Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
-輪廻の草原-
ガルッチが目を覚ますと、見慣れない世界に着いた。
ガルッチ「…どこだここ?」
ラヴォス「ここは輪廻の草原。君達の言葉を借りるなら、夢現の世界だ。」
後ろを振り向くと、どういう訳か執事服を着た人がいた。
ラヴォス「申し遅れました、私はラヴォス。時空と転生の神でございます。」
転生?ってちょっと待て、それってつまり…。
ガルッチ「僕…マジで死んだ?」
ラヴォス「半分ですが、死にかけています。ただ、このままだと、いずれ死にます。」
ガルッチ「え…だったら死んでから転生したほうが…。」
ラヴォス「いや、現状そう言うわけにはいかない。何せ『奴ら』は…。」
奴ら?奴らって…ああそういうことか。
ガルッチ「星の勇者を阻む者と無の神の信者共の事だね?」
ラヴォス「そうだ、奴らはお前達『星の勇者』を探している。しかも君の肉体は宇宙にある。」
ガルッチ「………………は?」
え、今なんかとんでもない事聞いた気がする。宇宙って言った今?
ガルッチ「ちょっと待って、今宇宙って言った?」
ラヴォス「ああ。」
ガルッチ「マジで?」
ラヴォス「マジで。」
ガルッチ「oh my god…。なんてこったい、んじゃあEndofTheWorldは?」
ラヴォス「えーっと…、非常に言いにくいんだが…。」
ちょっと待て、まさか…。
ラヴォス「君が気を失ったと同時に、封印の鎖が出てきて、星ごと封印されたって事になるな。」
ガルッチ「( ゚д゚)ポカーン」
ラヴォス「あの…そこまでショック受けてるの?」
んまあ、ギルガメッシュみたいにやってみたが…まさか僕がやると星ごと封印ってなるとか…改めて僕って、チートキャラだな…。
ラヴォス「チートキャラって、実際ルッチもフラン達もチートキャラになると思うけど…。」
ガルッチ「おいおい、どうなってんだよ…。」
ラヴォス「主人公と裏主人公って、意外とチートキャラになりやすいからかな?」
ガルッチ「メタイ話は後にしたらどうだ…。」
ラヴォス「一番メタイ所をいったな…。」
むしろ今までのがメタイ所があったんだが…。
ラヴォス「…これ以上話をしたらラチがあかないから、本題に進む。」
ガルッチ「あ、はい。」
ラヴォス「まず現状だが、さっき言った通り、君は死にかけてる。そしてEndofTheWorldは封印状態。つまり、君をどこかの世界に隠れ住まなくてはならない。」
ガルッチ「つまり、別世界で転生しろって事ですか?」
ラヴォス「そう言うことだ。」
ガルッチ「どういう世界がありますか?」
ラヴォス「種類はいろいろある、『最後の幻想世界』『竜の探索』『機神と巨神』『剣と魔法を使う世界』などだ。」
ガルッチ「多いな…それだけ別世界は多いって事?」
ラヴォス「それだけ世界は多いということだ。正直、時空の賢者達がいないと厳しいからな。悪役だって時空の賢者もやってるし、じゃないと崩れるからな…。」
管理って忙しいんだな…。ヴォルデモートの奴も真面目にやってたのに対して、紫のやつ…自由奔放すぎやしねえか?
