Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
ラヴォス「おそらく、アラン様の性欲が暴発してイリア様とセックスした結果…。こうなったと思います。」
まじか…。あいつら、どんだけ性欲を持て余してるんだよ。
ラヴォス「仕方ないですよ…。ただアラン様の性欲が暴発した原因が分かります。」
…前にカガリっつう奴の妄想でか?
ラヴォス「それでしょう…。今頃イリア様の中は、アラン様の精液で埋め尽くされているでしょう…。」
ボテ腹になってまでやるのか普通。需要はあるかもしれんけど、確実に妊娠するだろ。
ラヴォス「しかし、妊娠はしませんよ。」
どうなってるんだあの二人…。まあ…いいか。それでは皆さん、1-2章をどうぞ。
-スターダスト魔法魔術学校 大広間- ー昼ノ刻ー -9月26日-
ルッチとガルッチがこの学校に来て3週間たった。彼らの魔法の上達が(特にガルッチ)とてつもなく早く、上級魔法も軽々と扱えていた。レイスもアルファスもノームも、上級魔法も扱えたが、彼ら程ではなかった。魔法の歴史や魔法薬学は上々ではあったが、分からない時はレイスに頼りながら学んでいった。今やこの5人はマジックマスターと微少であるが呼ばれるようになった。そんなある昼のとき、ガルッチは、ルッチとアルファスと一緒に昼食を取っていたときだった。
ガルッチ「次は確か、光の魔法基礎だっけ?」
ルッチ「そうだね。」
アルファス「俺、あの教室に入るの苦手だなあ…。」
ガルッチ「そいやアルって光とか苦手なの?」
アルファス「育ちが闇の大陸だったからさ。光は苦手ってほどじゃないけど、ただなんか嫌何だよね。」
ガルッチ「へー。ほとんど知らない大陸ばかりだなあ。一度行ってみたいなあ。」
アルファス「んじゃあ、俺の家に招待するよ。きっと二人とも驚くぞ?」
ルッチ「それなら、お言葉に甘えt…いた!」
ルッチは何か頭に当たったかのか、頭を抑えた。
ガルッチ「だ…大丈夫兄さん?」
ルッチ「なんか…石みたいなものに当たった感覚がした。」
アルファス「おそらく、アクアフレイムの生徒だろうな。あいつらあれでも弱い者いじめとかすきだとか、監督生が言ってたな。それか、アイスボルトの生徒かな?あいつらの場合ちゃんとした純血がいるけど、他の奴らには穢れた血とかいいだs…。ガルッチ?」
アルファスが誰が犯人か考えていたが、その時のガルッチの様子がおかしかった。いや、むしろ爆発寸前の怒りをためていた。
ガルッチ「絶対…許せねえ。兄さんを傷つけるやつは…それ相応の代償を伴ってもらう…。」
ルッチ「が、ガル!落ち着いて!軽いから大丈夫だって。ねえ。」
シェムハザ「ガルッチ!」
っとそこで、光の魔法基礎の先生がきた瞬間、急速に怒りは治まった。
ガルッチ「あ、先生。どうかしましたか?」
シェムハザ「校長から伝言を預かってるの。」
ガルッチ「伝言…ですか?」
シェムハザ「夕日が沈む前に校長室に来てほしい。との事だとか。ガル、何をやらかしたんだ?」
逆にどうしてまた呼び出されたのか知りたいものだった。
シェムハザ「まあ、一応レイスと同じく授業の免除しておくから、行っといた方がいい。」
ルッチ「え?レイスさんも?」
アルファス「何かあったのかな。」
ガルッチ「わかりました。すぐ向かいますね。」
とにかく、行ってみないとわからないからな。そう思い、ガルッチは急いで向かった。先生も教室に戻った。
???「まあ、いずれにしても彼奴は退学処分を受けていったな。」
アイスボルト生A「だな、ああいう奴はこの学校に来ちゃならねえってのに、調子こいてバンバンやらかすからな。」
アイスボルト生B「全くだ。ついでだからあの兄も。」
???「いや、どうせならいじめた方がいいわ。兄弟揃ってこの学校から出て行かせるわ。」
