Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
-地霊殿 さとりの部屋-
さとり「あの、大丈夫でしたか?正直途中で気を失うなんて、思いませんでしたし…。」
ガルッチ「いや、お陰でこいしの過去を知ることが出来た。そして、どうやって生き返ったか分かった。」
さとり「そうなんですか!?」
正直なところ、信じられないけどなぁ。
ガルッチ「あの時、途中で気を失っていただろ?」
さとり「ええ、そうね。」
ガルッチ「その後だが…、おそらく魂だけ過去に飛んでいってしまったと思うんだ。」
さとり「魂…が?」
ガルッチ「詳しくは分からんが、そこからだと思うんだ。」
ガルッチは、その内容を話した。
さとり「なるほどね、あの時こいしが独りで喋っていた理由は、貴方だったんですね。」
ガルッチ「まさか、これがこいしを救うきっかけになるとは思わなかった。」
さとり「運命って、意外と分からないものですね。」
それにはガルッチも同感だった。
さとり「ガルッチさん。」
ガルッチ「?」
さとり「これからも、こいしの事を…お願いしてもいいでしょうか。」
ガルッチ「当ったり前だろ、今更見捨てる訳には行かないさ。フランもイリヤもそうさ、あの子達を傷つける奴がいるなら、僕が許さない。」
さとり「ガルッチさん…。」
ガルッチ「それに…。」
さとり「それに?」
ガルッチ「改めて、ここで覚悟を決めさせてくれ。」
そう言うと、地面から謎の紋章が現れた。
さとり「その紋章…一体どこから?」
ガルッチ「『覚悟の紋章』、本当に覚悟が出来てる者には、こう言うのが現れる。勿論、人それぞれではあるが、僕のはジンオウガと双翼、そして4つの剣だな。」
どうやら、あの時は覚悟がまだ決まってなかったから出てこなかったんだろうと思った。まだ未熟者と思われていたんだろう。だが、構わない。士郎みたいに『正義の味方』ではなく、全てを殺し、全てを守る『殺戮者』の刃になると決めた。もう、後戻りは出来ない。いや、絶対しない。
ガルッチ「我、ラーク・バスター・ガルッチは、我が信じる道を貫き通す。それが『
その途端、紋章はガルッチの足に吸い込まれていった。
さとり「ど…どうなったのですか?」
ガルッチ「どうやら、成功したな。」
さとり「成功って?」
ガルッチ「実はちょっと特殊なスキルがあって、そのスキル名が…。」
こいし「お兄ちゃーん。」
ガルッチ「あ、ちょこいしストッ!?」
だが時既に遅し。ガルッチに触れたこいしは、ガルッチと共に、光の球になり、二つの球が一つになったと同時に、光の球からガルッチらしき人が現れた。
さとり「え?」
ガルッチ「あちゃー…、まさか成功するとは思わなかったな。ってか、こいし。聞こえる?」
こいし『お兄ちゃん!?ここ何処?』
ガルッチ「落ち着け、今こいしがいるのは精神世界。そこにジャックとガイアがいるだろ?」
こいし『え?ガイアさんは知ってるけど、ジャックって?』
ジャック(ここだ、こいし。)
-ガルッチの精神世界-
ジャック「ここだ、こいし。」
こいし「え?」
こいしがみたのは、竜人の姿をした男がいた。
ジャック「ま、ここでは初対面だな。俺がジャックだ。」
こいし「あ、初めまして。お兄ちゃん。」
ジャック「グフッ…。」
ガルッチ(おいジャック!人のこと言えねえじゃねえか!)
ジャック「す…すまん。妹の可愛さを、思い出してしまって…つい。」
こいし「ふーん。そういえばお兄ちゃん、さっきのは?」
-地霊殿 さとりの部屋-
ガルッチ「あー、あれか。丁度良いし説明するよ。まず…。」
さとり「って、こいしのサードアイが何故ガルッチさんに!?しかも、服も変わってる!?」
ガルッチ「落ち着けさとりさん。これが『覚悟の紋章』の特殊なスキル。『融合《フュージョン》』っていうやつだ。」
古明地姉妹「フュージョン?」
ガルッチ「うん。さっきの見ただろ?あれがフュージョン。それが発動すると、その人の能力を使えるようになる。しかも、見た目も変わるけどね。」
実際ガルッチは、こいしの帽子とサードアイが着いており、ズボンとスカートが合体したような感じだった。髪もこいしのようなセミロングになった。
こいし(私と交代することは?)
