ!」
先制攻撃したのは士郎と呼ばれる少年だった。
ガルッチ「来るか、《トレース・オン》!レーヴァテイン!」
フランが使ってる大剣を投影し、士郎の剣撃を防いだ。
士郎「な…如何してお前が!?」
ガルッチ「一言言えば…我流の投影術だ。いわば…。」
そのままガルッチは、士郎の剣を弾き飛ばした。
ガルッチ「もう一人のフェイカーだ!」
士郎「!?」
ガルッチ「禁忌『レーヴァテイン』!」
フランが使ってたスペルカードを発動し、炎の剣に変わった。
士郎「く、同調、開始《トレース・オン》!」
士郎の手から、刀らしき物が現れたと同時に、ガルッチの剣撃を避けた。
ガルッチ「賢明な判断だな。普通なら、受け止めようなんて思わない方が自然だしな。」
士郎「なら、あんたは受け止める自信はあるのか?」
ガルッチ「まあな、実際受け止めたし。」
士郎「なるほど、相当の手慣れってことだ…な!!」
士郎が斬りかかると同時に、ガルッチは居合い斬りを繰り出した。だが瞬時に防いだ。
ガルッチ「ほう、今ので防いだか。運が良いな士郎。」
士郎「今のは、燕返しか?」
ガルッチ「いや、無明居合い斬りだ。」
士郎「何それ…っていうか、結構厄介な相手をしたな…。」
そして凛とフランは…。
凛「Anfang. Los! Zweihänder!」
フラン「水符『アクアバリア』!」
凛の剣が放たれたが、フランの水で出来たバリアで防いだ。
凛「なら、これはどうかしら?」
凛が投げたのは…宝石だった。
フラン「魔力が入った宝石ね。関係ないわ、きゅっとしてドカーン。」
魔法発動する前に、フランは宝石ごと消し飛ばした。
凛「ちょっと!?あれ使うの抵抗あったのよ!?何あっさりと壊すの?」
フラン「私の能力は、あらゆる物を破壊する程度の能力よ。」
凛「結構厄介な相手ね…宝石使っても意味ないなら…ハァ!!」
凛はそのまま近づいて攻撃してきた。
フラン「残念。」
凛「!?」
気が付いたときには、フランは後ろにいた。
フラン「華符『破山砲』!」
モロ食らった凛はそのまま吹っ飛ばされるかと思ったら、どうにか防いだ。
フラン「美鈴から教えてくれた体術ってもの、役にたったわね。」
凛「これは…痛いわね…。小さい女の子だとなめていたわ…。」
フラン「かかったわね、罠符『バインド』!」
凛「体が…!?」
罠に掛かってしまった凛は、身動きが取れなくなった。
士郎「遠坂!」
ガルッチ「そこだ!」
士郎「しまっ!?」
士郎の刀は、ガルッチの剣撃で弾き飛ばされ、首元に突く寸前で止めた。
ガルッチ「チェックメイトだ、士郎。」
士郎「参った…降参だ。」
ガルッチ「いや、君の剣撃は良い筋だ。さすが、過去のエミヤシロウだ。」
士郎「彼奴のこと、知ってるのか…。」
ガルッチ「まあな、とりあえず、同行願おうか。さすがの僕でも、事情は聞きたいしな。」
士郎「分かった。遠坂の拘束を解いてくれたらな。」
ガルッチ「だってよ、フラン。」
フラン「えーっと…、どうやるの?」
ガルッチ「え?」
やべ、解除方法言ってなかった!ってかパチュリー、教えてあげたらよかったのに…。
-紅魔館 客室- -夜ノ刻-
レミリア「手荒な歓迎させて悪かったわ。こうでもしないと、話を聞いてくれなかったから。」
そこには、優雅に紅茶を飲んでいるレミリアがいた。
レミリア「貴方達の事は、フランとガルッチから聞いたわ。なかなかの実力ね。でも、あれでも9割本気を出していないわ。」
士郎「あれで手加減!?」
凛「嘘よ、あんなのあり得ないわ!」
ガルッチ「いや、事実だ。実際やったら、殺しかねない。もしくは、灰になるかも。こんな風に。」
一度壁に近付け、手に力を込めると、瞬時に吹っ飛んだ。
ガルッチ「今ので4割本気だ。」
フラン「ちょっと…やりすぎ。」
ガルッチ「相変わらず、手加減出来ないしな。」
凛「…。(゜Д゜)」
士郎「何でさ…。」
まあ普通驚くよな…。というか凛が固まってる…。
レミリア「それじゃあ、話してくれる?」
士郎「分かった。」
-青年説明中-
ガルッチ「なるほどな…正直、こんなルート聞いたことない…。」