アイスボルト生の人らは、次の合同授業で何かをしよう企んでいたが、アルファス達は気が付かなかった。
-スターダスト魔法魔術学校 校長室- ー昼ノ刻ー
ガルッチ「あの、先生。僕に用ってなんd…って本当にレイスも来てたのか。」
レイス「あ、ガルッチ。もしかして貴方も?」
ロヴァス「どうやら揃ったようじゃな。ガルッチ、ここにお掛けなさい。あとお茶も用意してある。緑茶ではあるが許してくれ。」
何の話をするんだろうと思いながら、レイスの隣の椅子に座った。
ロヴァス「さて、二人とも。魔法の方はどうじゃ?」
レイス「上達してます。特にガルッチさんの方が物凄く。」
ロヴァス「ほうほう、それは素晴らしい成長じゃ。ガルッチよ、学校の方は楽しいかの?」
ガルッチ「まあ楽しいのは事実ですけど…。」
レイス「けど?」
ガルッチ「呼び出される前、誰かが僕と兄さんを追い出そうとしてる奴がいて…。」
ロヴァス「…なるほどな。まあ、いずれにしても今後その話を聞こう。お主ら、儂の特別授業を、受けてみないかね?」
急な話だったのか、二人はきょとんとしていた。
レイス「えっと先生、今なんて?」
ロヴァス「特別授業じゃよ。授業内容はまた後で説明するがどうするかね?」
ガルッチ「僕は構いません。レイスはどうするの?」
レイス「私もやります。」
ロヴァス「よかろう。授業を始める時間は深夜0時からじゃ。場所は競技場のところじゃ。外だから少し冷え込むじゃろうから、火の衣系の魔法で来てくれ。」
ガルッチ「わかりました。でも、こっそり寮を抜け出したらばれるのでは?」
そこが問題だった。9時以降夜中に出歩くと罰則を食らうこととなっていた。
ロヴァス「大丈夫じゃよ、二人じゃったらすぐこちらに行けるからの。ガルッチなら幻影を使えば誰も気付かないし、レイスなら、風のような速さで見つかる前にこれるじゃろう。」
レイス「結構大胆なこと言いますね…。」
ガルッチ「確かに、でもこの方法しかないね。」
ロヴァス「よろしい。それじゃ、夜中の0時待ってるよ。」
ガルッチ「必ず来ます。それと緑茶ありがとう御座います。」
二人は校長室を後にした。
レイス「ねえ、あの話本当なの?」
ガルッチ「ん?何が?」
レイス「誰かがルッチと貴方を追い出そうとしている人がいるって。」
そういえば言ったな。 事情でも言っとくか。
ガルッチ「あー実はと言うとな…。」
誰かがルッチの頭を狙い石らしきものを投げて当てた奴の犯人の推測を話した。
レイス「なるほどね。でもガル、アクアフレイム生の方は除外して?」
ガルッチ「え?何でまた?」
レイス「確かにアクアフレイム生は弱者の言うことは聞かないのは事実だけど、別にいじめになることはまずないわ。あれでもいい人達が集うところでもあるからね。」
ガルッチ「アルの奴、説明不足にも程があるよ…。」
レイス「まあまあ、それにしても…貴方って兄さん想いなのね。」
ガルッチ「そりゃね。僕にとっちゃ唯一大切な人だからね。」
レイス「それであんなに怒るのね。兄弟姉妹想う気持ちがわかるわ。私には兄弟姉妹いないけどね。」
ガルッチ「なんか、ありがとね。」
レイス「へ?急にどうしたの?」
ガルッチ「いや、何でも無い。そんじゃ0時でまたー。」
レイス「あ、またね。」
ガルッチは大広間へと向かった。レイスが言うのが本当なら、アクアフレイム生のことは少し保留にしておこうと思った。
-スターダスト魔法魔術学校 大広間- -黄昏ノ刻-
大広間に戻り、授業内容のことをアルファスと兄さんから聞こうと思った。しかし、何故か兄さんだけいなかった。
ガルッチ「あれ?兄さんは?」
アルファス「ルッチか?医務室で大人しくしてるぜ?」
ガルッチ「い…医務室!?」
机をいきなり叩いたのか周りの生徒は何事と思った。
ガルッチ「何で兄さんが医務室に?」
アルファス「授業の時にな…。」
どうも兄さんは少し張り切り過ぎたせいなのか、自分で放った魔法が暴発したらしく、怪我をしてしまったと言っていた。