ガルッチ「出来るぞ。」
こいし「本当に?って、交代した!」
ガルッチ(んまあ、こんな感じだな。僕と融合してるから、幻影も扱えるよ。)
さとり「凄いスキルね。」
ガルッチ(解除するときはこうする。『リベレーション』!)
そしてまた光り始め、一瞬にしてこいしと分離した。
ガルッチ「っとまあ、こんな感じだな。便利ではあるが、欠点があるんだよな。」
さとり「欠点…ですか?」
ガルッチ「うん、欠点ってのは操作している自分の体力を消耗すること。人数が多ければ多いほど強力になるが、それと同時に消耗が激しくなるんだ。下手すりゃ死ぬけど…。」
古明地姉妹「死ぬ!?」
ガルッチ「まあ、『不老不死の呪い』があるお陰か、体力消耗だけで済むけどね。だが切り札としては変わりない。」
これで虹色の瞳にしたら、もっと酷くなりそう…。いや、あくまで切り札の最後の切り札。サンダウナーも言ってたな。長時間使用は控えろって、だからここぞの時にやろう。
さとり「大丈夫なのですか?」
ガルッチ「なに、こいしを守るなら、これぐらいしないとな。」
こいし「お兄ちゃんと……一つに……。」
ガルッチ「?なんか…凄く勘違いされた気が…。」
さとり「…んまあ、良いわ。私が言うのもアレだけど、多用しないでね?」
ガルッチ「分かってる。そんじゃあ…行こっか。」
こいし「うん。」
さとり「あの…。出来れば防音にしておいてね?」
あ、やっぱするの分かってたのか。
-地霊殿 こいしの部屋-
ガルッチ「すまん2人とも、って準備早くね?」
こいしの部屋に入ると、既にイリヤとフランは服を脱いでいて、秘部の方もヒクヒクしていた。
フラン「ご…ごめんね、我慢…出来なかったから…、イリヤちゃんと一緒に…慰めあったの…。」
イリヤ「ねぇ…まだなの?」
待ってる間自慰してたのかよ。というか、何でこんな淫乱な女の子になっちゃったんだろう…。もしかして、僕のせい?
こいし「もう、ダメよ2人とも。我慢できなかったって、そんなことしちゃあ。」
ガルッチ「いや、そう言う問題じゃ……あれ?」
急にふらつくガルッチ。どうやら運悪く貧血になってしまったようだ。
ガルッチ「くっ、ブラッドワインを持ってこなかったのは失策だった…。ちょっとやばいな…。」
フラン「お兄ちゃん?大丈夫?」
ガルッチ「いや…、これ激しい貧血だ…。今すぐ飲まないと…、意識が…。」
こいし「え!?」
イリヤ「えーっと…えーっと…。」
2人はパニックを起こしたが、フランは冷静だった。そしてこう言った。
フラン「お兄ちゃん、私の血を飲んで。」
イリこい「!?」
ガルッチ「い……良いのか?」
フラン「お兄ちゃんが貧血で苦しむ姿を見たくないの…、だからお願い!」
ガルッチ「…すまん。」
そう言うと、ガルッチはフランの首筋のところを噛んだ。
ガルッチ「(直接こうするのは…初めてだな…。)ふにゃん…ひたく…なひか?」
フラン「大丈夫、ちょっと痛かったけど…。」
イリこい「う……羨ましい。」
あの…お二人さん?何故見てるんです?っていうかなんかキラキラと僕を見てるけど…。って危ない危ない…、危うくこぼすところだった。
ガルッチ「それにしても…、フランの血…ふまい…。」
フラン「え?そ…そう?」
おそらく、ブラッドワインよりも美味しいかもしれないと思った。何時までも味わいたいが、フランの為に、仕上げとしてペロッとなめて終わった。
ガルッチ「うーん、少しはマシになったけど…、まだ足りないな…。」
こいし「!だったら、私の血を飲んで!」
イリヤ「こいしお姉ちゃん、抜け駆けずるい!私のを飲んでいいよ!」
ガルッチ「えーっと…。」
どういう事?これって新手のプレイ?いわゆる『吸血プレイ』ってやつか?いやいや、そもそもそんなの本に載ってなかったぞ。いや、ただ単に僕が作らせたのか?
こいし「お兄ちゃん。」
イリヤ「お兄ちゃん。」
ガルッチ「もう…どうにでもなれ…。」
もう完全諦めてしまったガルッチは、次にイリヤの首筋を噛んだ。
こいし「あ、私最後?」
ガルッチ「ごめんね、ちょっとベットのところに…。」
こいし「もう、しょうがないお兄ちゃんだなぁ。」
そういい、フランと一緒にベットのところで待った。
こいし「それで、如何だったのフランちゃん。」
フラン「お兄ちゃんの吸血…凄く…上手かったわ…。まるで、どうすれば私を悦ばせる事ができるのか、わかってるみたい…。」
こいし「そうなんだ。」
それにしても、吸血鬼が吸血されるって…普通に考えたら、あり得ないかもね。お兄ちゃんったら、早苗さんみたいに常識を壊し始めたかな?