レミリア「私も…こんな運命聞いたことない。」
パチュリー「おそらくだけど…。」
レミガル「パチェ!?」
やべ、一緒に言ってしまった。
パチュリー「レミリアとさとりとルッチが神々の力を、フランとこいしとガルッチが魔神達の力を手にした瞬間、新たな運命が動いたのよ。」
ガルッチ「それって…。」
パチュリー「全てを狂わし、一つになるルートよ。別名…
『Star Dust space』ルートよ。」
ガルッチ「…それって、やばい方?」
ヴォルデモート「当たり前だろ。」
ガルッチの後ろから、ヴォルデモートが現れた。
ガルッチ「おい、姿現しをするなとは言わんが、僕の後ろにやるな。」
士郎「あの…そちらのお坊さんみたいな人は?」
ガルッチ「おい士郎!」
ヴォルデモート「お坊さん…だと…。_| ̄|○」
─ヴォルデモートは、9999999999999の精神ダメージを負った。─
ガルッチ「いや、だから…。」
士ガル「何でさ…。」
フラン「そこまでインフレダメージ負っちゃうのかな?」
レミリア「普通に考えたら…壊れてるよね…?」
内心ガルッチは、ドンマイと思った。
ガルッチ「今ショック受けてるのはヴォルデモート。本名は、トム・マールヴォロ・リドルって言う、かつて魔法界で恐れられた闇の魔法使い。今は○○を気にする奴だが…。」
ヴォルデモート「伏せ、感謝する。」
そして唐突に切り替わるヴォルデモートだった。
ガルッチ「んで、そのルートってどれくらい危険なんだ?」
ヴォルデモート「まず、一つだけ言えるのは、全ての世界が、つまり、ガルッチがいた世界、ハリー達がいた世界、士郎がいた世界などの全てが繋がってしまうということだ。いや、正式には、もう繋がった状態だ。」
レミリア「それって、物語が歪んでいるって事?」
パチュリー「そう言うことよ。だからって対策していない訳でもないわ。」
ガルッチ「まさか…僕が覚えた…アレ?」
パチュリー「ええ、アレよ。」
アレって一体とレミリアと士郎は首を傾げると、ガルッチはロストメモリーをぬいた。
ガルッチ「時渡り『タイムドミネートディメンション』!」
空を斬ると、そこには灰色の渦が現れた。
パチュリー「これを使えば、あらゆる世界に行き来出来るの。ただ、運命は避けられないから、何が起こるかは分からないわ。」
説明が終わると、灰色の渦が閉じていった。
士郎「って事は…。」
ガルッチ「結果的には、僕らのせいで皆を巻き込んでしまったって事だな…。だから代償がデカすぎだっつうの、フランとこいしと出会いたいだけで、しかもイリヤと出会うだけでこの代償はおかしいっての…。」
それを聞いた士郎と気が付いた凛は驚いた。
凛&士郎「イリヤもいるの!?」
ガルッチ「うん。博麗の巫女としてな。あと僕とフランとこいしの恋人。」
凛&士郎「!?」
まあ普通驚くよな、何でこうなったのか僕も聞きたいよ。って言っても自主的に告白したのは僕だし…。
凛「貴方…ロリコン?」
ガルッチ「ロリコンですいません。」
士郎「認めるのかよ!」
ガルッチ「というか士郎、君も少し女心を知った方がいいかも。」
士郎「何でさ…。」
英霊のエミヤシロウが迷惑してますから…。
レミリア「とにかく、貴方達の事情は知ったわ。今しばらくは住まわせてあげる。」
士郎「良いのですか?」
レミリア「ええ、ただ私の家じゃなくて、岸波さんの家だけどね。」
ガルッチ「そこにはギルガメッシュと英霊のエミヤがいるが…。」
凛「アーチャーもいるの!?」
士郎「というかギルガメッシュも!?」
ガルッチ「最初は僕の精神にいたけどな…。とにかく行ってこい。」
─無理矢理カット─
レミリア「ガルッチ…。」
ガルッチ「悪かった、正直こうせんと分からんと思ったから…。」
レミリア「分かってるけど…さすがに壁を壊すのは…フラン並よ?」
ガルッチ「アハハ、善処します…。」
レミリア「そうそう、こいしから伝言が来たわ。」
ガルッチ「何て?」
レミリア「フランちゃんとイリヤちゃんを連れて、地霊殿に泊まりに来てって。」
地霊殿か…確かにこいしの家は興味があった。明日から行こうかな?