アルファス「軽症だったとはいえ、すぐよくなるって言ってたよ。」
ガルッチ「あーよかった。」
アルファス「んでガル、校長に呼ばれた理由は何だったんだ?」
ガルッチ「特別授業をやらないか?っていうお誘いがあったから、やることにしたんだ。」
アルファス「マジか、校長からの特別授業ってすげえな。いつ始めるんだ?」
ガルッチ「深夜0時だって。」
アルファス「し…深夜れ…フゴッ!」
アルファスが喋ろうとしたがガルッチの手で塞がれた。
ガルッチ「あんまでかい声出すなって。」
アルファス「わ…わふはっひゃって。(わ…悪かったって。)」
ガルッチ「いずれにしても、やるって決めた以上やるからな。」
アルファス「わかった。だが見つかるなよ?」
後は授業内容も聞いた。免除されていたとはいえ、光の魔法基礎の授業を逃したのは痛手だったかもしれないと思った。
その後二人は談話室へと戻った。
-ダークライト談話室- -宵ノ刻-
ガルッチ「時間は23:00か…。皆寝てるよな?」
皆が寝静まることを確認したガルッチは即行動に移した。
ガルッチ「よし、行くか。幻術『イリュージョン』」
そこにいたはずのガルッチは姿を消した。いや、正確には影となった。影その物になったガルッチは急いで競技場へ向かった。
ーストーンウィンド談話室ー ー宵ノ刻ー
同じ頃、レイスはというと…。
レイス「それじゃ、ノーム行ってくるわ。」
ノーム「無理をするでないぞ。寝不足になったらおいどんが困る。」
レイス「ええ、気を付けるわ。」
ノーム「それにしても、『疾風のブーメラン』に『暴風の弓矢』って…なんかアーチャーみたいな感じに見えるんじゃが…。」
レイス「一応近接武器の緑風の短剣もあるから大丈夫よ。」
ノーム「むう…。それならよいが…。」
ノームと話し合った後、談話室から出た。
レイス「それじゃ、久しぶりに使いましょう。『疾風迅雷・霊』」
眼にも追いつかない速さで駆け抜け、幽霊のように壁をすり抜けていった。見張りの人でも気がつかない音で、レイスは競技場へ向かった。
ーエレメント競技場ー ー宵ノ刻ー
この場所は、体育祭などのイベントとして使われており、魔法競技であるアビリティサッカーやクラフターバトルなどもこの競技場で使われてある。必ず負傷者は出てくるが、物凄い熱いもので、毎回選手もここで練習する人も多かった。
そして、今校長はこの中央で二人を待っていた。
レイス「校長先生、お待たせしました。」
ロヴァス「おや、レイスよ。30分前到着とは、本当に早いのう。」
レイス「ガルッチは?」
ロヴァス「おそらく、まだ時間がかかっておるじゃろうな。監視が厳しくしておるから、外に出るのも難しいじゃろう。」
ガルッチ「いえ、僕は既にここにいますよ。」
どこからともなくガルッチの声が聞こえた。
レイス「え?ガルッチ何処なの?」
ガルッチ「あ、幻影状態を切るの忘れてた。ちょっと待ってて。」
何もない空間からガルッチは姿を現した。これにはロヴァスも驚いた。
ロヴァス「なんと、ガルッチよ。いつの間にここへ来たのじゃ?」
ガルッチ「校長が来る5分前に来ました。」
レイス「そんなに!?」
ロヴァス「なるほど、23:15にはここにいたと言う訳か。影は侮れぬのう。」
ガルッチ「って、レイスの武器って…弓矢とブーメランと短剣なんだ。」
レイス「森の中で修行積んでいたから、結構自信あるのよ。」
ガルッチは、狩りとかやっていたのかなと思った。
ロヴァス「さて、予定より早く到着したようじゃが授業内容を言っておこうかの。」
レイス「それで、ここにした理由は何ですか?」
ロヴァス「それはじゃな、おそらくガルッチなら慣れておるじゃろうが、魔法を使った戦闘訓練をするからの。教室でドンパチされたら迷惑にもなりかねんしの。」
戦闘訓練…。確かにガルッチはルッチと一緒に修行をして、様々な強敵や魔物と戦ってきた。