ガルッチ「ん!?」
イリヤ「お…お兄ちゃん!?」
ガルッチ「ごめんイリヤ。こ…こいひ、心の声聞こえてるよ。」
こいし「てへぺろ。」
何故てへぺろ?(・_・;)
ガルッチ「んむっと、ふぅ。イリヤの血も、なかなか旨いな。」
イリヤ「えへへ、嬉しいな。」
とは言え、一応日常生活の程には回復したが、やっぱり戦闘時のこと考えて、最後はこいしの血を飲もうと思い、ガルッチはイリヤを連れて、ベットのところに向かった。
イリヤ「お兄ちゃんって…意外とテクニシャン?」
ガルッチ「なしてそうなる…。」
いや…言われても仕方が無いとガルッチは思った。何せ大図書館のところにあるHな本や、体位の本など、いろいろな本を見て参考していたからだ。代償として、初心のスキルが悪化してしまったのは、言うまでもない。
ガルッチ「さてと…、待たせたね、こいし。」
こいし「うー…遅いよお兄ちゃん。」
ガルッチ「ごめんごめん。それじゃ…血を吸わせてもらうね?」
こいし「うん、ってお兄ちゃん。右目の色が…。」
ガルッチ「ん?」
手鏡を持ち自分を見てみると、いつの間にか蒼から桃色に変わっていた。確か桃色系は、感度やダメージ量が多くなる代わりに、心眼と似た能力をもつ事が出来る色だった。
ガルッチ「…気にしない方がいいな。それじゃ改めて、血を吸わせてもらうね?」
既にこいしは服を脱いでいて、血を吸わせる準備は出来ていた。そしてガルッチは、こいしの首筋を噛もうとした。だが瞬時に思い留まった。
ガルッチ(ちょっと待って…、こいしは過去に苦しい思いをしてきた。それを平然と僕は、自分の都合で血を吸おうとしてる。正直、こんな事したくない…。でも…。)
こいし「お兄ちゃん…。」
ガルッチ「?」
こいし「気にしないで、確かにあの時は痛い思いをしてきたわ。でもね、お兄ちゃんだったら、痛い事でも、受け入れるわ。」
ガルッチ「こいし…。」
こいし「さぁ、思いっきり噛み付いて。」
どうやら、杞憂だったようだ。それなら遠慮なく、噛むとしよう。
ガルッチ「あむっ。」
こいし「ん!」
ガルッチ「あ、大丈夫?」
こいし「うん、ちょっとビックリしちゃったけどね。」
そして、ガルッチは吸血を始めた。
こいし「ぁぁ…何だろう…凄く気持ちいい…、血を吸われているのに…ちょっと…痛い筈なのに…気持ちいい…。」
ガルッチ「ん…こいひの血…何だか……不思議な味がする…。」
こいし「お兄ちゃん……お兄ちゃん!」
ガルッチ「ん?ひょっと待っ!」
どういう訳か、ガルッチはこいしに押し倒されてしまい、吸血の最中に離れてしまった。
ガルッチ「ちょ…こいし?一体?」
こいし「もう我慢出来ない!エッチッチな事をしながら吸血しても良いから!」
ガルッチ「ふぇ!?ってちょっとこいし!?」
さすがのフランもイリヤも驚きを隠せなかった。それと同時に羨ましがった。ヤリながら吸血なんて、普通なら思わないからだ。そして、気がついた時には、ガルッチの下半身が丸裸になった。
こいし「えへへ、お兄ちゃんのおち○ちん…もうこんなに大きくなってる。」
ガルッチ「あ…あまり…見ない……で。///」
何でこんなタイミングで?まだ吸血中だったのに…。
こいし「私達だけ気持ちよくされるなんてずるい。お兄ちゃんも一緒に、気持ちよくイかせてあげるから。」
ガルッチ「待て、どうしてそう言う発想が?!」
こいし「それじゃ、入れちゃお。」
ガルッチ「え?マジでいって……うっ!」
話を聞く前に、もう既にこいしの秘部の中に入れられた。
こいし「えへへ、入れちゃった。」
ガルッチ「人の話聞けよ…、いや…まずどうしてこうなった。こいしとフランはともかく、なぜイリヤもああなったんだ。」
ぶっちゃけガルッチは不思議に思った。なぜイリヤがここまで淫乱な女の子になってしまったのか…。
イリヤ「お姉ちゃん達が教えてくれたんだ。」
あんたらかー!!この淫乱少女にしたのはー!!