ラヴォス「全く、あの紫BBA…ヴォルデモートとかロヴァスさんを見習えよ。自由奔放だっつうの。」
ガルッチ「それには同感だ。」
紫「私を、BBA呼ばわりしたの、誰かし…ゴハァ!」
ガルッチ「いい加減認めやがれ、じゃないと顔面ぐちゃぐちゃにするぞ。」
紫「ゆかりんションボリ。(´・ω・`)」
ガルッチ「よし、殺す。」
─今回のゆかりん ガルッチの怒りを買い、たこ殴りからのローキックを繰り出され死亡。
ラヴォス「あんただったのか、最近紫がやられまくってるから誰なのかと思ったが…。」
ガルッチ「すまない、どうもうざったるくて、しかも場合によっては修業の邪魔をしてくるし。」
ラヴォス「ウザイだけでなく、邪魔だと思ったらそうするのか…。」
ガルッチ「うん。」
ずいぶん清々しく言うなと思ったラヴォス。
ラヴォス「あーちなみに、転生する暁には、新たな能力が加わるって事になってる。」
ガルッチ「なしてそうなった。」
ラヴォス「ゼウスに聞いてくれ。私の知らない間にそう言うのがあったし。」
ガルッチ「ゼウス?」
ラヴォス「あー…あったことないか。まあいずれどこかで会うだろうな。んで、ガルッチはどこの世界に行く?」
ガルッチ「そうですね…。」
ぶっちゃけ悩むところだ。多すぎると逆に選び切れないものだ。だが、一つだけ気になるものがあった。
ガルッチ「この世界…何だ?」
ラヴォス「あーこの世界か…。どうもfateの世界と何かが混ざった世界になっててな…。」
ガルッチ「不安定なのか?」
ラヴォス「いや…一応安定はしてるが…、入れば強制的に英霊になるそうだぞ?」
強制的に英霊!?おい待て、そんなの聞いたことないぞ!僕の場合、絶対反英霊になるよ!
ラヴォス「あー…大丈夫、君の場合反英霊にはならないよ。ただ、デミ・サーヴァントになる。」
ガルッチ「デミ・サーヴァント?」
ラヴォス「つまり、誰かを憑依するって事だ。」
ガルッチ「なるほど…、ならばこの世界にしよう。」
ラヴォス「ちなみに、この世界の時代は、第5次聖杯戦争前の事だ。」
ガルッチ「って事は、衛宮士郎と遠坂凛が結婚する前で、イリヤがまだ切嗣の事を疑ってるっていうものか。」
ラヴォス「そうなるな。ちなみに、クラスは如何する?」
っとそこへ、紙が出現したのでそこにいろいろと書いた。
『【クラス:アーチャー】
筋力:EX/ 耐久:D/ 敏捷:EX/ 魔力:EX/ 幸運:A/ 宝具:EX
スキル 心眼:A
地形の測量、敵判別など多彩のものを持っている。上手くいけば敵ステータスや、名前も確認できる。先読みもできるかも…。
初心:超EX
はい、文字通りもの凄い初心な子です。特に恋愛やHなこととなるとすぐ真っ赤になる。でも、するときはする。恥ずかしながらも…。
騎乗:EX
自分が乗りたい物があれば何でも乗りこなすことができる。
投影術:EX
自身の能力、幻影の力も加わっているため、オリジナル以上の性能を持ってしまう。しかも幻影を作り出すため、敵味方を攪乱させることもある。(事前に聞いていれば動揺しない。)
カリスマ性:C (純粋に言えばA+)
声と見た目が中性なのかと男でもモテるとか…。というか、A+以上はもはや人望ではなく魔力・呪いの類である。ただ別に人望を欲してないため、Cとしている。それでもモテモテだがな…。
魔力強化:S
自身の魔力自体がEXではあるがそれ以上の魔力を底上げしてしまう。もはや大魔神並みの…いやそれ以上の魔力かもしれない…。
単独行動:EX
基本ガルッチは兄であるルッチと一緒にいるが、噂では幻影のガルッチで、本人は密かに修行をしているとか…。
魔力抑制:D
少ない魔力でも高火力の魔法を繰り出せることができる。
不屈の闘志:EX
こちらも戦うときは戦うが、試合の時は発動しない。
魔神化:B
絶望の魔神 ディスペア・ダークネス・ガイアの力を受け継いでおり、魔神化すると、右腕にDMC4にいるネロと同じ腕になるが、こちらの場合、深紅の光と群青色の鱗になっている。ただし、能力は解放されておらず、完全に扱うには、解放アイテムが必要になる。
狂乱暴走:EX