実践だったらガルッチの方が上だろう。でもレイスの方は天才的で、何かしらの策や武器と魔法でガルッチを翻弄させることができるだろう。
ロヴァス「まあいずれにしても、決闘と同じようなもんじゃな。今はじゃが。とにかく儂は安全なとこで見てるからの。初めはどちらからでもよいぞ?」
っといい、ロヴァスは選手控室の扉の近くへ向かった。
ガルッチ「どちらからでもいいって、それはそれでどうなのかな…。」
レイス「それもそうね。取りあえず先攻はどちら?」
ガルッチ「レイスでいいよ。腕前を見てみたいからね。」
レイス「あら、それはありがたいわね。それじゃ…。『ウィンドカッター』。」
どこからともなく風の刃が現れ、ガルッチに襲いかかった。
ガルッチ「偽りの剣よ、風の刃を斬り裂け!幻剣『ソードヴィジョン』。」
何もない空間から剣が現れ、レイスが放った魔法を目がけて放った。風の刃は幻の剣によって消滅した。
レイス「ならこれならどう?妖術『かまいたちの叫び』。」
レイスの周りにかまいたちが現れ、突風を繰り出してきた。
ガルッチ「妖怪ね…それなら!幻&暗殺術『シャドウアサシンナイフ』!」
レイスとかまいたちの影からナイフが現れた。レイスは瞬時によけたが、かまいたちは避けきれずナイフに当たり、致命傷を受けた後消滅した。
ガルッチ「よし、今度はこっt…って何!?」
攻撃を仕掛けようとしたが、レイスが放った矢が素早くガルッチの右肩に当たった。不意打ちだった為に右肩から少し出血をした。
レイス「あ、大丈夫なの?」
ガルッチ「ちょ…さすがに出血を狙っていないよね?」
すかさず矢を抜き、次の攻撃に備えた。
ガルッチ「まあ、戦闘訓練とはいえ命がけだしな。レイス、悪く思うなよ。」
今まで学校に入って以来二つの剣は使わなかったが、この時初めて剣を抜いた。(枕を投げてきて切ったこと以外。)
レイス「これは…急いで避けないと当たるわね。『疾風迅雷』&『疾風五月雨撃ち』!」
瞬時に動き、先手必勝とばかりと5本の矢が飛んできた。
ガルッチ「今度は見切った。」
ガルッチのタイミングにより5本の矢が弾き返してきた。レイスは5本の矢を避けた後、今度は50本の矢を放った。
ガルッチ「おいおいおいおい。10倍で返してくるか普通!?」
さすがに弾き返し切れないと判断したガルッチは、即魔法を使った。
ガルッチ「正直防御魔法は難しいけど…やるしかねえ!7つの花弁よ、我を守りたまえ!『ロー・アイアス』!」
ガルッチの目の前に花が出現し50本の矢から守り通した。これ覚えるの難しいのに…。
レイス「よし、ここから行くわよ。『フローズンバード』氷の鳥よ、舞い踊れ!」
レイスが投げたブーメランは、輝く氷の鳥となりガルッチに狙ってきた。
ガルッチ「やべ、さすがにこれは…いや、これは好機!」
ついにガルッチは、動き始めた。フローズンバードをギリギリのところで回避し、攻撃準備を始めた。
ガルッチ「今度こそ…こっちの番だ!疾風のごとく、かの者を斬る!『風神隼斬り』!」
一気に間合いをつめた後、ガルッチの剣が襲いかかった。すかさず短剣で反撃を試みるが、威力と素早さで、短剣は吹っ飛び服の一部が破れてしまった。
レイス「ちょ…見ないで!」
あまりにも恥ずかしさでムーンサルトを繰り出し、魔剣ダークネスムーンを手放してしまった
。わざとじゃないんだけど…。
ガルッチ「そろそろ決めた方が良さそうだな…。」
レイス「いいわよ。本気で行くわよ。」
二人は定位置に戻り、強力な魔法を唱え始めた。
ガルッチ「混沌の闇から生まれ、今でもさまよい続ける絶望よ…。」
レイス「疾風の如く、我が矢に宿し…。」
ガルッチ「この力を持って、全て解き放て!」
レイス「今ここで、全身全霊を持って貫く!」
ガルッチ「『ディスペアスパーク』!」
レイス「『風神・龍滅撃ち』!」