ガルッチ「分かった、フランもいい?」
フラン「うん。」
ガルッチ「…何で、眼がハートなのかは気になるが…気にしないでおこう…。」
なんかツッコミ疲れる気がするし…。
レミリア「そういえば、前のことだけど。」
ガルッチ「?」
レミリア「ゆうべはお楽しみだったようね。」
ガルッチ「………………うん。///」
フラン「そう言うお姉様も、随分楽しんでいたじゃない?」
レミリア「あら…これは予想外ね…。」
ヴォルデモート「あ、そうそう。それで興奮した奴をお仕置きしておいたぞ。」
レミフラガル「?」
ヴォルデモート「気にするな。そんじゃ、ばい。」
そして、ヴォルデモートは姿くらましでどこかいった。
ガルッチ「そんじゃ、僕は咲夜さんの手伝いしようかな?」
レミリア「あら、別に良いわよ?」
ガルッチ「今まで何もしないってのも癪だからさ。何がいいかな?出来る奴で。」
レミリア「そうね…それじゃあ…。」
-紅魔館 調理場- -夜ノ刻-
咲夜「あら、珍しいですねガルッチさん。」
ガルッチ「ちょっと手伝いに来た。あとレミリアからのご要望が来た。」
咲夜「ご要望?」
ガルッチ「ピラルクの塩焼きだってさ。」
咲夜「ピラルク!?ここにはないですよ!?」
ガルッチ「大丈夫、ピラルクぐらい持ってるから。」
そうすると、どこからともなくピラルクが現れた。
ガルッチ「安心しろ、本物だ。」
咲夜「それはわかりますが…どう料理を?」
ガルッチ「任せろ、こう言うのは得意分野だ。」
ガルッチ「時符『タイムアルター・チェンジ・ザ・ワールド』!」
瞬間、ガルッチ以外の人たちは止まった。
ガルッチ「さてと…。まずは…。」
アヌビス『旦那、ますますDIO様になってきてないか?』
ガルッチ「そうか?とりあえず、黙っていて。料理ぐらい、集中するから。」
アヌビス『了解、旦那。』
─それから…。─
ガルッチ「よし、完成。」
アヌビス『旦那、ある意味凄い出来だな。』
ガルッチ「んじゃ、『そして時は動き出す』。」
時止め解除。
咲夜「え!?もうできたんですか!?」
ガルッチ「ああ、そんじゃ出してくる。」
何故動けなかったんだろうと疑問に思った咲夜だった。
-紅魔館 客室- -夜ノ刻-
ガルッチ「出来たよ、レミリア。」
レミリア「ほう、それがピラルクの塩焼きね。」
ガルッチ「口に合うかどうか分からんが、どうぞ。」
正直難しかった。ただでさえピラルクを調理するの初めてだったし、何が駄目だったか改善点を探さないと…。
レミリア「ムグムグ……。」
ガルッチ「ど…如何かな?」
レミリア「なかなかの美味ね。でも、100点と言うわけではないわ。精々85点ね。」
ガルッチ「(初めてに関しては、意外と良いな。)何処が駄目だった?」
レミリア「少し焼きすぎと味が薄いとこね。」
あー…時間短縮の為にやったのが仇になったか…、『善は急げ』、ならば『急がば回れ』、もう少し時間をかけてやるべきだった…。
ガルッチ「今度は気を付けるよ。」
レミリア「それでも、良い点よ。次もお願いね。」
ガルッチ「分かった。」
ガルッチは何故か、哀しい目をしていた。笑顔のはずなのに、どことなく、寂しそうな目…。それはフランも気付いていた。
ガルッチ「ん?哀しい目してたか?二人とも。」
レミリア「ふぇ?い…いいえ?私は別に…ね、フラン。」
フラン「え?あー…うん。」
ガルッチ「結構動揺してるけど…まあ良いか。」
-紅魔館 屋上- -夜ノ刻-
ガルッチ「そんなに哀しい目…していたのかな?いや…あの夢のせいかな?」
ガルッチが見た夢は、他人の夢だった。まだ2歳だというにも関わらず、セックスを無理矢理覚えさせたり、遂には奴隷として売られた。その光景を、彼は見てしまった…。そしてその子は、買われた野郎に犯されていき、そして不幸なことに、加虐嗜好持ってる男に、セックスしてる間に切り落として捨てた。夢の中とは言え、何も出来なかった自分を憎んだ。殺したかった。今生きてるなら、そいつを殺したい。それ以外考えられなかった…。