自らのステータスを急向上させる。ただし、一時的な物なので、解除するとしばらくは動けなくなる。しかも、発動中はカタゴトにもなってしまう。
禁術の心得:A
禁術の代償を軽減だけでなく、他の代償も軽減してくれる。
禁術の技巧:S
魔力抑制にも関わるけど、こちらは少ない魔力で、禁術を発動することが出来る。
禁術の極意:EX
効果と威力を底上げしてくれる。
獣化:C
野生の直感と嗅覚と聴覚が上がり、気配遮断している敵を見つける。それに加え、雷狼竜『ジンオウガ』の特有能力『超帯電状態』があり、筋力と敏捷が2ランクぐらい上がり、代わりに耐久がGランクまで下がってしまう。
吸血:SS
元々は吸血鬼特有のスキルだったが、貧血が激しい為に獲得したスキル。使用はあまり少ないが、やむを得ない場合は使う。
吸活:S
吸血スキルと同時に手に入れたスキル。こちらも同様で、使用はあまり少ない。使えば相手のスタミナを奪い、耐久を一時的にあげることができる。
宝具
無限の剣製と幻影の世界《アンリミテッド・ブレイド・ワークス・イリュージョン・ワールド》
ランク:E~EX
種別:対時空宝具
レンジ:∞
最大捕捉:∞
刃となるものになったと同時に手に入れた固有結界の宝具。様々な武器が地面に刺さっている他、英霊達の宝具もこの固有結界に存在する。発動すると、景色が変わり、多くの死体、血塗られた地面、黄昏、そして大きな桜が舞い散る場所になる。
呪文&クラスカードケース
ランク:E~EX
種別:???
レンジ:???
最大捕捉:カードによる
とある世界の力と、英霊達の宝具を扱う事が出来る第二の宝具。ほとんどがカード化されており、発動すると、弾幕という魔法弾が現れ、敵を詰む事が出来る。英霊達のカードの場合、宝具そのものが召喚し、宝具発動しない限りは壊れることはない。(例:エクスカリバー、ゲイ・ボルクetc.)しかも、発動後は一時的に使えなくなるが、しばらくすればまた使えるという、チート染みた宝具。』
ラヴォス「…完全破格サーヴァントじゃないか。」
ガルッチ「ギルガメッシュみたいに慢心しなければな。」
ラヴォス「なるほどな…。それじゃあ、転生するときの能力は如何する?」
ガルッチ「スタンドを3つにしてくれ。一つは鎖型、二つはスタープラチナみたいな姿、3つ目は剣型で頼む。能力に関しては後々決めておく。それと波紋を使わせてくれ。」
ラヴォス「そこはジョジョかよ…。」
まあアヌビスが来たお陰だしな。それなら僕もスタンド使いと波紋使いにならないと…。
ラヴォス「まあ、とりあえずこれでOK。ちなみに憑依する人いるか?」
ガルッチ「正直不本意だが…イリヤにするよ。」
ラヴォス「何故?」
ガルッチ「僕が見た限り、この世界はUBWルートらしいし、しかもこのルート…イリヤが死ぬようだしな…。」
ラヴォス「ほう、つまり死の運命をぶち壊す!って事か。」
ガルッチ「まあ、これはあくまで自己満足だし、別に未来が変わる訳じゃねえしな。」
それだけは事実、変えられぬ運命というのは重々理解している。だが、せめてだけでも、別の未来にさせたい。あの子に…アヴァロンを見せてあげたい…。
ラヴォス「本当…イリヤのことが好きなんだな。」
ガルッチ「イリヤだけじゃないさ。フランもこいしも、イリヤも……一人の女性として……愛しているからね。義理の妹のクロエだってもちろん。」
ラヴォス「いよっ、さすがロリコン。」
ガルッチ「ロリコンですいません。」
ラヴォス「いやいや、それぐらいあの子達を愛してるんだろ?色欲じゃなく、純愛として。」
ガルッチ「言いますねぇ。」
お互い笑いあう2人、何故かこの人とは気が合いそうな気がしてならなかったが、そろそろ転生しないといけなかった。
ラヴォス「さて、そろそろ良い時間だ。転生する準備をしておけ。」
ガルッチ「ああ、そういえば、種族はどうなるんだ?」
ラヴォス「安心しろ、イレギュラーの英霊だから、種族までは変わらないさ。」
ガルッチ「そっか。それなら安心だな。」
紫「あと、あなたに報告だけど…。」
ガルッチ「何だ?」
紫「どういう訳か……フランちゃんが2人いるらしいわよ?」
ガルッチ「………………what?」
え?どゆこと?フランが2人?何それドッペルゲンガー?