闇の閃光と風の矢がぶつかり、数秒後大爆発が起こった。爆風に耐えた二人は次の攻撃に備えた。
ガルッチ「魔剣ダークネスムーンよ、戻れ!」
飛ばされた魔剣はガルッチの手元に戻った。もはや、ここで引き下がる訳にはいかなかった。おそらくレイスも、ガルッチと同じ気持ちだった。負ける訳にはいかないっと。ガルッチは、剣の究極奥義を、レイスは弓の究極奥義の準備を始めた。
???『いいかガルッチ、この究極奥義は光と風の力を借りて使わなければ完成できない奥義だ。ギガブレイクを取得したお前ならできる。やってみろ!』
ガルッチ「親父に言われなくても…やってやる!」
ガルッチは、光の力を聖剣に宿し風の力は魔剣へと宿した。そして、そらを飛ぶために翼を現した。レイスは風神の力を借りて最速かつ最攻の力を出し切る為、エルフの姿へと変わった。
ガルッチ「風で斬り裂き、光を刃として放つ究極奥義…。」
レイス「我は風神の矢。この嵐の如く全てをなぎ払う。ガルッチ、私の究極奥義を受けて見よ!」
ガルッチ「『グランドギガクロスブレイク』!」
レイス「『神風撃ち』!」
光と化した十字の風の刃と暴風に身を包んだ矢が空中でぶつかり合う…。
ロヴァス「いやー、若いもんはすごいのう。普通なら魔力枯渇してもおかしくないのに、自身の能力なのか枯渇防止の魔力回復術を持っておるのか、どちらにせよすごいものじゃ。さて、この最後のつばぜり合いはどちらが勝つかのう。」
まさしくその通りだった。このつばぜり合いが決め手、それで勝敗が決まる…はずだった。
ガルッチ「これで…って何!?」
レイス「ここで勝てば…って嘘でしょ…。」
矢は貫通し、光と風の刃は4つに分かれ、それぞれの相手に当てた。ガルッチは、腹部に貫通し、レイスは両腕両足に深い切り傷を負った。二人はどうにか着地出来たものの、相当な怪我をしてしまった。
ロヴァス「二人とも、そこまでじゃ。」
ロヴァスが入ってきて、二人に治癒魔法で治してくれた。
ガルッチ「ぜえ…ぜえ…つ…疲れた。」
レイス「まさか…私まで…はあ…はあ…大怪我するなんて…思わなかったわ。」
二人は既に息が切れていた。あれだけのドンパチされたら疲れるのも、無理もなかった。
ロヴァス「二人とも、お疲れ様じゃ。学校に来てから数週間でこれだけの威力をだすとはのう。」
ガルッチ「そ…そういえば、戦闘訓練…でしたよね。」
レイス「少し…夢中になってて…忘れていたわ…。」
ロヴァス「さて、今後の課題じゃが…ガルッチは、防御魔法である『ロー・アイアス』のマスターに加えてそれと同等以上の防御魔法を覚える事じゃ。」
ガルッチ「深紅の盾と呼ばれる『クリムゾンシールド』とかですか?」
ロヴァス「そうじゃ、お主の場合攻撃と素早さ…器用さと魔力が優れてはいるが守備力が一番乏しい。しかも守備力だけは伸びることがないというところが大弱点になっておるのじゃ。」
レイス「それって、あの時右肩に出血と腹部に貫通したのは…」
ロヴァス「守備力が低い証拠じゃが、お主の場合出血や貫通させる力を持っておるからのう。」
ガルッチ「となると…防御魔法を出来るだけ強化しないといけないって事か。」
ロヴァス「うむ、そしてレイスは…。その前に服を着てくれんかの。」
レイス「え?それはどういう…。」
一度確認してみたら、なんと服が脱げサラシが解けていたのか、胸が露わにしていた。それを見てしまったガルッチは、ひどく赤面をして翼を使って見ないようにした。どうやら相当の初心な人いや、初心な有翼人だった。半裸状態だと気づいたレイスはどこから出たのか、裁縫道具を取り出し、早急に服を直して着た。
レイス「あの、ガルッチは何を?」
ロヴァス「おそらくお主の裸を見てしまったからかの。見てしまったという背徳感と恥ずかしさで、翼で覆い隠したのじゃろうな。」
ガルッチ「そ…そりゃそうだろ!見るだけでも、は…恥ずかしいし、そ…それに…。」