フラン「いたいた、如何したの?何だか哀しい目をしてたけど。」
ガルッチ「やっぱ、見ていたのか。」
フラン「うん。」
ガルッチ「ちょっと座ろう。」
ガルッチとフランは、時計塔の屋根に座った。
ガルッチ「僕、フランとこいしとイリヤと添い寝していたとき、夢を見ていたんだ。」
フラン「また、あの夢?」
ガルッチ「いや、どうやら違う人の夢なんだ。」
フラン「違う人の?内容教えて。」
ガルッチ「分かった、断片的だけど…。」
─剣士説明中─
フラン「それ、私も似たような物を見たわ。」
ガルッチ「何!?」
フランが見た夢はこうだ。その片腕を失われた女の子は、価値のない物と見なされていた。誰にも買われず、それでも必死に価値があると証明すべくフェラとかいろいろ頑張った。それでも、見向きもしなかった。だがしかし、転機が訪れた。価値のない女の子を買ってくれた人がいた。その人が…。
ガルッチ「え、さとりさん?」
フラン「うん、こいしってさとりお姉様の妹でしょ?何で妹がいるのに奴隷を買ったのかしら…。」
ガルッチ「うーん…。何でだr…そういえば僕、あの本読んでいたんだった。」
フラン「何の本?」
ガルッチ「ちょっと待ってね。」
そう言うと、ステータスウォッチャーΩの通信のパワーアップ版『時空通信』を押した。
ガルッチ「リーダー、聞こえるか?」
その頃……。
-心の塔 天皇の間- -宵ノ刻-
ルッチ「えーっと、ロヴァス大臣。」
ロヴァス「何じゃ?」
ルッチ「ちょっとここに、誤字があります。」
ロヴァス「おー、本当じゃ。儂も歳じゃなぁ。」
『東方アレンジ曲 Lost child』
ルッチ「あ、ガルッチからだ。」
ロヴァス「ガルッチか、本体の方は幻想郷に残ったんじゃな?」
ルッチ「ええ。」
『ピッ』
ガルッチ『リーダー、聞こえるか。』
ルッチ「ああ、聞こえるよ。」
ロヴァス「久しぶりじゃな、ガルッチ。」
ガルッチ『ロヴァス校長!お久しぶりです。』
ロヴァス「校長はいい、それに、もうそろそろ名称で言わんでいい。」
ガルッチ『校長だけは譲れませんが、確かに名称で言うのは、戦争の時にしましょう。』
ルッチ「それで、何の用?」
-紅魔館 屋上- -夜ノ刻-
ガルッチ「僕の部屋から、ある本をこっちに送って欲しいんだ。」
ルッチ『ある本?』
ガルッチ「タイトルは、『サブタレニアン・ゴミ屑・ローズ』っつう小説本。本棚にあると思うから、こっちに送って。」
ルッチ『分かった。』
ガルッチ「それと、校長。」
ロヴァス『何じゃ?』
ガルッチ「…爺さん達が倒せなかった奴は、僕らが代わりにやり遂げます。」
ロヴァス『すまんのう。お主には、辛い思いをさせる事になるとは…。』
ガルッチ「いえ、いずれにしても、避けられない運命だったので。茨の道と言うより煉獄の道ですけどね。」
ロヴァス『そうか。それと、その世界に新たな星の勇者がいる。探してみるがよい。』
ガルッチ「分かりました。」
切ろうとした瞬間、ルッチが戻ってきた。
ルッチ『あったよ。これでいい?』
ガルッチ「GJ、兄さん。それじゃあ送ってくれ。」
ルッチ『了解。』
ガルッチ「それじゃ、また頼むときは通信するんで。OVER。」
通信が終わると同時に、小さな青い渦が現れた。そこから手を伸ばすと、『サブタレニアン・ゴミ屑・ローズ』の本が出てきた。
ガルッチ「これがその本。」
フラン「あ、こいしちゃんが写ってる。」
ガルッチ「何せ、こいしが主役みたいな者なんだが…、悲劇の主役なんだよね。読んでみるか?」
フラン「うん。」
そして、フランに本を渡した。
ガルッチとフランは、疑問に思った。何故か、この本はあの夢と関係ないとは思えなかったのだ。明日は地霊殿に泊まる、そこでさとりに聞こうと思った。あの夢と…その真実を。
-岸波の家- -夜ノ刻-
一方こちらは士郎と凛…。