紫「その子曰く、別時空のフランちゃんなんだけど…、知らないかしら?」
ガルッチ「………?(何故だ?知らないはずなのに、何故懐かしいんだろう…。)」
ラヴォス「おーい、そろそろ時間だ。」
ガルッチ「あ…わかりました。」
紫「それじゃあガルッチ、用事が終わったら、また会いましょうね。」
ガルッチ「ああ、それじゃあな。」
イリヤ……君の運命を変えてあげるからね。デミ・サーヴァントアーチャー ガルッチ、イリヤの召喚に応じよう!
-End & to be continue⇨-
-始原の城-
ラヴォス、おかえりー。
ラヴォス「ふう…久々に疲れた。」
イリア「ラヴォス、お疲れさま。」
ラヴォス「ありがと………ズズッ………さて、今度ばかりはあれをするわけにはいかないな。」
ほう、珍しいな。やはり心配なのか?
ラヴォス「ああ、そこで…紫。」
紫「はいはい、イリヤちゃんとクロエちゃんに言うのね。任せて。」
ラヴォス「頼むぞ。」
ロヴァス「不覚じゃった…まさか信者がいたとは…。」
アラン「僕も分かりませんでした…、このままだと…星の勇者に接触され、洗脳されるのも時間の問題です。」
ヴォルデモート「ふむ…確かに、星の勇者を阻む者とは違って、奴らは刻印がないからな…。」
ダンブルドア「そうじゃな…、どうしたものか…。」
ゼアノート「失礼してよろしいかな?」
ゼアノートか、どうした?
ゼアノート「こんな時であろうと、アンヴァース共に偵察しにいかせた。しかも、運が良いことに、どうやら奴らの本拠地を見つけたようじゃ。」
本当か!
ゼアノート「どうにかな…、じゃが、予想外なことに、信者共が多かったんじゃ。」
アラン「厄介だな…それ。」
星の勇者を阻む者と無の神の信者…か。無の神め…そうまでして消したいようだな…。
ユウナ「あの…彼らについて情報が…。」
ジェクト「ユウナちゃん、速いぜ…。」
2人とも…どうした?
ユウナ「実は、その信者の中に危険な人がいるって…。」
危険な人…か…。そいつは強いのか?
ジェクト「ナンバーワンと呼ばれるぐらいだとよ…。」
ふむ…、ならば無の神の信者にもいっそ警戒しないとな。それとヴォルデモート…。
ヴォルデモート「何だ?」
例の計画は?
ヴォルデモート「今のところ、支障はないです。」
よし、それじゃあみんな、各自解散だ。無理するなよ?
ヴォルデモート「分かった。」
ダンブルドア「了解じゃ。」
ゼアノート「任せておけ…。」
ユウナ「はい。」
ジェクト「了解。」
ロヴァス「儂はここで休ませて貰おうかの。」
そうしてくれ。
※恋ノ幕はこれで終了です。次幕は運命ノ幕になります。それではまたー。