途中から消えかけのような小声で何を言ってるのか分からないぐらいになった。もちろんガルッチも何をいったのかさっぱりだった。
レイス「も…もう服を着てるから見ていいわよ。」
ガルッチ「そうなの?そ…それじゃ…。」
覆い隠した翼をどかしレイスを見た。そこにいたレイスは、妖精のような羽が付いてあり、耳が尖っていた。
ガルッチ「え…レイス?その姿って…。」
ロヴァス「ガルッチよ、その話は後じゃ。レイスの今後の課題じゃが、お主は手数を増やすことと威力向上することじゃな。」
レイス「手数に、威力…ですか?」
ロヴァス「そうじゃ、ガルッチはここに来る前は曲芸並みの攻撃や100を超える手数を持っておるんじゃ。」
ガルッチ「まあ、ちょっと慢心していたのと傷つけたくない思いで手数を減らしたけどね…。」
レイス「手加減しなくてもよかったのに…。」
ロヴァス「まあまあ、じゃが手数があるにも関わず、威力はそのまま持っておる。お主はそれを我が物にするのじゃ。」
レイス「分かりました。」
ロヴァス「さて、時間は…っておや?」
ガルッチ「どうかしましたか校長…あ。」
レイス「ガルに先生どうし…あ…。」
一度周囲を確認して見たら、生徒達が競技場にいた。しかも時刻は6:10だった。
ルッチ「…が、ガル?それにレイスさん?校長先生…これはいったい。」
アルファス「特別授業って…これなの?ガル。」
どうやらあの爆音でみんな起きて来たらしい。
ガルッチ「えーっと…その前にちょい聞くが、いつ来た?」
ノーム「爆音がなってからおよそ45分後だ。ガルッチどん。」
レイス「え…それってつまり。」
ロヴァス「レイスの半裸を見られたってことになるの…。しかも二人の姿も。」
ガルッチ&レイス「え…。」
二人は一瞬黙り、そして…。
レイス「いやー!!!!!」
ガルッチ「oh my god!!!!」
二人の断末魔のような叫びを上げた。まさか見られていたなんてロヴァス校長でも思わなかっただろう。そして数分後、二人とも落ち着き、他の生徒達(7名は除く)は大広間へ戻っていった。
ロヴァス「と…とにかく、今日の戦闘訓練はこれまでじゃな。来週も同じ場所同じ時間でよいな。」
ガルッチ「それでいいです。」
レイス「出来るだけ強化してきます。」
ロヴァス「あと今日の授業は免除しておくからの。ゆっくり休むがよい。」
その後ロヴァスは校長室に戻っていった。
ーエレメント競技場 観客席ー ー暁ノ刻ー -9月27日-
特別授業が終わったガルッチとレイスは、観客席のところで座った。レイスの隣にノームが、ガルッチの隣にルッチと後ろにアルファスが座った。
ルッチ「それにしても、二人とも夜中で修行してるなんて思わなかったよ。」
ガルッチ「ごめん、勝手ながらこんなことやってさ。」
ルッチ「いやいや、爆発音が医務室まで響くとかおそらくないと思うしな。」
レイス「それでも、みんなに見られたのが恥ずかしい…。」
ノーム「ま、まあ二人とも、あの爆発音を聞いたら誰でもおきるしな。」
アルファス「それより二人とも、あの姿は何だったの?何か種族的な意味があるのか?」
アルファスがそういうと、二人は少し黙ってしまった。早いけど、そろそろ言うべきだろうと思い、自分の種族を言おうと決めた二人だった。まず切り出したのはレイスだった。
レイス「あの姿だから、知ってはいるかもしれないけど、私の種族はエルフなのよね。」
アルファス「エルフってほとんどが風の大陸出身がいるって聞いたけど、でも別に隠さなくてもいいんじゃ。」
レイス「私の場合、ちょっと特殊なの。」
ガルッチ「特殊って、混血とかか?」
ノーム「エルフと幽霊の混血。」
一瞬3人は黙ってしまった。なぜノームが知っているのか。
ノーム「おいどんがまだ傭兵をやっていたときに桜花村まで派遣したときにあったんだ。」
レイス「あの頃私はお転婆娘なんて呼ばれていたわねえ。」