フラン「別に褒めなくても…。」
いや褒めてねえ!ってか聞こえてるのかよ!?
こいし「そんな事よりお兄ちゃん!」
ガルッチ「何だろ…、なんかこいしが言う台詞と言ったら…アレしかないんだが。」
こいし「もう動かしていい?コツコツってなるぐらい、動いていい?」
ガルッチ「やっぱりかー。全く。」
もうどうしよもなかったガルッチだったが、あることに気がついた。
ガルッチ「あの…こいし?」
こいし「ん?どうしたの?」
ガルッチ「こいしが低いせいか…首筋に届かないんだが…。」
ぶっちゃけ、DIOみたいに手から血を吸えるわけじゃないので、出来れば首筋のところを噛みつきたいんだが…。
こいし「そうだね、これだとお兄ちゃんに吸血出来ないし…。」
ガルッチ「っていうか、中に入れたまま考える子…初めて見たかも…。」
それには同感とイリヤとフランは思った。
こいし「あ、そういえばこんなの覚えたんだ。」
ガルッチ「?」
こいし「妖術『身長共用』。」
『ボンッ!』
謎の煙が現れて、すぐ消えた。
ガルッチ「ゲホッ、ゲホッ……ん?こ…こいし?」
こいし「えへへ、お兄ちゃんと同じ身長になれた。」
なんと、ガルッチの目の前にいたのは、身長がガルッチと同じぐらいになったこいしだった。
こいし「これで、首筋のところを噛めるでしょ?」
ガルッチ「…。」
めっちゃ胸が当たってる…、ってか僕と同じ身長って…やばい…マジでこれは…。
フラン「こいしちゃん…羨ましい…。」
イリヤ「こいしお姉ちゃん…、無茶苦茶可愛い…。」
こいし「お兄ちゃん?」
ガルッチ「もう…襲って…良いよね?」
もはやガルッチの理性は吹っ飛んだ。どうやら身長と同じぐらいになったこいしを見たせいか、右眼のハイライトはハートになっていた。
こいし「もう、がっつかなくても…ほら。」
ガルッチ「それじゃ…ガブリ!」
一心不乱にガルッチは噛みつき、動かし始めた。
こいし「ぁ…お兄…ちゃん!?ちょっと……激し…い…!」
ガルッチ「(ごめんこいし。もう自分を抑えきれない!)んん…ん~~!!」
こいし「ああ、何だか…すぐに…イっちゃいそう!」
それは同時に、ガルッチもイきそうな感じだった。どうやら変化したせいなのか、こいしの体は敏感になっていて、すぐにイきそうな体質になっていた。
こいし「もう……らめぇ…イっちゃうーー!!」
ガルッチ「ん!?」
ビクンビクンっと行くと同時に、首筋のところの血が噴水のように、ガルッチの口の中に噴射した。
ガルッチ「んぷ…!?(ま…待ってこいし。さすがにこれは!)」
出来る限り飲みきろうとしたガルッチだが、こいしが噴き出した血を飲みきれず、こぼしてしまった。
ガルッチ「ん…ゴクッ…プハァ…。さ…さすがにこれは危険だな…。」
吸血しながらセックスはやばい…、さすがに死にかけるよこれ…。
ガルッチ「だ…大丈夫かこいし?」
さっきの噴き出した血で、正気に戻った。
こいし「アハハ…大丈夫…。」
ガルッチ「こ…今度からは…吸血しながら……その……セックスは……やめておこうか…。///」
こいし「そう…だね。こう言うのって…危ないしね。」
なら何故ヤったって目をしたフランとイリヤだった。
フラン「ってこいしちゃん!抜け駆け駄目ー!」
イリヤ「私にも交ぜなさーい!」
ガルッチ「あ、そういえば防音魔法のこと…忘れてたな。」
そういい、手元から世界樹の杖を出現し壁に向かって唱えた。
ガルッチ「マフリアート。」
もう遅いとは言え、恐らく第二回戦もやるはずだし、こうした方がいいな。
フラン「今のって、耳塞ぎ?」
ガルッチ「うん、覚えておいて正解だったよ。」
イリヤ「それじゃ…。」
こいし「第二回戦…。」
フラン「始める?」
ガルッチ「勿論だ。」
こうして、第7回戦のところでようやく眠りについた。
-Extra編 end-