エミヤ「まさか、お前達と再会するとはな…。」
士郎「何だよ、悪いか?」
エミヤ「お前、まだ性懲りもなく正義の味方をしているのか?未熟者め。」
凛「実は、もう未熟者とは言えないのよ。」
エミヤ「どういう事だ?」
凛「私が修行させた結果、莫大な魔力を得る事になり、今じゃ完成された魔術師になったのよ。」
エミヤは疑った。まさか、こんな小僧が完成された魔術師になるとは思えない。だが、ギルガメッシュは疑う事はしなかった。
ギル「いや、どうやらこの小娘が言ってることは本当の事だ。前戦ったときより、格段と魔力と覇気が感じられる。」
白野「へぇ、珍しい事もあるのね。ギルが褒めるなんて。」
ギル「たわけ、我とて褒める。しかし、まさか服装も変わっているとはな。」
士郎「ああ、今までの服装だと魔力に影響があるからな。俺の礼装は『リミテッド/ゼロオーバー』って奴で、干将・莫耶から俺だけの武器を作ったんだ。もちろん、お前の宝具も健在してるが。」
エミヤ「随分と違う感じになったのか。そっちの方は?」
凛「私は赤いドレス姿の礼装『フォーマルクラフト』よ。」
岸波「赤ですか…凛さん。」
ネロ「ふむ、よいではないか。美少女のドレス姿は大好きだ。」
玉藻「まあ、イケメン魂がもう一人手に入った事だし、私は歓迎しちゃいますよ?」
というか…。
士郎「岸波さん、白野さん。もしかして、4人とも貴方方のサーヴァントですか?」
岸波「うん、セイバーとアーチャーが僕で…。」
白野「キャス狐とギルガメッシュが私。」
凛「よく魔力が尽きないわね…。」
ギル「我ら4人は、受肉したのだからな。この小娘のお陰でな。」
士郎&凛「桜!?」
桜?「私は桜ではありません!BBと呼んでください!」
エミヤ「しかし、ガルッチは黒桜と呼んでいたが?」
BBと呼ばれる少女は、頬を膨れた。その隣には…。
桜「あ、姉さん、先輩。お久しぶりです。」
士郎「桜、何故ここに?」
桜「私にも聞きたいのですが、如何してここに?」
ギル「ふむ、AIの記憶と、人間の頃の記憶が融合していたか…。やはり、この運命、何かとてつもない何かが、我らを試すというのか…。」
ギルガメッシュは、意味深な事を言った後、自分の部屋に戻った。
凛「それで、そっちがBBって言う奴?」
BB「はい、月の女王と呼ばれた少女。BBちゃんです。」
全員白ける…。いや、桜でさえ、恥ずかしいと思っている。
BB「ちょ…ちょっと先輩達まで、何で白けるんですか!?」
玉藻「いや、なんて言うか…今は普通の少女何ですよ?貴方は。」
エミヤ「それに、今の桜は完全な魔術師になったからな。確か…。」
桜「『イマジナリ・アラウンド』です。アーチャーさん。『架空元素・虚数』も強化したお陰で、以前より戦いたいと思っていたのですが…。」
エミヤ「すまん、あの時はバタバタしていたからな…。」
ネロ「とはいえ、残ってくれたお陰で、結界は正常だからな。」
話が盛り上がると、パッションリップとメルトリリスが入ってきた。
リップ「士郎さん、凛さん。部屋を用意しました。」
リリス「有難いと思いなさい?貴方達の為に、人形も作っておいたから。」
士郎「すまない、お礼は必ずするよ。」
凛「それじゃ、案内して。」
リップ「分かった、こっち来て。」
そう言い、士郎と凛は部屋を後にした。
エミヤ「…変わったな。私も、凛も、彼奴も…。」
桜「そうですね…。」
BB「何で私、空気になったのかしら…。」
ネロ「白ける真似をしたんじゃないか?」
玉藻「何せ、AUOジョーク並みに寒かったわよ?」
BB「ショボーン。(´・ω・`)」
岸波「BB、後で…な?」
桜「あ、狡いです先輩。私も…。」
その後、滅茶苦茶s○xしまくった。
-to be continue⇨-
BB「ちょっと、なにこの終わり方!?」
桜「ジョジョから取ってきてるので、察してください。」
BB「メタイわよ!?」⇦むしろあんたらの話がメタイ。