アルファス「レイスさんが…お転婆娘!?」
ガルッチ「想像がつかないなあ。いや、待てよ…。」
ガルッチは、レイスと初めて出会ったときにピョンピョン跳ねるとこを見てた時を思い出した
。
レイス「ガル、あの頃の私を思い出すのやめて…恥ずかしいから。」
ガルッチ「あ、なんかごめん。」
ノーム「今じゃ、立派な黒歴史なようなものだがな。」
レイス「ちょ、ちょっと…暴露するつもりじゃないでしょうね?!」
ノーム「せんよ。おいどんがそこまで暴露するほど愚かじゃないさ。」
ルッチ「結構信頼しあってるんだね。」
レイス「出会ってからそれぐらいたつからね。」
ノーム「だな。それでガルッチどんとルッチどんはどの様な種族なのか。おそらくルッチどんも同じじゃろうと思うしの。」
ガルッチ「ちょっと待って、兄さんここにいなかったはずなのに何で分かるの?」
ノーム「兄弟じゃしのう。」
ガルッチ「納得。」
アルファス「結構隠していたってことは、二人ともなんか理由があるんだな。あの姿をしていた理由が。」
そのことを聞いて、覚悟をしたラーク兄弟。そろそろ言おう、もう隠す必要はないと。
ガルッチ「あの姿だけど、あれ…本当の姿なんだよ。兄さんも同じ種族でさ。」
アルファス「ちょっと待って…。それじゃ、ガルッチとルッチの種族って…。」
ルッチ「『有翼人』…。大昔、光闇戦争で滅んだと言われてる種族だ。」
ガルッチ「でも、それは表向きの歴史で裏ではちゃんと生存している有翼人がいた。」
アルファス「おったまげー。ってことは兄弟揃って最後の有翼人って事だったのか。でも姿を偽る必要あったのか?」
勿論その理由もちゃんとあった。『奴隷制度』…。売る側に取っては『有翼人』がもの凄く貴重で一人で100億で販売するほど価値があった。
ガルッチ「買った奴にとっては相当喜び、有翼人だけ厳しくさせられたり、場合によっては無理矢理犯そうとしてくる。女の子だったら尚のこと。調教すればするほど、最終的にはその子は肉便器奴隷となって、自分の為にもっと拷問や陵辱的なレイプを欲しがって行く…。」
ルッチ「男性だったら、逆レイプもあるけどね。最終的には快楽がほしいが為に自分から頼むって言うのも…。」
ガルッチ「そのため、殺すって選択肢にはないほどの種族なんだよね。奴隷を買う貴族達に取っては。」
ノーム「な…なんかすまぬ。思い出したくなかった記憶…だったんだな…。」
レイス「それじゃ貴方達って元奴隷?」
ルッチ「ううん、奴隷になるはずだったけど…。」
ガルッチ「売られる前に…な。兄さんに取っては辛かっただろうけど…。」
アルファス「何を…したんだ?まさか殺したとか…。」
ガルッチ「アル、その通りだ。売った本人である親父とお母さんを…兄さんと一緒にこの手で…。」
レイス「そ…そんな。他に方法がなかったの?」
???「あの頃の彼らだったら、それが最善の方法だったのでしょう。」
話をしていると群青色の髪の色でルッチとガルッチと同じ蒼眼をしていた男の子がこっちにきた。この様子からみてアクアフレイム生だとわかった。
アビス「話の途中で失礼。僕はポセイドン・シー・アビスと呼びます。以後お知りを。」
アビスという子は深々と礼ををした。レイスの言うとおり、見た目で判断したらいけないかもしれないなと、ガルッチは思った。
アビス「僕でしたら、おそらく彼らと同じようなことをしていたと思います。」
ガルッチ「あ…アビスさん、別に同情はいいですよ。」
アビス「同情ではないのですが…そういうことにしておきます。それと皆さん、アイスボルト生の一人、マルフォイさんからの伝言があります。」
アルファス「あの野郎から伝言?一応聞くが、なんて?」
アビス「内容はこうです、『穢れた血の分際で粋がるな!特に鳥みたいな名前をしてる兄弟ども!もしいつまでも調子に乗るなら、体育祭の時に引導を渡してやる!』っとのことです。なにか伝言とかありますか?」
アルファス「それならこう言ってやってくれ。『上等だ。返り討ちにしてやる。』ってな。」
ガルッチ「待って、これも伝えておいてくれ。正直僕らしくないこというけど…。『思い上がるなよ、雑種。兄さんをいじめた相応な代償を支払ってやる。』って伝えておいてくれ。」
レイス「本当に貴方らしくないわね。雑種とか使うなんて。」
アビス「他に伝言はありませんか?それでは…。」
アビスが立ち去る前にこういうこともいった。
アビス「我が友、ブレイズは貴方達にとても関心があり、いつかきっと戦いたいと言っていました。勿論、僕も。」
ノーム「そうであったか。よか、いつでも相手をしてやると、ブレイズどんにも伝えておいてくれ。」
アビス「承知しました。ではまた。」
その後、アビスはここから立ち去った。
ガルッチ「ところで、体育祭もやってるの?」
ノーム「え、知らぬのか。」
ルッチ「僕達、初耳だけど…。」
レイス「えーーー!?」
アルファス「おい、嘘だろ二人とも!」
ノーム「さすがのおいどんでも驚いたぞ。今どき知らぬものがいたとは。」
どうやら年に1度はこの古風な城のような魔法学校でも体育祭や文化祭があることは、みんなにとっては常識だったそうだ。だがそのことはどうでもよかった。倒す目的が見つけたのだ。マルフォイという奴を完膚なきまでに叩き潰そうと、ガルッチは思った。
一方では…。
アビス「…とのことです。マルフォイさん、彼らは本当に宣戦布告として受け取りました。」
マルフォイ「忠告無視ってことか、いいぜ。体育祭で覚悟しておけよ…。特にガルッチ。雑種とか呼びやがって。そいつだけ完膚なきまでに叩き潰してやる。」
ブレイズ「まあまあマルフォイ、面白くなってきたじゃねえか。それぐらい俺に勝てるって自信があるって訳だ。勿論アビス、お前もやるんだろ?」
アビス「当たり前です。我が友の為なら喜んで。」
ブレイズ「頼りにしてるぜ、相棒。」
マルフォイ「っま、いずれにしても僕らに勝てるはずもない。そうだろ?トール。」
カレン「カレンって言ってよマルフォイ。そういう男っぽい呼び方はいやなの。」
マルフォイ「おっと、これは失礼しました。カレンお嬢様。」
カレン「貴方…絶対わざと言ってるでしょ…。まあいいわ、私の美貌と魔力で下品で穢れた血のお掃除をしてあげるわ!覚悟しなさい。」
だがしかし、まだ彼らは知らなかった。ガルッチ達でさえ知らなかった。いずれこの9人が、チームを作り上げ、力を合わせて戦う仲間になることになるとは…誰も思ってもいないだろう。
-to be continued…-
-???-
全く、アラン、お前の精液どんだけ出してるんだよ…。逆に恐ろしいわ…。
アラン「あー、イリアの中、しゅごすぎるー…。」
イリア…お前も少し加減を…。
イリア「あはー…アランのち○ぽしゅごいのー…。」
駄目だこいつら…。アランはまだ精液出してるし、イリアはいつから挿してあったのかお尻のとこにバイブが挿入して何回もイってるし…。ナンテコッタイ\(^o^)/。
あといつの間にか、精液の洪水が消えてるし…。性欲の神様でいいかな…これ。
ラヴォス「いや!駄目ですよ!?勝手に変えたら。」
デスヨネー。変えたいなんて思いたくねえからなあ。
ラヴォス「そもそもこれ書いてるの、風龍さん貴方だからね。」
サーセン。ただでさえガルッチ達は学生なんだからさ。
ラヴォス「いや、学生でもセックスする人らはいるだろ。」
いやまあそうだけどさ、いずれ書くけどさ、今は言わんでくれ。
ラヴォス「はいはい、そうしますよ。そんじゃオチを。」
了解、それでは皆さん、第1-3章で、また次回も…ゆっくりs
『ドブシャー!!』
な!何事!?
ラヴォス「アラン様の精液が勢いよくだしてる…。風龍さん、早く言って!」
あ、はい。次回も…ゆっくりしていってね。
もう爆発オチより最悪なことになるとか…やれやれだぜ。